うみねこのなく頃に(Umineko When They Cry)の名言・名セリフまとめ

Umineko

『うみねこのなく頃に』とは、同人サークル『07th Expansion』が発売したサウンドノベルゲームや、それを原作としたメディアミックス作品のことである。
この物語は、孤島で起きた連続殺人事件の真相が人の手によるものなのか、はたまた魔女の仕業なのかを焦点に話が進む。うみねこの世界では「魔法」と「愛」が密接に関わりあっている。現実世界において、本当の魔法とは何か、愛とは何かを問いかける数々のセリフが、読者や視聴者の心を惹きつけた。

『うみねこのなく頃に』の概要

『うみねこのなく頃に』とは、竜騎士07が総監督を務めて『07th Expansion』が販売した同人サウンドノベルゲームである。ゲームを原作としてアニメ化や漫画化、小説家など多数のメディア展開を果たしている。
『うみねこのなく頃に』は全部で8章あり、最初の4編が問題を提起する『出題編』となっていて、5作目からは真相を解明する『展開編』となっている。

1986年、主人公である右代宮戦人を始めとする右代宮家の一族は、一年に一度の『親族会議』に出席するために右代宮の本家がある六軒島へと集まる。戦人は、両親との諍いが原因で家出していたため久しぶりの親族会議だったが、仲良しだった従兄弟の朱志香や譲治や真里亞、そして使用人の紗音と再開してすぐに関係を取り戻す。
一方、大人たちは戦人の祖父である右代宮金蔵の遺産分割についての問題を親族会議で争っていた。大人たちは、それぞれ今すぐにお金を工面しなければいけない事情があり、会議は白熱する一方だ。しかし、当の金蔵は息子たちの誰にも右代宮家の当主の座や財産を譲る気がなく、親族や使用人達に碑文の謎を解くように仕掛ける。碑文を解いたら、当主の座も右代宮家の金塊も譲るというのだ。大人たちがギスギスとした親族会議をするものの、子供達は仲良く島で遊んでいて、平和な時間が過ぎ去ると思われた。
しかし、黄金の魔女を名乗る『ベアトリーチェ』という名の女性からの手紙が届くのを皮切りに、六軒島では碑文に沿った凄惨な連続殺人事件が起きる。しかも、人間が手を下したとは思えないほど猟奇的で、トリックが不可解なものばかりだった。魔女からの手紙には、碑文の謎を解いたものに家督と黄金の金塊を与えるが、誰も解けなかった場合は右代宮家の財産は全てベアトリーチェが没収すると書いてあった。財産とは人の命の事も含まれており、殺人は次々と起きて最後には誰も島からいなくなってしまった。
戦人は目を覚ますと謎の部屋の中にいて、目の前には金髪でドレスを着た女がいた。彼女は自らを「黄金の魔女、ベアトリーチェ」と名乗り、一連の殺人事件は魔女である自分の仕業で、全ては魔法でやった犯行だと告げる。魔法の存在を認めない戦人は、ベアトリーチェと六軒島の連続殺人事件の真相を巡って推理ゲームを繰り広げることとなる。

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右代宮家の家系図(公式HP『うみねこドットTV』より)

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右代宮家の家系図(公式HP『うみねこドットTV』より)

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金蔵が用意した『黄金のインゴット』の在り処を示した碑文。碑文を解くと、右代宮の当主の座と財産を継承できる。

出題編

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Episode1 Legend of the golden witch

1986年10月4日。大富豪の右代宮家の親族たちや使用人たち18人は、年に一度の『親族会議』をするために六軒島に集まった。親族会議は、10月4日から5日までの二日間行われる。親族会議の途中、「黄金の魔女ベアトリーチェ」なる人物から手紙が届く。手紙には、ベアトリーチェが金蔵に黄金のインゴットを貸し付けたが利子を回収していないため、利子としてこれから右代宮の財産を奪うと書かれてあった。そして、六軒島にいる誰かが右代宮家の当主を継承するための碑文を解いたら利子の回収をストップするとも記されていた。親族たちは、この手紙を悪戯の類のものだと一笑するが、この手紙が届くのをきっかけとして碑文の文章に沿った連続殺人事件が起きる。
親族会議のあった二日間は台風に見舞われていたため、六軒島から脱出するのは不可能だった。戦人はこの島に親族たち18人の人間以外に、もう一人19人目の人間がいるのを疑い、その人物こそ犯人だと推理する。戦人は身内でもある親族や仲の良い使用人達を疑いたくはなかったのだ。
だが、戦人の推理も虚しく、六軒島にいた人は全て殺されてしまった。殺された戦人は、謎の部屋で目がさめる。そこには、右代宮家の本館に飾ってある『黄金の魔女ベアトリーチェ』の絵画にそっくりの女性がいた。そして、その女性は自らを「ベアトリーチェ」と名乗り、六軒島の事件は全て魔女である自分が起こしたものであると告白する。魔女の存在を否定する戦人は、ベアトリーチェと六軒島で起きた事件についての推理ゲームをすることになった。ゲームは「魔女は本当にいるのか?この事件は魔法による犯行なのか?」「人間が犯人という説が正しいのかどうか?」ということに論点を置いている。

