美男高校地球防衛部(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

美男高校地球防衛部とは、2015年1月から3月に『美男高校地球防衛部LOVE!』として第1期が、2016年7月から9月に『美男高校地球防衛部LOVE! LOVE!』が第2期として放送されたアニメ作品。
愛の力を授けられたことで、愛の戦士、バトルラヴァーズに変身した男子高校生達の活躍を、まったり、ゆるゆるな日常と友情を織り交ぜながらコミカルに描いている。

2期の敵、別府兄弟の変身シーン。

作中の名言・名セリフ

『お前どうしてそんなに愛されたいんだ?誰かを好きになったことないだろ。愛されるより愛する方がずっと気持ちいいんだぞ。誰かに愛されようとする前に、自分で自分を愛してやれ』

第1期3話にて湯基が怪人に向けて口にした言葉。
怪人は基本的には湯基のラブシャワーによって浄化すると言うのが流れになっている。

しかしその前に、湯基は、怪人の心の弱さ、嫉妬や怒り、憎しみなどをくみ取り、それを慰めるような、諭すような、時には戒めるような言葉を口にする。
それによって怪人は、己の心の弱さに気づかされ、戦意を失う。

天真爛漫、人を悪く思うことをあまり良しとしない、博愛主義者で皆のことを愛している湯基だからこそ、できることである。
そんな湯基の性格が滲み出ているのが、この台詞だ。

他にも、湯基が怪人にかけた言葉のごく一部を挙げておく。

『だったら俺が友達になってやる!』…第1期6話、ネジ怪人に向かって放った言葉。孤独故、怪人化してしまったネジ怪人は、友達を作れ、と言う湯基のアドバイスに対し、そうできるものならそうしていた、と答える。それに対して、湯基が口にしたのがこの言葉である。

『愛は与えるもんだぞ。兄ちゃんはそう教えてくれた』…第2期3話、マイク怪人に向かって口にした言葉。この言葉からは、湯基の人格形成に兄、強羅の存在が大きく関係していることもうかがい知ることができる。

『誰かのためにとか何かのためにとかそう言うことも素敵っすけど、やっぱり最後は自分が好きか嫌いかじゃないんすか?』…第2期12話、強羅に認めてもらいたいがために、アイドルになる道を選んだ別府兄弟。だがその道は険しく、苦労が絶えなかった。その心中を吐露した別府兄弟に向かって湯基が口にした言葉。

『辛い時、悲しい時は空を振り仰げ。真昼の月も兄ちゃんも、いつもお前を見守っているぞ』

第2期3話。回想シーンにおいて幼少期の強羅を迎えにきた強羅が口にした言葉。
強羅の湯基の対する愛情は並々ならぬものがあり、それは時に、そのことをよく知っているはずの煙、熱史、硫黄、立をもたじろがせるほどである。

だがこのような言葉を口にする強羅の、強く、優しい愛情があったからこそ、湯基もまた愛情深い少年に育ったと言える。
湯基を常に見守り、支えてきた強羅の気持ちが感じられる名セリフ。

『あっちゃん…』

第1期11話にて錦史郎が口にした言葉。
長きにわたり、熱史との関係にひびが入ったままだった錦史郎。
しかしそれは、錦史郎の意固地な部分、熱史の言葉に耳を貸そうともしない部分がそうさせていたと言うところもあった。

ズンダー達に騙されていたことに気づき、呆然としていた錦史郎。
そこに危機が襲いかかろうとしたその時、彼を救ったのが熱史だった。

傷を負い、それでも錦史郎に笑顔を浮かべ、錦史郎のことを友達だと思っている、と言った熱史。
そこでようやく、錦史郎は強がることを止め、昔の呼び方で熱史の名を口にすることができた。

