アルスラーン戦記(アル戦)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アルスラーン戦記』とは、田中芳樹による大河ファンタジー小説。荒川弘によってコミカライズされ、それを原作に映画やアニメ、ゲームなどにもなった。テレビアニメは2015年4月から同年9月までの第1期(全25話)と2016年7月から同年8月までの第2期(全8話)までが放送された。荒川版のコミカライズは2013年9月より別冊少年マガジンにて連載中。架空の王国を舞台に戦乱の世界で1人の王太子・アルスラーンの成長と仲間たちとの絆を描いた英雄譚である。

『アルスラーン戦記』の概要

『アルスラーン戦記』とは、1986年に刊行された田中芳樹による大河ファンタジーである。物語の舞台は中世ペルシャをイメージした架空の都市国家パルス王国。周辺諸国に恐れられる無敗の王・アンドラゴラスと、子に対し無関心を貫く王妃・タハミーネを両親に持つ王太子・アルスラーンがパルスに侵攻してきた敵軍に追われ、大敗を喫する中で九死に一生を得る。そこからアルスランの運命が動き出す形で物語は展開されていく。多くの忠臣を得て自身の体験から様々なことを学び、成長しながら懸命に運命に立ち向かい、王都を奪還し即位するまでが描かれている。
物語は大きく分けて2部構成となっている。敵国・ルシタニアに征服されたパルス王国をアルスラーンとパルス最強の騎士・ダリューンたちが奪還するまでを描いたのが第1部。奪還後、隣国やかつて古のパルス国王であった蛇王ザッハークとの戦いを描いたのが第2部となっている。原作小説は30年余りにわたり執筆され、2017年12月15日に光文社のカッパ・ノベル刊行の第16巻で完結を迎えた。
漫画家・荒川弘によるコミカライズは2013年8月号の「別冊少年マガジン」より開始。荒川版の漫画をもとにテレビアニメも放送。第1期が2015年4月から同年9月までの全25話、第2期が2016年7月から同年8月までの全8話となっている。第2期については連載がアニメに追い付いていなかったため、荒川弘はキャラクター原案と監修を担当。第3期については現時点では放送は未定となっている。

『アルスラーン戦記』のあらすじ・ストーリー

王都炎上

大陸行路の中心地、そこはアンドラゴラス三世が治める都市国家パルス王国。周辺諸国に恐れられる無敗の王・アンドラゴラスと、子に対し無関心を貫く王妃・タハミーネを両親に持つ王太子アルスラーンは、優しい臣下に囲まれながら、来るべき初陣に向けて剣の稽古に励む。剛勇な父とは対照的で「頼りない」「気弱」「器量不足」といわれる心優しい少年は臣下達に慕われていた。
パルス歴320年、アルスラーンは14歳で初陣を迎える。イアルダボート教を信仰する異教の国・ルシタニア王国軍が同盟国マルヤム王国を滅亡させ、一気にパルス王国へ侵攻。アンドラゴラス三世は自らの軍を率いてアトロパテネ平野にてルシタニア軍を迎え撃つこととなった。
地理に疎く、兵力も下回るルシタニア軍を前に、無敗を誇るパルス軍の勝利は確実かと思われた。しかし、ルシタニアに客将として参戦した「銀仮面卿」と呼ばれる謎の存在、万騎長(マルズバーン=一万騎の騎馬部隊を率いる指揮官に与えられる位)カーラーンの裏切り、さらに濠と柵、霧と火の罠にはまり多くの万騎長が戦死しパルスは国軍総兵力の半数を失い大敗することとなった。

