ターミナル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ターミナル』とはアメリカ合衆国で2004年6月に公開された、ロマンスおよびコメディー映画である。ある目的をもってアメリカ合衆国に入国するビクター・ナボルスキーだったが、母国でクーデターが起き国が消滅してしまう。無国籍状態となり入国ができなくなってしまった。それでも目的を達成するために、空港の乗り継ぎロビーでクーデターが終結することを待ち続ける。空港生活の中で国土安全保障省税関国境保護局との対立、キャビンアテンダントとの恋模様など様々なヒューマンドラマが描かれている作品である。

『ターミナル』の概要

『ターミナル』とはアメリカ合衆国で制作され2004年6月に公開された、ロマンスおよびコメディー映画である。全米での興行収入は7787万ドルだった。また2004年12月に日本で公開され、日本での興行収入は41.5億円となった。監督はスティーヴン・スピルバーグで『E.T.』なども担当した監督だ。そして主演はトム・ハンクスである。本作品前にもスティーヴン・スピルバーグ監督と2度コンビを組んだことがあり、信頼し合っている間柄だ。これまでにコンビを組んだ作品と違ったジャンルの、笑って泣けるヒューマンドラマとなっている。

ビクター・ナボルスキーはある目的を達成するため、アメリカ合衆国に入国手続きを進めていた。しかし、母国クラコウジアでクーデターが発生しクラコウジアは消滅状態にあるということだった。そのためパスポートは無効状態となりアメリカ合衆国へ入国できなくなってしまったのである。
空港の乗り継ぎロビーでクーデターの終結を待つしかなくなったビクターだったが、試行錯誤しながらも何とかお金を稼いで生活をしていく。そんな空港生活が国土安全保障省税関国境保護局のフランク・ディクソンという男の局長への昇進の妨げになってしまう。フランクはビクターに不正入国を行わせて空港から追い出そうと唆すも、ビクターはその罠を見破り、クーデターの終結を辛抱強く待ち続けることを誓う。話すことの出来なかった英語の勉強や建設現場での仕事に懸命に取り組みながら、少しずつ仲間を増やしていく。
そしてフランクの昇進をかけた大事な査察の日に事件が発生する。ロシア人のミロドラゴビッチが許可証のない薬品を所持していたため、空港警察が没収したところ暴れ始めてしまう。言葉の通じないため対応に困り果てたフランクはビクターに助けを求める。ビクターは機転を利かせ、その問題を解決し空港中の職員からの信頼を得ることになる。
また、ビクターは恋にも落ちていく。相手は客室乗務員のアメリア・ウォーレン、不倫をやめることのできないアメリアをビクターが慰めて親しくなっていく。そしてアメリアに初めてニューヨークに来た目的を明かす。ビクターの父はジャズが好きでミュージシャン57人のサインを集めていた。しかし、最後の1人のサインだけ集めることができずに亡くなってしまう。その父の夢を叶えるため、ビクターはアメリカ合衆国へやってきたのであった。
そして空港で過ごすこと9か月、やっとクラコウジアのクーデターが終結した。アメリアがコネで緊急ビザを発行してくれたため、ようやくアメリカ合衆国への入国に1歩近づく。しかし最後にまたもやフランクが立ちはだかる。緊急ビザにはフランクのサインが必要だったのである。もちろんフランクはサインしてくれるはずもなかったが、空港職員皆を味方につけたビクターにはそんなことは関係なかった。空港職員皆のサポートもありニューヨークに入国し、目的達成のためジャズラウンジに向かい無事、父の夢である57人目のサインをもらうことができた。

