ひぐらしのなく頃にの名言・名セリフまとめ

『ひぐらしのなく頃に』とは、竜騎士07が考案した同人ゲームで、アニメ化や実写映画化など、多数のメディア展開がなされている。昭和の田舎を舞台としたミステリーで、残酷で切ない物語や惨劇に立ち向かう強さを描いたストーリーが世間では高く評価されている。意味深なセリフや、仲間との絆を感じさせるセリフが、人々の心に深く刻まれている。

『ひぐらしのなく頃に』の概要

出典: blogs.yahoo.co.jp

『ひぐらしのなく頃に』とは、竜騎士07ゲーム概要。アニメ化やコミック化、小説化、実写映画化など、多数のメディア展開がなされていて、平成を代表する一大ムーブメントを築き上げた。
この物語は、雛見沢という一つの村を舞台としている。一見のどかで綺麗な村だが、裏では恐ろしい陰謀が渦巻いていた。雛見沢には、毎年行われる『綿流し』というお祭りがあった。綿流しの日には、布団などから取り出した綿を小さく丸めて川に流す。そうすることで、身についた穢れを祓うことが出来ると言われている。ところで、この綿流しの日に毎年連続殺人事件が起きていた。雛見沢の住人は、この殺人事件のことをオヤシロ様の祟りと呼んでいる。オヤシロ様とは雛見沢を守る神様で、殺人事件の被害者は雛見沢に悪影響をもたらした人物だとされている。
そして、雛見沢には全ての住民が発症している風土病がある。『雛見沢症候群』と呼ばれている病気で、雛見沢のみに蔓延している寄生虫が原因で発症する。対象者が激しいストレスを感じたり、雛見沢から遠く離れると病状が悪化する。病状が悪化すると疑心暗鬼の感情に捉われ、幻覚を多数見るようになる。末期症状では理性が完全に無くなって錯乱し、周りの人や物を見境なく傷つけるようになる。そして最後には首周りが異常に痒くなり、自分で喉をかきむしって死んでしまう。この病気には『女王感染者』という特別な菌を持った人が雛見沢で一人だけ存在する。物語中では古手梨花が女王感染者に当たる。女王感染者の元を離れると病気の進行が早まってしまい、近くにいると逆に進行が緩和される。そして、重要なのは、女王感染者の人間が死ぬと雛見沢中の人々が末期症状に陥る。
『ひぐらしのなく頃に』は本編が全部で8つあり、前半4つが問題を提起する出題編、後半4つが今までの謎の答えを示す解答編となっている。ひぐらしを初めて見た人は、一つの物語で死亡した人物が、次の物語では何事もなく生き返っているのに疑問に感じる方が多いが、『皆殺し編』にてその真相が解明される。

出題編

出題編は『鬼隠し編』『綿流し編』『祟り殺し編』『暇潰し編』と、全部で4編ある。暇潰し編を除いた3編に共通しているのは、圭一の視点から物語が語られることだ。登場人物はどの話も共通しているが、人物たちが選ぶ行動によってそれぞれ惨劇の内容が変わり、物語によって性格が変化しているように見える人物もいる。一方で、主要な人物の行動に関係なく、毎回起きている事件もある。それは雛見沢村の外の人間である、カメラマンの富竹ジロウと雛見沢唯一の診療所の看護師である鷹野三四の死だ。殺され方も一緒で、なんらかの意思が働いていると考えられる。それぞれの物語の共通点や相違点がひぐらしそのものの謎を解く鍵となり、解答編へと繋がっていく。

