リング0 バースデイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『リング0 バースデイ』とは、2000年に公開された日本のホラー映画。『リング』『らせん』『リング2』に続くリングシリーズ完結編である。原作者・鈴木光司原作の短編集『バースデイ』に収録されている『レモンハート』の映画化。生前の貞子の悲恋と悲惨な最期を描く。昭和43年、母・志津子が亡くなってから東京の劇団に所属していた18歳の山村貞子、彼女の身に起きた悲劇の数々。激しい呪いの秘密の全てが明かされる。仲間由紀恵が後のおぞましい姿から想像もできない生前の可憐な貞子を好演。

『リング0 バースデイ』の概要

『リング0 バースデイ』とは、2000年に公開された日本のホラー映画。『リング』、『らせん』、『リング2』に続くリングシリーズ完結編である。同時上映は『ISOLA 多重人格少女』。興行収入は16億円。監督はシリーズで初となる鶴田法男、脚本は『リング』、『リング2』と同じく高橋洋である。舞台は昭和43年。東京の劇団に所属していた18歳の山村貞子の悲恋と悲惨な最期を描いたストーリー。
原作・鈴木光司の短編集『バースデイ』に収録された『レモンハート』の映画化で『バースデイ』のタイトルの元は原作『リング』シリーズの完結編『ループ』の後日談を描いた短編『ハッピー・バースデイ』に由来している。本映画版では「忌まわしい怪物貞子の誕生編」という意味を込めて「ハッピー」は抜き、「バースデイ」のみとなった。
キャッチコピーは「ついに明かされる貞子出生の秘密」、「リングは今世紀最悪の0で終わる」。同時上映の『ISOLA 多重人格少女』と併せてのキャッチコピーは「世紀末に誕生する2つのミレニアムホラー」。
鶴田監督や脚本の高橋洋はインタビューで昭和43年の時代背景設定や制作スケジュール、予算の都合などで苦労したことを語っている。第3回三鷹コミュニティシネマ映画祭で伊熊平八郎役の伴大介が主役に抜擢された仲間由紀恵が鶴田監督に泣くほど怒られながら撮影したことを語っている。本作ではオーディションに見事合格し山村貞子役を獲得した仲間由紀恵だが、この作品での演技が堤幸彦監督の目にとまり『TRICK』シリーズの主役に選ばれることになる。のちに『TRICK劇場版2』で仲間由紀恵は貞子のセルフパロディーを披露している。
前作から30年前、山村貞子は18歳で上京し東京の劇団「飛翔」に所属した。その頃から劇団員たちは同じ「井戸の夢」を見る。次々に起こる劇団の悲劇と母・志津子から受け継がれる貞子の謎の力。壮絶な貞子出生の秘密が明かされる。

『リング0 バースデイ』のあらすじ・ストーリー

美しく儚い少女・山村貞子

都会の喧騒の中、女子高生が携帯電話で「呪いのビデオ」の噂について話していた。女子高生は昨日「井戸」の夢を見たという。「縁が1箇所かけていて、中を覗き込んでも真っ暗で何も見えないの。その家は誰も住んでないみたいで、私は中に入っていくの。そこはひどく荒れ果てていたの。階段があったから登ろうとするとなんだか絶対にここを上っちゃいけないって、そんな気がして動けないの」そして夢は続き女子高生は女の悲鳴を聞く、外を覗くと男が背後から白いワンピースの女を殴り女は井戸に落ちていく。
そこから30年前の昭和43年に遡る。中央日報の宮地彰子は取材のため伊豆大島にある大島町一ノ瀬小学校の女性経論・須藤を尋ねた。彰子は11年前須藤が担任した「山村貞子」について知りたいと言う。貞子の写真はほとんど残っておらず、母親の死後すぐに他へ引っ越したので情報は少なかった。須藤は貞子のことを「頭の良い子でした。とても綺麗で」と話した。彰子は山村家も尋ねたというが取り合ってもらえなかったそうだ。母親・志津子は前作で超能力があるとされ有名になったが大衆の面前で行われた公開実験で失敗しイカサマだと迫害された。そのことが原因で自殺に追いやられたのだ。彰子はその「力」が貞子にもあるのでは、と須藤に質問する。須藤はよくわからないが唯一気になることがあるという。貞子は海をひどく怖がっていた。当時貞子と同じクラスの子供が水泳の時間に訪れた海で14人も死んだのだ。その時貞子だけ「海に出たらみんな死ぬ」と海を怖がって入らなかった。
彰子の婚約者は志津子の公開超能力実験の取材記者で、その時関わった記者は全員死んでしまった。その恨みから貞子の真相を追っていた。