Episode2 Turn of the golden witch

本作では、右代宮家使用人である紗音や嘉音の過去や、楼座と真里亞の親子についてが描かれた。紗音は、右代宮家の一員である譲治と付き合うこととなった。二人は沖縄旅行へ行き存分にデートを楽しむが、紗音は譲治と付き合えたのは「奇跡」だと評する。実は、紗音は六軒島の祠に封印されているとされるベアトリーチェを復活させて、恋を成就させるため『家具』から『人間』にしてほしいと願った。一方、嘉音は朱志香に誘われて彼女の学校の文化祭へと足を運ぶ。朱志香の生き生きとした姿に惹かれる嘉音だが、自分は右代宮家の『家具』だから恋はできないし、自由な生き方もできないと自らを蔑む。紗音も嘉音も自らを『家具』だというが、家具とは『右代宮家の使用人』を指す言葉である。使用人達は、右代宮家の役に立つ『生きた道具』としての役割を強制される。そのため、紗音も嘉音も自らを人間以下の存在と見なしていた。しかし、紗音は譲治に恋をしたため、道具ではなく人間として生きる道を選ぶためにベアトリーチェに願ったのだ。一方、嘉音は自らを人生を諦めていたが、朱志香に「それではダメだ」と諭される。
一方、楼座は年齢の割に幼い言動をする娘の真里亞に悩みを抱えていた。魔女のベアトリーチェを心酔し、時には過度にオカルトちっくで不気味な雰囲気で話す真里亞のことを「気持ち悪いと」考えていた楼座は、真里亞が魔女について話した時はつい手が出てしまい、暴力を振るってしまう。しかし、真里亞が泣いている姿を見ると自分の過ちに気がつき、真里亞に謝罪をする。

そして、親族会議の日がやってきた。episode1の時と同じように連続殺人事件が起こるが、今回は六軒島に直接魔女や魔女の手下が登場し、ファンタジーのような展開を見せる。これらを見た戦人は、「魔女なんていない」という持論に自信をなくしてしまう。

Episode3 Banquet of the golden witch

episode3は、序盤で少女時代のベアトリーチェの過去が分かる。ベアトリーチェは、ワルギリアという人物から魔法を教えられた。ワルギリアは、ベアトリーチェの師匠とも言える存在だ。そして現在、ベアトリーチェは『無限の魔女』と呼ばれるほどに成長した。無限の魔女とは、殺した相手を蘇られてはまた殺すという事を繰り返し、誰かを無限に殺し続けることができるという魔女の称号だ。
今回の話の中心は右代宮家の長女で、当主になることを希望している絵羽が中心となって展開される。絵羽は子供の頃から次期当主になるため、様々な勉学や武術を学んできた。しかし、男尊女卑の考え方を持つ右代宮家では、その夢を叶えることが出来なかった。そして現在、絵羽は大人になり、一児の母にもなる。少女時代の絵羽は彼女のイマジナリーフレンドとして、「当主になるという夢を諦めるの!?」と語りかけてきた。
そして、今までと同じようにベアトリーチェからの手紙が届いた。絵羽は「碑文を解くことで当主になれる」という文言に目を輝かせ、執念で碑文を解いてしまった。碑文を解くとともに当主を継承した少女時代の絵羽は、大人の絵羽から独立して『エヴァ・ベアトリーチェ』となる。しかし、エヴァ・ベアトリーチェは持ち前の頭の回転の速さを駆使して、ベアトリーチェ以上に残酷な連続殺人事件を引き起こす。

Episode4 Alliance of the golden witch

1986年、親族会議の日に起きた連続殺人事件のせいで右代宮家の親族は絵羽を除いて皆死んでしまった。留弗夫と霧江の娘である縁寿は体調不良で欠席したため、事件に巻き込まれずに済んだが家族が皆殺しにされてしまい、深い悲しみに囚われる。episode4では縁寿が戦人たちが亡くなってからの12年間、どのように過ごしてきたのかが描かれた。縁寿は生き残った絵羽に引き取られたが、絵羽が犯人だと推理した縁寿は彼女を拒絶し、絵羽もまた縁寿に辛く当ったため、母娘の仲は最悪だった。その後、高校生となり『聖ルチーア学園』という全寮制の女子校に通う縁寿だが、そこでも他の生徒にいじめられていた。
そして1998年、縁寿は18歳に成長した。縁寿は12年前の六軒島での事件を探るための旅に出た。右代宮や使用人たちの関係者に話を聞くが、依然として真実は掴めないままだった。縁寿はさらにベルンカステルという魔女の誘いに乗って、ベアトリーチェと戦人が対決するゲームに参加する。ゲームに戦人が勝てば、戦人は生きて縁寿の元へ帰ってくるという話を信じた縁寿は、戦人がベアトリーチェに勝てるようにサポートする。