鬼隠し編

『鬼隠し編』は、雛見沢村の学校に転校してきた前原圭一が主人公の話だ。クラスメートとなった竜宮レナ、園崎魅音、北条沙都子、古手梨花と仲良くなった圭一は、魅音が部長を務める部活動に入部をする(部活名は特にない)。部活動は部員達と楽しくゲームをし、負けたら罰ゲームを受けるというものだ。楽しいスクールライフを過ごす圭一だったが、ある日、雛見沢村でバラバラ殺人という、恐ろしい事件があったことを知る。圭一が事件の概要を知ってしまったことを機に雛見沢を舞台とした惨劇が幕を開け、ついに村では殺人事件が起きてしまう。村の怪しげな伝承を次々と知ってしまった圭一はついに雛見沢やそこに住む住民に疑いを向け、レナや魅音を犯人だと断定してしまう。怪しげな行動を繰り返すレナや魅音に恐怖を感じた圭一は、ついに二人を殺害してしまった。そして、最後は圭一自身も呪いを受けたかのように自殺してしまう。ひぐらしのなく頃にの最初のストーリーで、事件に関する謎が沢山散りばめられた話だ。

綿流し編

『綿流し編』は、男勝りだが女の子らしい思考を持つ園崎魅音を中心としたストーリーだ。この話では、魅音の双子の妹である園崎詩音が初登場となる。圭一と詩音、そして鷹野と富竹は綿流しという雛見沢で行われるお祭りの日に、祭具殿に忍び込んでしまう。祭具殿は雛見沢の神様であるオヤシロ様の祭具が祀ってあるとされる聖域で、入ってはいけないと言われる場所だった。祭具殿を侵してしまった事をきっかけに、次々と事件が起きる。まずは、前回と同じように鷹野と富竹が殺されてしまう。そのあと、圭一の友達である梨花や沙都子、そして村の村長が失踪し、詩音も魅音によって園崎家の地下に捉えられる。この一連の事件が雛見沢を牛耳る園崎家の長女、魅音の仕業であると考えた圭一とレナは、魅音に自分たちの考えを話す。遂に全てを告白した魅音は、最後に圭一を連れて園崎家の地下に行く。そこには、憔悴しきった詩音がいた。そして、鬼のように豹変した魅音も。魅音は圭一を捉えるが、圭一の叫びが届いたのか圭一と詩音を解放した。
しかし、その後不可解な事が発覚する。圭一は後日、魅音に会うが、包丁に刺されて気絶してしまう。そして詩音も、何者かに襲われて殺されたというのだ。魅音に刺されたあと、圭一は入院するが、そこに警察である大石が訪ねる。そこで、驚愕の話を聞いた圭一。なんと、魅音は園崎家の地下の井戸の中から死体として発見されたそうだ。しかも、死亡時刻は圭一がレナとともに魅音を訪ねた時だという。つまり、圭一や詩音を襲った犯人は、魅音ではおかしいのだ。更に検死の結果、殺された鷹野も死亡時刻が綿流しの日よりも前だという事実が発覚する。死人が歩き回るという不可解な事実に、圭一や大石は頭を悩ませた。

祟殺し編

『祟殺し編』は、いたずら好きでおてんばな少女、北条沙都子に焦点を当てた話だ。圭一たちは、友達のレナや沙都子と共に楽しい学園生活を過ごしていた。ある日圭一は、沙都子に彼女が所属する野球チームの助っ人を頼まれる。沙都子や魅音たちと野球を楽しむ圭一。試合が終わると、沙都子の野球のチームの監督に話しかけられた。彼こそが、雛見沢唯一の病院の医者である入江京介だ。どうやら、入江は沙都子のことを特別に気にかけているようだった。それもそのはずで、沙都子は普段の明るい姿とは裏腹に、辛い過去を送っていた。沙都子は、北条家という理由で村の人たちから嫌われていた。過去に雛見沢では村をダム建設のために沈めるという計画があり、村は一丸となってダム計画を阻止しようと運動を起こすが、沙都子の両親はダム建設の計画に賛成していた。これが、北条家が雛見沢で嫌われる原因となってしまい、子供である悟史や沙都子も巻き込まれてしまう。しかも、両親が他界した後、叔父と叔母が二人の親代わりとなるが、この二人がひどい人格の持ち主だった。なんと、沙都子や悟史に虐待を加えるのだ。しかし、綿流しの日に叔母が何者かに撲殺され、悟史は家出して失踪してしまう。入江は、このことから沙都子の心を案じていた。
普段は梨花と二人暮らしをしていた沙都子だが、ある日叔父が沙都子の家に帰ってきた。以前のように、沙都子にひどい虐待をする叔父に圭一は怒り、叔父を撲殺する計画を立てる。遂に叔父を撲殺した圭一だが、まだ叔父は普通に生きていて沙都子に虐待を加えていた。しかも、神社の境内では梨花が何者かに惨殺されていて、雛見沢村ではガス災害が起きて村人が皆死んでいた。何が何だか分からなくなった圭一は、錯乱して急死してしまう。