共通の夢と第一の悲劇が起こる

18歳の山村貞子は上京し、東京の劇団「飛翔」の研究生になっていた。隅っこで稽古を見学する貞子は、美しい容姿だが大人しく変わり者とされ周りからは疎まれていた。貞子は精神科に通っていた。貞子は病院のロビーの真ん中に立ちすくむ男を見る。通行人が気にせず男を通過した。他の誰にも見えていないその男はもうこの世の人間ではないことがわかる。貞子はたまらず目を背けた。「最近調子はどう?」と言う主治医の久野亘に対し貞子は「お芝居を始めて調子がいい」と言う。
舞台『仮面』の主役を演じる劇団の看板女優・葉月愛子はここ最近演出家の重森勇作とギクシャクし、苛立っていた。楽屋で同じ劇団員の有馬薫に貞子の後ろに何かがいると話す。貞子が来てから井戸の夢を見るとも。その夢について愛子は「縁が1箇所かけた井戸が出てくる。中を覗いても真っ暗で何も見えない。井戸のそばには古ぼけた家があるが誰も住んでいない。家には2階があるが直感で登ってはいけないと感じる。そして再び外に出ると井戸のそばに男女がおり、男は白い服の女を殴って井戸に落とす」と言った。薫も同じ夢を見たという。他の劇団員も見ていた。見始めた時期が貞子が入団してきた時期とかぶったこともあり劇団員たちはイラつき、貞子を不気味がった。
ある稽古の最中、待機していた愛子は白い服の少女を見た。その直後死亡しているのを薫に発見される。

