韓国ドラマ『銭の戦争』のあらすじ・ストーリーをネタバレ解説!日本版では草彅剛・大島優子・木村文乃が出演

本記事では2007年、韓国SBSで放送されていたドラマ『銭の戦争』のあらすじ・ストーリーを、ネタバレを含めて紹介している。原作はパク・イングォンが執筆した漫画で、ドラマの最高視聴率が37パーセントを記録するなど社会現象を巻き起こした。主演は演技派俳優として知られるパク・シニャン。優秀な証券マンとして順調な生活を送っていた主人公だが、父親が借金苦で自殺したことですべてを失う。そんな主人公が路上生活者から再び立ち上がり、復讐していくというストーリーだ。

銭の戦争 第5話
ナラ(パク・シニャン)は、結婚式をぶち壊し、そのスキに祝儀を持ち逃げした。
ナラが祝儀を返済の一部に充てジュヒ(パク・ジニ)に領収書を渡すと、裏切られたと思い傷つくジュヒは激怒した。
インヒョクとの縁談は破談になり、ジュヒの父はインヒョクの母親から挙式費用の請求書を渡された。
結局、返済に進展は無く、ジュヒの父は心労で倒れた。
見舞いに来たナラは、"娘を売らなくて済んだ"と感謝されるが、借金の返済をジュヒには請求しないと約束させられてしまう。
そんな中、ナラはトクゴ・チョル(シン・グ)に、あるパーティに誘われた。
そのパーティは、チャヨン(キム・ジョンファ)の祖母が主催するもので、韓国中の金持ちが集まっていた。
ナラは、招待客らにトクゴ・チョルの弟子と紹介され、チャヨンやウソン(シン・ドンウク)と再会する。
金持ち連中の身勝手な会話に嫌気がさしたナラは、泥酔し大演説...演説の内容はともかく大勢の前でインパクトを与えることに成功した。
帰りのタクシーの中、トクゴ・チョルはナラに、本当に紹介したかったのは、"ハ・ウソン"だと話し、"ウソンとは、争いを避けるか、握手しろ"と忠告した。
ナラが、"握手が嫌だったら?"と尋ねると、トクコ゜・チョルは、"お前が屈服することになる"と答えた。
一方、チャヨンの祖母の命で金融会社BA社の買収を目論むウソンは、ジュヒの勤めるソマン銀行の支店長を呼び出していた...ソマン銀行は、BA社の大株主だった。
ウソンは支店長に、多額の預金をする代わりに、BA社の取引情報を渡すよう要求した。
どうしても預金の欲しい支店長は、BA社との取引を担当するジュヒに、情報を持ち出すよう指示するが、断られてしまう。
しかし、マ・ドンポが病院にまで取り立てに来たことで、ジュヒは支店長の頼みを引き受ける事に。
そして、最初の取引...ジュヒは、取引場所に現れたウソンから大金を受取り、罪悪感に悩まされる。
病室に戻ったジュヒは、寝ている父の前で、"良心を売った"と懺悔した。
その頃、チャヨンの祖母がBA社を買収しようとしている事を知ったトクゴ・チョルは、それを阻止すべく"銭の戦争"が始まった事を宣言していた。
眠ったフリをしてジュヒの懺悔を聞いていた父は、ナラを呼び出し、ジュヒの身に何が起こっているのか調べて欲しいと頼んだ

