ネメシス(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ネメシス』とは日本テレビ系列で2021年に放送された探偵事務所が舞台のミステリー・エンターテインメントドラマである。舞台は横浜にある小さな探偵事務所ネメシス。新たに看板探偵となった風真は、天才的な推理力を持つ助手アンナに助けられながら難事件を解決してゆく。2人の上司・栗田は行方不明になったアンナの父を探しながら、20年前の事件を追っていた。広瀬すず演じる”天才助手”美神アンナと、櫻井翔演じる”ポンコツ探偵”風真尚希の凸凹バディが、ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決してゆく。

『ネメシス(ドラマ)』の概要

『ネメシス』とは、日本テレビ系列で2021年4月から放送された探偵事務所が舞台のミステリー・エンターテインメントドラマである。
2021年4月11日から6月13日までの間、毎週日曜22時30分 - 23時25分の日本テレビ系列『日曜ドラマ』枠にて放送されたテレビドラマ。広瀬すずと嵐・櫻井翔がW主演を務めた。
全10話で、1話完結型のミステリーと物語の主軸となる主人公アンナの父親失踪事件で構成されている。各話の事件が父親失踪事件と絡み合い物語が展開してゆく。原作はなく、片岡翔・入江悠によるオリジナル脚本である。
初回視聴率は11.4%、平均視聴率は8.4%を記録した。
第25回日刊スポーツ・ドラマグランプリ・春ドラマでは作品賞、主演女優賞(広瀬すず)、主演男優賞(櫻井翔)、助演男優賞(江口洋介)、助演女優賞(橋本環奈)を受賞した。

舞台は横浜にある小さな探偵事務所・ネメシスである。
新たにネメシスの看板探偵となった風真尚希(かざまなおき)は探偵としての才能が無い”ポンコツ探偵”だ。風真は天才的なひらめきと推理力を持つ”天才助手” 美神アンナ(みかみアンナ)に助けられながら、難事件を解明してゆく。
アンナと風真、そして2人の上司である栗田一秋(くりたかずあき)は、行方不明になったアンナの父・美神始(みかみはじめ)を探し続けていた。ネメシスに依頼がくる事件を解決しながら、アンナの父親に繋がるヒントを見つけ出してゆく。やがて3人はアンナの父親の事件が20年前の事件に関連していることを知る。
広瀬すず演じる”天才助手”美神アンナと、櫻井翔演じる”ポンコツ探偵”風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決していくミステリー・エンターテインメントだ。

「ミステリー・エンターテインメント」と銘打った今作は、ミステリー特有の暗さは少なく、コミカルなシーンを交えてテンポ良く物語が進んでゆく。登場人物たちは非常に個性豊かで面白く、1人1人が魅力的に描かれている。個性が強い登場人物が多いために、真面目で普通な登場人物の「普通」すら大きな個性に見えてくる作品だ。脇を固める登場人物たちも主役級の役者が大勢出演しており、豪華すぎると話題になった。

また、櫻井翔が嵐の活動休止後初めてドラマ主演するということでも非常に注目を集めた作品でもある。活動休止以前は嵐のメンバーが出演する作品の主題歌には嵐の楽曲が使われることも多かった。その為「嵐の未発表楽曲が出るのではないか」と主題歌の発表にも大きな注目が集まった。注目を集めたテーマ曲は嵐楽曲ではなく、横山克(よこやままさる)さん作曲の「Nemesis」に決定した。このドラマのために書き下ろされた楽曲「Nemesis」が作品に彩りを添えている。

『ネメシス(ドラマ)』のあらすじ・ストーリー

探偵事務所「ネメシス」始動

脅迫されている澁澤の自宅に来たアンナ(写真左)、黄衣子(写真中央)、風真(写真右)

横浜にある小さな探偵事務所「ネメシス」。
インドから日本に戻ってきて3ヶ月のアンナは、ネメシスの内勤として働くこととなった。ネメシスは社長である栗田が第一線から退き、風真が新たな看板探偵として動き始めたばかりだ。半年前2020年10月、アンナの父・始はインドから日本に戻った後姿を消してしまった。その為、栗田と風真はインドからやってきたアンナを引き取ったのだ。

