仮面ライダーV3（ブイスリー）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

純子の弟で、少年仮面ライダー隊の本部付き隊員として、少年隊員の中心的役割を担う。
V3から渡された装備「スクランブルホッパー」で戦闘員を攪乱することもある。

本郷猛/仮面ライダー1号（演：藤岡弘、）

「技の1号」と呼ばれたダブルライダーの一人。ゲルショッカー壊滅後、城南大学生化学研究室で研究者として活動していたものの、デストロンの侵攻に伴い、再び戦いに身を投じる。
風見をV3に改造したのち、原子爆弾を体内に宿した「カメバズーカ」から東京を守るべく、「ライダー全エネルギー解放」により、2号と共にカメバズーカを太平洋上に運び、道連れになったかと思われていた。
しかし第21話で生存が確認され、劇場版で帰国してデストロン怪人部隊を圧倒したほか、第33、34話で本郷の姿から仮面ライダー1号に変身し、2号、V3と共に怪人を打ち破った。

一文字隼人/仮面ライダー2号（演：佐々木剛）

「力の2号」と呼ばれたダブルライダーの一人。ゲルショッカー壊滅後、本職であるカメラマンとして活動していたが、デストロンの侵攻に伴い、再び戦いに身を投じる。
1号と同様に、劇場版では四国でデストロンと闘った他、第33、34話では一文字の姿から仮面ライダー2号に変身した。

佐久間ケン（演：川島健）

インターポールから派遣された「デストロンハンター」のうち、ドクトルGによる反撃をV3の救援によりしのいだ、ただ一人の生き残り。
風見を先輩と呼び、キバ一族との闘いの中で彼をサポートした。
『仮面ライダーSPIRITS』では、本部長に出世し、10人の仮面ライダーを支援する部隊「SPIRITS」の総指揮を執っている。

デストロン

ショッカー・ゲルショッカーを率いていた首領が、世界征服を目的として結成した暗黒結社。上記の2組織以上に大規模な破壊作戦を計画・実行してきた。
初期～中期までは動植物に機械の特性をミックスした改造人間「機械合成怪人」が主戦力であり、さらに2体の怪人を同時に作戦に投入し、一方はV3を妨害し、一方は作戦を推し進めるといったスタンスが主であった。

ドクトルG没後は、各地域の秘術を極めた特殊な部族の長を大幹部として招聘している。ショッカー同様に単一の生物をモチーフとしているものの、その実力は段違いで、V3だけではなく、ライダーマンとのタッグや3人ライダーを苦戦させたものも多い。

しかし、そうした計画をことごとく阻止された挙句、最大の作戦「プルトンロケット計画」をライダーマンが命と引き換えにしてなきものとし、再生怪人による最後の抵抗「D作戦」も呆気なく破られる。最終的に、ヨロイ元帥がV3をアジトまで招く結果となり、首領も撃破され、組織は潰えることとなった。

しかし、首領本体の野望は、この後も『仮面ライダーストロンガー』まで続くこととなる。

ドクトルG/カニレーザー（演：千波丈太郎）

デストロン日本支部に呼び寄せられた最初の大幹部。元ドイツ軍人。細菌作戦を好む傾向があり、その他にも「四国占領作戦」など大規模な作戦を計画・実行した。「ドクトル」の名のとおり、改造人間製造技術にも優れ、「カメラモスキート」らを生み出している。

常に鎧と兜で武装しており、手にした斧と盾の威力はV3をも圧倒する。さらに悪魔生霊の儀式を行うことで、更に強力な怪人「カニレーザー」に姿を変えることが可能。
なお、ドクトルGの装備品は蠍が模られているため、演じた千波をはじめ。多くの関係者が怪人態を蠍と考えていた、という逸話がある。

宿敵V3のことを「仮面ラァーイダV3」という独特の口調で呼ぶが、これについては千波が、歌舞伎の見栄を意識して演じていたことによる。

キバ男爵/吸血マンモス（演：郷鍈治）