ロケットマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロケットマン』とは2019年にイギリス・アメリカ合作で製作された伝記・ミュージカル映画である。グラミー賞を5度受賞した世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的映画。「Your Song」や「Rocket Man」など数々の名曲で知られるエルトン・ジョンが並外れた音楽の才能でスターとなる一方、その裏では様々な困難や苦悩を抱えていた半生が描かれている。製作総指揮にエルトン本人が携わり、エルトン役を演じるタロン・エガートンは歌声を披露している。

出典: eiga.k-img.com

日本語吹き替え:木村昴
本名はレジナルド・ケネス・ドワイト。本作では製作総指揮にも加わっている。
イギリス出身のミュージシャン、シンガーソングライター。代表曲に「Your Song」「Crocodile Rock」などがある。シングルとアルバムの総売り上げは2億5千万枚から3億万枚以上とされ、「史上最も売れたアーティスト」で5位の記録とされる。『グラミー賞』を5回受賞し、さまざまな雑誌での歴史上最も偉大なシンガーにもランクインしている。
幼いころから音楽的才能を発揮しており、デビューから1年でスターへと上り詰めた。一方で私生活の方は荒れており、ドラッグ、アルコールなどの依存症に陥ってしまい、リハビリのために入院をしていた。奇抜な恰好でも有名であり、派手なパフォーマンスで注目を浴びた。同性愛者であり、2005年にはパートナーのデヴィット・ファーニッシュと事実上「結婚」をした。

バーニー・トーピン(演:ジェイミー・ベル)

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左がバーニー

日本語吹き替え:福田賢二
エルトンの音楽パートナーで作詞家。DJMレコードのレイ・ウィリアムズの紹介でエルトンと出会う。エルトンと出会ったのは僅か17歳だった。1976年に一度コンビ解消となったものの、1983年にコンビは復活した。バーニーなくしてエルトンは存在しないと言わしめるほど、バーニーはエルトンの成功に寄与している。

ジョン・リード(演:リチャード・マッデン)

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日本語吹き替え:川田紳司
エルトンのマネージャー兼元恋人。エルトンとはトルバドゥール後のパーティで出会う。エルトンの生活への干渉が激しく、その結果エルトンは放蕩生活へと陥ってしまう。その後、エルトンに別れを告げられるも、マネージャーの継続は許された。「Bohemian Rhapsody」でも知られるロックバンド、QUEENのマネージャーも務めた。1998年までエルトンのマネージャーを務めていたが、横領が発覚し、解雇される。

アイヴィ(演:ジェマ・ジョーンズ)

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左がアイヴィ

日本語吹き替え:久保田民絵
エルトンの祖母。エルトンの両親がエルトンへ興味を示さない一方、寄り添ってくれた存在。エルトンの音楽の才能に気づき、応援をしている。その結果王立音楽院にエルトンは進み、スターへ上り詰めるなど、エルトンが音楽家として活躍する立役者となった。

シーラ・アイリーン(演:ブライス・ダラス・ハワード)

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日本語吹き替え:松谷彼哉
エルトンの母親。エルトンや夫のスタンリーへの愛が欠けており、興味を示していない。エルトンが15歳の頃にシーラの不倫が理由でスタンリーとは離婚した。エルトンが同性愛者であったことを知っていたものの、エルトンにそれを告げられた時に「あなたは誰からも愛されない」と言うなど、エルトンへの愛は最後まで生まれなかった。

ディック・ジェームズ(演:スティーヴン・グレアム)

DJMレコードというレコード会社の社長。ジョン・レノンやポール・マッカートニーらと共に「レノン&マッカートニー」の楽曲著作権を管理する会社を立ち上げ、その後DJMレコードを立ち上げ、エルトンやバーニーと契約した。イギリスの音楽業界に大きな影響を与えた存在。

スタンリー(演:スティーヴン・マッキントッシュ)

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日本語吹き替え:栗田圭
エルトンの父親。シーラと同じくエルトンの愛に欠け、エルトンとはともに過ごす時間は短かった。エルトンが15歳の頃にシーラとは離婚をし、その後新しい家族をもうける。エルトンがスターになってから再会するが、そこでもエルトンへの愛は感じられなかった。スタンリーとシーラのエルトンへの愛情の欠乏は、エルトンの孤独感やそれによる精神的な不安定状況の大きな要因となっている。

ダグ・ウェストン(演:テイト・ドノヴァン)

ロサンゼルスにあるライブハウス、トルバドゥールのオーナーであり、ディックの旧友。トルバドゥールはエルトンの初パフォーマンスの舞台であり、他にもニール・ヤング、ビリー・ジョエルなど有名アーティストのロサンゼルスデビューを飾っている。

レイ・ウィリアムズ(演:チャーリ・ロウ)

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