百姓貴族(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『百姓貴族』とは、『鋼の錬金術師』や『銀の匙 Silver Spoon』などの人気漫画を世に送り出した荒川弘による農家エッセイ漫画である。荒川が高校卒業後の7年間、北海道で農業に従事していた時の経験を元に、農家の日常や荒川の家族の事などを紹介している。また、酪農や耕作の実態や、日本の農業の問題点が笑いや蘊蓄、仮説を織り交ぜて描かれている。
2013年、第4回ブクログ大賞の漫画部門に本作がノミネートされた。
月刊漫画雑誌『ウィングス』にて連載中。2023年7月よりアニメ放映が開始された。

『百姓貴族』の概要

『百姓貴族』とは、北海道で酪農と畑作を営む農家に生まれた荒川弘が、農業高校卒業後から漫画家になるまでの7年間、農業に従事した実体験を基にして描いたエッセイ漫画である。
「働かざる者食うべからず」を家訓とする荒川農園(仮称)を主な舞台に農家の日常や荒川の家族のエピソードを紹介したり、日本の農業の問題点などについて笑いや蘊蓄、仮説を織り交ぜて描かれている。
荒川は本作と同時進行で北海道の農業高校を舞台とした『銀の匙 Silver Spoon』を『週刊少年サンデー』で連載しており、本作と共通する話題が描かれていることもある。
2013年、第4回ブクログ大賞の漫画部門にノミネートされている。

『百姓貴族』のあらすじ・ストーリー

第1巻 農家の常識は社会の非常識

『鋼の錬金術師』『銀の匙 Silver Spoon』など数々の人気作品を世に生み出してきた人気漫画家・荒川弘。彼女には漫画家になる前に故郷の北海道で7年間農業に従事していたという過去があった。
そんな荒川の元に新書館から持ち込まれた企画は、ペットエッセイならぬ農家エッセイ。
荒川の実家である荒川農園(仮称)は主に酪農と畑作を行っている。
日々、大自然の脅威に立ち向かう百姓・荒川の前に立ちふさがるのは、家畜を狙う羆、食害をもたらすエゾシカ、キタキツネ、エゾシマリス。それのみならず、時には人間の野菜泥棒達がやってくることもある。
GWにまさかの吹雪なんてこともあれば、大型台風の襲来で30トンもの堆肥がきれいさっぱり流されて、そのすがすがしさに大笑いをすることだってある。
しかも農民を襲う理不尽は大自然の脅威ばかりではない。生産調整によって搾乳した牛乳を泣く泣く廃棄する事態になったかと思いきや、事態は一転。「バター用牛乳が不足しているからもっと搾れ」という理不尽な要求がくることもあるのだ。
こんな理不尽に怒った北海道が独立して北海道国となったらどうなるか。なんと北海道国は自国だけで十分食っていけるのに、北海道がなくなった日本の自給率は20%くらいになってしまうのである。

第2巻 誰かこの親父をハリウッドへ連れて行け

北海道の百姓はスケールが違う。冬のかまくら作りにはショベルカーが大活躍をする。本気度によってはアグレッシブなシンデレラ城のようなかまくらだって生み出される。
勿論、昔から北海道の冬を楽しく満喫できたわけではない。
北海道の開拓史は過酷そのものである。巨大羆に霜害に冷害、立て続けのバッタの大群の襲来。過酷な試練の数々に立ち向かった先人たちの並々ならぬ忍耐のおかげで今の北海道は存在するのである。それはほんの百数十年前のことなのだと、新たな畑の開墾を通して荒川は実感する。機械化された現代でも開墾はかなりのしんどさだ。開拓当時のご先祖様をいやおうなく尊敬する荒川である。
そんな荒川の両親は父方・母方共に開拓農民の血筋。特に親父殿のアグレッシブさには目をみはるものがある。
ある日、軽トラで坂道をのぼっていた親父殿。のぼりきったその先の橋が大雨でなんと流されていた。そこで親父殿は、アクセルを踏み込んでむこう岸に着地するという荒業で生還したのである。
この親父殿、今まで何度も死に直面するような事態に遭遇するものの生還し、そのたびに家畜(主に牛)が突然死するため「親父殿の身代わり」と思われている。
そんな父のモットーは「同じ人間だから、俺にできることはお前にもできる」である。かくして荒川家の子供たちは強くたくましく育てられたのだ。

先人たちは大自然の中から教訓をみつけてきた。「カッコウが鳴けば、もう霜は降らないから豆をまいてもいいよ」という先人の教訓から、カッコウは別名・豆まき鳥と呼ばれている。
しかしカッコウが鳴いたあとに冷害が発生するときだってある。結局、大自然もたまには嘘をつくのである。