どんな逆境にもポジティブに立ち向かい、目標のためには努力を惜しまないことをロマンス・コメディーのストーリーから感じることのできる映画となっている。

『ターミナル』のあらすじ・ストーリー

母国クラコウジアのクーデター

ビクター・ナボルスキーはある目的のためアメリカ合衆国へ入国の手続きを行なっていた。しかし入国審査ゲートで要注意と判断され別室へ案内される。そこで知らされたのは、母国クラコウジアでクーデターが起き、現在クラコウジアは消滅状態にあるということだった。そのため自身の持っていたパスポートは無効状態となり、アメリカ合衆国へ入国できなくなってしまった。母国にも戻ることのできないビクターは空港の乗り継ぎロビーでクーデターの終結を待つしかない。そしてビクターは英語が分からなかったため、この事態を本当に理解できたのは空港で流れるテレビのニュース映像を見てからである。
ビクターには食事券とポケベルとテレホンカードが渡されたが、クーデター中のため電話も繋がらない状態であった。終いには食事券まで無くしてしまい、回送中の67番ゲートで一夜を過ごすことになった。こうしてビクターの空港暮らしが始まっていく。
そのあとも毎日アメリカ合衆国に入国を試みようとするビクターだったが、クーデターは終結しておらず無国籍状態のビクターはもちろん入国拒否される。監視の合間を掻い潜り入国することは容易だったが、真面目に辛抱強くクーデターの終結を待つのであった。

ビクターを追い出したいフランクの企み

国土安全保障省税関国境保護局のフランク・ディクソンは局長の昇進を目前に控えていた。現局長サルチャックから次回の査察をうまくクリアすれば、無事局長に推薦することを約束されている。そのため要注意人物として、無国籍状態のまま空港に存在するビクターを追い出したくて仕方がなかった。
フランクはビクターに空港の出入り口の空港警備員交代の時間を教え、交代中の5分間であれば誰も見張りがいないためアメリカ合衆国に入国できると嘘をつき、不法入国させ追い出そうと試みる。しかし、ビクターはここでフランクの企みに気づき不法入国はせずにクーデターの終結を待つことを誓うのであった。

空港での生活

待つとはいっても食事券を無くしてしまっているビクターは、満足な食事ができていない。そんなときカートの返却代として25セントのお金が稼げることを学ぶ。その後は空港中のカートを集めてお金を稼ぎ、お腹いっぱいにハンバーガーを食べなんとか生活を続けていく。そのような食べることに必死で厳しい状況の中も母国のことが気になり、英語の読めないビクターは空港で流れるニュース映像を翻訳できるように、稼いだお金で英語の勉強も始めていく。
しかし、そんな時間も長くは続かない。ビクターをいち早く追い出したいフランクはお金を稼ぐことができないよう、カート返却専門の職員を雇い空港から追い出そうとするのであった。

エンリケ・クルズとの出会い

またもやフランクの企みにより食事に困ったビクターだったが、今度は空港の機内食配送をして働いているエンリケという男に取引を持ち掛けられる。機内食を提供する代わりに、エンリケが恋している入国審査官のドロレス・トーレスの情報を収集してくるように頼まれたのである。ドロレスとビクターは毎日の入国審査で顔を合わせている間柄である。ビクターのクーデターが終結するまで入国は不可能とは分かっていながらも、少しの可能性に賭けて諦めず通い続ける姿にドロレスは一目置いており仲も良かった。お腹が減っていたビクターはすぐに取引を受け入れ、ドロレスの情報を提供しつつ機内食を食べて何とか生活を続けていけるようになった。
また、エンリケからはグプタ・ラハンとジョー・マルロイと夜中に行っているポーカーに誘われ仲間もでき、息抜きをできる場所も見つけていく。

ビクターがヤギのビクター・ナボルスキーへ

フランクの昇進をかけた大事な査察の日に事件が発生する。ロシア人のミロドラゴビッチが許可証のない薬品を所持していたため、空港警察が没収しようとしたところ言葉が通じず暴れ始めた。査察を無事終えなければならないフランクはビクターに通訳を依頼し、事態の収集ができればアメリカ合衆国の入国を認めると約束した。何としてでもアメリカ合衆国へ入国したいビクターはすぐにミロドラゴビッチと話し、その薬はミロドラゴビッチが父親の病気のために持ち出そうとした薬であることが分かった。しかし規定には逆らえないため薬は没収になってしまった。落胆するミロドラゴビッチを見てビクターは、自らがアメリカ合衆国に入国することがことができなくなることを承知の上で機転を利かせ嘘をつき、ヤギの薬だとフランクに伝えた。動物の薬であれば許可証が不要であることを知っていたからだ。この自分の利益を顧みず人の幸せのために行動する姿が空港中の噂になり、ミロドラゴビッチを救ったビクターは「ヤギのビクター・ナボルスキー」として多くの空港職員の信頼を勝ち取ることになる。
しかしヤギの薬だと嘘をついたことをフランクからは見抜かれてしまい、更に嫌われることとなってしまう。