戦場から生き延びることのできたアルスラーンは「戦士の中の戦士(マルダーンフマルダーン)」と呼ばれる騎士ダリューンと共に敗走を続ける中、ダリューンの提案により彼の友人であるナルサスの元を訪れる。ナルサスはかつては天才軍師として軍に在籍していたが、現在は画家となって隠居していた。しかし誰の目から見てもナルサスには絵の才能はなかった。アルスラーンは彼に力を貸して欲しいと願い、忠誠の代償として将来宮廷画家として迎えることを条件にだす。これにナスサスは「人の真意を見抜く力」と「度量の大きさ」を見出し、アルスラーンに忠誠を誓う。こうしてナルサスと、彼の従者エラムが仲間に加わり、パルス奪還へと動き出す。
一方、パルス軍を撃破した勢いのままルシタニア軍により王都エクバターナも陥落。ルシタニアの王・イノケンティス七世が入城を果たし、王妃・タハミーネが捕らえられた。タハミーネは、王妃の美しさに魅了されたイノケンティス七世に結婚を迫られてしまう。そんな中、カーラーンは自軍を率いてアルスラーン討伐に動き出した。アルスラーンたちはカーラーンの軍を山岳地帯に誘い込み、暗闇に乗じて奇襲を仕掛けようとしていた。その時、ミスラ神殿より遣わされた女神官(カーヒーナ)のファランギースと、彼女に同行していた旅の楽士ギーヴがアルスラーンに加勢する。ナルサスに最低限の指示を与えられつつ、最大限の活躍を見せつけたファランギースとギーヴ。さらにアルスラーン、ダリューン、エラム、ナルサスの活躍も加わり、わずか6人で1000の軍勢に勝利する。ダリューンはギーヴを信用していなかったが、アルスラーンは馳せ参じた2人の助力を、快く受け入れるのだった。
その頃、アトロパテネの戦場で行方不明となっていたアンドラゴラス三世はすでにルシタニア軍の捕虜として地下牢につながれ、拷問を受け続けていた。そんな国王の前に銀仮面卿と呼ばれる男が現れる。この男こそがルシタニア軍に智恵を貸し、カーラーンの裏切りの原因になった人物だった。男は自身を先王でありアンドラゴラスの兄であるオスロエスの嫡男・ヒルメスだという。16年前に叔父であるアンドラゴラスの罠により父を殺されヒルメスも火事によって殺されそうになったが、右半分の顔に大火傷を負いながらも生き延びることができたことを語った。そして自分こそがパルスの正統な王位継承者だと叫ぶのだった。

王子二人

ルシタニア軍からの追撃を受けながらもパルスへと急ぐアルスラーン一行はカシャーン城塞へと到着する。以前より「奴隷制度」に疑問をもっており、王都奪還後に奴隷制度の廃止を考えていたアルスラーンにある出来事が起こる。カシャーン城主に「奴隷制度の是非」で悩んでいることを知られると、たちまち奴隷制度の肯定派である城主からの反逆にあうがこれを回避。逆に城主を倒して奴隷たちを解放するものの、奴隷たちからは「ご主人様を殺した悪党」と罵られ、襲われてしまう。ダリューンに助けられ一行はそのままカシャーン城塞を後にするが、アルスラーンはこの事件で大きなショックを受けるのと同時に「奴隷制度の廃止」がとても難しいことなのだと改めて気づくのだった。
城塞を出た一行は万騎長・キシュワードのいるペシャワール城に向かうため東へ向かうことになった。ペシャワール城は「東方国境の要」であるという理由から「アトロパテネの戦い」に参加しなかった為、戦力を温存していたのである。しかし、ルシタニア軍に加えカシャーン城主の兵たちの追撃にあい、ついには「ペシャワールで会おう」と仲間たちと別れて目的地を目指すことになった。
仲間たちと別れたナルサスは銀仮面卿ことヒルメス一行と出くわすも、何とかその場を切り抜ける。その時に助けたゾット族の娘アルフリードと共に近くに村に立ち寄った際、地行術(地中を自在に移動することができる魔道の術)を操る魔術師に襲われるも、火を使って襲撃者を撃破。その後、一行は合流を果たしキシュワードの守護するペシャワール城塞へ到着。万旗長・キシュワードはアルスラーンを快く迎え入れる。しかし、その様子を沈痛な面持ちで見やるもう一人の万旗長・バフマンがいた。バフマンは「聡明そうなアルスラーンに心からの忠誠を捧げたい」と思う一方で、それを妨げる重大な秘密を抱え込み、苦悩していた。到着した夜に一人になったアルスラーンは銀仮面卿に襲われる。間一髪のところでダリューン達が駆け付けるが、銀仮面卿の逃走をかばう万騎長・バフマンが「その方を殺せばパルス王家の正統の血は絶えてしまう」と発し、その場にいたものに衝撃が走った。その隙をついて銀仮面卿は逃れ、アルスラーンはバフマンの言葉の意味を問い詰める。直後、兵たちからシンドゥラ軍が国境を突破しつつあることを知り、まずはこれを阻止することとなった。