ネメシスに女医の上原黄衣子(うえはらきいこ)が”患者の澁澤火鬼壱(しぶさわほきいち)に命を狙う脅迫状が届いた”と助けを求め依頼に訪れた。
依頼を受けた風真は、アンナと共に澁澤の自宅にやって来た。その夜、澁澤は鍵がかかった自室の中で亡くなってしまう。そばに書かれた長いダイイングメッセージの最後には「犯人は黄衣子だ」と記されていた。
殺人現場となった自宅には刑事のタカとユージ、風真の上司である栗田もやってきた。
アンナは捜査の後「私、ちょっと入ります」と言い、捜査の中で見聞きしたことを振り返りながら推理し、事件の真相を解明した。
真実に辿り着いたアンナは、澁澤の6人いる恋人の1人である桜田桃(さくらだもも)が犯人であると気付いた。アンナがカンペを出し、探偵である風真が推理を語るスタイルで関係者達に真実を告げる。犯人である桃は”自分はもう遺産をもらえない”と思い込み、殺害したと告白した。アンナの才能に驚いた風真は栗田に”アンナに推理の才能があることを知っていたのか”と聞くが、栗田も同様に知らなかったようだ。

あかぼしの家

2002年4月15日。お腹をかかえた妊婦の美馬芽衣子(みまめいこ)を神田水帆(かんだみずほ)が車の中で介抱していた。運転していた始が事故を起こし、そこに栗田が駆けつけたのだった。

2021年。探偵事務所ネメシスに中学生の神谷節子(かみやせつこ)が訪れ、兄の神谷樹(かみやいつき)を探してほしいと依頼した。節子と樹が住む養護施設「あかぼしの家」の名前を聞いた栗田は樹探しを快諾した。
風真とアンナは、樹が振込詐欺に関わっている西園寺佑(さいおんじゆう)とつるんでいたことを突き止める。一方栗田は芽衣子の写真を手がかりに、芽衣子が「あかぼしの家」の出身であることを突き止めた。
風真は道具屋・星憲章(ほしけんしょう)を訪ね、星の形をしたGPSを受け取った。栗田と風真とアンナは振込詐欺の受け子をしている樹に接触し、GPSで追いかけた。追いかけた先の部屋では西園寺が死亡し、樹はナイフを手にしていた。樹は自分が殺したと自供するが、その話には無理があるとアンナは推理し真実を解明する。
事件の真相を語るアンナの声をイヤホンで聞き、風真が推理を披露した。樹は罪を被っただけで、阿久津英樹(あくつひでき)が真犯人で振り込め詐欺のボス鬼道であると伝えた。樹は妹・節子のためにお金を貯めようと詐欺グループに入ったのだった。

風真とアンナは道具屋・星にお礼をしに行くと、星はアンナのつけているネックレスを調べたいと言う。父・始からもらったそのネックレスには、膨大なデータが入っていることが分かった。一方、栗田は芽衣子が最後に残した言葉「管研(カンケン)」をメモに書き貼っていた。

アンナの日本での初めての友達

ある日、風真が体調不良を理由に早退した。不審に思った栗田とアンナが尾行すると、風真は黄以子と八景島シーパラダイスに向かっていった。
実は過去に八景島シーパラダイスで働いていた風真は、社長の太宰幸一郎(だざいこういちろう)から相談を受けていたのだった。八景島シーパラダイスは連続爆弾魔・ボマーによって爆発物を仕掛けられ、「2億円を用意しないと爆発する、警察には言うな」と脅迫されていた。

アンナが捜査に加わるのは危ないと栗田が反対した為、アンナは仕方なく1人で園内を満喫していた。そこでアンナは同年代の女子大生・四葉朋美(よつばともみ)と出会い、意気投合する。

アンナは朋美に爆発物騒ぎの件を話し、2人で協力し爆発物がしかけられた場所と犯人の居場所を特定する。
その夜、タカとユージたち警察が閉園後にお金を回収しにきた犯人を捕らえた。イヤホンをつけた風真が、アンナと朋美が語る真相を皆に告げる。犯人にとって最後の砦だった水族館に仕掛けた爆弾は、既に爆発物処理班によって処理されていた。