銭の戦争 6~10話

出典: kdrama.seesaa.net

銭の戦争 第6話
銀行からBA社の融資情報を持ち出したジュヒ(パク・ジニ)をナラ(パク・シニャン)が待ち伏せしていた。
ナラは最後のプライドだけは大切しろと忠告するが、ナラに不信感を持つジュヒは悪態をつき、二人は言い争いになった。
ケンカ腰のナラが借金の返済を迫ると、ジュヒはウソン(シン・ドンウク)から受取った大金を勢いでナラに返してしまう。
ナラから借金返済の連絡を受けたジュヒの父は、"良心を売ってしまったのか"とジュヒを問い詰めた。
父の言葉に後悔したジュヒは、結局ウソンに情報を渡さなかった。
ジュヒがウソンから受取ったお金を返すためナラに交渉すると、ナラはジュヒの"最後のプライド"を担保にお金を貸すことにした。
早速ジュヒは、ウソンにお金を返しに行くが、"契約解除の場合は倍返し"と言われ、追い返されてしまう。
途方に暮れたジュヒは、またしてもナラに相談...ナラがウソンと交渉することになった。
ナラがウソンに会いに行くと、チャヨン(キム・ジョンファ)に遭遇...二人の関係はギクシャクしたままだった。
ナラは強引にお金を返し、ジュヒの件はとりあえず決着する。
ナラが立ち去ると、ナラの妹ウンジからチャヨンに連絡が入った...ウンジの屋台がヤミ金業者に襲われているようだ。
チャヨンの後をつけたウソンがウンジを助けるが、ウソンはナラがヤミ金業者をしていることをウンジにバラしてしまう。
BA社の買収阻止のためトクゴ・チョル(シン・グ)が動いていると知ったチャヨンの祖母は、買収方法の変更を検討していた。
ウソンの提案により、一旦銀行に預金し、その利息として銀行が持つBA社の株を取得することになった。
一方、ジュヒに貸したお金を捻出するためナラは、マ・ドンポの持つ不良債権に目をつけていた。
ナラは、債務者でヤクザ組織"かもめ派"幹部キム・ドングに取り立てに行くが、案の定ボコボコにされてしまう。
キム・ドングは、刺されて入院中の組長を裏切り、私腹を肥やしていた。
その頃、ジュヒは、銀行に預金に来たウソンに食事に誘われていた...しかし、お金至上主義のウソンの態度に腹を立てたジュヒは席を立ってしまう。
一方、"かもめ派"組長の退院祝の場に乗り込んだナラは、組長の前でドングに返済を迫り、お金を返す約束を取りつけた

銭の戦争 第7話
裏切りが組長にバレたのではと心配する"かもめ派"のキム・ドングは、手持ち資金を借名口座に移した。
しかし、借名口座の名義人でかつてナラ(パク・シニャン)のホームレス仲間だったチョ・チョルスは、口座の大金を引き出して豪遊してしまう。
その頃、ジュヒ(パク・ジニ)を担保にしたナラは、"自分の担保に手を出されたくない"と言い、ジュヒの父の借金返済と結婚費用の賠償を全て引き受けた。
一方、チャヨン(キム・ジョンファ)は、自分も貸金業をやりたいと祖母に頼んでいた。
ドングから返済を受けたいナラは、ドングにしつこくつきまとう作戦をとり、ドングを苛立たせていた。
そんな中、ドングは口座のお金が消えていることに気づく。
ナラを拉致しボコボコにしたドングは、チョ・チョルスを捜し出すよう命じた。
程なくチョルスを見つけ出すナラだったが、ホームレス時代、ネズミ駆除剤の件で命を救ってもらった恩があり簡単には突き出せない。
そこでナラとチョルスはある作戦を実行することに...。
ドングの前に連れて来られたチョルスは、自分は中東のテロリストを殺しにいく国家機密要員だととんでもないウソをついた。
チョルスが殺し屋だと信じたドングは、お金を返す代わりに組長の殺害を依頼する...作戦の第一段階は思惑通りになった。
そこでナラは、トクゴ・チョル(シン・グ)からお金を借りてドングに返し、"組長殺害依頼は取り消す"という領収書を手に入れた...作戦成功。
その頃、チャヨンは、"一年で元金を倍にする"という条件付で貸金業をすることを許されていた。
一方、ナラの妹ウンジは、屋台を失い酔っ払い相手の夜の仕事に就いていた...トイレで涙するウンジ。
そして、最高の切り札を手に入れたナラは、"かもめ派"組長の前に姿を現した

