リング(Ring)のネタバレ解説まとめ

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リングとは1998年より作家鈴木光司が出版した小説を映像化した映画作品。この作品はジャパニーズホラーのブームの火付け役となった。主演は松嶋菜々子、真田広之。主人公・浅川玲子が元夫の高山竜司と共に「一度見たら死ぬ」という呪いのビデオを見てしまう。二人は呪いから逃れるために呪いのビデオの謎に迫る。

「リング」概要

1998年1月31日に公開された中田秀夫監督による日本映画である。脚本は高橋洋。原作は鈴木光司。
映画「リング」は「デュアル・ホラー・ムービー」と銘打っており、この作品の続編も1999年に日本で公開される程の反響があった。
その人気の高さからアメリカ・韓国でもリメイクされた。
呪いのビデオをめぐり、調査して謎を解決しようとするキャラクターや呪いのビデオの怨念が生み出す怖さ、作品に漂う緊張感、不気味な演出が特徴的である。
現在に至ってもこの映画の怨念である貞子のキャラクターがインパクトの強いキャラクターとして映画ファンの間で認識されている。

あらすじ・ストーリー

テレビ局のディレクターである主人公浅川玲子は都市伝説に関連している取材の中で、見た人を一週間後に死に至らしめる「呪いのビデオ」に関わっていたと噂される男女の若者が変死を遂げている事に気づく。
更に玲子は男女の若者の死亡時刻が数日前に変死した自分の姪、大石智子と同時刻である事に気づく。
智子の変死を不審に思い、玲子は事件の調査を進める。
やがて玲子は智子と交友関係があった若者が呪いのビデオに関わったと噂されている事が分かる。
そして玲子はその若者が宿泊していた伊豆にある別荘「伊豆パシフィック」を突き止める。
玲子は別荘「伊豆パシフィック」に向かう。玲子はその別荘のビデオコーナーに何も書かれていない白いケースに入っているビデオを発見する。玲子はそのビデオを不審に思い、そのビデオの中身を見る。そのビデオは鏡に映った女が櫛で髪をとく映像や新聞記事の文字が映っている映像、拡大された目に「貞」という文字が写っている映像などが収められている不気味な内容の映像だった。その後、玲子に無言電話がかかってきて、玲子は危機感を募らせる。
玲子はその後、元夫で超能力者の高山竜司に相談を持ちかけ、竜司と共に不気味な内容のビデオの調査を開始する。
玲子と竜司で不気味な内容の映像が収録されているビデオを見て、その映像に写っていた新聞記事から別荘「伊豆パシフィック」で見たビデオの内容が伊豆大島の噴火を予知していた山村志津子に関する事が判明する。
そして玲子と竜司は伊豆大島に向かう。そんな中、玲子と竜司の子、陽一が不気味な内容のビデオを見てしまう。
やがて玲子と竜司は伊豆大島に辿り着き、宿泊先で志津子の従兄弟の老人、山村敬と出会う。しかし山村敬は取材を拒否する。そこで竜司が超能力を駆使したことにより、竜司と玲子の頭の中に過去の映像が浮かび上がってくる。その映像は志津子の娘、貞子が人を念じるだけで呪い殺すという映像であった。この映像から山村貞子は人を念じるだけで殺す超能力がある事が判明する。山村貞子は人を念じるだけで殺すという超能力が原因で人々に恐れられていた。
この映像から、貞子が不気味な内容のビデオの怨念の正体であると確信する。
玲子は別荘「伊豆パシフィック」に無言電話がかかってきて、伊豆大島の宿泊先で無言電話がかからなかった事実から、玲子は別荘「伊豆パシフィック」に貞子に関する手がかりがあると推測する。
その後、伊豆大島を出る船が台風により欠航する。しかし山村敬は貞子の為にと思い、自ら漁船を出し玲子と竜司を伊豆へ送り届ける。
玲子と竜司は別荘「伊豆パシフィック」に向かい、別荘「伊豆パシフィック」の床下から井戸を発見する。その井戸に触れた玲子は貞子が父親に殺され井戸に突き落とされる映像が頭の中で再生される。その映像は父親に井戸に投げ込まれ殺されてしまうという貞子の過去の映像であった。玲子と竜司は必死になり、井戸から貞子の遺体を探し出す事に決めた。数時間の捜索を経て、玲子と竜司は貞子の遺体を発見する事が出来た。
その後、玲子は呪いのビデオを見てから一週間経った時間を過ぎたにも関わらず死ぬ事がなく安心する。
しかし、竜司は自宅のテレビから出てきた貞子の呪いによって死亡する。
呪いのビデオを見たにも関わらず、玲子が助かったのは呪いのビデオをダビングして竜司に見せたからだった。
玲子は竜司の自宅からCOPYという文字のラベルを貼り付けた呪いのビデオを見つける。
そして玲子はCOPYの文字を貼り付けた呪いのビデオを何もラベルが書かれてないビデオにダビングする。
そして呪いのビデオを見てしまった玲子の息子陽一を助ける為、父親にラベルを貼り付けていない呪いのビデオを見せる事を決意して車を走らせる。

