ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』とは2011年のアメリカのドラマ映画。監督はスティーブン・ダルドリー。原作はジョナサン・サフラン・フォアの同名小説。9.11のアメリカ同時多発テロで父親を失ったアスペルガー症候群の傾向を持つ10歳の少年オスカーの葛藤と成長を描いたストーリー。オスカーと母が家族の理不尽な死と向き合い、愛情によって親子関係を修復し、絆を強めていく。映画評論家の反応は賛否両論であり、アメリカの有名な賞にノミネートこそしたが、ほとんど受賞を逃した。

鍵の真相

鍵の持ち主はアビーブラックの夫、ウィリアム・ブラックのものであった

ひとりになったオスカーが自分の部屋で「探すの『が』やめない」の新聞の切り抜きを眺めていると、見逃していたヒントに気づく。「遺品セール」の文字に赤丸がついていて、その記事の電話番号の電話をかけると、アビー・ブラックに繋がった。
アビーはオスカーを自分の元夫ウィリアム・ブラック(演:ジェフリー・ライト)の会社に連れていく。
遺品整理の広告はアビーの元夫ウィリアム・ブラックが出したものだった。ウィリアムはトーマスを知らなかったが、オスカーが持ってきた鍵を見ると、「驚いたな。これを探していたんだ。1年以上」と呟いた。オスカーは鍵が父・トーマスの遺品だと思い、「これ合う鍵穴を探していた」とウィリアムに伝えた。2年前、ウィリアムは余命2ヶ月と宣告された父から遺書を受け取ったが、父との折り合いが悪かったウィリアムは中身を読むのが怖くて、その遺書を読む前に遺品セールを開き、父の残したものを全部処分してしまっていた。後に勇気を出して手紙を読むと、青い花瓶の中に貸金庫の鍵を入れたと書いてあったが、時すでに遅く、花瓶は「妻の誕生日プレゼントにする」と言うある男に譲ってしまったのだという。そのある男がトーマスであった。ウィリアムはトーマスを探したが、9.11の騒動の中で人探しのビラは全く効果がなく、今に至ったというわけだった。
オスカーは鍵をウィリアムに返した。ウィリアムは調査をしていたオスカーの期待を裏切ったことを謝罪する。
オスカーはウィリアムにまだ誰にも言っていなったことを告白した。9.11のあの日、6回目の留守番電話がなった時にオスカーは家にいたのだ。オスカーは事件のことをテレビで見て怖くなり電話に出られなかった。その留守番電話のメッセージでトーマスは「いるのか?」と9回も繰り返して自分を読んだのに、体が固まってしまい電話を取れなかったことを後悔しているという話だった。
オスカーが「許してくれる?誰にもいえなかったこと」と言うと、「もちろんだよ」とウィリアムはオスカーの頭を撫でた。
オスカーは「あなたのおかげで気分が楽になったよ。あなたの探し物をみつけて」といってウィリアムと別れ、ウィリアムの会社を飛び出し走って帰った。

深まる母子の絆

リンダはオスカーの調査探検の報告書に目を通す。そのタイトルが、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」だった

帰宅したオスカーは荒れていた。パニック状態になり、今まで集めた資料をズタズタに破いたり、壊したりし始めた。
見かねたリンダはオスカーを落ち着かせるように声をかける。「普通にならなくていいの。今のままで完璧よ」と言い、リンダはいつもオスカーから目を離していなかった。オスカーがドアマンから国政調査の課題だと言って電話帳を借りたときに何か企んでいると思い、オスカーの部屋にこっそり入り、計画を知ってオスカーが訪ねていく家に先回りしていたことを告白した。
オスカーとリンダはいろいろなブラックさんたちのことを話し、心の距離が縮まっていくのを感じていた。
オスカーはリンダの膝に頭を載せながら、トーマスが「ママを本当に愛している」と言っていたと伝え、「僕、ママに愛しているとあまり言っていなかったね」と言うと、リンダは「言ってるわ。十分よ」と泣いた。

オスカーは鍵の調査探検で訪れたブラックさんすべてに手紙を書いた。親切にしてくれたことのお礼。鍵がウィリアム・ブラックさんのものであったこと。鍵が正しい人のもとに戻ってよかった。何も結果がでないよりは、がっかりするほうがずっといい。どんなに願っても僕のパパは戻って来ない。パパがいなくて絶望したけど、なんとかやっていけそうだ。きっとパパは喜んでくれるだろう。僕はそれで十分。そんなことを手紙に書いた。
おばあちゃんから間借り人の住所も聞き、間借り人にも手紙を書いた。「自己チューのくそったれ。くたばっちまえ!」と書きたかったところを「帰ってきて」と書いた。

リンダはオスカーの部屋で第6回調査探検“ものすごくうるさくて、ありえないほど近い”というレポートに目を通す。
最後のページで貿易センタービルに人が飛び乗る仕掛けを見て安心した。目には涙が光っていた。
間借り人は祖母のうちに帰ってきた。

