仮面ライダーV3(Kamen Rider V3)のネタバレ解説まとめ

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『仮面ライダーV3』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。『仮面ライダーシリーズ』の人気を定着させた作品である。ショッカー・ゲルショッカーの後継組織であるデストロンの魔の手から人々の自由と平和を守るために、風見志郎/仮面ライダーV3が悪の怪人と闘い続ける。登場人物は前作『仮面ライダー』から一部引き継がれ、前作と同様、もしくはそれ以上の人気を獲得する作品となった。

概要

『仮面ライダーV3』は、1973年2月~1974年2月まで、NET(現・テレビ朝日)系にて放送された特撮テレビドラマである。

大人気を博していた『仮面ライダー』の続編であり(制作スタッフは『V3』1・2話を『仮面ライダー』99・100話というスケジュールでこなしていた)、主演である宮内洋の男ぶり、大野剣友会による前作以上に迫力を持つ殺陣、火薬を多用した派手な演出、デストロン機械合成怪人の迫力など、さまざまな要素が詰まっている。

その後も、大幹部の投入、1号・2号の帰還、『仮面ライダー』人気エピソードのリメイク、そして後に仮面ライダー4号となるライダーマンの登場など、番組内で様々な機軸を打ち出した結果、関東で平均視聴率20.2%、関西で平均視聴率27.8%という高い結果を残したほか、関西で最高視聴率38%という、『仮面ライダーシリーズ』最大の記録を残している。

仮面ライダーV3サイドの登場人物

風見志郎/仮面ライダーV3(演:宮内洋)

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本編の主人公で、城南大学生化学研究室に所属する大学生。前作の主人公の一人、本郷猛の後輩で、モトクロスレーサーとしての腕は本郷に迫るものがあった。

しかし、家族をデストロン怪人「ハサミジャガー」に惨殺されたことから、復讐のためダブルライダーに改造人間となることを願う。拒否された後に、首領の罠から2人を救うために瀕死の重傷を負い、彼の命を救うためにダブルライダーは心血を注いで改造手術を行った。そこで誕生したのが仮面ライダーV3である。

変身ポーズは1号と2号のポーズを掛け合わせたようなもので、掛け声は「変身、V3ァ!!」。
変身ベルト「ダブルタイフーン」は1号の技と2号の力を引き継いでいる。
その体内には「26の秘密」と呼ばれる特殊能力が備わっており、「V3バリヤー」「レッドランプパワー」「レッドボーンパワー」「細胞強化装置」などの能力で何度も危機を脱してきた。

仮面ライダー伝統の必殺技「ライダーキック」は「V3キック」だが、敵に破られることも多く、決め技としてはあまり使われていない。だが、「マットの白い豹」と呼ばれたほどの体操選手であった自身の身体能力を生かし、「V3きりもみキック」「V3フル回転キック」などの強化技、さらに26の秘密のうちの「V3反転キック」と組み合わせた「V3反転きりもみキック」「V3回転三段キック」などの超強力技を生み出している。

動画内で「26の秘密」などを駆使している

専用バイクはやはりダブルライダーが開発した「ハリケーン」で、最高時速600㎞を誇り、飛行や無人走行も可能という高性能機である。

演者である宮内の「役者魂」により、「ハリケーンの機上に立っての手放し変身」「V3に変身した瞬間に、視聴者の高揚感を盛り上げるために、風見志郎に自ら派手なやられメイクを施していた」「特殊効果の担当者と打ち合わせて、火薬の量を通常より多く使っていた(劇場版では地形が変化するほどの影響があった)」などの数々の「伝説」がある。

立花藤兵衛(演:小林昭二)

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かつて2人の仮面ライダーを陰となり日向となり、支援し続けた「おやっさん」。
スポーツ用品店「セントラル」を経営する一方で風見のバイクの腕を買い、トレーナーを務めていた。しかし新たな組織デストロンの侵攻に対して、V3の力となるために、「ショッカー」・「ゲルショッカー」との戦いで仮面ライダーをサポートした「少年仮面ライダー隊」を再び結成し、会長として自ら指揮を執る。

風見に対しては優しさと厳しさを両方もって接し、彼の力を引き出すために過酷な特訓を科すこともあった。その結果、「V3ドリルアタック」「V3ビッグスカイキック」「V3マッハキック」などの強力技を生み出している。

結城丈二/ライダーマン(演:山口豪久)

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第43話から登場。京都大学工学部博士号をもち、それ以外にも様々な学問に通じている俊才。その才能を首領に見いだされ、デストロンの研究者として組織に大いなる貢献をし、将来の大幹部候補とも言われていた。

しかし、大幹部であるヨロイ元帥に地位を脅かすものとして妬まれ、無実の罪により組織の裏切り者とされる。「硫酸のプールでじわじわと溶かされる」という残酷な処刑方法にかけられている最中に部下に救われ、失った右腕に戦闘用の「アタッチメント(カセットアームとも呼ばれる)」を装着し、デストロンにとって最も憎むべき敵である仮面ライダーV3の姿を模した「復讐の鬼」として活動を始める。

当初は自らの腕を溶かし、部下をも全滅させたヨロイ元帥に対する復讐心のみで一匹狼として活動していたが、「科学によるユートピアを作る」と信じていたデストロンの実態を知ってからは、風見や藤兵衛と共に行動するようになる。しかし、恩人である首領への感謝の念は捨てがたく、V3が首領を追い詰めた時には、首領をかばって逃がしてしまうこともあった。

V3やデストロン怪人とは違い、全身の改造を受けているわけではないので、戦闘能力はそれほど高くはない。しかし、「ロープアーム」「ネットアーム」などの武装を駆使してV3の決め技を導いたり、「パワーアーム」で怪人にダメージを与えたり、『仮面ライダーSPIRITS』や『仮面ライダー11戦記』などの作品では囚われた仲間を救出したりなど、サポート役として活躍している。

デストロンの恐るべき兵器「プルトンロケット」を破壊するために一時消息不明になったが、『仮面ライダーX』において無事生存していることが確認される。
その後も世界平和を守るべく活動を続けており、2011年の映画『MOVIE大戦MEGAMAX』では強力な怪人「メズール」を、2014年の『仮面ライダー大戦』では一時敵対した仮面ライダーオーズを破るほどのパワーアップを遂げている。
このことから「全身改造を受けたのではないか」との声がファンから上がっているが、定かではない(派生作品で、村枝健一『仮面ライダーSPIRITS』では2016年時点で生身のまま、早瀬マサト『S.I.C. HERO SAGA』の一部のエピソードでは改造人間になっている)。

珠純子(演:小野ひずる)

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デストロンのアジトをたまたま目撃したことから組織に狙われ、そこを風見に助けられた少女。そこから彼に淡い想いを抱き、少年仮面ライダー隊の通信係となる。
藤兵衛と共に変装して捜査を行うこともある。一方で敵に拉致される機会も多い。
本編では風見がV3であることを知らなかったが、漫画『仮面ライダーSPIRITS』でその事実を知ることとなる。

珠シゲル(演:川口秀樹)

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