暇潰し編

出題編ラストの『暇潰し編』は、前作三つとは異なり東京からやってきた警察官の赤坂衛の視点から物語が展開する。まだ、雛見沢がダム計画の運動と戦っていた頃のお話で、梨花にスポットが当てられた話だが、物語の位置付けも前日譚となっており他の話とは構成が違う。しかし、後にもつながる重要なエピソードとなっている。
ある日、雛見沢で起きた誘拐事件を調べるために村に訪れた赤坂は、古手梨花に出会う。癒し系の可愛らしい少女だったが、梨花から「東京へ帰れ」と、忠告を受ける。梨花は、雛見沢にずっといると、赤坂が後悔する事になるというのだ。東京から来たとは一言も言っていない赤坂は梨花に対して疑念を抱くが、のちに同じ警察官である大石から、梨花が予知能力を持つと言われていることを知る。その後、大石とともに誘拐事件を解決した赤坂は、梨花から雛見沢でのちに起きる惨劇の話を聞く。なんとこれから毎年、綿流しの時期に殺人事件が起き、梨花自身も殺されるというのだ。梨花の必死な叫びに耳を傾ける赤坂だが、大石によって遮られる。大石は、赤坂の奥さんである雪絵の訃報を知らせに来た。雪絵は妊婦だったので病院に入院していたが、階段から落ちて死亡した。幸い、お腹の中の娘は生きていたが、奥さんを亡くしたことで悲しみに暮れる赤坂。梨花が言う「東京へ帰れ」とは、奥さんに会いに行けということだったのだ。
赤坂が東京に帰ってから数年後、予言の通り本当に連続殺人事件が起き、梨花は殺されてしまった。しかも、雛見沢はガス災害で村が沈んでしまい、全ての事件はうやむやのまま未解決となった。悔やむ赤坂だったが、大石の喝により、二人で雛見沢の事件の真相を暴く決意をする。

解答編

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解答編は、『目明し編』『罪滅ぼし編』『皆殺し編』『祭囃し編』の4つだ。この4つのストーリーを通して、徐々にひぐらしの世界観や謎について明かされる。出題編が圭一の目線から語られていたのに対し、解答編ではそれぞれの事件の犯人や、事件の渦中にいる複数の人物の目線で物語が進行する。また、出題編ではあまり目立たず、暇潰し編で「予知能力がある」と言われた梨花に大きくスポットが当たっている。

