ハドソン川の奇跡(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハドソン川の奇跡』とは、日本で2016年に公開されたヒューマンドラマ映画。2009年に実際に起きた“ハドソン川の奇跡”と言われたUSエアウェイズ1549便不時着水事故と、その後の知られざる真実を描いている。俳優・監督として活躍を続ける名匠クリント・イーストウッドが監督を、主演を名優のトム・ハンクスが務めている。英名タイトルは、機長の愛称でもある「SULLY」。第40回日本アカデミー賞最優秀外国作品賞を受賞。

『ハドソン川の奇跡』の概要

『ハドソン川の奇跡』とは、2009年に実際に起きた飛行機事故の乗員・乗客の奇跡的な生還劇と、機長の事故後の苦悩を描いたヒューマンドラマ映画。2016年第22回放送映画批評家協会賞で作品賞と、主演男優賞にはトム・ハンクスがノミネートされ、2017年第90回キネマ旬報ベスト・テンでは外国映画ベスト・テンで1位、外国映画監督賞・読者選出外国映画監督賞をクリント・イーストウッド監督が受賞。2017年第71回毎日映画コンクール外国映画ベストワン賞受賞、第15回視覚効果協会賞の長編実写映画・補助視覚効果賞にノミネート、第40回日本アカデミー賞では最優秀外国作品賞を受賞した。監督のクリント・イーストウッドは、アカデミー賞で1992年『許されざる者』、2004年『ミリオンダラー・ベイビー』で監督賞を受賞している。主演のトム・ハンクスは、1993年ドラマ『フィラデルフィア』、1994年『フォレスト・ガンプ/一期一会』で2年連続、アカデミー主演男優賞を受賞している。
実際に2009年のアメリカで起きた事故が基になっている。2009年1月15日、ラガーディア空港発シャーロット空港行きUSエアウェイズ1549便が離陸直後にアクシデントに見舞われた。鳥の群れが飛行機に接触したことでエンジンが止まってしまったのだ。飛行機の機長チェスリー・“サリー”・サレンバーガーは、空港に引き返そうとするが高度が低すぎて引き返すことができず窮地に立つ。サリーはやむを得ずハドソン川に不時着することを決断。無事に、死者を出すことなく不時着をする。世界中で「ハドソン川の奇跡」と報道され、サリーはヒーローになるが後日、事故調査委員会の調査によって事故の対処が適切であったかを問われてしまう。映画ではサリー達が事故調査委員会から厳しく取り調べを受けた様子が描かれているが、実際ではサリー達の判断は正しかったと評価されており、アメリカサリーは英雄視されている。
映画は、監督クリント・イーストウッドが本物のエアバス機を2機購入し、救助ボートなども実際の物を使用するなどリアルさを追求し、作品の完成度をあげている。また実際の「ハドソン川の奇跡」に関わった人物を本人役で映画で起用したことも話題となった。

『ハドソン川の奇跡』のあらすじ・ストーリー

155人の奇跡の生還

2009年1月15日。サリーは目的地のノースカロライナ州シャーロット空港に向けてニューヨークのラガーディア空港から飛び立つ準備をした。予定より20分遅れで飛行機は離陸。相棒である副機長のジェフと順調に離陸をした。離陸からわずか1分25秒後にバードストライクが発生。機体は大きく左右に揺れ、乗客から悲鳴があがる。緊急事態を知らせるため、「メーデーメーデー。」とサリーはラガーディア空港へ連絡をする。両方のエンジントラブルが起きたことを告げると、着陸の許可を求めた。しかし、飛行機の高度が低すぎることに気付いたサリーは、ラガーディア空港への着陸は危険と判断。目下に見えたハドソン川への不時着水を思い立つ。飛行機の乗客に向けて、衝撃に備えるようアナウンスをするサリー。客室乗務員たちはパニック状態の乗客らに、冷静に姿勢を低くするよう指示を出した。不時着水の連絡を受けたラガーディアン空港の管制塔では、不時着陸よりも難易度が高く大事故になりかねない状況に動揺していた。
サリーの冷静な判断と、操縦技術により飛行機は大きな衝撃を受けながらも無事にハドソン川に不時着水する。サリーはコックピットから出て、客室乗務員たちと一緒に、乗客らに救命胴衣を着用させ緊急脱出を促した。真冬の気温は氷点下を越えており、水温は2℃しかなかった。サリーは寒さに震える乗客らをハドソン川に浮かぶ飛行機の翼の上に避難誘導すると、飛行機の中に戻り取り残された乗客がいないか何度も確認をする。NY沿岸警備隊、観覧船、水上バス、水上タクシーが次々に駆け付け、乗客らを救助。最後まで飛行機に残っていたサリーも救出されると、事故機を見つめながら妻のローリーに自分は無事だが事故が起き今日は家に返れないことを伝えた。

