美男高校地球防衛部(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

美男高校地球防衛部とは、2015年1月から3月に『美男高校地球防衛部LOVE!』として第1期が、2016年7月から9月に『美男高校地球防衛部LOVE! LOVE!』が第2期として放送されたアニメ作品。
愛の力を授けられたことで、愛の戦士、バトルラヴァーズに変身した男子高校生達の活躍を、まったり、ゆるゆるな日常と友情を織り交ぜながらコミカルに描いている。

落ち込む湯基、そして熱史。そして煙、硫黄、立が『黒玉湯』に浸かっていると、そこにズンダーが乱入してくる。
そしてマキシマムゴウラーは地球を離れ、二度と、戻ってくることはない、と告げる。
その後のズンダーの的を得ない説明に業を煮やした防衛部は、ズンダーを拉致し、実力行使で真相を聞き出そうとする。
恐れをなしたズンダーは真相を口にする。
それは、この戦いの元々の目的は、強羅が別府兄弟と防衛部、どちらに相応しいのかをはっきりさせる目的ではじめられたものだ、と言う内容だった。

別府兄弟は、とらえた強羅をVEPPerに加入させることを画策する。
しかしそこへ、ズンダーからすべてを聞き出した防衛部が乗り込んでくる。

強羅を返して欲しい、と別府兄弟にお願いをする湯基。
絶対にそれはできない、と強く拒否する別府兄弟は、宇宙に向けて、建物に装備されたエンジンを点火させる。

慌てて湯基達は変身し、別府兄弟と戦おうとする。
しかし別府兄弟はそれすらも拒否。自分たちがかつて、防衛部に戦いを挑んだものの、無視されたことを引き合いに出し、言葉で防衛部を煽る。
そんな別府兄弟に対し、湯基は戦って下さい、と頭を下げる。

と、そこに、その申し出を受けるのだ、と別府兄弟に命じる声がする。
声の主は、ズンダー。
ズンダーはダダチャの兄であり、閑職に追い込まれながらも防衛部への復讐の機会を伺っていたのだった。

かつて『地球滅亡できるかな』をむちゃくちゃにしたマキシマムゴウラーこと強羅。
その強羅の存在を巡り、『地球滅亡できるかな2』をむちゃくちゃにした防衛部と、宇宙アイドルとして売り出し中のVEPPerの戦いを宇宙テレビに放送すれば、きっと視聴率が稼げるに違いない。そうすれば、自分やヒレアシも元の地位に戻れるかもしれない、と言うのがズンダーの目論見だった。

目的は何でもいい。強羅が無事、目を覚ますのであれば何でも良い、と強い態度で臨む湯基。
その湯基の態度に怒りを覚えた別府兄弟は、ようやく、湯基達に対峙することを決心する。

戦いの勝者を決めるのは、宇宙テレビの視聴者による投票だった。
先行はVEPPerで、華麗な歌とダンスに視聴者の支持が集まる。
その支持は、物理的な攻撃となって防衛部に襲い掛かっていく。
このシステムを知っていた別府兄弟は、だからこそ、圧倒的に有利な先行を選択したのだった。

別府兄弟は、地球がなくなっても強羅さえいればそれでいい。
むしろ、なくなってしまった方が、ずっと自分たちと一緒にいることができるからそっちの方がいい、と強羅に対しての熱い思いを口にする。
その狂信的な情熱に、視聴者の支持はますます高くなっていき、防衛部に対する攻撃も苛烈さを増していく。

それでも、強羅を取り戻そうと奮闘する湯基達だったが、とうとう、圧倒的な攻撃の前に倒れてしまう。
倒れ込んだ防衛部に、ズンダーはカウント5で立ち上がらなければ、別府兄弟の勝利だと告げる。

カウントが進み、その数字が5になろうとした、まさにその時。
そのカウントを止める声が響き渡る。

それは熱史からのメールが返ってこないことを心配に思い、それだけの理由でわざわざ、留学先の海外からここまでやって来た錦史郎達、生徒会によるものだった。

そして生徒会も変身を遂げ、戦いの構図は防衛部&生徒会VS別府兄弟へと変化する。

第12話『愛は地球を救う!』

生徒会が駆けつけてくれたことで、傷も回復した防衛部。
次はその防衛部のターンと言うことで、彼らも別府兄弟に負けない歌声とダンスを披露する。
(ちなみにこの場面で防衛部が披露したのは、第1期OPのカップリング曲である『Just going now!!』)
防衛部にも視聴者の支持は集まるが、別府兄弟に集まったそれに比べると弱いため、別府兄弟に与えられるダメージはごく僅かに留まる。

そんな時、別府兄弟は棺の中の強羅が目を覚ましそうになっていることに気がつく。

強羅は眠りの中で過去の出来事を思い出していた。

それはいつものように、薪割りを行っていた日のこと。
突然、その場にあらわれたハシビロコウ先輩に、戦う気、ない?と気軽に誘われ、マキシマムゴウラーとして戦いを繰り広げてきた日々のことだった。