銭の戦争 第8話
ナラ(パク・シニャン)は"かもめ派"組長に、"1億で組長殺害を依頼された殺し屋に、私が2億払って阻止した"と話し、組長に気に入られることに成功した。
組長から資産運用を任されたナラは、その場に銀行員のジュヒ(パク・ジニ)を連れて行き、さらなる信用を勝ち取った。
組長にスッカリ信用されたナラはキム・ドングに会い、借金を返済しなければ、"組長殺害依頼は取り消す"と書いた領収書を組長に見せると脅迫した。
窮地に追い込まれたドングは、自分が育った施設の仲間ウソン(シン・ドンウク)に借金を申し込むが、"施設の話はするな"と言われアッサリ断られてしまう。
しかし、ドングの借金にナラが関わっていると知ったウソンは、ドングに恩を売るためお金を貸すことにした。
ドングから返済を受けたナラは、トクゴ・チョル(シン・グ)から借りていたお金を返し、さらにジュヒの父の借金も全てドンポに返済した。
ようやくドンポから解放されたジュヒは、ドンポに薬代を渡し平手打ちして事務所を去った。
借金完済祝いのためウンジの屋台にやった来たナラとジュヒ...しかし、そこに屋台は無く、代わりにチャヨン(キム・ジョンファ)が現れた。
チャヨンはナラに、屋台はヤミ金業者に壊され、ウンジは行方不明になっていることを話した。
一方、ナラがドンポの下で働いていると知ったチャヨンの祖母ポン女史は、ドンポの事務所を訪ねた。
ポン女史が、かつてドンポの厳しい取り立てで自殺した社長の息子がナラだと教えると、ドンポは優秀なナラをクビにするかどうか思い悩む。
ナラは、ようやくウンジの夫に会うことができるが、夫はウンジが苦しんでいるとは言えず、"子供にピアノを教えている"とウソを伝えた。
そんな中、ドンポの事務所に借金を返しに来る客が殺到し始める...どこかの業者が低金利でお金を貸しているためだった。
その頃、貸金業を始めていたチャヨンの事務所には行列が...。
ナラは、低金利の業者の正体を突き止めるため、ジュヒに偵察を頼んだ。
そして、顧客を装い事務所にやって来たジュヒは、そこでチャヨンと対面する。

銭の戦争 第9話
ナラ(パク・シニャン)はジュヒ(パク・ジニ)から、低金利でお金を貸しているのがチャヨン(キム・ジョンファ)だと聞かされた。
チャヨンは、銀行の支店長に主要取引銀行にする条件としてジュヒを担当者にすることを要求した。
早速ジュヒを呼んだチャヨンは、ナラの借金を肩代わりするのでナラとは会わないで欲しいと提案した。
しかし、ジュヒはお金で釣るような行為は不愉快だと応え、対決姿勢を見せた。
それを知ったナラはジュヒとともにチャヨンの事務所に乗り込み、ジュヒを攻撃するなと忠告した。
ナラの事が忘れられないのに意地を張るチャヨンは、以前貸したお金を返すよう要求し、二人は対立する。
機嫌の悪いチャヨンを見かねたウソン(シン・ドンウク)は、自分が代わりにナラに復讐すると話しチャヨンを抱きしめるが、チャヨンは素っ気無く突き放した。
その頃、ドンポの店の顧客が集中的に狙われていることに疑問をもったナラは、ドンポの秘書ミス・チョが顧客情報を漏らしているのではないかと疑った。
ミス・チョが帰宅し、ロッカーの中を探るナラは、そこで自分の父親の「臓器売買契約書」を見つけてしまう。
父親を借金で苦しめ自殺に追い込んだのがドンポと知ったナラは、怒りが収まらない。
ゴルフクラブを手にドンポを殺す勢いのナラ...それを見ていたジュヒが何とかナラを抑えた。
ドンポを推薦したトクゴ・チョル(シン・グ)を責めるナラだったが、"世の中に復讐したいならドンポごときに構うな"と逆に叱責されてしまう。
次の日、ナラは両親の散骨をした場所を訪ね、改めて世の中への復讐を誓った。