審問会で尋問を受けるサリー

事故後、原因の調査が行われ、サリーはNTSB(国家運輸安全委員会)の審問会に向かうためパイロットの制服に着替えた。事故の原因は、鳥が飛行機にぶつかったことによるバードストライクと告げられる。調査は厳しく、サリーは審問会で、飛行機を近くの空港まで引き返すことができたのではないかと問われる。サリーは、これまでの機長としての豊富な経験から、不時着水の判断は間違っていないかったと証言。副機長のジェフも不時着水以外の選択はなかったと証言した。しかしNTSBは調査のデータや証拠を元に、飛行機が空港まで戻ることが出来たと提示。コンピューターシミュレーションを使用し、飛行機が不時着水する必要がなかったのでは、と尋問した。サリーとジェフは否定するが、二人は疑惑の人物になってしまう。

英雄と呼ばれとまどうサリー

審問会が終わり、サリーは事故後から滞在していたホテルから妻のローリーに電話をかける。ローリーから、自宅にマスコミが大勢、押しかけてきて娘たちが怯えていることを聞いたサリーは家族を心配する。サリーは事故原因がはっきりするまで自宅に帰るのは難しいとローリーに伝え、疲れ切っていた。そんな中、サリーや副機長のジェフ、客室乗務員らがテレビのインタビューに答えることになる。テレビでは、インタビュアーに英雄と呼ばれることについて聞かれると、サリーは自分が英雄ではないこと、やるべきことをやっただけだと答えた。周囲から騒がれる一方で、サリーは街に飛行機が墜落する様子が頭に浮かんだり、悪夢にうなされるようになるなど、事故のトラウマに悩まされるようになっていった。

公聴会で証明された事故原因

審問会でのフライトシュミレーションの結果に違和感を感じていたサリーは、公聴会でシュミレーションをリアルタイムで行えるよう頼みこむ。願いは聞き入れられ、サリーは運輸局連邦航空局で行われる公聴会に行く。公聴会では、飛行機がラガーディア空港へ戻るパターンと、GW橋から近いテターボロ空港へ行くパターンの2通りのフライトシュミレーションが行われた。実際の事故とは逆にシュミレーションでの結果は、どちらも空港への着陸が成功してしまい不時着水が必要なかったと証明されてしまう。しかし、サリーはこのシュミレーションには「人的要素が加味されていない」と、発言。シュミレーターのパイロットは、事故の背景を理解した上での操縦だったために事故に対して判断する時間があったが、事故当時の自分たちには判断する時間はなかったと主張した。サリーの訴えを受け、改めて事故当時を再現しながらエンジン停止後、35秒間の時間を置いた設定で判定を行うと、シュミレーションはどちらも失敗に終わる。さらにUSエアウエイズ1529便の事故当時のフライトレコーダーが再生され、鳥が飛行機にぶつかる音、ハドソン川に着水するまでの数分間の音声が会場で公開された。休憩のため公聴会の会場から出たサリーはジェフに「俺たちは良くやった。素晴らしいチームワークだった」と声をかけた。サリーとジェフは握手を交わして再び公聴会に戻る。NSTBからバードストライクが原因で両方のエンジンが破損していたことが証明されたことを告げられ、ようやくサリーの判断に間違いがなかったことが認められた。サリーは「今回の不時着水は奇跡ではないし、私は英雄ではない。乗員乗客、救助隊、様々な人のお陰で全員助かったのだと思う」と語った。

『ハドソン川の奇跡』の登場人物・キャラクター

主要人物

チェスリー・“サリー”・サレンバーガー(演:トム・ハンクス/ブレイク・ジョーンズ)

日本語吹き替え:立川三貴、江原正士/虎島貴明(16歳のサリー)
USエアウェイズ1549便機長。若き日からパイロットを志し、アメリカ空軍のF-4パイロットを経てUSエアウェイズに入社。飛行経験豊富な大ベテランであり、また個人で事業も展開している。正義感が強く、職務に誠心誠意取り組む家族思いの男性。「ハドソン川の奇跡」で渦中の人物となったサリーをトム・ハンクスが、16歳のサリーをブレイク・ジョーンズが演じている。

ジェフ・スカイルズ(演:アーロン・エッカート)

日本語吹き替え:ふくまつ進紗
USエアウェイズ1549便副操縦士。バードストライク発生直後、機長の指示を待つことなく速やかにマニュアルを開き、エンジン再始動のための最善の処置を行った。機長のサリーと共に職務に取り組む真面目な男性。

ローリー・サレンバーガー(演:ローラ・リニー)

日本語吹き替え:高島雅羅
機長サリーの妻。事故の取材に押し掛けるマスコミから子どもたちを守り、夫のサリーを支える。

調査員

チャールズ・ポーター(演:マイク・オマリー)

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