オスカーはセントラルパークのブランコから父のメモを見つける。父の愛情を感じ、これまで怖いと思っていたブランコを高く高く漕いだ

オスカーはトーマスが小さい頃よく遊んでいたと話していたセントラルパークのブランコからトーマスの残したメモを見つけた。
それには、「おめでとう。オスカー。驚くべき勇気と年齢を超えた知恵で、第6回調査探検を無事に遂行したね。君は第6区が存在したことを、君自身のすばらしさを見事に証明した。第6区の人たちはどこかで君を讃えているだろう。パパもだよ。さあ、家にお帰り」と書かれていた。
トーマスの深い愛情をオスカーは知った。オスカーはこれまで危険と考え、決して乗ろうとしなかったブランコに乗り、高く高く漕いだ。

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』の主な登場人物・キャラクター

オスカー・シェル (演: トーマス・ホーン)

吹き替え:武田華

物語の主人公。10歳の少年。
知的好奇心が高く賢い一方、人とのコミュニケーションが苦手であったり、感覚が過敏なアスペルガー症候群の疑いありと診断されている。
父・トーマスとは親密で非常に良好な親子関係であるが、母とは不仲ではないものの父ほど親密ではない。
「調査探検」と名付けた遊びを父・トーマスとよくしている。これはトーマスがオスカーの知的好奇心を擽りながら、彼の苦手な分野である、人とのコミュニケーションの仕方を学ばせるために考えた遊びである。
ニューヨークにあったとされる「幻の第6区」を調べる「調査探検」を始めた頃、父・トーマスを2011年、9.11の同時多発テロで亡くす。

オスカー大好きな父の急死を受け入れられず、遺体の入っていない棺桶を使った葬式に反発する。
押し入れに父との思い出の品をこっそりしまい、時々眺めたりするのは父との絆を失いたくないためである。
また、テロの当日の父からの留守番電話メッセージが入った電話機を自分以外の人間に聴かせないようにするために、こっそり同じ機種の新しい電話機に交換する。
つらい現実に押しつぶされそうになるたびに自分をつねって耐える癖があり、お腹には無数のつねった痕がある。
その背景にはテロ当日、父から電話がかかってきた当時、家にいたのに怖くて体が動かず、出られなかったことへの後悔の思いがある。
テロから1年間、父・トーマスの部屋には入れなかった。自分の中で父の存在が薄れていくことを感じ、何か残されていないかと父の部屋のクローゼットを開け、青い花瓶から「Black」と書かれた封筒に入った鍵を見つけた。
オスカーは「Black」が人の名前だと考え、ニューヨーク中のブラックさんを電話帳で調べ、片っ端から訪ねるが、父を知っている人には会えなかった。
祖母の家の間借り人で発声障害のある高齢の男性と知り合い一緒に鍵探しの調査をすることになる。
やがて父と同じ肩のすくめ方や、祖母が彼について多くを語らない点から、間借り人が自分の祖父だと確信する。

調査探検で人と会うときのために、父・トーマスが名刺を作ってくれるが、それには「オスカー・シェル アマチュア昆虫学者、親仏家、アマチュア考古学者、平和主義者、発明家」と書かれている。
「アマチュア」は父から誉め言葉だと説明を受ける。

苦手なものがたくさんあり、例を挙げると、「公共交通機関、エレベーター、マンホールのふた、年取った人、走っている人、飛行機、高いビル、閉じ込められる場所、大きな音、悲鳴、泣き声、歯並びが悪い人、置き去りのカバンや靴、親といない子供、鳴っているもの、煙っているもの、肉を食べる人、見上げる人、塔、トンネル、疾走するもの、トンネル、点灯するもの、翼があるもの、疾走するもの、うるさいもの、橋」などである。

ブラックさん探しの旅に出る時のリュックの中の荷物は、ガスマスク、タンバリン、双眼鏡、ノート、カメラ(祖父が使っていたもの)、ホーキングの本(父がよく読んでくれた)、携帯電話、いちじくのお菓子(好物)などが入っている。
また心を落ち着かせるために常にタンバリンを持ち歩き、耳の横で鳴らしている。

トーマス・シェル(演:トム・ハンクス)

吹き替え:江原正士

オスカーの父。
息子のオスカーとは親密で、アスペルガー症候群の疑いがあり人とのコミュニケーションが苦手なオスカーのために、「調査探検」という遊びを考え一緒にやっていた。
「調査探検」は人に情報を聞きながら調査するので、オスカーが名乗りやすいように手作りの名刺も作ってあげた。
ニューヨークに「幻の第6区」があったとオスカーに話し、その調査探検の課題を出していたが、9.11の同時多発テロの際、商談でワールドトレードセンターにいたため命を落とした。

妻のリンダとも仲がとてもよく、彼女を愛していた。
ビルが倒壊するまでの間、妻のリンダの携帯に電話をかけ、「愛している」と伝え、その後、オスカーと話すために自宅に電話を掛けるが、応答がなかったため、留守番電話にメッセージを残す。6回目の電話で「誰かいるか?」と呼びかけ続けたが電話は切れ、ビルが倒壊する。遺体は見つからず、空っぽの棺桶で葬式が行われた。