貞子は普通じゃない

愛子の死に動揺を隠せない劇団員たちに対し、公演を中止にできないと演出家の重森勇作は主役の代役にまだ研究生の貞子を抜擢する。劇団員たちはそれに対し不満を露わにしたが貞子が見事に芝居を演じたため誰も文句は言えなかった。音響担当の遠山博は唯一貞子に優しく接していた。
遠山に片想いしている衣装担当の立原悦子は楽屋で貞子の衣装を直している最中、白い服の少女を見る。ふと気づくと衣装がなくなっていた。悦子があたりを探すと稽古場で衣装を持ち立ちすくむ貞子を見つけた。悦子は「なんでこんなことするの!」と怒り貞子に詰め寄るが通りかかった遠山に制止される。悦子が去った後貞子は遠山に時々記憶がなくなると打ち明ける。昨日も重森が自宅に訪ねてきたが何があったか覚えていないという。貞子に不信感を持つ悦子は遠山に「貞子は普通じゃない」と訴える。
中央日報の彰子は劇団のリハーサルに取材に訪れる。重森の許可を得て貞子を取材しようとする。するとカメラマンの持っていたカメラのフラッシュが割れた。その写真には劇団員全員の顔が歪んでいるものがあった。
同じ頃、貞子の小学校の頃の担任須藤は自ら彰子を訪ねる。どうしても言えなかったことがあるという。一度だけ訪れた山村家で二階に続く階段を見つけた。這うような音がしたのでその先をよく見るとそこには確かに貞子のような姿があった。そして視線を戻すと目の前にはいつもの貞子の姿もあった。貞子は2人いると当時須藤は確信していたという。舞台取材時に撮られた貞子の写真には背後に髪の長い少女の姿が写っていた。
公演の前日、重森は貞子に「お前の母親が誰かようやく思い出したよ。あの騒ぎはよく覚えてる」と言った。当時報道された公開実験に関わった記者が全員亡くなった事実を知っている重森は母・志津子が超能力で人を殺したんだ、と貞子に詰め寄る。否定する貞子。重森は志津子はいらない人間を容赦無く力で殺せる女だと思い込み貞子にも同じ力があると信じていた。そのため主役を奪いたい貞子が力で愛子を殺し「女優のために愛子を殺した」とし、その卑劣な手段をとった貞子を気に入り「俺の理想の女優だ」と貞子を自分のものにしようとする。激しく拒否し続ける貞子に対し遠山との関係を知っている重森は「俺を殺すのか?そんなに遠山がいいか?」と言う。貞子の意思に反してガタガタと物が動き出す。重森は焦り貞子の首を絞めようとする。それを見ていた遠山が止めに入る。殴りかかってきた重森に鈍器で殴られる遠山、取っ組み合っていると転倒して重森は後頭部をぶつけ死亡する。
その頃、彰子は元婚約者の形見である銃を手にし神妙な面持ちで見つめる。そして劇団員の悦子の元へ「協力して欲しいことがあるの」と電話をかける。
貞子は殴られた遠山を久野のいる病院に連れて行く。久野は治療しようと傷口を抑えていた貞子の手を外す。すると患部は塞がりかけていた。そのことに驚く久野と貞子。ベッドに横たわる遠山は重森を殺したことを自首すると言った。貞子は遠山の傷を治した自分の力を試そうと病院の待合室にいた車椅子の老人の足を触る。すると老人はスッと立ち上がる。能力を見た遠山と近くにいた看護婦は驚愕する。もしかしたら重森もまだ助かるかもしれないと遠山は思った。遠山は何かを思いついたように「まだ終わったわけじゃない」と言った。そして二人は重森の遺体を舞台裏に隠した。公演は予定通りこなそうと決心し、遠山は「公演が終わったら二人で遠くへ行こう」と貞子に言った。

貞子に襲いかかる悲劇と苦痛

舞台初日、大勢の観客を迎えて幕が上がった。開幕早々大道具係が舞台裏から重森の遺体を発見する。そのことが知れ渡った劇団員の間に「貞子がやった」という雰囲気が流れ始める。悦子は口実をつけて遠山と音響係を交代し、ひとりで音響室に残る。彰子に渡されたテープをセットし貞子の出演シーンに合わせて流した。それは志津子の公開実験のテープであり、それを聞いた貞子は頭を抱えてうずくまる。舞台照明が点滅し始める。そしてステージ上に志津子の姿が現れ貞子は公開実験の幻覚を見る。舞台が揺れる中、貞子の主治医の久野が舞台に上がる。遠山の傷を治した貞子の力を目の当たりにし、看護婦から立ち上がった老人の報告を聞いていた久野は「君は素晴らしい力がある」と貞子に詰め寄った。貞子の意に反してガタガタと物が動き出す。錯乱した貞子の力で久野は心臓を止められ大量の蝋燭の上に倒れ込み、すぐさま落下してきた照明の下敷きになった。
驚いて逃げた貞子を劇団員たちは凶器を持って追い詰め、リンチ状態で殴り殺した。そこへ観客に混ざり一部始終見ていた彰子がやってきた。死んだ貞子を見て「まだ終わってない、貞子は二人いる」と劇団員たちに訴える。もう一人殺さない限り呪い殺されると。彰子と劇団員たちは貞子の死体を連れ貞子の父・伊熊平八郎のいる伊豆へ向かう。
ここが夢に出てきた家だと知る劇団員たち。伊熊は来客を迎えるなり「貞子を殺しに来たのか」と見透かしていた。貞子は元は一人だったが突然2人になったという。一人は母親に似て、もう一人は本当の父親に似ていた。2人になった貞子を見た志津子は精神に異常をきたしたため伊熊はもう一人の貞子を2階に監禁していた。彰子は婚約者の形見の銃をもち、2階へ上がる。南京錠のかかった扉を見つけ銃を放つ。