目明し編

『目明し編』は、『綿流し編』の解答に当たる話で、魅音の双子の妹である園崎詩音の視点で語られる。物語は、詩音が全寮制の聖ルチーア学園から抜け出すところからスタートする。詩音も雛見沢一番の名家、園崎家の一員だが、「双子が生まれたら一方は間引け」という風習のもと、詩音は遠くに飛ばされることとなる。そのため、園崎の次期当主である姉の魅音とは異なり、雛見沢の暗部についても園崎家についても詳しくない。
ある日、街を歩いていた詩音は不良に絡まれるが、気弱な少年の悟史に助けられる。悟史は、詩音の事を魅音と勘違いしていて、詩音も学園を無断で抜け出したため、正体を言えずにいた。その時から悟史に恋する詩音だが、悟史は自分の叔父や叔母からひどい虐待を受けていた。悟史は妹の沙都子を守りつつ、叔父たちの仕打ちに耐えていたが、我慢の限界が近づいていた。そんな中、悟史の叔母が撲殺される。とっさにそれが悟史の犯行だと悟った詩音。しかし、二人の前に警察の大石がやってくる。大石は、悟史が叔母殺しの犯人だと疑っていた。悟史を守る為、詩音は自分の正体を大石に明かし、悟史のアリバイを保証する。その後、園崎家に詩音が無断で戻ってきたことを知らされる。園崎家に呼び出された詩音は、制裁を受けることで、学園を抜け出したことは不問となった。
だが、園崎家での一件があった直後に悟史は失踪してしまう。『オヤシロ様の祟り』が悟史の失踪と関係しているのではないかと推理した詩音は、祟りについて調べる。綿流し編で鷹野の誘いに乗って祭具殿に入った真の理由は、祟りと悟史との関連性を探るためだった。そして、祭具殿に入った後に鷹野と富竹が殺されたことで、雛見沢での事件や悟史の失踪は全て園崎家の仕業だと結論付けた詩音は、復讐することを誓った。
実は、綿流し編で犯行を行っていたのは魅音ではなく、詩音という事がこの話で発覚する。詩音は魅音を園崎家の牢屋に閉じ込め、梨花や沙都子を始めとした大勢の人を殺害する。しかし、詩音は魅音から驚愕の事実を聞いてしまう。園崎家は、雛見沢の事件には一切手を下していないというのだ。園崎家の当主であるお魎は、自分に都合の良い事件が起きたら、あたかも園崎家の仕業であるように笑ってみせるため、周りの村人が勘違いしているだけだという。復讐のやり場を失った詩音は、最期まで犯行を突き通すことにした。

罪滅し編

『罪滅し編』は、レナの視点で進む話で『鬼隠し編』の解答となる話でもある。皆と学園生活を楽しむレナであったが、その裏では家庭の悩みを抱えていた。
レナの一家は、幼い頃に雛見沢から茨城へと引っ越しした。しかし、この出来事を境にレナの運命は一変する。なんと、レナの母親は父とは別の男と浮気していたのだ。それを機にレナの両親は離婚して、レナはお父さんの方に引き取られた。しかし、両親の離婚を機にレナの精神は不安定になる。家に残された母の品を叩き壊すようになったのだ。母親に対する憎しみは募るばかりで、遂には学校で窓ガラスや物を破壊するようになり、他人もバットで殴るようになってしまった。さらに、自傷行為も繰り返す。ある日、レナが首筋をカッターナイフで切ったとき、傷口から蛆虫がわいてくるという幻覚を見る。錯乱するレナだが、レナの目の前にオヤシロ様が現れたと語った。オヤシロ様はレナに対して、「雛見沢に帰ろう」と、声をかけたそうだ。雛見沢に戻ってきたレナは、精神的に不安定になることも幻覚を見ることも無くなった。レナはこの一連の流れを『オヤシロ様の祟り』だと信じていて、オヤシロ様を盲信するきっかけとなった。雛見沢でしばらくは平穏に暮らしていたレナだったが、父親が新たにお付き合いしている間宮リナの登場で、レナの運命は再び傾く。
間宮リナの正体は、父親の財産を吸い取ろうと企む美人局だった。リナの愛人で、沙都子を虐待する酷い叔父でもある北条鉄平と協力して、レナの家のお金を巻き上げる計画を知ってしまったレナは、リナと鉄平を殺害してしまう。死体をバラバラにしてどこかに埋めれば全てが終わると思っていたレナだが、その様子を圭一たちに見られてしまう。レナは自分の幸せのためにやったことだと圭一たちに言い聞かせるが、圭一にそれが本心じゃないことを看破されてしまう。仲間の存在なんて無意味だというレナに、圭一は「みんなで手を差し伸べ合えば未来は掴める」と叫び、他の仲間もそれに同調する。ようやくレナも皆の手を取るのだが、悲劇はそこで終わりじゃなかった。
綿流しの日に鷹野と富竹が殺害されたのだ。鷹野は生前、レナに連続怪死事件やオヤシロ様の祟りについて調べたノートを渡していた。このノートには、雛見沢に住む人間の脳には寄生虫がいて人間の脳を支配したり幻覚を見せたりするという説や、寄生虫が人間のコピーを作れるという説など、突拍子もないことばかりが書いてあった。しかし、このノートの中身を鵜呑みにしてしまったレナは、雛見沢を守るという名目で学校で生徒を人質とした篭城事件を起こしてしまうが、圭一の奮闘により惨劇は阻止される。最後に、圭一とレナが屋上でバトルをすることで、最終的にレナは自らの過ちに気がつく。
罪滅し編では、惨劇に立ち向かうためには何が必要なのか、仲間に相談する意味は何なのかということに焦点が置かれており、他の話と比べて熱い展開が多い。