銭の戦争 第10話
ナラ(パク・シニャン)は、新たな決意を胸にマ・ドンポの事務所に戻った。
一方、チャヨン(キム・ジョンファ)は、たいした用事も無いのにジュヒ(パク・ジニ)を呼び出し、ナラとの関係を探っていた。
帰ろうとするジュヒにウソン(シン・ドンウク)が声をかけてきた...ウソンは、自分が施設育ちであることをジュヒに明かした。
そこへナラが現れると、ナラとウソンは対決姿勢をあらわにする。
家に戻ったナラがウソンの事を尋ねると、トクゴ・チョル(シン・グ)は、自分の最初の弟子だったことを話した。
その頃、ジュヒに不正を断られた支店長は、自らが情報を持ち出していた。
BA社の買収を進めるチャヨンの祖母ポン女史とウソンは、闇に包まれたBA社の筆頭株主の素性を調べ始めていた。
ナラに連れ戻され夫とともに食堂で働き始めたウンジのもとへチャヨンが訪ねて来た。
ウンジが、"まだ兄のことを愛しているの?"と尋ねると、チャヨンは、"愛し続けることも忘れることも捨てることも取り戻すことも難しい"と答えた。
そんな中、銀行に内部監査が入り、ジュヒが疑われてしまう...早速ジュヒは支店長に相談するが、支店長は何の事か?とトボけて責任をジュヒに転嫁する。
ウソンを呼び出したジュヒは、情報を廃棄するよう求めるが、ウソンは全く相手にしなかった。
夜、ドンポが大金を隠し持っていると知ったナラは、事務所でお金のありかを探していた。
そして、ナラが怪しい場所を見つけた時、ドンポが事務所に戻ってきた。

銭の戦争 11~15話

出典: kdrama.seesaa.net

銭の戦争 第11話
いくつかの幸運が重なってナラ(パク・シニャン)は、ドンポに見つからずにすんだ。
しかし、肝心のお金のありかには暗証番号が必要なカギがかけられていて、その夜はどうすることもできなかった。
銀行では良心を売った支店長の栄転が決まり、良心を守ったジュヒ(パク・ジニ)は地方の支店に飛ばされることになった。
一方、チャヨン(キム・ジョンファ)の会社が強引な取立てで借り手を苦しめていると知ったナラは、チャヨンの事務所に乗り込んだ。
自分への当てつけで貸金業をしているチャヨンにナラは、ヨリを戻すので貸金業をやめるよう忠告する。
しかし、強引な取立てはチャヨンの知らないところでウソン(シン・ドンウク)がしていることだった。
この一件でチャヨンは、ウソンにさらなる不信感を持った。
ナラは、ドンポのカギを開けるため全ての暗証番号の組み合わせを試し始めるが、膨大なボタンの組み合わせの前に挫折する。
そんな中、ジュヒの化粧品が指について取れなくなったナラは、ある事を思いつく。
早速、ナラはドンポのゴルフクラブに化粧品を塗りつけ、ドンポがどのボタンを押しているかを突き止めた...ボタンの組み合わせは、720通りにまで絞り込んだ。
夜、チョルスを見張りに立て、ナラはジュヒとともにカギと格闘し始めた。
しかし、またしてもドンポが事務所に戻ってくる...チョルスはナラに電話しようとするがバッテリー切れ。
焦ったチョルスはドンポの車にぶつかり時間を稼ぐ。
ようやくチョルスが公衆電話からナラに連絡を入れたとき、ドンポが事務所に戻るまでの時間は5分に迫っていた