キャスト

浅川玲子(あさかわれいこ/演:松嶋菜々子)

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某テレビ局のディレクターでシングルマザーである主人公。姪の大石智子の死を不審に思っている。
智子の死に呪いのビデオが関係している事を知り、事件を解決する為に高山竜司と共に調査を行う事に決めた。竜司と息子の陽一を一途に思う女性で常に二人の安否を気遣っている。
呪いのビデオを見てしまった一人であり、徐々に緊張感を募らせていくが、伊豆の別荘で山村貞子の死体を見つけ出す事に成功する。
ちなみに原作の小説では浅川和行という男性になっている。

高山竜司(たかやまりゅうじ/演:真田広之)

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主人公浅川玲子の協力者である。玲子の元夫で大学教授を勤めている。
終始真面目でシリアスな性格で事件の調査を進めていく。超能力を持っており強い霊視の力を持っている。
呪いのビデオを見た一人であり、山村貞子の遺体を玲子と共に探したにも関わらず、ビデオを見た一週間後に貞子の呪いにより死ぬ。
ちなみに原作小説では軽率で気さくな感じのキャラクターになっている。

高野舞(たかのまい/演:中谷美紀)

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竜司の勤める大学の生徒である。
竜司とは恋人関係である。本作での登場時間は少ししか無いが「リング」の続編である「らせん」、「リング2」では主要人物となっている。
映画「リング」では、ずっと黒いスーツと黒いタイツを身に着けている。

大石智子(おおいしともこ/演:竹内結子)

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玲子の姪で、陽一のいとこである。女子高生であり、呪いのビデオの最初の犠牲者として登場する。
死亡前は智子の友人である倉橋雅美と談話を交わしていた。少し羽目を外して喋る性格だが、呪いのビデオについて話す時は深刻そうに話をしている。
呪いのビデオを見た後は、口を大きく開き白目をむいた表情をしていて、恐ろしい表情をしていた。

山村貞子(やまむらさだこ/演:白井ちひろ(少女)、伊野尾理枝(成人)、宮崎紀彦(目のアップ))

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呪いのビデオによる一連の事件の原因を作った女性。
伊豆大島の噴火を予知した山村志津子の娘であり、人を念じるだけで殺すという超能力を持っている。その超能力が原因で人々に恐れられ、父親に井戸に投げ込まれ殺されてしまう。
井戸に投げ込まれた後は怨霊になってしまい、多くの人を呪い殺していく。本編では顔全体を見せなくて片目だけ見えるという描写になっているので、謎の要素があるキャラクターである。

名シーン・名場面

貞子がテレビの中の映像から飛び出す

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貞子はテレビに映った井戸からはい出し、テレビの中から飛び出す。
そして貞子は竜司の下にやってきて竜司を睨みつける。
竜司をにらみつける時の貞子の表情は、つり上がっていて、少し白目を剥いている。
このシーンは映画「リング」の恐怖シーンとなっている。

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