アンナにとって、朋美は日本で初めてできた友達だ。朋美は探偵事務所ネメシスにも通う仲になった。

デカルト女学院への潜入

ある日ネメシスに、スクールカウンセラーの雪村陽子(ゆきむらようこ)が”学校で起きた転落死の犯人を探してほしい”と依頼に訪れた。栗田は現場がデカルト女学院と聞き、アンナの潜入捜査を決定した。

風真は刑事のタカとユージと共に捜査を進めることになった。 教頭の南禅寺光江(なんぜんじみつえ)は校長が不在の中、この事件を自殺で片付けようとしていた。捜査の時間が限られる中、風真はAIのスペシャリストである姫川烝位(ひめかわじょうい)に協力を仰ぎ、AIで犯人を割り出そうとする。そんな中、生徒である西野歩美(にしのあゆみ)と南今日子(みなみきょうこ)が自首してきた。しかし姫川は”2人は犯人ではない”と言う。

潜入調査していたアンナは事件の真相を突き止め、風真はいつも通りアンナの推理を皆に語った。自首してきた歩美と今日子は慕っている陽子が犯人だと思い込み、陽子を庇うために嘘をついていた。犯人は唯一アリバイが無い教頭の南禅寺だった。南禅寺は被害者・黒田秀臣(くろだひでおみ)に好意を抱いていたが、陽子と付き合っており別れるつもりが無いと知り殺したのだ。更に黒田は転落ではなく、南禅寺が上からブロックを落とし亡くなったのだった。

一方、栗田は女学院で用務員から菅容子(かんようこ)について「しばらく見ていない。いつも遺伝子の本を読んでいた」と聞き出していた。

遺伝子研究

風真はジャーナリスト神田凪沙(かんだなぎさ)が映るテレビニュースを凝視していた。
するとそこにアンナが大好きな料理店「Drハオツー」の店主・リュウ楊一(リュウよういち)が相談に来た。リュウは山奥で養殖業を営む天久潮(あまひさうしお)の転落死について調べなおして欲しいのだと言う。

栗田、風真、アンナ、リュウの4人で山奥の養殖場に向かった。
風真が刑事のタカとユージと小山川薫(こやまかわかおる)に事件の詳細を尋ねると、警察は酔って誤って転落したと見ていた。
調査を進めたその夜、養殖場に宿泊した風真とリュウがキャンピングカーで寝ていると突然車が動きだした。音を聞いたアンナが車を止めに行き、リュウが何とか運転席のブレーキをひいて車は止まった。しかし運転席には誰もいなかった。その後、小屋から潮の義弟・洋(ひろし)の遺体が見つかった。

アンナは一連の事件の真相を解明し、風真はアンナの推理を皆に語る。風真は、犯人は潮の長男・一魚だと告げた。魚の遺伝子研究を行っていた一魚は、風真たちに顕微鏡を見られたことを焦り殺そうとしたのだった。更に洋にも見つかり、一魚は脅されお金を要求されていたのだった。また潮の転落死については、一魚がゲノム編集による魚の品種改良を提案した際に言い争いになり誤って転落したのだった。しかし父親である潮は一魚を認めており、遺書には「会社は一魚に任せる、遺産は息子で3等分するように」と書かれていた。

ネメシスに戻った風真は、栗田に一魚の顕微鏡の写真を見せる。一魚は大学院を卒業後、菅容子から遺伝子研究所に誘われていた事を風真に話していた。栗田は徐々に「カンケン」に近づいている事に手ごたえを感じていた。

19年前の事故の関係者

風真と栗田はアンナの父・始が19年前に事故を起こした場所で手を合わせ、現場で新しいヒールの靴跡を見つけた。

一方ネメシスには、暴露系動画配信者・多治見一善(たじみかずよし)が依頼にきた。多治見は自身と若手人気女優久遠光莉(くおんひかり)が覚せい剤を使用しているフェイク動画を流され困っており、さらに光莉は行方不明になったと言う。 多治見はその犯人が自分を恨んでいると思われる人物・ジャーナリストの神田凪沙だと推測していた。
風真とアンナは調査を開始し、姫川は覚せい剤動画がフェイクであると突き止める。多治見は薬物検査が陰性であったとSNSで公表し、情報提供を呼びかけた。翌日、多治見に光莉から動画が送られてきた。黄衣子の運転で撮影場所の鉄工所に行くと、上から光莉が入った袋が落ちてきた。光莉を突き落とし殺した犯人がいる上階へと向かった多治見は、そこで誰かに襲われ眠ってしまう。

