ハリー・ポッターシリーズの死喰い人まとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、イギリスの作家J・K・ローリング原作のファンタジー小説。1990年代のイギリスと魔法界を舞台に、物語の主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学校生活と、両親を殺害した強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの因縁と戦いを描いた物語である。「死喰い人」とは、ヴォルデモートの思想に賛同し忠誠を誓った闇の魔女・魔法使い集団。
演：リサ・ウッド
ハリーの同級生ネビル・ロングボトムの母。「不死鳥の騎士団」に所属する闇祓い。
夫とともにベラトリックス・レストレンジらに拷問され、心神喪失状態となり「聖マンゴ魔法疾患傷害病院」に入院した。これにより当時1歳だった息子ネビルは義母オーガスタ・ロングボトムに養育されることになった。受傷から10年以上たってもなお、義母や息子を認識できておらず、その経過は良くない。
セドリック・ディゴリー
演：ロバート・パティンソン
ハリー・ポッターの2学年上の男子生徒。ハッフルパフに所属し、第4巻の三大魔法学校対抗試合でハリーとともにホグワーツの代表を務めた。ハンサムで人柄が良く、周囲の人間が「不正により代表となった」とハリーを疑い冷遇するなかでも、好意的に接した。
ヴォルデモート復活の陰謀に巻き込まれ死亡する。彼の死はハリーに「巻き込んでしまった罪悪感」や「守れなかった後悔」を植え付けた。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』では、時間を操作する魔法アイテム「逆転時計」を使ってセドリックの運命を変えようとしたハリーの息子アルバスとドラコの息子スコーピウスにより、試合中に肥らせ魔法をかけられ、笑いものにされた屈辱から死喰い人となっている。ホグワーツの戦いはネビル・ロングボトムを殺害してヴォルデモート陣営を勝利に導いた。
チャリティ・バーベッジ
拷問されるチャリティ・バーベッジ（左上）
演：キャロリン・ピックルズ
ホグワーツのマグル学教授。「日刊予言者新聞」にマグルを擁護する主張を載せたため、セブルス・スネイプを含む大勢の死喰い人らの前で拷問され殺害された。表向きは教職を辞したとされ、ホグワーツの戦いの後になってから、彼女の死が公となった。彼女は死の間際まで同僚であったスネイプに助けを求めていたが、この時スネイプは彼女を無表情で見つめ返している。ヴォルデモートの信頼を勝ち得ることが必須だったスネイプにとってはやむを得ない犠牲であった。
バーサ・ジョーキンズ
魔法省の役人でゴシップ好きの魔女。クラウチ・ジュニアがクラウチ邸で監禁されていることを知ってしまい、クラウチ・シニアに忘却術をかけられていた。後にアルバニアを旅行していた際ピーター・ペディグリューに出会い、ヴォルデモートに忘却術を解除されクラウチ・ジュニアの情報を渡した後拷問の果に殺害されている。彼女の情報により、ヴォルデモートはクラウチ邸を襲撃した。
バーテミウス・クラウチ・シニア
演：ロジャー・ロイド＝パック
上述のバーティミウス・クラウチ・ジュニアの父。魔法法執行部の部長。妻に懇願され密かに脱獄させた息子を「服従の呪文」で支配し自宅に幽閉していた。後にクラウチ・ジュニアを解放したヴォルデモートにより、「服従の呪文」で支配された。
最終的には支配を打ち破りダンブルドアへ密告をしようとしたが、それに勘付いたクラウチ・ジュニアによって殺害された。
エメリーン・バンス
演：ブリジット・ミラー
「不死鳥の騎士団」に所属する魔女。1996年にマグルの首相の周囲で死喰い人らに殺害された。これによりマグルの新聞では大々的に報道された。
ベラトリックス・レストレンジによると、「スネイプが死喰い人らにもたらした情報により、拘束・殺害できた」とされている。
まだダンブルドアが暗殺されておらず、「不死鳥の騎士団」がスネイプを警戒する以前の出来事のため、これが事実であればエメリーン本人も、自身が密告により窮地に陥る（さらには殺害されるリスクを負う）ことが織り込み済みであった可能性がある。
ルーファス・スクリムジョール
演：ビル・ナイ
第33代魔法省大臣。もともとは闇祓い局の局長であり百戦錬磨を誇る戦士。
反ヴォルデモートを掲げ、強硬な政策を取り一定の成果も得ているが、無実の人間も多く投獄した。ダンブルドアの遺言の通りにハリーに歴史的遺物を相続させることを許さず、ハリーとの関係は決裂していた。
死喰い人が魔法省制圧に乗り込んだ際には強く抵抗し、最後はヴォルデモートに敗退、拷問の末殺害された。この拷問でハリーの居場所を問いただされているが、情報を漏らすことはなかったと明かされており、ハリーはこれに驚愕するとともに感謝している。