第3巻 「寝なきゃいいじゃん」「家畜よりひでえ」

百姓は逞しい。親父殿に負けず劣らずおかんだって逞しい。
なにしろ、家事、育児、家畜の世話、畑仕事、機械仕事、力仕事、経理、営業、販売、介護、そして自分の趣味の園芸とまさに八面六臂の仕事っぷり。
荒川の祖母もまた、還暦間際に導入されたトラクターを乗り回すアクティブなばあさんだった。
勿論、農家の形は千差万別。荒川家のように「俺にできることはお前にもできる」がモットーな家もあれば、男衆が農作業を担当し、女衆は家の中や家周りの仕事を担当する家もある。
家族全員が農業に従事する荒川家の皆はとにかく食べる。三食の他に3度のおやつもかかさずとる。なにしろ農業はカロリーの消費が激しい。
農家のおやつは自分のところでとれる野菜である。イチゴにトマト、とうもろこしにイモだんご、かぼちゃぜんざいなど。さらにご近所との物々交換で、様々な美味しいおやつがいただけるのである。

荒川は農業をしていたころから漫画も描き始めていたのだが、とにかく百姓は忙しい。「漫画を描く時間をどうやって捻りだしたんですか」と尋ねた担当編集者のイシイに、荒川は「寝なきゃいいじゃん!!」と答えたのだった。
とにかく百姓と漫画家の両立は難しい。睡眠時間はどんどん削られ、締め切り前の最終日の睡眠時間は15分だったという。勿論、きちんと休みのある農家もある。

収穫の秋。収穫祭では立派な野菜も出品されるが、中にはへんてこな形の野菜が出品されることもある。特にみんなが大好きなのはセクスィー野菜。競りにかけられたセクスィー野菜は時に正規品より高値がつき、百姓はいたたまれない気持ちになるのである。

第4巻 また身代わりで家畜死んだ

農家の結婚式あるある。
農閑期に結婚式が集中する。友人の出しものが大根踊りである。ブーケトスのブーケが超豪華な花束だったり、野菜の束だったりする。引き出物が農産物である。新婚旅行が農業視察を兼ねる。

とかくアグレッシブな親父殿。ダンプカーで大根を納品した帰りに事故にあい、なんとか脱出して家に帰ろうとするも同行していたNさんに連れられて病院に行き、内臓破裂と診断される。さっそく大きな病院に移されるが、下がり続ける血圧に失われる意識。家族はさすがに最悪の事態を覚悟するが、どうにか命を取り留める。そして2、3か月の入院が必要と診断されるも、ものの1ヶ月で退院してきたのであった。
その後、腸閉そくで入院し予断を許さぬ日が続くが、家畜の牛が急死した途端、病状は好転したのであった。

荒川農園のかぼちゃは旨い。食用に向かないかぼちゃは牛たちのエサになり、牛糞から作られた堆肥から新たなかぼちゃが育ち、そのかぼちゃを牛が食べる。これぞまさしく農場内循環農法。このかぼちゃはおいしいと知っていても、さすがの荒川も食べる勇気がないのであった。ちなみにかぼちゃの種はネズミ捕りのエサとしても大活躍する。

雪がとける頃に行われる学校の遠足では、目的地に村はずれの牧場が選ばれることが多い。そして荒川農園が目的地に選ばれた場合、弁当を食べたら現地解散なので当然つまらんのである。そして夏に地区の子供会で行われるキャンプの宿泊地は荒川農園の前にあるのであった。ちなみに肝試しコースは荒川家のデントコーン畑だったりする。

第5巻 自分で直せない物はいらん

荒川家の子供たちは強く逞しく、好奇心が旺盛で想像力も豊かである。なにしろ「りんごを食べたい」と言ったらりんご1個と包丁1本を渡されるのが荒川家の教育方針だからだ。
あるときは甜菜から砂糖を作ろうとして謎の物体Xが爆誕し、大量のいもだんごをつくろうとでんぷんを大量に投入させたためにでんぷん味のなにかを作り出す。テールスープを作ろうとして脂がギトギトの謎のスープが出来上がる。
子供たちの想像力があれば収穫道具だって立派な武器になる。時にはハンターな自分を想像しながら収穫をし、またある時は白と黒の眷属(ホルスタイン)を自由自在に操るビーストテイマーになりきって農業の手伝いをするのであった。

1993年1月15日に発生した釧路沖地震では荒川農園にも被害が出る。牛舎の土台がずれたのだ。「これを直すのは大工事になるぞ」「被害額はいくらになるやら」とため息をつく家族を尻目に、親父殿はDIY感覚で安価で修理してのけるのであった。
こんな親父殿のモットーは「自分で直せない物はいらん」である。
そもそもハイテクトラクターは携帯電話の圏外では使えないので、荒川農園のハイテク化はまだまだ遠い。

荒川家の後継者問題。
小さい頃は「じいちゃんの跡を継ぐ」と言っていた甥っ子たちも成長と共に現実が見えてくると公務員を目指したりするようになる。
荒川家の末っ子長男だった弟には周囲からのプレッシャーもあったようだが、祖父の在宅介護を経験し、東京の大学で介護の資格を取ることを決意する。息子が跡を継がないことを覚悟していた両親に見守られ、受験勉強を頑張った弟は、大学受験に失敗したのであった。なお一浪した後、無事に合格した。