目を覚ますと多治見は椅子に縛られ、目の前には凪沙の姿があった。アンナの推理を語る風真は、真犯人は多治見自身だと告げる。一切犯行を認めない多治見の前に、死んだと思われていた光莉が姿を現した。先に真実を見抜いたネメシス側が予め光莉を助けた上で、光莉は死んだふりをしていたのだ。多治見は光莉の首にナイフをあて脅すが、そのナイフは偽物であった。そもそも今いる鉄工所自体がドラマの撮影セットであり、それに気付かなかった多治見を追い込むことに成功した。

その後栗田と風真は凪沙に会いに行き、多治見が烏丸司(からすまつかさ)という男から金をもらい2年前凪沙をバッシングしていたことを伝える。凪沙もまた栗田たちと同じ事件を追っていた。”アンナに19年前の事件を話さない”という条件で、凪沙からの”烏丸の正体を探る”という依頼を栗田達は受けた。

ゲノム編集ベビー

凪沙から”烏丸の正体を探る”という依頼を受けた風真と栗田は、早速鳥丸を尾行する。しかし鳥丸には常にボディーガード志葉雄平(しばゆうへい)がついており、近づけない。風真は元凄腕詐欺師で現マジシャンの緋邑晶(ひむらあきら)に相談した。緋邑は風真よりアンナのほうが”筋がいい”とアンナにトリックを教えこんだ。

偶然、風真とアンナは風真の元同僚である大和猛流(やまとたける)と会う。大和が風真の元上司である"立花教授"の名前を口にするが、風真は話をそらし逃げる。そんな風真をアンナは怪しむ。
アンナは花札の賭場に潜入し、調査対象である鳥丸と勝負をすることになった。アンナはあえて素人感を出しながらも最後に大勝負に出て見事イカサマで勝利する。その時、賭場に風真が予め依頼していた刑事タカとユージ達がガサ入れに入ってくる。風真とアンナは逃亡の手助けを装い鳥丸を緋邑の店へと誘導する。
そこで鳥丸のスマホデータの入手を試みるが、鳥丸はネメシスの正体を知っており逆に風真を拘束する。風真はすぐに栗田によって助けられたが、買い出しに出ていたアンナは鳥丸のボディーガード志葉と揉み合いになる。リュウの助けが入りアンナは誘拐されずに済んだが、鳥丸と志葉を逃がしてしまった。
風真達が店に戻ると、なぜか緋邑が鳥丸のスマホを持っていた。実は緋邑はテーブルの下で、こっそり鳥丸のスマホを抜き取っていたのだ。道具屋・星が鳥丸のスマホを調べるとそこには「K-Labo」の文字があった。それを見た凪沙は20年前の事件のことを風真に詰め寄り、風真は凪沙に仕方なく事件のことを打ち明けた。
一方アンナは朋美に、風真と栗田が自分に隠し事をしていると相談していた。

翌日、ネメシスの事務所で鳥丸のスマホの解析結果を見た凪沙はそこに大和の名前を見つける。大和が”カンケン”と深い関わりがあると思った凪沙は、話を聞くため大和に接触する。凪沙が「全てを教えてほしい」と大和に話していると、凪沙を追いかけて風真もやってきた。大和が「GE107は素晴らしい才能をもっているようだ」と言った時、風真の車に隠れていたアンナが出てきた。大和はアンナに「君はね、立花教授と我々で作った世界初のゲノム編集ベビーなんだよ」とアンナの出生にまつわる秘密を伝える。アンナを「立花アンナ」と呼んだ大和は志葉と共にその場から離れてしまう。

