美男高校地球防衛部(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

美男高校地球防衛部とは、2015年1月から3月に『美男高校地球防衛部LOVE!』として第1期が、2016年7月から9月に『美男高校地球防衛部LOVE! LOVE!』が第2期として放送されたアニメ作品。
愛の力を授けられたことで、愛の戦士、バトルラヴァーズに変身した男子高校生達の活躍を、まったり、ゆるゆるな日常と友情を織り交ぜながらコミカルに描いている。

作中用語解説

眉難高校

登場人物たちが通う高校。男子校。
毎月27日には、生徒からの支持によってグランプリを決定する美男子コンテストが開催されている。
その歴史は古く、第1期3話のコンテストは1579回目、第2期2話は1584回目。

ちなみに、立の『女子にもてる』と言う設定にいまいち、信憑性が持たれていないのは、高校が男子校であるのも理由のひとつ。
第2期9話で机一杯にバレンタインチョコが置かれていたが、立が自分で用意したものなのか。
はたまた通学途中、他校の女子生徒から受け取ったものなのか。
それとも、眉難高校の生徒から寄せられたものなのかは、公式からは明らかにされていない。

バトルラヴァーズ

ウォンバットから与えられた不思議な力によって、湯基達が変身する愛の戦士。
変身後は身体能力が高くなる模様。
また変身時や変身後は、正体がばれないようモザイク、音声加工処理が施される。
(が、作中では、いつの間にかそれがなくなっていた、と言うことも多かった)

また湯基の兄、強羅も、かつてはバトルラヴァーズとして活躍していた。
強羅は、5人で協力していた湯基達とは異なり、1人で奮闘していた模様。

ちなみにウォンさんやハシビロコウ先輩が何故、湯基達や強羅をバトルラヴァーズとして選んだのか。
また謎の力とはいったい何なのか、と言ったことは明らかにされていない。

カエルラ・アダマス

1期の敵、生徒会が変身した存在のこと。
ズンダーから与えられた力によって変身し、こちらにもモザイク、音声処理が施される。
(が、防衛部と同じく、都合の良いところでその設定は無くなる)

こちらも何故、生徒会が選ばれたのか。
ズンダーの謎の力とは何なのか、などは一切、説明されていない。

モア・バトルラヴァーズ

第1期最終回で、バトルラヴァーズとカエルラ・アダマスがパワーアップした姿。
元の衣装のまま、色が白に変化。
更に背中には羽が生える。
より強力で、純粋な愛の力を持った存在。

地球滅亡できるかな?

宇宙で放送されている人気テレビ番組。
テレビ局側がズンダーやダダチャを送り込み、怪人を出現させる。
それに対する地球人側、バトルラヴァーズとの戦闘を放送すると言うのが主な内容。
ただしテレビ局の目論見としては、あくまでも悪役的立場は地球人側。

ファーストシーズンは、バトルラヴァーズとして活躍していた強羅が、悪役的立場を任されていながら宇宙人に人気を得てしまったため打ち切り。
そしてセカンドシーズンは、湯基達がヒレアシとズンダーを撃破したため、やはり打ち切りとなった。

作中の見どころ

防衛部の日常

変身した男子高校生が怪人と戦う、と言うのが防衛部のストーリーだが、話によっては、それはほとんど補助的で、むしろ湯基達、防衛部の賑やかな日常が主となっていることも少なくない(そのため、怪人によってはほとんど見せ場らしい見せ場もないまま、撃破されてしまう怪人もいた)。

そう言う意味では、わいわいと、どうでもいいことに騒ぎながら、まったりとした日常を楽しそうに過ごしている防衛部の日常もまた、この作品の見どころの一つだと言える。

特に『黒玉湯』への入浴シーンは、頻繁に描かれており、バトルシーンと対をなす、本作の名シーンでもある。

誰かを想う気持ちの熱さ

基本的にはコメディタッチで進む物語だが、時にシリアスな、熱い一面が挟まれることもある。
それが主に、誰かを想う気持ちが描かれるシーンである。

たとえば、湯基と強羅、煙と熱史、硫黄と立、そして防衛部全体で、なんだかんだと言いつつ、仲間を想い、仲間がピンチになった時には、危険を顧みずそのピンチを助けると言ったシーンは、普段、だらだらと過ごしている彼らだからこそ、その気持ちの熱さには胸を打たれる。

また防衛部だけでなく、生徒会、別府兄弟のついてもそれは同様である。

たとえば生徒会の場合、錦史郎は長年、熱史に対して誤解した思いがあった。
そして熱史も、錦史郎に対しては思うところがあり、けれど2人がそのことをぶつけ合う機会はなかった。

期せず訪れたその機会に、錦史郎も熱史も思いを吐き出し、ぶつけ合う。
更に熱史は、身を挺して錦史郎のピンチを救い、そのことがあって錦史郎はようやく、目を覚ます。

別府兄弟は、ほとんど執着に近いような感情を強羅に対して抱いていた。
そしてそれ故、強羅の弟である湯基には憎しみの感情を抱いていた。

その強い、強い感情は湯基達を苦しめ、更に強羅の命までをも危機にさらす。
それでも強羅と一緒にいられるならいい、と思い込んでいた別府兄弟。

しかし、煙、熱史、硫黄、立の言葉によって、強い愛の力に目覚めた湯基の力は、その別府兄弟の感情を大きく上回った。
更に誰あろう、強羅からの言葉、約束を守ってくれたんだな、と言う言葉によって、別府兄弟は目を覚ますことができ、湯基達とも和解する。

最初は敵であった人物が、誰かによって思われていた、そのことに気がついた結果、湯基達と和解し、仲良く『黒玉湯』に浸かる。
バトルものでありながら、あくまでも登場人物の気持ちを大切にし、最後は和解を果たすと言う結末だからこそ、防衛部は楽しく、そして時に胸を熱くしながら見ることができる作品である。

男子キャラクターの変身

アニメ作品で、登場キャラクターが変身すると言うのは決して珍しいことではない。
しかしその主な対象は、女性キャラ、女子キャラであった。

男性キャラ、男子キャラが変身する作品がなかったわけではないが、その多くは、いわゆる戦隊もの作品に代表されるような、バトルスーツに武装して戦うと言うものだった。

だが防衛部は、まるで女性キャラクター、女子キャラクターが変身する作品のようにして、男子キャラクターを変身させた。
変身シーンも丁寧に描き、変身後の衣装もバトルスーツとは全く異なる、非常に凝ったデザインである。

これまでになかった、男子キャラの変身と言うのも防衛部の見どころである。

ちなみに変身シーンは、物語の展開上、時間が足りない時にはあっさりと省略される。

湯基の変身シーン。

煙の変身シーン。

熱史の変身シーン。

硫黄の変身シーン。

立の変身シーン。

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