落日悲歌

南方の国・シンドゥラの第2王子ラジェンドラ率いるシンドゥラ軍約5万を迎え撃つアルスラーンたち。捕らえたラジェンドラと半ば無理やりに同盟を結ばせることに成功する。現在シンドゥラは国王・カリカーラ王が病床に臥せっており、ラジェンドラは次の王座をめぐって腹違いの兄である第1王子のガーデーヴィと争っている真っただ中だった。アルスラーンはラジェンドラに対し、即位に協力することを約束する。
そしてラジェンドラ軍とガーデーヴィ軍が激突。ラジェンドラ軍は無敵の戦象部隊を前に劣勢を強いられるが、パルス軍の援護とダリューンの猛攻により勝利を収める。一方、シンドゥラの国都ウライユールで昏睡状態に陥っていた国王カリカーラ王が目を覚ます。兄弟の争いを知ったカリカーラ王は「神前決闘(各陣営から代表者を選出して決闘を行い、その勝敗で争いの勝ち負けを決めるアディカラーニャ=シンドゥラでの独特の裁判方法)で決着をつけよ」と告げる。ラジェンドラとガーデーヴィはお互い代理人を立てて決闘に臨む。ラジェンドラ側からはダリューンが、ガーデーヴィ側からは野獣と呼ばれるバハードゥールが選ばれた。ダリューンは決闘に勝利するが、敗北したガーデーヴィは反乱を起こすが最終的には捕らえられて処刑されてしまう。カリカーラ王亡き後をラジェンドラが後継してパルスとの間に不可侵条約を結んだ。

汗血行路

ルシタニア軍内部では王弟・ギスカール中心の貴族勢力と、イアルダボート教の大司教ボダン率いる宗教騎士団の2つに分かれて覇権を争っていた。ボダンは宗教騎士団を引き連れマルヤム王国を目指していた進行していた。銀仮面卿ことヒルメスはギスカールよりボダンたちの討伐を命じられ、ザブール城にへと攻め込む。
一方、ペシャワール城へと戻ったアルスラーンは自らの名のもとに「ルシタニア討伐令」と「奴隷制度廃止令」の2つをパルスの諸侯へ発表。それを受けパルス各国から諸侯や武将が軍を引き連れて集結する。また、ナルサスの提案により、重要官職に新旧の家臣関係なく能力があれば地位・身分に関係なく平等に登用し、味方同士の争いが起こらぬようにした。こうして準備を整え、アルスラーンはいよいよ王都エクバターナへ進行を開始する。
アルスラーンの動向に焦りを覚えたヒルメスは、ギスカールに自らの正体を明かし協力を要請。しかし、不信感が拭えないギスカールは今だ捕らわれているアンドラゴラスに真偽を問いただすが、アンドラゴラスはまんまとギスカールを人質に取り、脱出を果たす。

征馬孤影

ヒルメスは以前より手を結んでいた黒い魔術師達が崇める「尊師」の元を訪れていた。アルスラーンより多くの民意を得るには王位継承の正統性を示すため、パルス王朝の始祖である『英雄王 カイ・ホスロー』が所持していた伝説の宝剣ルクナバードを手に入れよと進言される。斥候の密命を受け、一人パルス軍を離れていたギーヴはデマヴァンド山でヒルメスたちを目撃する。ヒルメスたちの目的が宝剣を手に入れることと知ったギーヴはヒルメスへ「宝剣を元に戻せ。さもなくば蛇王の再臨となる」と説得を試みるも失敗する(蛇王とは、パルスを1000年間もの間恐怖で支配したザッハークという王。カイ・ホスローによりデマヴァント山に封印されたとされている)。そして宝剣をめぐりヒルメスたちとギーヴは剣を交えることとなるが、宝剣はヒルメスたちの元へ渡る。ヒルメスは腹心のザンデへ宝剣を渡すが、ギーヴの「蛇王の再臨」に異を唱えることが出来ず、宝剣を地の割れ目に投げ入れた。