アンナの出生

自分がゲノム編集ベビーだと言われたアンナは風真と栗田に全てを話してほしいと詰め寄り、2人は20年前の出来事を語り始めた。
アンナの父・始の本名は立花始(たちばなはじめ)で、栗田と始は高校の同級生だ。風真は始の部下として立花研究所で遺伝子研究を行っていた。20年前、始は遺伝性難病のためにゲノム編集について研究しており、そこでは大和と水帆も働いていた。始は難病を救う受精卵を作ることに成功し冷凍保存していたが、3ヶ月後にその受精卵が無くなってしまう。始が栗田に相談し犯人を探すも見つからず、立花研究所は閉鎖した。
しかしその1年後、美馬芽衣子という妊娠中の女性から始に連絡があった。始は水帆とともに芽衣子が連絡してきた電話ボックスに向かい、芽衣子を保護した。芽衣子は「監禁されていた、追われている」と言い、その腕にはゲノム編集した受精卵の番号が記されていた。
始と水帆は芽衣子を連れて車で病院へ向かうが、黒い車に追われ事故に遭ってしまう。連絡を受けた栗田と風真が事故現場に駆け付け病院に連れて行くが、同乗していた水帆は怪我をして亡くなってしまう。芽衣子も出産した後に亡くなってしまった。その時生まれたのがアンナである。アンナの母親は卵子を提供した神田水帆と出産した美馬芽衣子とし、2人の名前から1文字ずつとり”美神”という苗字を名乗ることにした。始は美神始としてアンナの父親となり、「秘密を一生守る」とアンナを連れて海外に行ったのだ。
2020年10月、始は母親の葬儀のために久しぶりに日本にやってきた。そして始は葬儀後に行方不明になったのだ。
栗田は始が”カンケン”に拉致されたと睨んでいる。栗田はアンナに、芽衣子が最後に残した言葉が”カンケン”と”菅容子”であること、現在”菅容子”の行方は分からないことを伝える。更に、20年前に受精卵を盗んだのは大和ではないかと推測していた。そして”カンケン”がアンナのネックレスのデータを狙っている可能性を伝えると、全てを聞いたアンナはその場を飛び出してしまう。

アンナの誘拐

皆がアンナを探す中、アンナは朋美と水族館にいた。友人に相談するつもりで話していたアンナだったが、突然朋美は豹変し「私は菅容子の娘、菅朋美です」と言う。アンナは朋美から渡された水を飲み意識を失う。朋美はアンナを拉致し、ネックレスを探すが見つからない。朋美はアンナのネックレスを持った風真を呼び出し、志葉に風真からアンナのネックレスを奪わせ逃走する。

アンナは朋美たちの研究施設に連れて行かれた。そこでアンナは同じく捕らえられていた父・始と窓越しに再会を果たすが、注射を打たれて意識を失ってしまう。

アンナを拉致した研究施設には、朋美や大和がいた。
20年前、大和は始の作った受精卵を持ち出し、菅容子と共に美馬芽衣子を妊娠させたのだ。しかし芽衣子が逃げ出し事故に遭ったため、大和たちはお腹の子供は亡くなったと思っていた。その後、朋美の母・菅容子は夢半ばで亡くなった。大和たちの目的は、アンナの遺伝子とデータから新たに受精卵を作ることである。

その頃、気絶していた風真は栗田と凪沙に助けられ目を覚ます。3人はネックレスの事を尋ねた朋美が犯人であると確信する。

大和と朋美はネックレスのデータ解析のため、”アンナを人質にする”と始を脅しネックレスのパスワードを聞き出そうとする。脅された始が「ナイトツアー」と叫ぶと、ネックレスのパスワードを導くためのチェスのゲーム”ナイトツアー”がスタートした。
アンナは朋美と”ナイトツアー”で戦う。ゲームの間、アンナは自分が望まれ産まれた子じゃなかったとしても、幸せに育ててもらったと思い返していた。ゲームから朋美はパスワード「TWINKLEstar0415」を突き止める。アンナに勝利した朋美は、パスワードを入れロックを解除した。

