渚カヲル(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

渚カヲル(なぎさカヲル)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、5番目のエヴァンゲリオンパイロット(フィフスチルドレン)。その正体は第1にして最後の使徒であり、作中で提示された多くの謎の鍵を握る重要人物。白い髪と赤い瞳、色白の肌が特徴的な美少年である。主人公である碇シンジに強い興味を持ち、瞬く間に心を通い合わせた親友となる。傷ついたシンジを慰め、大きな影響を与えるが、最終的にはシンジの手にかかって亡くなるという悲劇的な最期を迎える。

渚カヲルのプロフィール・人物像

生年月日:2009年9月13日(セカンドインパクト発生当日)
血液型:不明
年齢:15歳
身長:162㎝
性別:男性
担当声優:石田彰

渚カヲルとは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、エヴァンゲリオン弐号機パイロット(新劇場版ではMark.06と第13号機に搭乗)。
テレビアニメ版では精神を病んだ惣流・アスカ・ラングレーの代わりに、人類補完委員会(ネルフの上位組織であるゼーレの表向きの組織)から送り込まれたフィフスチルドレン(5番目の適合者)として登場。綾波レイと同様に過去の経歴はすべて抹消済みだが、初めてのテストでいきなり弐号機とシンクロするなど、非凡な才能を発揮する。
親しい人物を次々と失って傷心のシンジの前に現れると、すぐに彼の心を魅了し心許せる親友となる。
その正体は第17使徒タブリスであり、第1使徒アダムの魂を有する存在。ゼーレの推し進める「アダム計画」の一環として、アダムからサルベージした魂を人型の肉体に入れたものである。
そのためゼーレ側の切り札としてネルフに送り込まれたが、ターミナルドグマに封じられているのがアダムではなく第2使徒リリスだとわかると当初の計画を中止。自らシンジに殺されることを望んだ。
使徒でありながら人間の姿を取っているのは、使徒にはない「知恵の実」を持つ人類に興味を抱いたためとされる。そしてシンジと接触し人間という種を理解したカヲルは、最後の使徒として自分たちではなく人間が存続する未来を選択した。

新劇場版では序盤からたびたび登場し、短時間の出番ながら思わせぶりな言動で存在感を放っていた。本格的に物語に関わるのは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(以降『Q』)』以降。ダブルエントリーシステムを採用した第13号機にシンジと共に搭乗し、世界を元に戻すための2本の槍『ロンギヌス』と『カシウス』を手に入れようとする。
しかしその試みは失敗に終わり、「リリン(人間)の王」である碇ゲンドウの狙い通りカヲルは第1の使徒から第13の使徒へと墜とされてしまう。
その後、カヲルは第13号機を覚醒させた責を引き受けて命を落とすが、次回作『シン:エヴァンゲリオン劇場版:||』において世界を何度も繰り返していたことが明かされる。
新劇場版においては、第1の使徒であったと言うこと以外カヲルの詳しい出自は明らかにされていない。ただ、その目的は常にシンジを幸せすることだったと語られる。

常に微笑みを浮かべる超然とした少年。難解で哲学的な言葉を発するため、普通の人間には彼の思考を理解することは難しい。
音楽を好み、「リリンの生み出した文化の極み」と表現している。新劇場版でもたびたびピアノを弾いており、音楽を通してシンジとコミュニケーションを取っている。
使徒としての能力は、きわめて強力なATフィールドを展開し空中を浮遊できること。またアダムの魂を持っているため、アダムをベースに造られたエヴァを操ることができた。ちなみに旧劇場版で登場したエヴァシリーズ量産機には、渚カヲルを元にしたダミープラグが使用されている。

渚カヲルの来歴・活躍

テレビアニメ版・旧劇場版

湖でシンジとカヲルが出会うシーン

渚カヲルは、ゼーレによる始祖アダムの復活を目指す「アダム計画」の一環として、人間が生み出した唯一の使徒として誕生した。
アダムはセカンドインパクトの際、大爆発により魂と体がバラバラになってしまう。肉体は胎児状になり、後にネルフ主席監察官である加持リョウジの手でネルフ司令碇ゲンドウの手に渡った。
魂はゼーレが保有し、それに人間の肉体を与えたことで渚カヲルという少年は誕生した。ちなみにその肉体は、アダムにダイブされた人の遺伝情報を元にして、アダムにより生み出されたものとされている。
ゲンドウがゼーレを裏切り、独自路線で人類補完を成し遂げようとしていることを察知したゼーレは、彼らの切り札であった渚カヲルをネルフ本部に送り込む。その際の名目は、使徒の精神汚染によってシンクロ率の低下したアスカに代わる、5番目のエヴァ適合者ということだった。