第6巻 この土地銀座に持ってって売りたい

力仕事が多い百姓は農筋でムッキムキである。この筋肉は普通の筋トレで鍛える筋肉とは違うらしく、筋トレが趣味の人間が農作業を手伝うと体の変なところが筋肉痛になったりする。そして時につきすぎた筋肉によって大変な目にあったりもする。あるとき、荒川は椎間板ヘルニアを患った。治療のためにはくっついてる椎骨同士を引っ張ってひろげなければならないのだが、椎骨の周りに筋肉がつきすぎていたばっかりに直ぐに治療ができないのであった。

今回の親父殿は頭蓋骨骨折&脳挫傷でICU入り。しかもこの半年で4回目のICU入りである。しかも全部違う怪我だった。「さすがに今回は歳も歳だし覚悟を決めなくてはならないかも」と荒川姉妹は話し合う。しかし「牛は死んでないから、親父殿の怪我も死ぬほどの怪我ではないのでは?」とポジティブな逆算を姉妹はしたのだった。そして親父殿は無事に退院した。
両親の高齢化にともなって荒川農園は乳牛部門を閉めることになる。長年飼っていた牛たちがいなくなって気落ちしているのではなかろうかと心配する荒川だったが、時間が出来て遊ぶ余裕ができた両親の肌つやはとってもよくなっていたりする。乳牛部門は閉めたけれど、畑作は続けている。農家に定年はないのである。

日本にバブル景気が訪れていたころ。他の農家では高級食材が高値でもひっぱりだこ状態で買い取られ、バブル前は3万円前後で売れた肉用ホルスタイン子牛も10数万円で売れたりもした。荒地だってリゾート開発のために買い取られたりする中で、荒川家だけはびっくりするほどバブルの恩恵はおとずれない。じゃがいもは普通の価格で出荷され、高く売れるオスの子牛はこういう時に限って生まれない。そして山奥なため地価変動はまったくなし。おかんは「この土地銀座に持ってって売りたい!!!」と叫んだ。しかしバブル崩壊の悪影響からも逃れることができたのだった。
そんな荒川家にもあったバブルの恩恵は、田舎の小さい空港から海外チャーター便がちょくちょく飛ぶようになったことだけである。もっとも親父殿が行った海外研修はアメリカのワイン用ブドウ畑とニュージーランドの羊牧場だったので、荒川農園の経営にはまったく生かされないのであった。

第7巻 赤身が無ければA5を食べればいいのに

農村ドラマのロケ地に選ばれることが多い北海道・十勝。そんな農村ドラマの現地ウラ話も盛りだくさんである。
牛舎から住居までまるごと撮影用に貸し出されたり、使っていない小屋を「全焼する」という設定で燃やされたりしたこともある。家畜の撮影は牛の耳タグは映り込まないように遠くから撮影したり、CGで消したりで対応可能だが、畑作系は撮影スケジュールと作物の実り具合が合わなくて家畜相手よりすごく大変だったりする。

そしてやってきたコロナ禍。
春のセンバツには十勝から2校が選ばれたにも関わらず、コロナの影響で中止となってしまう。
荒川農園は過疎地の農園なので、まず人に遭遇しないため、特にコロナの影響はない。なにしろ畜産関係は伝染病やらしょっちゅう経験しているから防疫備品は在庫アリアリだったりする。漫画家の荒川の方が、アシスタントがリモートになったためよほど大変なのだった。
肉牛に至っては高級料亭などに行くはずだったA5ランクの肉が市場でダブつき、地場物の安い赤身肉の方が売り切れていたりする。肉屋に「黒毛和牛A5ならあるよ」と言われた荒川姉は「赤身が無ければA5を食べればいいのに」と思ったのだった。

乳牛部門を閉めた荒川農園。
穀物飼料が置かれなくなったのでネズミが減り、鳩も減った。猫はよそに狩りにいき、犬は「もう最後まで面倒をみれないから」と飼っていない。
番犬の監視がなくなった途端に現れたのが狐である。徐々に距離を詰めてきた挙句、犬がいないことに気付いた狐に対抗するために、おかんは迷い犬のシロ(仮)を手なずけようと試みるのだった。

『百姓貴族』の登場人物・キャラクター

進行

荒川弘

CV:田村睦心
代表作に『鋼の錬金術師』や『銀の匙 Silver Spoon』などがある漫画家。
漫画家になる前は北海道の実家で7年間農業に従事していた過去を持つ。
夜中の牛舎で脱走した牛をヒグマと勘違いし、1人で草刈り鎌で立ち向かおうとしたことがある。
血の気の多い農民気質の偏った言動で、たびたび担当のイシイを怒らせたり、びっくりさせたりしている。

イシイ

3ayuk111
3ayuk111
@3ayuk111

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