ネメシスでは、菅容子がある難病で亡くなっていたこと、朋美も同じ病に犯されていることを突き止める。風真はこれまでの人脈を使い、医師の上原黄衣子、道具屋の星憲章、AI開発の天才・姫川烝位、カンフーの使い手・リュウ楊一、ジャーナリストの神田凪沙、マジシャンの緋邑晶、神奈川県警捜査一課のタカとユージの”チームネメシス”を集める。風間は「アンナを探してほしい」と頼みこみ、”チームネメシス”8人に協力を仰いだ。
その後、風真たちは八王子でアンナを拉致した車を見つけだす。その時朋美から連絡が入り、「ネックレスのデータは63分後に開く。開いたら始とアンナの部屋の酸素を抜く」と告げられる。

アンナ救出作戦

研究所への潜入を企てるチームネメシス(写真上左から黄衣子、凪沙、栗田、風真。写真下左からユージ、タカ)

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恋空(小説・漫画・映画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『恋空』とは、美嘉のケータイ小説を映画化した恋愛映画である。女子高生の田原美嘉(たはらみか)が同じ学校に通う男子高生弘樹と出会い付き合うところからはじまるが、ある日美嘉はヒロに突然別れを告げられる。ヒロは末期ガンを患い別れを決意したのだが、それを知り美嘉は看病を続けるのだ。しかしふたりに別れがやってくる。この映画は痛いほど切ないのに、どこか温かいラブストーリーとなっている。映画は2007年11月3日に公開され、監督は今井夏木、主演は新垣結衣と三浦春馬が務めた。

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め組の大吾(FIRE BOYS)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

め組の大吾(FIRE BOYS)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『め組の大吾』は1995年から1999年までの約4年間、曽田正人が週刊少年サンデーで連載していた消防士の物語である。マンガの他、2004年にフジテレビでドラマ化された。主な内容は、不良に近かった朝比奈大吾が、消防士になり同僚や上司、先生や助けた人などに刺激を受けてレスキュー隊員へと破天荒ながら活躍の場を広げていく様子が描かれている。元不良らしい考え方と行動力の大吾とともに、優等生である甘粕のコンビが魅力を後押ししている。また、火災や事故現場の臨場感などが読み手を引き付ける。

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六番目の小夜子(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

六番目の小夜子(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『六番目の小夜子』とは恩田陸の小説と、それを原作としたNHKで放送されたTVドラマ、および舞台作品である。恩田陸のデビュー作であり、新潮社の第3回日本ファンタジーノベル大賞にて最終選考まで残った作品だ。とある高校(ドラマでは中学校)に伝わる「サヨコ」という言い伝えを軸に、少年少女たちの瑞々しい青春とファンタジーホラーの一面も持つ。2000年にNHK教育『ドラマ愛の詩』でドラマ化された。また2022年1月、乃木坂46の鈴木絢音の主演で舞台化もされている。

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紙の月(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

紙の月(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

梅澤梨花は夫と二人で暮らす銀行の契約社員。平凡だが穏やかに暮らしている。不自由のない生活をしているものの、夫とは気持ちがすれ違い始めていた。年下の大学生と出会ったことをきっかけに、彼女の生活は歪み出し、巨額の横領事件を起こしてしまう。ベストセラーとなった角田光代の同名小説を映画化。監督は吉田大八。

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3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(3A)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(3A)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』とは、日本テレビ系で2019年に放送された日本のテレビドラマ。半年前に起きた女子生徒・景山澪奈の自殺の真相を明らかにするため、美術教師の柊一颯が生徒たちを人質に取った立てこもり事件を起こす、異色の学園ドラマである。主演は菅田将暉。生徒役には永野芽郁や今田美桜、森七菜などが出演している。『電車男』や『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』などのヒットドラマを生み出した武藤将吾が脚本を手掛ける。

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キングダム 運命の炎(キングダム3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キングダム 運命の炎(キングダム3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『50回目のファースト・キス(映画)』とは、本国アメリカのみならず世界中で大ヒットとなったロマンチック・ラブコメディである。記憶障害という難病をテーマに切なく涙かせるシーンもありながら、集結したコメディ俳優たちがハワイを舞台にナンセンスながらクセのあるギャグで始終笑わせてくれる。 二人が揃ってメディアに登場すると今だに大きな話題となるアダム・サンドラー×ドリュー・バリモアの最強コンビの抜群の信頼関係が、最高の映画製作に影響を与えヒット作へと導いている、今もなお根強いファンが多い傑作である。