荒れ果てた第3新東京市を訪れたカヲルは、湖で打ちひしがれる碇シンジと出会う。その後行われた弐号機とのシンクロテストにおいて、カヲルは異常ともいえる高数値を出す。
テスト後、カヲルとシンジは共に風呂に入り、急速に距離を縮めていく。繊細な心を持つシンジに対して、カヲルは率直な好意を口にする。
家に帰りたくないシンジは、その晩カヲルの部屋に泊まる。「僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない」とまで語るカヲル。
だがその翌日、カヲルは弐号機を伴ってセントラルドグマに進入。初号機による出撃を命じられるシンジだが、カヲルが使徒であるという事実を受け入れられない。
初号機は弐号機と組みあいながら、ネルフ地下の最下層ターミナルドグマまで降下する。
そしてターミナルドグマ内にたどり着いたカヲルだが、そこにいるのがアダムではなくリリスだと理解し、当初の目的であるアダムとの接触を中止。追いかけてきたシンジに「僕を消してくれ。そうしなければ君たちが消えることになる。君たちには未来が必要だ」と語り掛ける。
長い葛藤の末、カヲルを初号機の手で握りつぶしたシンジ。親友を自分の手で殺したことで、シンジは大きな心の傷を抱えることになる。

その後、カヲルの魂はアダムの肉体に戻ったと考えられる。すべての人間が1つとなる人類補完が行われる中、カヲルは綾波レイと共にシンジの精神世界に現れ、シンジとの対話を通して彼を導いた。

漫画版

カヲルはシンジに自分を殺してくれと頼む

貞本義行による漫画版では、比較的早い段階から登場している。その性格も大きく異なり、親とはぐれた仔猫を「このまま生かしておいても苦しんで死ぬだけだから」という理由で殺害するなど、当初は人の心がわからない無神経なキャラクターとして描かれている。漫画版のシンジが強気な性格なこともあり、2人の関係は最初良好とは言えなかった。
使徒アラエル戦で精神汚染を受けたアスカが再起不能になると、正式に弐号機パイロットに就任。次の使徒であるアルミサエル戦で華麗な活躍を見せる。その際、レイの心に侵食したアルミサエルに同調し、レイのシンジへの恋心を知る。
その「好き」という感情に興味を抱いたカヲルは、過呼吸に陥ったシンジの口を自分の唇で覆って落ち着かせるといった大胆な行動に出るなど、積極的にシンジとの距離を縮めようとする。シンジの方も、カヲルのことを「好きになれそうにない」と言いつつも、レイを失った悲しみから逃れるようにカヲルの家に転がり込む。シンジが自分を利用しているだけだと理解しながらも、シンジと友達になりたいという想いを捨てきれないカヲル。

その後の末路はテレビアニメ版と同様だが、ゼーレの目的が明確に描かれていないテレビアニメ版と違い、ゼーレの目的は最初からカヲルとリリスが接触することでサードインパクトを起こすこととされている。
また、その際のやり取りもより感情的なものとなっており、カヲルは自分の運命とサードインパクトについて語ったうえで、「このまま引き返してもサードインパクトが起こっても僕という個体が消えてなくなるのは同じ。それなら僕は君の手で消してもらいたい」とシンジに自分を殺すよう懇願する。そして「最後の願いなんだよ。僕のことを少しでも好きなら叶えてくれ」と、自分を殺した感触がシンジの記憶に残るよう、初号機の手で扼殺されることを望んだ。

新劇場版

カヲルの目覚め

エヴァMark.06に搭乗したカヲル

地上で第6の使徒が撃破されたその頃、月面では無数の棺の中の1つから、裸身の渚カヲルが目覚めていた。宙に浮かぶゼーレのモノリスと計画が次の段階へ移行したことについて会話するカヲル。そしてリリスに似た巨人を前にして「また3番目とはね。変わらないな君は」と呟き、まだ面識のないはずの碇シンジとの再会を願う言葉を口にするのだった。
その後、月面で建造中のエヴァMark.06を視察に来たゲンドウとネルフ副指令冬月コウゾウの前に、上半身裸の渚カヲルが現れる。「はじめまして。お父さん」と呟いた後、彼が2人に接触したかは定かではない。
そして地上で初号機の覚醒に伴いサードインパクトが起ころうとしたその時、ネルフ上空に舞い降りたMark.06が「カシウスの槍」で初号機を貫いた。初号機が機能停止したことでサードインパクトは阻止される。Mark.06に搭乗していたカヲルは「今度こそ君だけは幸せにして見せるよ」とシンジに対する強い決意を呟くのだった。