ビクターとアメリアの恋模様

ビクターはキャビンアテンダントのアメリアに恋をする。アメリアとは空港で転倒したアメリアを助けたことをキッカケに親しくなっていく。アメリアは不倫中の男に都合の良い扱いを受けている。そんな不倫関係から抜け出せないアメリアをビクターが慰めていく中で2人の距離は縮まっていく。
ビクターはアメリアに何か御馳走しようと、お金を稼ぐため空港内の売店に応募するも、住所も身分証もないので落ち続けてしまう。気晴らしに壁の塗装を勝手にやっていたところ、その塗装技術が空港を出入りする建設会社のボスに気に入られ、空港内の建設現場で働くことができるようになった。そこで稼いだお金でスーツを買いアメリアをディナーに誘う。そのディナーの席でアメリアは不倫相手から、ビクターは国土安全保障省から、連絡を待ち続けずっと縛られていたポケベルを捨て意気投合した。ビクターは愛を伝えるためアメリアにプレゼントを送る約束をするのである。
再会当日フランクがアメリアを呼び出し、ビクターが無国籍で空港滞在している人物だと悪評を流し2人の中を裂こうとしてくる。しかし、アメリアは「あなたにはビクターの良さは分からない」と言い放ち、ビクターに真実を確かめに向かう。そこでビクターはなぜアメリカ合衆国に入国したいのかをアメリアに明かし、父の夢を叶えるためだということがわかった。その思いとアメリアの大好きなナポレオンの物語にかけた噴水のプレゼントに感動し、ビクターに惹かれていく。最後にビクターは告白し2人は熱いキスを交わす。

ビクターのアメリカ合衆国へ来た目的

ビクターは父ディミタル・ナボルスキーの夢を叶えるためにアメリカ合衆国へ入国しようとしていた。父はジャズが好きで、ハンガリーの新聞で見た「A Great Day in Harlem」(ニューヨークのジャズミュージシャンたちの集合写真)の写真に写っていた57人のジャズミュージシャンにファンレターを送り、メンバー全員のサインを集めピーナッツの缶に保管していた。しかし、ベニー・ゴルソンというミュージシャンからは40年待っても返事が来ず、全員分のサインがそろう前に父は亡くなってしまった。ビクターは父に「必ずニューヨークへ行って、最後の1人のサインをこの缶に入れる」と約束した。

クラコウジアのクーデター終結

アメリアにアメリカ合衆国に来た目的を明かした翌日、クラコウジアのクーデターが終結したことが分かった。ビクターは飛んで喜び、空港の仲間たちも皆で祝福をしてくれた。アメリアからは緊急ビザをプレゼントしてもらう。しかし、悲しいことにもその緊急ビザを発行してくれたのはアメリアの不倫相手であった。その緊急ビザを渡し結局アメリアは不倫相手のもとへ行ってしまう。
ビクターにとっては嬉しくも悲しい出来事ではあったが、迷っている時間などなく入国審査へ向かう。しかし、ここでもフランクの壁が立ちはだかる。その緊急ビザにはフランクのサインがないと入国出来なかったのだ。フランクにサインを頼みに行くも、もちろん答えはノーだった。ここまできて引き下がるわけにはいかないビクターだったが、フランクから空港の仲間であるエンリケ、グプタ、ジョーの過去の罪など秘密を明るみに出し解雇すると脅される。今まで多くの空港の仲間たちに助けられてきたビクターは、自分の目的のせいで仲間の幸せを壊すなど望んでいなかった。ビクターは諦めてクラコウジアへ帰国しようとする。ビクターが入国しないわけを知った仲間であるグプタが滑走路に入り、自ら解雇になる選択肢を選びビクターのニューヨーク行きを後押しする。他の空港職員のサポートもありビクターはやっと空港の外に出ることができたのである。その後はニューヨークのベニー・ゴルソンのいるラウンジへ向かい、無事サインをもらったところで物語は終わる。

『ターミナル』の登場人物・キャラクター

主人公

ビクター・ナボルスキー(演 トム・ハンクス)