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謎解きはディナーのあとで(謎ディ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

謎解きはディナーのあとで(謎ディ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『謎解きはディナーのあとで』とは、東川篤哉による同名小説を原作とした、フジテレビ系列の連続推理テレビドラマである。2011年10月から火曜21時枠で放送され、最高視聴率18.1%を記録した。世界有数の大企業の令嬢・宝生麗子は、お嬢様であることを隠し国立署の新人刑事として日々奮闘していた。麗子の新たな執事となった影山は毒舌を吐きながら、麗子から聞く捜査内容だけで事件を推理し解決に導いてゆく。毒舌執事を嵐の櫻井翔が、お嬢様刑事を北川景子が演じ話題となった。

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翔んで埼玉(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

翔んで埼玉(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『翔んで埼玉』とは、魔夜峰央によるギャグ漫画作品、およびそれを原作としたコメディ映画作品である。。二階堂ふみやGACKTを始め、豪華なキャスト陣が本気でふざけた内容が大きな話題となる。埼玉県民が東京都民に虐げられてきた架空の世界が舞台となり、埼玉解放を求めて他の県を巻き込みながら全面戦争へと発展していく。

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忍者に結婚は難しい(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

忍者に結婚は難しい(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『忍者に結婚は難しい』とは横関大による小説、およびそれを原作としたテレビドラマである。小説は2022年に講談社から刊行、ドラマは2023年1月から3月までフジテレビ系で全11話が放送された。主人公である草刈蛍と草刈悟郎は、忍者である秘密をお互いに隠して結婚している夫婦である。任務をこなしていくうちにお互いに違和感を覚えていき、2人の間には不穏な空気が流れる。忍者として生きるのか、ただの人間として生きるのかを迫られていく、ヒューマンラブコメディーである。

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ノーサイド・ゲーム(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ノーサイド・ゲーム(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ノーサイド・ゲーム』とは、2019年に発行された原作者・池井戸潤の小説及び、大泉洋主演で2019年7月から9月まで放送された、ラグビーをテーマとしたテレビドラマ。ラグビーの素人であるトキワ自動車経営戦略室次長の君嶋隼人(きみしまはやと)が、アストロズを立て直してラグビー界を盛り上げるために孤軍奮闘するストーリー。日本で開催されたラグビーワールドカップ2019の応援ドラマとして放送された。第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。

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大病院占拠(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

大病院占拠(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『大病院占拠』とは、日本テレビで放送された嵐の櫻井翔主演のサスペンスドラマである。心の病で刑事を休職している武蔵三郎が、界星堂病院を占拠した鬼のテロリストから人質を救出しようとするストーリーとなっている。櫻井翔の他に、比嘉愛未、白洲迅、渡部篤郎など豪華キャストがドラマ出演している。ドラマの脚本は福田哲平、音楽はベイリー芦屋が担当する。鬼のテロリストによって次々と犯罪者の罪が暴かれていくシーンや犯行に及んだ理由も、ドラマの見どころのひとつである。

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私がモテてどうすんだ(漫画・アニメ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

私がモテてどうすんだ(漫画・アニメ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『私がモテてどうすんだ』とは、講談社より発刊されている『別冊フレンド』にて掲載された、ひとりの美少女を巡って沢山の男性が翻弄される姿を描いた恋愛コメディ漫画である。 美少女でありながら、男性に興味がなく自他ともに認めるオタクであるという主人公のキャラクターが好感を抱かせ、アニメ化・実写映画化までされている。

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四月は君の嘘(君嘘)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

四月は君の嘘(君嘘)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『四月は君の嘘』とは、新川直司のピアノを題材にした漫画作品。2011年から2015年まで『月間少年マガジン』にて連載された後、アニメ化、実写映画化、舞台化、ミュージカル化もされている人気作品だ。母の死をきっかけに、ピアノの音が聴こえなくなった元天才ピアニストの有馬公生。暗い日々を過ごす中、圧倒的な個性を持つヴァイオリニストの宮園かをりと出会い、再び音楽を通じて成長する物語である。音楽に情熱を注ぐ演奏家たちや彼らを支える周りの人の言葉は、心を動かされるものが多い。