シンジとの出会いと死

シンジとカヲルは共に第13号機に乗り込む

それから14年後、荒廃したネルフ本部でカヲルはついにシンジと出会う。14年の間に周囲のすべてが変わってしまい、孤独にさいなまれるシンジ。カヲルはそんなシンジと、ピアノの連弾を通して絆を深めていく。
そして14年の間に何が起こったのか知りたいというシンジに、カヲルはサードインパクトの影響で赤く染まった大地を見せる。シンジがレイを助けようとした行動がきっかけとなって、サードインパクトが起こってしまったと聞かされ、ショックを受けるシンジ。
さらに結局レイを救えていなかった事実を知り、シンジは心を閉ざす。カヲルはシンジの首に付いていた「DSSチョーカー(装着者がエヴァを覚醒させると命を奪う仕組みの首輪)」を外して自らの首に着け、「ロンギヌスの槍」と「カシウスの槍」と完成した第13号機さえあれば世界をやり直せると告げる。そしてシンジはカヲルの提案を受け、第13号機に乗ることを決めた。
第13号機で2つの槍があるセントラルドグマに向かっていると、その行く手を遮るようにアスカの2号機と真希波・マリ・イラストリアスの8号機が襲ってくる。2人の妨害をかいくぐり、リリスとMark.06に刺さっている槍を引き抜こうとするシンジ。
しかし、当初の予定と異なり、そこにあったのは2本ともロンギヌスの槍だった。そのことに気づいたカヲルはシンジを制止しようとするも、間に合わず槍は引き抜かれてしまう。
その結果、Mark.06に封じ込められていた第12の使徒が出現し、第13号機を取り込む。そしてカヲルは第1の使徒から第13の使徒に墜とされ、フォースインパクトのトリガーとなってしまった。覚醒し、疑似シン化形態を超えた姿となった第13号機は世界を破壊していく。
再びフォースインパクトのきっかけとなってしまったことを嘆くシンジに、カヲルは「君のせいじゃない」と優しく語り掛け、2本のロンギヌスの槍を13号機の胸に突き刺した。そしてカヲルは「また会えるよ、シンジ君」と言い残し、シンジの目の前でDSSチョーカーによって首を吹き飛ばされ命を落とした。
カヲルの死により第13号機の覚醒は収まったものの、フォースインパクトはまだ続行していた。最終的にマリがシンジの乗るエントリープラグを強制的に排出させ、パイロットがいなくなったことでフォースインパクトは収束を迎える。
親友であるカヲルの死を目の当たりにしたシンジは、心に深い傷を負うのだった。

明かされる真実

「渚指令」と呼ばれるカヲル

その後、シンジとカヲルはマイナス宇宙の記憶世界で再会する。
そこでカヲルはシンジを幸せにするため、記憶を維持し続けながら「円環の理の物語を繰り返していた」ことを明かす。カヲルは生命の書というアイテムにシンジの名前を記し、何度繰り返してもシンジと出会えるようにしていた。
しかしカヲルの考えていた第13号機での世界再生は失敗に終わり、シンジはカヲルを失ったことで絶望のどん底へ落とされてしまう。結局、シンジにとっての幸せはエヴァによって与えられるものではなく、シンジ自身が見つけ出すものだったのだ。
ゲンドウとの対話を終え、虚構ではない現実の中で立ち直ったシンジと再会したカヲルは、その答えにようやくたどり着く。そして今までの自分の行為は、シンジを幸せにすると言いながら結局カヲル自身が幸せになるためのものだったと理解したカヲルは、シンジに世界を託して去っていく。
その別れ際、「いつかまた逢えたら、ありのままの君と過ごしたい」と言うカヲルに、幼い姿のシンジは「仲良くなれるおまじない」として、握手をして別れる。
それからカヲルはネルフ司令の椅子に座り、加持リョウジと会話する。加持はカヲルのことを「渚指令」と呼んだ。加持と今後のことを話しながら、2人は記憶の世界を後にしたのだった。

そしてエヴァのない新世界がシンジによって作り出された後、カヲルも他のエヴァパイロットたちと共に、大人の姿で駅のホームに佇んでいた。

渚カヲルの関連人物・キャラクター

碇シンジ

カヲルとシンジによるピアノの連弾シーン

カヲルにとって唯一好意の対象となる存在。なぜそこまでシンジに関心を持つのか、漫画版以外では詳しい理由は明かされていない。確かなのは、カヲルにとってシンジは自分の命と世界の命運を託すに足る存在であったということである。
新劇場版ではシンジに対する想いはさらに強まり、「僕は君に会うために生まれてきたんだね」と断言している。そしてシンジを救うためだけに何度も世界を繰り返してきたことが語られる(月面の棺は繰り返した世界の数開いているという見方が有力)。
自分の命を身代わりにしてでもシンジを幸せにしようと考えていたカヲルだが、最終的にそれが自分のエゴであったことに気づき、物語から去っていく。そして次に会う時は単なる友人としてシンジと再会することを願っていた。

