ハリー・ポッターシリーズの死喰い人まとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、イギリスの作家J・K・ローリング原作のファンタジー小説。1990年代のイギリスと魔法界を舞台に、物語の主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学校生活と、両親を殺害した強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの因縁と戦いを描いた物語である。「死喰い人」とは、ヴォルデモートの思想に賛同し忠誠を誓った闇の魔女・魔法使い集団。
演：ブレンダン・グリーソン
凄腕の闇祓い。物を透視することが可能な義眼「魔法の目」を付けており、このために“マッド-アイ”の異名を持つ。「不死鳥の騎士団」の中でも幹部的立ち位置で、ダンブルドアを失った後はキングズリー・シャックルボルトとともにリーダーシップを発揮した。
1994年8月（第4巻）にバーティミウス・クラウチ・ジュニアに襲撃されトランクに監禁されたが、後にダンブルドアによって解放された。第5巻の「神秘部の戦い」ではアントニン・ドロホフに倒されるが生存。第7巻の「七人のポッター作戦」で偽ハリー役のマンダンガス・フレッチャーに同行していたが、恐れをなしたマンダンガス・フレッチャーは逃亡し、ムーディはヴォルデモートに殺害された。彼の遺体は回収することができずに放置され、後に義眼をドローレス・アンブリッジが拾っていたことがわかっている。
フレッド・ウィーズリー
演：ジェームズ・フェルプス
ハリーの親友ロン・ウィーズリーの四兄。悪戯好きな陽気な人物。
「ホグワーツの戦い」に参戦し、戦闘の爆発に巻き込まれ死亡した。
彼の死は魔法省に傾倒していた兄パーシー・ウィーズリーとの仲直りの直後だったこともあり、ウィーズリー家を絶望に陥れた。
フレッドの双子の弟ジョージは、片割れを失った悲しみが深く、原作者のJ・K・ローリングも「完全に立ち直ることは一生無理だろう」としている。
リーマス・ルーピン
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演：デヴィッド・シューリス
ハリーの父ジェームズの親友。人狼で数々の差別に晒されているが、それを感じさせないユーモアさを持つ。第3巻で「闇の魔術に対する防衛術」の教師も務めた。
「不死鳥の騎士団」のメンバーで、「ホグワーツの戦い」にも参加。死喰い人であるアントニン・ドロホフの手にかかって死亡。死後は人狼としては初めて、勲一等マーリン勲章を授与されたよう。
後述のニンファドーラ・トンクスと結婚し息子テディ・ルーピンを儲けた。この時ハリーに彼の後見人を頼んでいる。
ニンファドーラ・トンクス
演：ナタリア・テナ
「不死鳥の騎士団」に所属する新進気鋭の闇祓い。マグル生まれの魔法使いテッド・トンクスとブラック家出身の魔女アンドロメダ・トンクスの娘。作中でリーマス・ルーピンと結婚し1998年春に息子テディ・ルーピンを出産した。
死喰い人のベラトリックス・レストレンジは伯母にあたる。マグル生まれとの混血であり、人狼と子を成した彼女を「一族の恥」と蔑んだベラトリックスは、「神秘部の戦い」や「ホグワーツの戦い」で執拗に攻撃した。最終的に「ホグワーツの戦い」でベラトリックスに敗れ、幼い息子を残し戦死した。
マイキュー・グレゴロビッチ
演：ラデ・シェルベッジア
ブルガリアの杖職人。最強の杖とされた「ニワトコの杖」をかつて所持していたが、ヴォルデモート以前に覇権を敷いていた闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドに奪われた。「ニワトコの杖」を求めたヴォルデモートに殺害される。
アルバス・ダンブルドア
アルバス・ダンブルドアを演じるリチャード・ハリス（左）、マイケル・ガンボン（右）
演：リチャード・ハリス（映画『賢者の石』、『秘密の部屋』）→マイケル・ガンボン（映画『アズカバンの囚人』以降）
作中に登場する魔女・魔法使いの学び舎ホグワーツ魔法魔術学校の校長。マグルの孤児院で育った幼少のヴォルデモートに魔法界の存在を知らせた人物でもある。当時は「変身術」を教えていた。
作中でヴォルデモート卿が唯一恐れる魔法使いとされる。
品行方正に振舞う学生のヴォルデモートに邪悪な面があると見抜いており、度々彼に改めるよう教えを授けていたようであるが、改善されることはなかった。1956年に再会したヴォルデモートと対峙したことで、彼の改心が絶望的であると悟ると、「打倒ヴォルデモート運動」に力を注いだ。1970年頃には「不死鳥の騎士団」を設立し、同士を募った。
作中の主人公ハリー・ポッターにも度々教えを授け成長を見守り、ハリーからも絶大な信頼を得ている。
1997年6月30日、上述の「天文台塔の戦い」にてセブルス・スネイプに殺害された。しかし彼の死はセブルス・スネイプとの間で内々に計画され、「セブルス・スネイプをヴォルデモートに深く信頼させること」「密かに所有する最強の杖“ニワトコの杖”の所有権を渡さないこと」という二つの目的があった。そのため、厳密には死喰い人に殺害されたとは言い難い。