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CHEAT チート 〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

CHEAT チート 〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『CHEAT チート 〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』とは、日本テレビ系列で放送された"詐欺師たちを騙し返す"集団を描いたエンターテインメントドラマである。原作が無いオリジナルドラマとして読売テレビにより制作され、2019年10月から放送された。人の心を見抜き人を騙すことに天才的な才能をもつ主人公・沙希が、詐欺師を騙すスペシャリスト集団チートのメンバーとなり詐欺師達を懲らしめてゆく。主人公を本田翼が、チートを束ねるリーダー的存在の刑事を風間俊介が演じ話題となった。

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キングダム2 遥かなる大地へ(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キングダム2 遥かなる大地へ(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キングダム2 遥かなる大地へ』とは、古代中国で“天下の大将軍”となることを目指す少年の活躍を描いた、原泰久の同盟漫画作品の実写映画シリーズ第2弾である。公開翌年となる2023年には、同シリーズ第3弾となる『キングダム3』の公開が決定している。 500年もの間戦乱の中にある古代中国。魏国の軍勢の侵攻を受けた秦国は、これを迎撃するための軍を編成する。ひょんなことから秦国王宮内の人々と知り合った奴隷の少年信は、天下の大将軍になるという夢を叶えるためここに参戦。本物の戦場の中で剣を振るう。

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め組の大吾 救国のオレンジ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

め組の大吾 救国のオレンジ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『め組の大吾 救国のオレンジ』とは、“オレンジ”こと特別救助隊員の奮闘と成長を描く曽田正人、冨山玖呂両名による漫画作品。1999年に完結した曽田正人の少年漫画『め組の大吾』の続編であり、世界観と一部登場人物を共有している。2023年にアニメ化された。 斧田駿は、特別救助隊員として活躍することを夢見る新人消防隊員。常に自分の先を行く十朱大吾、高校時代から片思いしていた中村雪らと共に特別救助隊員となるための訓練に参加する中、斧田は十朱が10年前の大規模なホテル火災の生き残りであることを知る。

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AI崩壊(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

AI崩壊(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『AI崩壊』とは、2020年1月31日に全国公開された日本のSF・災害映画である。監督・脚本は入江悠、主演は大沢たかおが務めた。映画は主人公である桐生浩介(きりゅう こうすけ)が医療人工知能 AI「のぞみ」の開発に成功したところからはじまる。2030年には全国民の個人情報などを「のぞみ」が管理するようになったが、突然「のぞみ」が暴走し日本中がパニックとなる。その暴走を阻止しようと奔走する姿を描いた映画である。AIが発展する現代で、これからの世界のありかたについて考えさせられる映画だ。

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青天を衝け(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

青天を衝け(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。

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るろうに剣心 伝説の最期編(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

るろうに剣心 伝説の最期編(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『るろうに剣心 伝説の最期編』(るろうにけんしん でんせつのさいごへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた「京都編」の後半を、オリジナルの展開を交えて映画化したもの。前作と合わせて100億近い興行収入を達成する大ヒットとなった。 明治政府打倒を目論む志々雄真実を倒すため、奥義を修得する緋村剣心。その志々雄は明治政府を脅し、剣心を処刑させることを画策。剣心は否応なく人斬りとして犯してきた罪との対峙を迫られる。

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るろうに剣心(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

るろうに剣心(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『るろうに剣心』(るろうにけんしん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。人斬りとして刃を振るった過去を悔いる剣士が、明治という時代の中で弱者を守るために戦う様を描いている。原作の派手なアクションを可能な限り再現しており、漫画原作映画の中でも傑作の1つとされている。 伝説の人斬り緋村剣心は、維新の成立と共に仲間たちの前から姿を消し、贖罪の旅を続けていた。ある時彼は神谷薫という少女と出会い、彼女の道場が“偽者の緋村剣心”に苦しめられていることを知る。

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