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真希波・マリ・イラストリアス(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

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真希波・マリ・イラストリアス(まきなみ・マリ・イラストリアス)とはヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの登場人物で、エヴァ仮設5号機、2号機、8号機パイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より登場する新キャラクターで、その明るく奔放なキャラクターと謎に満ちた正体に注目が集まった。2つ結びの茶髪と赤縁眼鏡がトレードマーク。『Q』以降は改2号機パイロットである式波・アスカ・ラングレーの相方として8号機を操り、数々の戦場を駆け抜ける。

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伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

伊吹マヤとは新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフ本部所属のオペレーター。人型兵器エヴァンゲリオンの戦闘をサポートする役回りとして、第1回から戦闘時には欠かさず登場している。上司の赤木リツコを「センパイ」と呼んで慕っており、彼女から直々に技術指導を受けている。生真面目な性格や、黒髪ショートカットという可愛らしい見た目から、メインキャラクターではないにも関わらず高い人気を誇っている。

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葛城ミサト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

葛城ミサト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

葛城ミサトとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物でエヴァの戦闘指揮官。主人公の碇シンジの保護者兼上司として、時に厳しく接しながらも彼の成長を見守っていく。セカンドインパクト時の南極調査隊の生き残りでもあり、父の仇である使徒殲滅に情熱を燃やす。彼女の立てる作戦は無謀なものがほとんどだが、ミサト自身の強運によるものか結果的には成功を収めている。

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相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

相田ケンスケとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公碇シンジのクラスメイト。軍事オタクで常にビデオカメラを持ち歩いている変わり者。眼鏡と茶髪、そばかすが特徴的な中学生。エヴァに強い憧れを抱いており、戦闘を一目見るためにシェルターを抜けだしたり、パイロットになりたいと指揮官の葛城ミサトに直談判したりと目的のためならなりふり構わないところがある。新劇場版では大人になったケンスケが再登場し、物語のキーマンとなった。

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日向マコト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

日向マコト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

日向マコトとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で特務機関ネルフ本部のオペレーター。黒縁眼鏡とオールバックの髪型が特徴の男性。エヴァの戦闘時におけるサポートが主な仕事であり、使徒の反応を観測した際に「パターン青!」と告げるのが日向のお決まりのセリフとなっている。物語にあまり関わらない役どころではあるが、第1話から新劇場版まで出演しているレギュラーキャラクターであり、エヴァという作品の世界観を支える名脇役である。

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青葉シゲル(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

青葉シゲル(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

青葉シゲルとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、ネルフ本部所属のオペレーター。主に通信と情報分析を担当しており、使徒との戦闘ではエヴァや本部施設のモニタリングと戦況のアナウンスを行う。肩にかかる程度のロン毛と鋭い目つきが特徴のやせ形の男性。物語の本筋に深く関わるキャラクターではないが、テレビアニメ版第1話から登場し、作中の戦闘描写になくてはならない存在である。趣味はギターで、音楽雑誌を読んでいたりギターケースを背負って出勤したりする様子が描かれている。

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加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

加持リョウジJr.(かじ リョウジ ジュニア)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、加持リョウジと葛城ミサトの間に生まれた少年。父と同じ名前で、作中では特に「Jr.」と呼称される場面は無い。 生まれる前に父を失い、母とも会ったことがなく、両親のことは何も知らない。世界的大災害サードインパクトを生き残った人々の支援を目的とする組織KREDIT(クレーディト)に所属し、汚染された大地を浄化する研究をしている。主人公の碇シンジ曰く、「すごくいいヤツ」とのこと。

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惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。

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北上ミドリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

北上ミドリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。

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赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。

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洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)/鈴原ヒカリ(すずはら ヒカリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジのクライメイト。 学級委員を務めるしっかり者で、父、姉、妹に自分を加えた4人家族。家の中では母親代わりを務め、家事全般を得意とし、弁当も自分で作っている。クラスメイトの鈴原トウジに片思い中で、仲良くなるきっかけを探している。弐号機のパイロットである惣流(式波)・アスカ・ラングレーからは、その面倒見の良さから頼りにされるようになり、やがて友人としての関係を築いていった。

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キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。

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