皆殺し編

『皆殺し編』は梨花の視点で進む物語で、羽入が新登場する。羽入は梨花が生まれた時からずっと一緒にいる存在で、雛見沢の守り神でもあるオヤシロ様の正体だ。梨花の視点を通して、ひぐらしの世界観の全貌が明かされる。数々の物語で誰かが死んだ後また次の物語で復活しているのは、梨花と羽入が人生をやり直しているからだ。梨花は羽入と一緒に、綿流しのお祭りが始まる前あたりから自分が殺されるまでの時間を、何回も繰り返している。梨花はただ普通に友達と楽しく過ごしたいだけなのに、毎回何者かが梨花を狙って殺害する。この謎を解くことが梨花の目的だ。
沙都子の家に叔父である北条鉄平が帰宅する。沙都子は叔父からひどい虐待を受けていた。このことを知った梨花は絶望するが、圭一は沙都子を助けるためにあくまで社会のルールに則って戦うことを提案する。圭一は、別の世界で自分が犯した失敗をおぼろげに覚えていた。それはレナや詩音も同じだった。彼らは沙都子を救うために児童相談所に相談する。そして、村の中に巣食う「北条家は村八分」という空気を一掃するために、町内会のご老人や園崎お魎に対しても自分たちの思いをぶつける。ついに児童相談所や雛見沢の住人を突き動かした圭一たちは、沙都子を助けるために作戦を開始させる。それは、児童相談所の職員たちや圭一たちが北条家の前で待機して、沙都子に電話をかけるというものだ。沙都子が助けを求めたら、職員たちは家に突入し、北条鉄平を現行犯で逮捕できる。早速沙都子に電話をかけるが、沙都子は中々助けを求めなかった。そこで、沙都子の一番の親友である梨花に電話が変わる。梨花自身も、圭一たちの諦めない心や仲間との助け合いに勇気をもらっていた。そのため、梨花は虐待にただじっと耐えているだけが勇気ではないことを沙都子に伝える。梨花の思いを受け取った沙都子は、怖い叔父の前で勇気を振り絞って助けを求めた。こうして、苦難を仲間と助け合うことで完全に乗り越えた梨花たちは、楽しい日々を過ごすはずだった。
これまでの一連の事件の黒幕が判明する。実は、綿流しの日には必ず殺されてしまう鷹野三四が事件の黒幕だったのだ。いつも発見される死体は偽装されたものだった。梨花たちは、鷹野によって全員殺されてしまう。そして、最後には雛見沢の住人全てを火山性ガスが漏れていると偽って毒殺した。