銭の戦争 第12話
金庫室から出たジュヒ(パク・ジニ)は、ナラ(パク・シニャン)と待ち合わせしているとウソをつき、勝手に事務所に入り込んだ言い訳をした。
ジュヒは、ドンポ相手にダンスをしたりして無理やり時間を稼ぐが、結局追い返されてしまう。
一方、ついに金庫を開けたナラは、予想通り札束の山を発見し、歓喜した。
慌てて金庫を閉め脱出しようとするナラは、"大変よくできました"のハンコを落とすが気づかない。
息を潜めるナラ...しかし、ジュヒを追い出したドンポが金庫に迫ってくる。
とその時、警察を連れてチョルスが事務所にやって来た...ドンポはひき逃げの容疑で連行され、ナラは脱出に成功した。
ジュヒを伴い警察に向かったナラは、とりあえずドンポを助けた。
その頃、ウソン(シン・ドンウク)は、BA社の筆頭株主の消息を調べていた。
ナラを呼び出したチャヨン(キム・ジョンファ)は、ナラの母親の手術費用を持ち去ったのがポン女史から連絡を受けたドンポ一味だったことを明かし謝罪した。
改めて怒りを燃やすナラだったが、チャヨンに対しては、ポン女史や自分みたいにならないためにも貸金業から手を引くよう忠告した。
一方、金庫の前でハンコを発見したドンポは、疑いの目をナラに向け、監視カメラを調達した。
そして、再び金庫に侵入したナラは、そこに監視カメラがあることに気づく。

銭の戦争 第13話
ドンポは、監視カメラの映像をチェックするが、そこには何も映っていなかった。
チャヨン(キム・ジョンファ)やポン女史が自分を全く信用していないと知ったウソン(シン・ドンウク)は、取得したBA社の株を自分の名義にした。
一方、BA社の買収計画から大口の投資家が手を引いたことにより資金難に陥ったポン女史は、ドンポを仲間にしようと決断していた。
そんなポン女史の行動を知ったトクゴ・チョル(シン・グ)は、下手をすると全財産を失うと買収をやめるよう忠告した。
トクゴ・チョルは、ウソンにもポン女史を止めるよう説得した...施設育ちのウソンの両親とトクゴ・チョルには何らかの因縁があるようだった。
ウンジの夫に会ったチャヨンは、ウンジが書いた借金返済の念書を取り戻すようお金を渡した。
その頃、ジュヒ(パク・ジニ)を呼び出したドンポは、金庫の前に落ちていたハンコの件でジュヒを問い詰め、スタンガンまで使って脅し始めた。
とその時、金庫室から大量の札束とともにナラ(パク・シニャン)が出てきた。
ナラは、ライター片手に札束を人質にドンポを逆に脅し始めた...解放されるジュヒ。
監視カメラの映像は消去しておいたと開き直るナラをドンポは、スタンガンを使って気絶させた。
ドンポは、慌てて金庫に向かうが、金庫には暗証番号付の新しいカギが取り付けられていた。
ドンポは、5億ウォンを渡す念書を書いてナラに金庫を開けさせるが、そこにはお金は無く、無数の臓器売買契約書と仏像があるだけだった。
命より大切なお金が一瞬のうちに消えたことでショックを受けたドンポは倒れ、病院に運ばれた...ドンポは意識があったが誰とも話すことはできなかった。
お金は、ナラが密かに持ち出していた。
一方、ウソンはポン女史には内緒でBA社の株の38%を取得していた。
買収計画に加わることになりドンポの事務所に交渉に来たチャヨンは、ドンポの入院を知る。
病院へドンポの様子を見に来たウソンは、ナラとドンポの間に大金を巡る何かがあったことに感づいた。
トクゴ・チョルのもとに戻ったナラは、ドンポから奪い返したお金は善い事だけに使うと話した。
しかし、トクゴ・チョルは、昔ウソンも同じことを言っていたとナラを叱責した。