非魔法族（マグル）
ピーター・ペディグリュー逃走時の死者12人
1981年11月1日 ハリー・ポッターによってヴォルデモートが退けられた翌朝、裏切りに気づいたシリウス・ブラックに追い詰められたピーター・ペディグリューが、周囲のマグル12人を巻き込み爆発を起こすと、現場に指1本を残して死を偽装し、混乱に乗じてネズミに姿を変え逃走した。この時ピーターは、「シリウス・ブラックがポッター家を裏切った」かのように彼を責めた。
多数の目撃者がいた事、親友ジェームズの死により失意に飲まれ犯行を否定しなかったことでシリウス・ブラックは裁判なくアズカバンへ投獄された。
これにより、ピーターはジェームズ・ポッターを裏切ったシリウスを追い詰めた英雄として「マーリン勲一等」を授与されている。
死亡したマグル達は表向きには「ガス爆発の事故による死」とされている。
フランク・ブライス
演：エリック・サイクス
イングランドの小さな集落リトル・ハングルトンにある旧「リドル邸」の庭番。
1943年にヴォルデモートがリドル一家を殺害したときには第一容疑者としてみなされていたが、ヴォルデモートの伯父モーフィン・ゴーントが投獄されたこともあり無罪とされた。
リドル一家が全員死亡したあと、別の富豪が「税金対策のため」館を所有したが訪れることはなく、フランクはそのまま庭番として住み続けた。
1994年8月16日、アルバニアより帰還したヴォルデモートとピーター・ペディグリューがハリー・ポッターを殺害する計画を話しているところを目撃したために殺害された。
マグルの新聞では、フランクは失踪者扱いとなっている。
ハーバート・チョーリー
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目次 - Contents
- 『ハリー・ポッター』の概要
- 「死喰い人」とは
- 「死喰い人」の印
- 「闇の印」
- 「死喰い人」の成り立ち
- 「死喰い人」の活動歴
- 結成
- 全盛期
- ポッター家襲撃と死喰い人の離散
- ロングボトム夫妻拷問
- カルカロフの司法取引
- バーティミウス・クラウチ・ジュニアの脱獄と監禁
- 賢者の石を求める
- ピーター・ペディグリューの帰還
- クィディッチ・ワールドカップでの「闇の印」
- 闇祓いアラスター・ムーディを襲撃
- 三大魔法学校対抗試合での陰謀
- ヴォルデモートの復活
- アーサー・ウィーズリー襲撃
- アズカバンの集団脱獄
- 神秘部の戦い
- 天文台塔の戦い
- アズカバンの集団脱獄（2度目）
- プリベッド通り襲撃（七人のポッター作戦）
- 魔法省制圧
- ラブグッド邸の待ち伏せ
- マルフォイの館での戦い
- グリンゴッツで分霊箱を奪われる
- ホグワーツの戦い
- 「死喰い人」の拠点
- アルバニアの森
- リドルの館
- リトル・ハングルトンの教会墓地
- マルフォイの館
- 叫びの屋敷
- 「死喰い人」のメンバー
- セブルス・スネイプ
- ルシウス・マルフォイ
- ドラコ・マルフォイ
- ピーター・ペティグリュー
- バーテミウス・クラウチ・ジュニア
- ベラトリックス・レストレンジ
- ロドルファス・レストレンジ
- ラバスタン・レストレンジ
- アントニン・ドロホフ
- ワルデン・マクネア
- オーガスタス・ルックウッド
- マルシベール
- コーバン・ヤックスリー
- アミカス・カロー
- アレクト・カロー
- ソーフィン・ロウル
- トラバース
- セルウィン
- エバン・ロジエール
- ウィルクス
- クラッブ
- ゴイル
- ノット・シニア
- エイブリー
- ジャグソン
- ギボン
- 「死喰い人」から脱退したメンバー
- イゴール・カルカロフ
- レギュラス・ブラック
- 「死喰い人」の主な関係者
- ヴォルデモート卿／トム・マールヴォロ・リドル
- ナルシッサ・マルフォイ
- クィリナス・クィレル
- フェンリール・グレイバック
- スカビオール
- パイアス・シックネス
- 「死喰い人」の主な被害者
- 魔法族
- ジェームズ・ポッター
- リリー・ポッター
- フランク・ロングボトム
- アリス・ロングボトム
- セドリック・ディゴリー
- チャリティ・バーベッジ
- バーサ・ジョーキンズ
- バーテミウス・クラウチ・シニア
- エメリーン・バンス
- ルーファス・スクリムジョール
- テッド・トンクス
- シリウス・ブラック
- アラスター・ムーディ
- フレッド・ウィーズリー
- リーマス・ルーピン
- ニンファドーラ・トンクス
- マイキュー・グレゴロビッチ
- アルバス・ダンブルドア
- 非魔法族（マグル）
- ピーター・ペディグリュー逃走時の死者12人
- フランク・ブライス
- ハーバート・チョーリー
- ブロックデール橋爆破に巻き込まれた人々 10名程度
- その他
- ヘドウィグ
- ドビー