トーマス亡き後、オスカーがトーマスのクローゼットでみつけた青い花瓶に入っていた鍵の調査を始めた。
その鍵の持ち主はウィリアム・ブラックで、彼が遺品セールに出品していた青い花瓶に鍵が入っていることを知らずにトーマスに譲ったことから、トーマスが9月14日の妻・リンダの誕生日にリンダに贈ろうとしていたことがわかった。

また、セントラルパークのトーマスがお気に入りのブランコの板の裏に「幻の第6区」の調査探検が終わることを予測してあらかじめ入れておいたオスカー宛てのメモがみつかる。
このメモはオスカーがトーマスの深い愛情を再認識し、勇気づけるものとなった。

トーマスはブロンクス科学高校では、学校新聞の科学欄の編集者を務め、ラトガーズ大学では生化学を専攻。リンダと恋に落ち、コネチカットでプロポーズをした。
トーマスは毎年同じ場所でリンダにプロポーズし続けている。オスカーが誕生したときには、記念に葉っぱを押し花にして額に入れていた。家族のために科学者の夢を捨て、「シェル&サン宝石店」を開いていた。ガソリンのにおいが好きで、トマトが嫌い。コーヒー豆の感触が好きで、店に置かれた豆の入ったタルに腕を突っ込んでいた。窓に触れると天気がわかった。
以上のことが、オスカーが去っていく間借り人にトーマスについて叫ぶシーンからわかる。

リンダ・シェル(演: サンドラ・ブロック)

吹き替え:本田貴子

オスカーの母。
オスカーとは不仲ではないが、トーマスほどの親密な関係を築けておらず、トーマス亡き後、オスカーとの間に距離がうまれる。
トーマスにコネチカットでプロポーズをされ、毎年同じ場所でプロポーズを受けるなどとても愛されていた。
9.11の同時多発テロの日に、ワールドトレードセンターにいたトーマスから電話を受け「愛している」と告げられる。
愛する夫を急に喪ったショックから立ち直れず、オスカーに「ママはいつも寝ているか、起きていてもぼんやりしている」と言われてしまう。

オスカーがドアマンに電話帳を借りたことからオスカーが何か企んでいると気づき、オスカーの部屋を調べ、オスカーがブラックという名前の人物を訪ね歩こうとしていることを知った。
オスカーには内緒で先回りして訪問し、オスカーが訪問することを事前に伝える。ブラックさん探しで鍵の持ち主がわかり、暴れるオスカーにそのことを話し、それぞれが訪問したブラックさんたちの話をする。
さらに2人でトーマスの思い出話もし、オスカーと親子の絆を取り戻す。

間借り人(演:マックス・フォン・シドー)

オスカーの祖父と思われる男性。名前は明らかにされていない。
テロの3週間後に祖母の家の間借り人として、オスカーと同じマンションの別の棟に住むことになる。
祖母はドイツ時代の知り合いだとだけ説明して多くを語らない。

防空壕で爆弾が爆発し両親が亡くなるというつらい経験をしたことから言葉をしゃべれなくなった。他にもつらい経験があるようだが多くを語らない。
メモ帳を携帯し、筆記でコミュニケーションを取る。左手の手のひらに「YES」、右手の手のひらに「NO」と入れ墨が彫られており、会話に利用する。

祖母の家を訪ねてきたオスカーがブラックさん探しをしていることを聞き、その調査を一緒に手伝う。
調査中、公共の乗り物や橋が苦手なオスカーはそれらを避けていたが、「長く歩けない。怖くはない」と言って地下鉄に乗車させ、「橋を渡ったら自分の話をする」と言って橋を渡ることを克服させた。移動中もオスカーの良き話し相手になる。
肩をすくめるしぐさが父・トーマスと一緒であることや、祖母が多くを語らないことなどからオスカーは間借り人が祖父だと確信する。

鍵探しの調査が難航する中、オスカーから秘密にしていた父・トーマスの留守番電話を聞かされる。途中で耐えられなくなってやめるように言い、さらにブラック探しをやめるように言う。
オスカーを助けたかったが傷つけていると感じ、オスカーの元を去ることに決める。タクシーで出発する際、オスカーから責められる。その後、鍵の持ち主がわかり、調査が終わったオスカーから「戻ってきて」と手紙をもらい、再びオスカーの祖母の家に戻ってくる。

オスカーの祖母 (演:ゾーイ・コールドウェル)

吹き替え:鈴木れい子

オスカーの祖母。名前は明かされていない。
オスカーの隣のマンションに住んでいる。トランシーバーでオスカーと真夜中でも連絡を取り合い、調査探検に協力したり、ピアノを教えたりとオスカーと非常に仲が良い。
テロの当日にはオスカーを心配し、オスカーの家を訪れ、ベットの下で恐怖と戦うオスカーを見守る。

テロの3週間後に年老いた男性を間借り人として部屋に住まわせる。オスカーにはドイツ時代の知り合いとだけ伝え、多くを語ろうとしない。一度出ていった間借り人が、オスカーの手紙を読んで戻ってきた際には、家の前で待っている間借り人の横に買い物袋を置き、持って中に入るように促した。

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