仮面ライダーV3(Kamen Rider V3)のネタバレ解説まとめ

『仮面ライダーV3』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。『仮面ライダーシリーズ』の人気を定着させた作品である。ショッカー・ゲルショッカーの後継組織であるデストロンの魔の手から人々の自由と平和を守るために、風見志郎/仮面ライダーV3が悪の怪人と闘い続ける。登場人物は前作『仮面ライダー』から一部引き継がれ、前作と同様、もしくはそれ以上の人気を獲得する作品となった。

アフリカ奥地に受け継がれてきた「ドーブー教」の魔術師にして、「キバ一族」の頭領。
原始人を思わせる衣装を身に着けているが、儀式の際にはタキシードを着用することもある。
キバ一族の怪人は巨大な牙を持った動物をモチーフとしており、一族の魔女「スミロドーン」が変身する「原始タイガー」をはじめ、強烈なパワーでライダーたちを圧倒した。
最後は「吸血マンモス」の正体を現し、V3を苦戦させるものの、一瞬の隙を突かれて弱点の鼻を引き裂かれ、「V3回転三段キック」を直撃されて爆散した。

ツバサ大僧正/死人コウモリ(演:富士乃幸雄)

チベットに伝わる密教「卍教」の開祖にして、「ツバサ一族」の長。その名のとおり、飛行能力を持った怪人で組織される一族は、飛行能力を持たないV3を大いに苦戦させた。
だが、藤兵衛との特訓や、ハリケーンの飛行能力を駆使したV3の戦法により、首領から最後通牒を突きつけられ、強力怪人「死人コウモリ」としてV3を苦しめるが、特訓によって編み出された「V3マッハキック」で致命傷を負い、棺の中で爆死した。

ヨロイ元帥/ザリガーナ(演:中村文弥)

モンゴル帝国の血を引き継ぐとされた男で、「ヨロイ一族」の頭領。強固な外殻を持った怪人軍団を指揮する。
『仮面ライダーシリーズ』の大幹部の中でも一、二を争うとされる冷酷かつ卑怯な男であり、自らの地位への執着心でも群を抜いている。組織内の勢力争いのために、結城丈二を陥れ、硫酸のプールでじわじわと苦しめて殺そうとする点はその最たるところである。

しかしその行為によって、組織に仇を為す存在であるライダーマンを生み出してしまい、最終決戦では怪人「ザリガーナ」に変身して闘うも、フルパワーを発揮したV3には敵わず、一方的に蹂躙される。大ダメージを負ってアジトに逃げ帰るも、首領によって用無しと判断され、処刑されることとなった。

デストロン首領(声:納谷悟朗)

デストロン基地に姿を置き、組織のレリーフから声だけで指令を下す謎の存在。
その正体は心臓だけが生きている骸骨であり、その実力を発揮することなく、V3に砕かれ、デストロンは崩壊した。本編においては呆気なく撃破されているが、テレビゲーム『仮面ライダーV3』においては、大鎌と超能力を駆使する最後の敵として描かれている。

『仮面ライダー』において、ゲルショッカー首領の本体として登場した「眼球」と同一の存在なのかは不明。
その正体について、『仮面ライダーストロンガー』では「本体である岩石大首領の傀儡」、早瀬マサト『仮面ライダーEVE』では「隕石に乗って飛来した寄生生物」、『仮面ライダーSPIRITS』では「人類の進化を促した大首領JUDOの意志を模した自律プログラム」とされている。

名作エピソード

劇場版『仮面ライダーV3対デストロン怪人』

テレビ第20話「デストロン四国占領作戦」・第21話「生きていたダブルライダー」に引き続いて展開されるエピソードとなる。21話で生存が確認されていたダブルライダーが、ここで本格的に参戦することとなる。

デストロンは幻と言われた放射能元素「サタンニウム」鉱脈が四国にあることを突き止めた。
そしてドクトルGが直々に指揮を執る形で、強力怪人「タイホウバッファロー」、そして「ドクバリグモ」「ギロチンザウルス」をはじめとした再生怪人軍団という大軍勢を投入し、サタンニウムを我がものとせんとする。

その前に立ちはだかったのが、仮面ライダーV3、そして帰国した仮面ライダー1号と仮面ライダー2号だった。3人のライダーは数で勝る怪人軍団を圧倒。タイホウバッファローも1号と2号のライダーダブルキック、さらにV3キックという必殺のコンボで倒され、デストロンの野望は食い止められた。

第27話「生きかえったゾル・死神・地獄・ブラック」~第28話「5大幹部の総攻撃!!」

少年仮面ライダー隊員が洞窟の中で目撃したのは、「イモリゲス」「ウニドグマ」「シオマネキング」「ドクダリアン」というショッカーの改造人間であった。その報告を受け取って急行した風見は、デストロン怪人「ワナゲクワガタ」と交戦する。

その様子を観察していたのはドクトルGだけではなく、ゾル大佐・死神博士・地獄大使・ブラック将軍という、かつてのショッカー・ゲルショッカーの大幹部たちであった。再び命を与えられた彼らは、日本全土を「キラードガンマー」なる毒ガスで一斉に攻撃する任務を与えられていた。

地獄大使の「ドクトルGに代わって、デストロンの指揮を執れとのご命令かな?」という言葉にドクトルGが気色ばみ、首領が注意したところで、ブラック将軍が本題に入ろうとするなど、それぞれのキャラクターを活かしたやり取りが興味深いところである。

5対1の不利な形勢に持ち込まれたV3は、彼の力でも破壊できない「ペトンガラス」製の空間に閉じ込められる。
そこにやってきたのは、新たなライダーの姿を直接見たいという地獄大使だった。扉が開かれた隙に風見は脱出の好機を得る。
その後、捕われた藤兵衛と純子を救出すべくV3は再びアジトに潜入、特訓により強化したキックでペトンガラスを打ち破り、ワナゲクワガタらを打ち破った。基地の崩壊により、幹部らもドクトルGを残して黄泉に送り返される。

第30話「ドクトル・ゲー!悪魔の正体は?」

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