祭囃し編

『祭囃し編』は、事件の黒幕を知った梨花たちが様々な人と協力して惨劇に挑む話だ。本編最後の話だけあり、様々な人の視点で物語が進む。最初は黒幕である鷹野の過去が描かれた。鷹野は、幼い頃に両親を鉄道事故で亡くしていた。その後、施設に入れられるが、その施設は子供たちに虐待を加える最悪なところだった。施設から逃げ出した鷹野だが、逃走は失敗に終わる。鷹野は逃亡の罰としてひどい制裁を受けるが、鷹野の父の恩師である高野一二三先生に助けられる。高野先生は、雛見沢症候群について研究していた。自分の恩人であり祖父でもある高野先生の力になるために鷹野も同じ道に進んだ。そして、高野先生は志半ばで亡くなってしまう。鷹野は、全ては高野先生に研究を捧げるため、全身全霊を注ぐ。
その次に、雛見沢唯一の医者である入江京介の過去や、彼の視点から見た鷹野や悟史と沙都子についてが語られた。入江の正体は、雛見沢症候群を研究するために東京から雛見沢に派遣された医者だ。入江は研究のためなら人の命をも惜しまない鷹野の狂気を目の当たりにする。入江はある日、診療所にやってきた悟史と出会う。入江はそこで、北条家という理由で他の村人から邪険にされる悟史を目撃する。ストレスにされされる悟史を何とかしてあげたかった入江は、悟史を自身が監督をしている野球チームに誘う。入江の目論見は当たっていて、悟史はスポーツを楽しむことでストレスを軽減できた。ある日、悟史と沙都子の両親は事故で亡くなってしまう。さらに、沙都子はストレスにより雛見沢症候群を発症してしまう。しかも、病は重症で助かる見込みは無く、鷹野は沙都子を研究のための実験体にしようとしていた。なんとか沙都子を助けたい入江だったが、手段が見つからず逃亡を考えていたが、そこで梨花に話しかけられる。梨花は雛見沢症候群の女王感染者で、脳内には病原菌の親分格を持っていた。確かに梨花を調べれば研究は飛躍的に進むが、梨花の体の心配する入江に対し、入江になら任せられると梨花は返す。こうして、梨花の体を調べる事で有効的な薬を作り出し、沙都子は病状の危機を脱した。
再び物語は鷹野の視点に戻る。梨花の協力で研究が飛躍的に進んだのはいいが、梨花の両親がこれを良しとしなかった。梨花の両親は、梨花の体調を案じてあと3週間までなら協力させるが、これ以降はダメだと言ってきた。雛見沢症候群の研究は圧倒的に資料や被検体が足りておらず、今梨花の協力を失うということは、研究の失敗を意味した。何としても研究を完成させたい鷹野は、梨花の両親をオヤシロ様の祟りに見せかけて殺した。
次は悟史の失踪の秘密が入江の視点から語られた。悟史や沙都子の両親の死後、悟史たちは叔父と叔母に引き取られるが、そこでひどい虐待を受ける。虐待に耐えかねた悟史は、妹を守るために叔母を撲殺する。悟史が失踪した日、彼は沙都子にプレゼントするくまのぬいぐるみを購入していた。くまのぬいぐるみが大きいため、悟史は入江を呼んで車で来てもらうが、そこで雛見沢症候群の末期症状の症状がでる。入江は悟史を匿って入院させた。そして、今現在も入院している。これが失踪と言われている原因だ。

そして、物語は梨花たちと鷹野との対決に移行する。梨花を中心として、様々なキャラクターの活躍にスポットが当たる。皆殺し編ではただの傍観者だった羽入は、生徒として圭一たちが通う学校に転校してくる。全ては梨花と共に運命を打ち破るためだ。そして、暇潰し編で梨花が助けを求めた赤坂は、今回で思いがようやく通じる。同じ警察である大石や鷹野の彼氏で入江と同じく東京から派遣された富竹とともに、梨花を助けるために奮闘する。
祭囃し編は、全キャラクターに見せ場がある熱い展開が目白押しのエピソードだ。

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