貞子覚醒・怨念はここから始まった

彰子は銃で南京錠を撃ち中に侵入したが、中はテレビだけで誰もいなかった。伊熊は「まさか貞子を連れてきたのか」と聞いた。
その頃悲しみに打ちひしがれる遠山の横で貞子が静かに息を吹き返した。遠山は貞子を連れ逃げようと森の中を進むが貞子は「私から離れて」と遠山から離れる。そばに少女の姿の貞子がいた。崖に立った貞子はもう一人の貞子と一体化し本格的に能力が覚醒してしまう。顔を髪で覆われ佇む姿はもう人間ではなかった。それでも遠山は「貞子、愛してる」と微笑んだ。森に遠山の叫び声がこだまする。他の劇団員たちも一人ずつ断末魔の叫びをあげ苦しみながら倒れていく。
彰子は錯乱している悦子を見つけ逃げるよう連れ出す。夢で見た廃屋を発見し中へ逃げ込んだ。すぐさま現れた貞子はもはや人間ではなく、骨を鳴らし恐ろしい姿で2人に迫る。彰子は悦子を庇いながら震える手で貞子に銃を向ける。しかし貞子の力で2人とも銃で頭を撃ち抜かれ死亡した。伊熊は部屋の隅で我に返り泣きじゃくる貞子に「うちに帰ろう」と宥める。伊熊は貞子は全員殺したのだと悟った。
家に帰り手当てを施す伊熊。しかし貞子は体に異変を感じ苦しみ出す。治療をしていたはずの伊熊は実は貞子に毒を仕込んでいた。伊熊は「もう終わりにしよう。父さんもすぐ後を追うよ」と言い苦痛に耐え外に逃げる貞子を追う。井戸の縁に追い詰められた貞子を鉈で殴り井戸の中に押し込んだ。
意識を失っている間貞子は遠山との幸せな夢を見た。彼に差し伸べた手が冷たい壁に触り我に返るとそこは井戸の底だった。頭上を仰ぐと無情にも蓋が閉められていく。貞子の叫びが響き渡った。

『リング0 バースデイ』の登場人物

主人公

山村貞子(やまむら さだこ)/演:仲間 由紀恵

本作の主人公。昭和43年当時18歳。伊豆大島から上京し、東京の劇団「飛翔」に所属している。須藤教員に「すごく美人で」と言われ、悦子には「嫉妬しちゃうくらい美人」と言われている。貞子が劇団に入ってから劇団員は不気味な夢をみたり団員同士がギクシャクし始めたりした。そのため疎まれ孤立していた。唯一優しく接していた遠山に恋心を抱く。母・志津子の因縁や劇団員の悲劇を貞子のせいと恐れられ遠山以外の劇団員にリンチにされ死亡する。その後息を吹き返すももう一人の貞子と融合し、抑えられない力が覚醒される。愛する遠山を含め全員を呪い殺し、父・伊熊の手により井戸に突き落とされ閉じ込められる。

もう一人の貞子(さだこ)/演:古谷 千波

左:愛子の前に現れたもう一人の貞子。

最初は一人だった貞子が二人になったもう一人の貞子。それ見た志津子の精神がおかしくなったため伊熊が2階の部屋に閉じ込めた。伊熊が薬漬けにして成長を止めたため子供のままの姿をしている。貞子は母親に似て、伊熊はもう一人の貞子は本当の父親に似てるという。成長している貞子とは異なり凶暴であり、悪の元凶はこちらだと思われる。

劇団「飛翔」

遠山 博(とおやま ひろし)/演:田辺 誠一

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@mimizuku11996

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