銭の戦争 第14話
ジュヒ(パク・ジニ)は、支店長がBA社の情報を持ち出したことを明かし、銀行に辞表を出した。
マ・ドンポの事務所を事実上手に入れたナラ(パク・シニャン)は、チョルスを事務所の代表に据えた。
ナラがドンポからお金を奪ったと知ったジュヒは、"良心を守った私を共犯者にした、あなたもマ社長と同じ"とナラを責めた。
ナラはジュヒを伴い、以前厳しい取立てで追い込んだ顧客をまわりお金を貸し、ドンポとの違いを見せつけた。
ナラへの誤解を解いたジュヒは、ナラの手に"よくできました"のハンコを押した。
ナラがBA社を買収して苦しんでいる人を助けると宣言すると、トクゴ・チョル(シン・グ)は、とりあえず静観する構えをみせた。
そんな中、ウソン(シン・ドンウク)はナラがドンポの金を手に入れたことを知り、ナラもウソンがBA社の株を自分名義にしていることを突き止めた。
ウソンは、孤児院仲間で以前ナラからの借金を肩代わりし恩を売った"かもめ派"幹部キム・ドングに連絡を入れた。
一方、大金を持ってポン女史の前に現れたナラは、勝手にゼロをひとつ加えて50億にしたドンポの念書を見せ、買収計画に加わると話した。
しかし、ポン女史の意向に反し、ウソンはナラが買収計画に参加することに反対する。
夜、ナラと屋台に来たジュヒは、銀行を辞めたことを伝えると、突然泣き出しナラに抱きついた。
ジュヒと別れた直後、ナラの前に現れたドングは、ナラを殴り買収計画から手を引くよう脅迫した。
トクゴ・チョルは、"志の違う者と手を組むな"とナラに忠告するが、結局ナラはポン女史と契約を交わしてしまう。
ポン女史と意見の対立するウソンはチャヨン(キム・ジョンファ)に、"もう何もかもおしまい"と決別宣言をにおわせた。
その頃、入院するドンポにある異変が起きていた

銭の戦争 第15話
銀行を辞めたジュヒ(パク・ジニ)は、ナラ(パク・シニャン)の仕事を手伝い始めた。
一方、ポン女史と決別したウソン(シン・ドンウク)は、キム・ドングと共謀し、ポン女史とチャヨン(キム・ジョンファ)の脱税行為を通報した。
やがて、税務調査が入り、ポン女史は身柄を拘束された。
ナラの目の前に現れたドングは、ポン女史との契約書を破り捨て、BA社の買収計画から手を引くよう求めた。
ポン女史が全ての罪を被ったことで解放されたチャヨンは、ウソンを平手打ちし、完全に対決することになった。
一方、ドンポが目覚め始めていることを知ったナラは、買収計画でウソンに遅れをとるのではと焦り出す。
ナラは、トクゴ・チョル(シン・グ)に借金を申し込むが、アッサリと断られてしまう。
さらにナラは、資金繰りに行き詰ったチャヨンから逆に借金を申し込まれてしまう。
先行きに不安を感じながらナラが事務所に戻ると、社長の椅子にはドンポがすわっていた。

銭の戦争 16~20話

出典: kdrama.seesaa.net

銭の戦争 第16話
病院からドンポを連れて来たキム・ドングは、改めてナラ(パク・シニャン)にBA社買収から手を引くよう求めた。
一方、ポン女史が拘束されてから資金繰りに苦しむチャヨン(キム・ジョンファ)は、貸金業から身を引くよう以前ナラから忠告されたことを思い出し後悔するが、もう後戻りは出来ない状態だった。
チャヨンは、トクゴ・チョル(シン・グ)に借金を申し込み、そのお金をポン女史の保釈金に充てた。
ようやく保釈されたポン女史は、ウソン(シン・ドンウク)への復讐を誓った。
その頃、ジュヒ(パク・ジニ)は、就職活動に精を出すが、銀行で内部告発したことが知れ渡り、どこの会社も雇ってくれなかった。
ドングからの脅しを全く問題にしないナラは、買収計画を進めようとするが、ドンポから手に入れた50億では資金が足りなかった。
一方のポン女史も投資家を集めるが、投資家たちは運営者としてウソンを指名していた。
激怒したポン女史は、"恩をアダで返すのか"とウソンに詰め寄るが、ウソンは全く動じなかった。
気分転換を兼ね海に出かけたナラとジュヒ...そこで、ナラはトクゴ・チョルからの課題で以前借金を取り立てたキム曹長に出会った。
キム曹長の話からナラは、トクゴ・チョルが積立金を集め、貧しい人々に安住の地を提供していることを知る。
ナラとジュヒが帰途に着くと、突然車がエンスト...二人の様子をウソンとドングが見張っていた。
ナラが修理工場に立ち寄った隙にジュヒが拉致され、ウソンに呼び出されたナラは、ジュヒを助けるかドンポの50億を差し出すかの選択を迫られた。
一旦は、ジュヒを見捨てるナラだったが、ウソンの前で金庫のカギを投げ捨て、ジュヒを助けた。
立ち去ろうとするナラとジュヒを捕まえようとするドングだったが、ウソンは、"女を選ぶとは想定外だった"とつぶやきドングを制止した。
車を失いヒッチハイクの荷台に乗るナラとジュヒ...ナラはジュヒにキスをした。
ジュヒは、軽く平手打ちを返すが、すぐにナラの頬にキスを返した...そして、二人は濃厚なキス。