ただそれだけのことに、ずいぶんと時間がかかってしまった。
けれどだからこそ、見る者の胸を揺さぶるような一言になっている。

『俺たちは強羅さんのもので』『強羅さんは僕たちのものだ』

第2期12話。強羅を取り戻すために奮闘続ける湯基達に対して別府兄弟が口にした言葉。

地球に住んでいた頃、強羅によって怪人の攻撃から助けられたことがある別府兄弟。
その思い出は、慣れない宇宙暮らしでくじけそうになる幼い2人の心の支えとなった。
だが、その強過ぎる思いは執着となり、湯基達、他者の排除にもつながることになってしまった。

別府兄弟のこうした思いは、随所に台詞、行動となってあらわれているが(物語の途中からは、強羅を見つめるため『黒玉湯』を監視、盗聴しているくらいである)、その集大成とも言えるのが、この台詞である。

『バカ湯基』『本当に、この後輩はハラハラさせますね』『しっかりしろよほんとに』『お前には強羅兄ちゃんだけでなく、俺たちもいることを忘れるな』

第2期12話にて。順に立、硫黄、熱史、煙が口にした言葉。
別府兄弟の強羅に対する執着。それを破ることができない湯基は、とうとう暗い感情にとらわれ、力を暴走させてしまう。

そんな湯基に別府兄弟が攻撃をぶつけようとした瞬間。その危機を身を挺して、湯基の先輩であり、防衛部の仲間である煙、熱史、硫黄、立が救う。
その温かさに触れた湯基は目を覚ます。
そしてそんな湯基に対して各々が口にしたのが、この言葉である。

普段、滅多に湯基に対しての思いを口にしない4人の先輩からの、後輩に向けた思いが滲み出た言葉となっている。

『美男高校地球防衛部』の魅力~キャラクターソングと声優によるライブ~

キャラクターソング

『美男高校地球防衛部』を語る上で欠かすことができないのが、キャラクターソングの存在である。
キャラクターソングとは、作品中のキャラクターが歌唱する歌のこと。
キャラクターのイメージや心情に合わせた歌が多く、作品の魅力を更に引き立たせる存在とも言える。

オープニング、エンディングをみてもわかる通り、『美男高校地球防衛部』においては数多くのキャラクターソングが制作されている。
勿論、その歌唱を務めるのは、作品中てキャラクターを演じた声優達である。

そのため本アニメを見ていなかった人が、別作品で本作品に出演していた声優を知る。
そしてそこから『美男高校地球防衛部』のキャラクターソングを知り、それによって本作品そのものも視聴すると言う流れも少なくない。
よって結果として、キャラクターソングの存在が『美男高校地球防衛部』の人気にもつながっていると言うことができる。

ここではごく一部だが、ファンからの人気が高い楽曲を紹介する。

『Oh my あんちゃん』箱根 湯基(CV:山本 和臣)+愛の手:箱根 強羅(CV:杉田 智和)

湯基が強羅に向けた気持ちを、楽しげに歌っている一曲。
合いの手ならぬ愛の手は、強羅によるもの。
強羅による力強い声での『湯基』の呼びかけには、強羅の湯基に対する強い気持ちも感じ取ることができる。

『凪いだ風の交差点』由布院 煙(CV:梅原 裕一郎)/鬼怒川 熱史(CV:西山 宏太朗)

防衛部3年生コンビによるデュエット。
どこかけだるさを漂わせる煙の歌声と、優しさを漂わせた熱史の歌声が、聞く者の耳に心地よく響いていく。
賑やかな防衛部の世界観にあって、どこか大人びた雰囲気と爽やかさを感じさせる楽曲である。

『Synk a Think』鳴子 硫黄(CV:白井 悠介)/蔵王 立(CV:増田 俊樹)

こちらは防衛部2年生コンビによるデュエット。
喧嘩をすることも多い2人だが、それはひとえに、お互いがお互いのことを親友だと思っているからこそ。
そんな2人の気持ちが歌詞に込められた1曲である。

以上3曲の視聴動画

『☆Star☆The☆VEPPer☆』別府 月彦(CV:河本 啓祐)/別府 日彦(CV:村上 喜紀)

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