一方、脱獄に成功したアンドラゴラスはギスカールの解放と引き換えに物資と身の安全の確保、さらには王妃タハミーネを連れて王都を出る。
王都へ進軍するアルスラーン達だったが、ルシタニアの侵攻によってパルス国内の隙をつきペシャワール城塞へ侵攻を開始してきたトゥラーン軍を退けるため、ペシャワールへと舞い戻る。そこには斥候の任務から戻ったギーヴもおり、ナルサスの知略のもとトゥラーン軍を打ち破った。
アルスラーン達がトゥラーンの侵攻を退けた後、再度王都へ進軍しようとしていた矢先に王都エクバターナから脱出してきたアンドラゴラスとタハミーネ王妃がペシャワールへ到着する。王が復帰したことで軍の指揮権を失ったアルスラーンはアンドラゴラスより「五万の兵を集めよ」と理不尽な命令を下された。その命令は事実上、アルスラーンをパルス軍から追放することとなった。

風塵乱舞

アンドラゴラスの命により5万の兵を集めるため南を目指すアルスラーン一行。パルス南部海岸地帯の港町であるギランに到着する。そこで海賊に襲われていた商船を助けたことをきっかけに海賊の隠し財産を入手し、さらにはギランと南方海岸地帯全域の財力と影響力を持つ富商たちを味方につけることができた。これによりアルスラーンはアンドラゴラスをしのぐほどの勢力を手に入れた。
その頃、アンドラゴラス率いるパルス軍とギスカール率いるルシタニア軍が王都の東方で激突。パルス軍が勝利を収める。また、ギスカールと決別したヒルメスも王都への突入の機会をうかがっていることを知ったアルスラーンたち。彼らもまた王都へ向けて進撃を開始した。

『アルスラーン戦記』の登場人物・キャラクター

アルスラーン陣営

アルスラーン(CV:小林祐介)

出典: www.cospa.com

運命に翻弄される王太子。
パルスの国王(シャーオ)アンドラゴラス三世の子。パルスの若き王太子であり、のちに国王となる。荒川版では登場時は11歳。初陣の時で14歳となっている。
温厚で繊細な性格。他者に対して深い思いやりの心を持っている。幼少時は王宮外で育ったためか身分の違いなどにも関係なく人々に平等に接したり、好奇心旺盛なところも見受けられる。基本的に素直で勤勉な性格のため、周りの仲間たちから武術や戦術など時には実戦で、時には直接教えを乞うような形で吸収・学習しては大きく成長していく。また人からの協力を得る天性のものを持っているようでギーヴにでさえ「アルスラーン殿下のために何かして差し上げたいとは思うが、パルス王家に忠誠を誓う気はない」とまで言わせている。そのため年齢、性別、人種、身分問わず彼のもとには優秀な人材が揃っていった。のちの第19第パルス国王となる。

ダリューン(CV:細谷佳正)

出典: www.cospa.com

戦士の中の戦士(マルダーンフマルダーン)と呼ばれる最強の武将。
パルス国の武将で万騎長(マルズバーン)の1人。黒い甲冑、黒いマントを翻し黒馬に乗って戦場を駆け抜ける黒衣の騎士。剣のみならず弓や槍などの武芸に秀でている。敵・味方双方に「人間相手にならまず負けない」と思われている。シンドゥラの王位継承をかけた「神前決闘(アディカラーニャ)」において相手の戦士を撃破。シンドゥラでは「猛虎将軍(ショラ・セーナニー)」の異名で呼ばれている。
生真面目で武人らしい性格だが、頭も良くものの道理をわきまえている。しかし叔父の大将軍(エーラーン)ヴァフリーズ老からは「自分が正しいと思うと、言うことに可愛げがなくなる」と苦言されることも。また、ただ堅苦しいだけでなく、人の心情も理解できる器量も持ち合わせている。アトロパテネの戦場で叔父の頼みでもあったことからアルスラーン個人に対して忠誠を誓っており、以降アルスラーンの一番の支えとなっている。

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