吹き替え :江原正士
本作の主人公で如何なるときにも明るく、とても陽気なクラコウジア人。働いていた空港内の壁の塗装では建設業者のボスも一目置くほどの技術の持ち主である。
作中ではアメリカ合衆国に入国できなくなるリスクがあるにも関わらず、見ず知らずのミロドラゴビッチを助けたり、入国できるチャンスがあっても仲間のことを思い入国を諦めるなど非常に心優しい性格。また非常に真面目で性格で空港にいつまで閉じ込められるかわからない状態にも関わらず、不法入国はしようとせずにクラコウジアのクーデター終結まで辛抱強く空港の乗り継ぎロビーで待っていた。

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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は1989年5月に公開されたアメリカ合衆国のアクション・アドベンチャー映画で、大ヒットアドベンチャーシリーズの3作目にあたる。 監督はスティーブン・スピルバーグ、制作総指揮はジョージ・ルーカス、主演はハリソン・フォード。「原点回帰」をテーマに胸躍る冒険活劇は健在で、主人公インディの父役としてショーン・コネリーが演じ話題となった。 キリストの血を受けた「聖杯」を巡り、冒険家インディとその父ヘンリーが宿敵ナチス・ドイツと争奪戦を繰り広げる。

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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』とは2008年に公開されたアメリカ合衆国のアクション・アドベンチャー映画で、大ヒットアドベンチャーシリーズの4作目にあたる。 監督はスティーブン・スピルバーグ、制作総指揮はジョージ・ルーカス、主演はハリソン・フォード。前作より19年後を舞台に、映像技術の進歩による描写と壮年となったインディの変わらぬパワフルさが特徴。 謎の結晶体「クリスタル・スカル」に秘められた謎を巡り、インディは新たな敵「ソビエト連邦」と争奪戦を繰り広げる。

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アポロ13(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アポロ13(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アポロ13』とは、1995年にアメリカで制作されたSF映画。『フィラデルフィア』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー主演男優賞を2年連続受賞したトム・ハンクス、『パトリオット・デイ』で知られるケビン・ベーコン、『バーティカル・リミット』で知られるビル・パクストンが出演した。 アポロ13号が宇宙空間で未曾有の事故に遭遇しながらも奇跡の生還を果たした実話が壮大なスケールと感動のドラマを交えて描かれる。 『バックドラフト』や『シンデレラマン』などで知られるロン・ハワードが監督を務めた。

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バーレスク(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バーレスク(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バーレスク』とは、2010年に公開されたアメリカのミュージカルドラマ映画である。監督はスティーブン・アンティンで、主演はクリスティーナ・アギレラが務めた。ロサンゼルスのストリップクラブである「バーレスク」を舞台に、物語が展開されていく。バーレスクでは女性達が様々なショーを行なっている。片田舎で育った主人公アリは、歌手になる夢を追いながらロサンゼルスへと向かい、その後バーレスクの舞台で才能を発揮し、スターダムを目指す。

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ハドソン川の奇跡(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハドソン川の奇跡(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハドソン川の奇跡』とは、日本で2016年に公開されたヒューマンドラマ映画。2009年に実際に起きた“ハドソン川の奇跡”と言われたUSエアウェイズ1549便不時着水事故と、その後の知られざる真実を描いている。俳優・監督として活躍を続ける名匠クリント・イーストウッドが監督を、主演を名優のトム・ハンクスが務めている。英名タイトルは、機長の愛称でもある「SULLY」。第40回日本アカデミー賞最優秀外国作品賞を受賞。

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キャスト・アウェイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャスト・アウェイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キャスト・アウェイ』とは、2000年に公開されたアメリカのサバイバル映画である。トム・ハンクスが主演を務め、ロバート・ゼメキスが監督を務めた。ストーリーは、国際貨物便フェデックスのシステムエンジニアであるチャック・ノーランドが、飛行中に航空事故に遭い、無人島に漂着してしまうというもの。無人島での生活に適応し、生き延びるために様々な方法を見つけていく。

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ユー・ガット・メール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ユー・ガット・メール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ユー・ガット・メール』とは、1998年に公開されたアメリカ映画。ノーラ・エフロン監督のロマンティックコメディで、主演はトム・ハンクスとメグ・ライアン。1940年に製作された映画『桃色の店』のリメイク作品である。 それぞれ恋人には内緒でメールを交換していたジョーとキャスリーン。顔も名前もわからないからこそ素直になれたのに、実はビジネスライバルだった。 すれ違いながらも、お互いに惹かれ合う男女の恋が描かれている。

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