展開編

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Episode5 End of the golden witch

episode4で戦人の推理に敗れたベアトリーチェは、自我を失った状態となる。そのため、戦人とベアトリーチェ」のゲームは一旦は中止となった。しかし、それを良しとしない魔女のベルンカステルとラムダデルタはベアトリーチェのゲームを乗っ取り、勝手に再開させてしまう。このゲームに対してベアトリーチェの執事の悪魔であるロノウェは、「ベアトリーチェのゲームとよく似ているが愛がない。男性風に言うと義理が通らない。」と評した。ベアトリーチェのゲーム盤を汚されるのを良しとしない戦人は、ラムダデルタ達のゲームに参加する事に決める。
episode5では、『探偵』である古戸ヱリカが登場する。ヱリカは、ベルンカステルによって六軒島に派遣された人間だ。『探偵』とは、事件の犯人ではないと身元を保証された人物で、事件を解決するために現場検証をする権利が与えられた人間のことだ。ヱリカは非常に優れた頭脳を持つ少女だが、人の感情を無視した推理を平気で突きつける暴力的な性格だ。しかも、ヱリカは自分の推理で相手を屈服させることに強い快感を覚えている。そんなヱリカに憤る戦人は、ヱリカとは別で真相を探る。

Episode6 Dawn of the golden witch

episode6では、戦人はなんと『魔女側』についてゲームを展開する。戦人が魔女の側に立ってゲームが進められるため、今まで明かされなかったゲームのルールや魔女側が気をつけなければいけないことが明かされた。魔女たちは、殺人事件をあたかも魔法で行われたかのような装飾をする。しかし、この殺人事件は犯行の手口も行動も、すべて矛盾なく完璧なものにしなければいけない。また、実際に行えないような犯行はゲームのルール違反となってしまう。つまり、魔女側はこのゲームを人間の犯行で説明をできるようにしなければならないのだ。これらのルールを破ることを『ロジックエラー』といい、ロジックエラーを引き起こすと魔女側は強制的に敗北する。
戦人の対戦相手でもあるヱリカは、戦人に『ロジックエラー』を引き起こさせる為にルールを守りながら様々な行動を起こす。そして、ヱリカの思惑にはまった戦人は、遂にロジックエラーを発生させてしまう。ロジックエラーになった場合は、即座に事件が矛盾しないように新たな要素を付け足すしかない。しかし、戦人はロジックエラーを回避する手段を考えるのに四苦八苦する。

Episode7 Requiem of the golden witch

episode7は、六軒島連続殺人がなぜ起きたのか、右代宮家の因縁はどこから始まり、どのように事件と絡まるのかを探る話だ。今回の話では、戦人とベアトリーチェはほとんど登場しない。その代わりに、この話で初登場のウィルと理御が活躍する。二人は右代宮家の人に話を聞き、真相を推理する。
ウィルの本名はウィラード・H・ライトだが、ウィルという愛称で呼ばれている。天界から六軒島へやってきた男性で、裁判官のような仕事をしている。理御は今までのゲームには登場しなかった人物だが、右代宮家の一員で、蔵臼と夏妃の子供で朱志香の姉か兄だ。中性的な見た目をしていて、性別は明かされていない。
ウィルは、ベアトリーチェの葬式に出席するために六軒島にやってきた。ベルンカステルからベアトリーチェの秘密を暴くように言われてきたため、ウィルは理御を右代宮の案内役兼助手として引き連れて、右代宮家の人間に対する聞き込みを開始する。
ベアトリーチェの正体やベアトリーチェが戦人に仕掛けた推理ゲームの真相を突き止めたウィルは、六軒島を去っていった。しかし、その後に悲劇が起こる。なんと、理御がベルンカステルによって劇場のような場所に連れ去られたのだ。理御の隣には、縁寿の姿があった。二人は手足を劇場の椅子に縛られていたため、身動きが取れなかった。そして、劇場では連続殺人事件の真相が放映される。連続殺人事件の犯人は、縁寿の両親である留弗夫と霧江だった。あまりの凄惨な光景に、縁寿は発狂してしまう。縁寿の心を弄ぶために真実を見せたベルンカステルに理御は激怒するが、ベルンカステルは理御の運命も弄ぼうとしていた。「理御は今日死ぬ」と宣言し、理御を殺そうとするベルンカステルだが、そこにウィルが助けに来た。重症を負ってしまい、生きることを諦めかける理御だが、ウィルは理御に発破をかけた。ウィルの思いを受け取った理御は、二人で窮地を脱することを誓った。

Episode8 Twilight of the golden witch

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