銭の戦争 第17話
天使里の人々が株を保有していると知ったナラ(パク・シニャン)は、BA社の筆頭株主がトクゴ・チョル(シン・グ)ではないかと疑いを持つが、トクゴ・チョルは否定した。
ドングと手を組むウソン(シン・ドンウク)は、お金の力で天使里の人々から株を取得しようとしていた。
ポン女史は、これまでのことを土下座して謝罪し手を組もうとナラに握手を求めるが、ナラは拒否した。
チャヨン(キム・ジョンファ)も脅しに近いかたちでナラを説得するが、ナラの答えは変わらなかった。
すっかり恋人気分のナラとジュヒ(パク・ジニ)は、デートの約束...事務所で待ち合わせすることになった。
先にジュヒが事務所に着くと、チョルスがお金を持ち出そうとする真っ最中だった...やがてナラも事務所に。
別居中の妻とヨリを戻したいチョルスは、友情よりも目の前のお金が大事だと話した...あきれるナラは激怒するものの結局チョルスを見逃した。
しかし、チョルスの妻には別の男が...チョルスはナラに謝罪し、事務所に戻ることに...お金は子供の養育費として消えていた。
一方、大金をばらまかれた天使里の人々は、次第に心が揺れ始めていた。
そのことを知ったトクゴ・チョルはナラに、天使里を守って欲しいと頼んだ...トクゴ・チョルがかつて愛した女性がいた村だから。
そんな中、かつてジュヒと結婚までしようとしたインヒョクが事業に失敗したとの噂が飛び込んできた。
ナラは、50億をちらつかせインヒョクの保有するBA社株を買い取ろうとするが、ナラを気に入らないインヒョクは、ボクシング対決をしかけた。
そして、インヒョクにボコボコにされたナラは、株の話も無かったことにされてしまう。
インヒョクを呼び出したジュヒは、お金目的で結婚しようとしたことを謝罪し、ナラを助けて欲しいと頼んだ。
するとインヒョクは、ジュヒの申し出をアッサリと受け入れた。
早速ナラは、お金を持ってインヒョクを訪ねるが、一足先にウソンがインヒョクと契約を交わしていた。

銭の戦争 第18話
ウソン(シン・ドンウク)の提示した大金の前に、天使里の一部の人々が株を売り始めた。
それを知ったナラ(パク・シニャン)は激怒するが、天使里の中心人物キム曹長から、"金貸しのクセに"と言われると何も言い返せなかった。
進むべき道を失い落ち込むナラをジュヒ(パク・ジニ)が励ました。
その頃、ドングに捕まったチョルスは、ボコボコにされ50億の在りかを白状するよう脅されていた。
そして、ナラとジュヒが事務所に戻ると、隠し金庫のお金は消え、ボコボコにされたチョルスだけがたたずんでいた。
すべてを失ったナラにトクゴ・チョル(シン・グ)は、"一から出直せ"と忠告するが、ナラはとてもその気にはなれなかった。
そんな中、ウソンがBA社の代表の座に就くと、チャヨン(キム・ジョンファ)とポン女史も巻き返しのチャンスを狙っていた。
ジュヒに説得されたナラは、トクゴ・チョルに謝罪、一から出直すことになった...まずは市場の集金から。
一方、50億を手に入れたドングは、ウソンにBA社への投資を持ちかけていた。
ドングを見張っていたチョルスは、お金を在りかをつかみナラに報告した。
そして、ドングがお金を運び出そうとしたところをナラとジュヒが車ごと奪い逃走...後を追うドング。
ナラは、慈善事業の寄付金を募るテレビ番組の生放送の現場に逃げ込んだ。
カメラの前では手出しのできないドングを尻目に、ナラはドンポ社長に頼まれお金を寄付しにきたと車の中の大金を全て差し出した。
テレビを見ていたドンポ社長は、ビックリ仰天...テレビ局にお金の返還を求めるが追い払われてしまう。
ナラとジュヒは、チョルスとともに爽快な気分で祝杯をあげた。
その頃、チャヨンは、慈善事業家と見られるようになったドンポ社長と手を組もうと考えていた。