テッド・トンクス
マグル生まれの魔法使い。本名はエドワード・トンクス。死喰い人のベラトリックス・レストレンジの妹アンドロメダと結婚した。後述のニンファドーラ・トンクスの父。
魔法省陥落後、「マグル生まれ」の登録を拒み、家族に累が及ばない様逃亡したが、一緒に逃亡していたゴブリン連絡室室長でマグル生まれの魔法使いダーク・クレスウェルとゴブリンのゴルヌックとともに殺害された。
シリウス・ブラック
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演：ゲイリー・オールドマン
ハリーの父ジェームズの親友。ハリーの名付け親でもあり、生前のジェームズに彼の後見人を託されていた。上述のとおり、ピーター・ペディグリューに罪をなすりつけられアズカバンに投獄されていた。アズカバンを脱獄しネズミに化けて潜伏していたピーターの正体を暴くが汚名を晴らすことは出来ず、ハリーと一緒に暮らすことを望みつつも最後まで脱獄囚として身を隠して過ごした。ヴォルデモート復活後は「不死鳥の騎士団」に復帰し、拠点として所有するブラック邸を提供した。
「神秘部の戦い」でベラトリックス・レストレンジと戦闘になり、神秘部に保管されていた魔法アイテム「死のアーチ」に押し込まれ死亡した。
彼の死はハリーにとって、もう1人の保護者を失ったようなものであり、受け入れがたいものであった。
アラスター・ムーディ
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目次 - Contents
- 『ハリー・ポッター』の概要
- 「死喰い人」とは
- 「死喰い人」の印
- 「闇の印」
- 「死喰い人」の成り立ち
- 「死喰い人」の活動歴
- 結成
- 全盛期
- ポッター家襲撃と死喰い人の離散
- ロングボトム夫妻拷問
- カルカロフの司法取引
- バーティミウス・クラウチ・ジュニアの脱獄と監禁
- 賢者の石を求める
- ピーター・ペディグリューの帰還
- クィディッチ・ワールドカップでの「闇の印」
- 闇祓いアラスター・ムーディを襲撃
- 三大魔法学校対抗試合での陰謀
- ヴォルデモートの復活
- アーサー・ウィーズリー襲撃
- アズカバンの集団脱獄
- 神秘部の戦い
- 天文台塔の戦い
- アズカバンの集団脱獄（2度目）
- プリベッド通り襲撃（七人のポッター作戦）
- 魔法省制圧
- ラブグッド邸の待ち伏せ
- マルフォイの館での戦い
- グリンゴッツで分霊箱を奪われる
- ホグワーツの戦い
- 「死喰い人」の拠点
- アルバニアの森
- リドルの館
- リトル・ハングルトンの教会墓地
- マルフォイの館
- 叫びの屋敷
- 「死喰い人」のメンバー
- セブルス・スネイプ
- ルシウス・マルフォイ
- ドラコ・マルフォイ
- ピーター・ペティグリュー
- バーテミウス・クラウチ・ジュニア
- ベラトリックス・レストレンジ
- ロドルファス・レストレンジ
- ラバスタン・レストレンジ
- アントニン・ドロホフ
- ワルデン・マクネア
- オーガスタス・ルックウッド
- マルシベール
- コーバン・ヤックスリー
- アミカス・カロー
- アレクト・カロー
- ソーフィン・ロウル
- トラバース
- セルウィン
- エバン・ロジエール
- ウィルクス
- クラッブ
- ゴイル
- ノット・シニア
- エイブリー
- ジャグソン
- ギボン
- 「死喰い人」から脱退したメンバー
- イゴール・カルカロフ
- レギュラス・ブラック
- 「死喰い人」の主な関係者
- ヴォルデモート卿／トム・マールヴォロ・リドル
- ナルシッサ・マルフォイ
- クィリナス・クィレル
- フェンリール・グレイバック
- スカビオール
- パイアス・シックネス
- 「死喰い人」の主な被害者
- 魔法族
- ジェームズ・ポッター
- リリー・ポッター
- フランク・ロングボトム
- アリス・ロングボトム
- セドリック・ディゴリー
- チャリティ・バーベッジ
- バーサ・ジョーキンズ
- バーテミウス・クラウチ・シニア
- エメリーン・バンス
- ルーファス・スクリムジョール
- テッド・トンクス
- シリウス・ブラック
- アラスター・ムーディ
- フレッド・ウィーズリー
- リーマス・ルーピン
- ニンファドーラ・トンクス
- マイキュー・グレゴロビッチ
- アルバス・ダンブルドア
- 非魔法族（マグル）
- ピーター・ペディグリュー逃走時の死者12人
- フランク・ブライス
- ハーバート・チョーリー
- ブロックデール橋爆破に巻き込まれた人々 10名程度
- その他
- ヘドウィグ
- ドビー