銭の戦争 第19話
ジュヒ(パク・ジニ)がナラ(パク・シニャン)と交際していると知ったジュヒの父はナラに、娘には会わないで欲しいと頼んだ。
ジュヒが私のために今の仕事を辞めて欲しいと頼むと、ナラは、"君を愛していない、金貸しを続ける"と冷たくジュヒを突き放した。
ナラをあきらめたジュヒは、新しい銀行で働き始めた。
そして、ナラを呼び出したジュヒは、借金の一部を返し、ナラを平手打ちして去っていった。
トクゴ・チョル(シン・グ)は、天使里を担保に用意した大金をナラに渡し元手にするよう指示するが、ナラはそれを断り、"クム・ナラの天使里を作る"と宣言した。
一方、目覚めたドンポ社長は、チャヨン(キム・ジョンファ)の下で"不良債権処理班"として働くことになった。
そんな中、BA社が利子を上げたことが原因で自殺者が出た。
激怒したナラは、BA社に乗り込みウソン(シン・ドンウク)を責めるが、ウソンはウソンなりに大きく心を痛めていた。

銭の戦争 第20話(最終回)
ナラ(パク・シニャン)のことが忘れられないジュヒ(パク・ジニ)は、元気がない。
ポン女史は、ある思惑を抱いてウソン(シン・ドンウク)と再び手を組むことになった。
そして、企業イメージを損ねた責任でウソンを追及する理事たちの前に、BA社の筆頭株主となったポン女史が現れた。
ポン女史が演説を始めると、そこにナラも乗り込んできた。
ナラは、"お金のせいで人を殺さないで下さい、BA社を元に戻せ"と言い放った。
ウソンがナラを追い出そうとすると、ポン女史は、ナラをBA社の新代表に指名した。
新代表を引き受けたナラは、早速ウソンを解雇...全てはトクゴ・チョル(シン・グ)が仕組んだことだった。
一方、ドンポ社長は、回収したお金を持ち逃げし、チャヨン(キム・ジョンファ)の下から去った。
ナラは、新代表就任式で、"庶民のためのBA社にする"と挨拶した。
式の模様をテレビで見ていたジュヒの父は、ナラを見直していた。
ジュヒの勤める銀行に講演に来たナラは、ジュヒと目を合わせるが、見つめ合うだけでお互い無言だった。
ナラを愛していることを思い知るジュヒ...一方、ナラもジュヒのことをあきらめられなかった。
そんなナラの姿を見たトクゴ・チョルは、"生きているうちに愛しなさい"と忠告した。
その夜、ジュヒに会ったナラは、ペンでジュヒの指に指輪の絵を描きプロポーズした。
しばらく後、ナラとジュヒの結婚式...トクゴ・チョルやポン女史、妹のウンジらが駆けつける中、チャヨンが現れた。
チャヨンが、"おめでとう"と言うと、ナラは、"金持ってる?"と冗談で返した。
チャヨンはナラに、"チャヨンとは会いません"という念書を返し、二人は和解した...しかし、立ち去るチャヨンは涙をこらえていた。
式の直前、ナラを訪ねて来たドンポ社長は、杖でナラの頭を何度も何度も殴打した。
頭から血を流し倒れこむナラの薄れ行く意識の中に、ジュヒとの思い出が駆け巡った。(終)

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