だが強羅の戦闘センスは非常に良く、どんどんと敵をなぎ倒していく。
しかも、地球人でありながら地球人や地球の慣習やバカにするような発言(たとえば『地球人は馬鹿でいいんだ、馬鹿ばんざーい』とか『地球人に教育なんかいらないんだよ』)をしたことから、どんどん宇宙人からも人気を得るようになってしまっていた。

『地球滅亡できるかな』は、宇宙人が悪人である地球人を倒すからこそ面白い、と言うテレビ局側の目論見によって制作された番組である。
だが、その目論見は強羅の存在により見事に覆されてしまった。
目論見が外れ、番組企画の大きなブレを感じた上層部は危機感を抱き、その結果、『地球滅亡できるかな』は、打ち切りとなってしまったのだった。

そしてその『地球滅亡できるかな』と後番組を埋めるための存在として、ダダチャが目を付けたのが、幼い別府兄弟だった。
今度は自分達がアイドルとなり、強羅に向けてメッセージを発信すれは良い、と言うダダチャの言葉を胸に、2人は駆け出し宇宙アイドルになることに。
営業のためのどさ回り、嫌な奴にも頭を下げる、そんな経験を積み重ねながら、しかし着実にアイドルとしての人気を高めていった2人。
その努力が実を結び、ようやく冠番組が持てそうになった矢先、ひとつの番組が始まってしまう。
それが『地球滅亡できるかな2』だった。

地球人初の宇宙トップアイドルとして、地球に戻ることを夢見ていた2人。
成長した姿を、強羅に見てもらいたいと思っていた2人の夢は、間接的にではあるが防衛部によって打ち砕かれてしまったのである。

そのことを思い出した別府兄弟は、ますます防衛部、湯基への憎しみを強くしていく。

そんな別府兄弟の攻撃は強力で、防衛部は再び、劣勢に立たされる。
とうとう、言葉が通じない別府兄弟への思い、そして強羅への思いが、湯基を追い詰めていく。
強力な愛の力をこじらせてしまった湯基は、制御不能な力で別府兄弟、更には仲間の防衛部までをも傷つけていく。

しかしその湯基を救ったのもまた、煙、熱史、硫黄、立達、防衛部の仲間だった。
傷だらけになりながらも、愛とはなんだ、愛の本質を見誤るな、と必死に呼びかけをする煙達の姿に、湯基は我を取り戻す。

そして湯基と煙、熱史、硫黄、立は、より強力で純粋な愛の力によって天使のような姿に変化。
あっけにとられていた別府兄弟を浄化させていく。

更にその愛の力によって強羅も目を覚ます。
昔のことを夢見ていた、と湯基に話す強羅は、別府兄弟の存在に気が付く。
そして、もしかして昔、眉難ランドであった兄弟じゃないか、と声をかける。

強羅はしっかりと、別府兄弟のことを覚えていたのだ。
そのことに喜びを感じる別府兄弟は、しかし同時に、自分たちが一番、みっともないこんな時に、どうして声をかけてくるのか、と強羅に詰め寄る。

それに対して強羅は、どこがみっともない、と2人に声をかける。
立派にたくましくなったじゃないか、と2人の姿をたたえる強羅。
更に、ゴウラーとの約束を守ってくれていたんだな、と強羅に礼を言われ、別府兄弟はようやく、涙を流すことができたのだった。

後日。
地球では、宇宙アイドルVEPPerの人気は急上昇。

その別府兄弟は、別府APes達の前でコンサートを行っていた。
それは、自分たちの都合で良いように扱ってきた彼らに対する、別府兄弟なりの感謝の気持ちだった。

そして『黒玉湯』。
湯船には、和気あいあいと湯に浸かる錦史郎達、生徒会と、湯基達、防衛部の姿があった。
更にそこには、すっかり素直になってしまった別府兄弟の姿もあった。

オープニング

第1期『美男高校地球防衛部LOVE!』オープニング

第1期のオープニングは『絶対無敵☆fallin' love☆』
歌うのは箱根 有基(CV:山本 和臣)、由布院 煙(CV:梅原 裕一郎)、鬼怒川 熱史(CV:西山 宏太朗)、鳴子 硫黄(CV:白井 悠介)、蔵王 立(CV:増田 俊樹)のメインキャラクター5名による地球防衛部。

第1期のオープニング曲と言うことで、作品のそれ同様、とても強いインパクトを感じた人が多く、高い支持を集めている楽曲。

第2期『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!』オープニング

第2期のオープニングは、『沸点突破☆LOVE IS POWER☆』
歌唱は第1期オープニングと同じく、箱根 有基(CV:山本 和臣)、由布院 煙(CV:梅原 裕一郎)鬼怒川 熱史(CV:西山 宏太朗)、鳴子 硫黄(CV:白井 悠介)、蔵王 立(CV:増田 俊樹)が結成する地球防衛部。

エンディング

第1期『美男高校地球防衛部LOVE!』エンディング

エンディングは地球征服部の面々。
草津 錦史郎(CV:神谷 浩史)、有馬 燻(CV:福山 潤)、下呂 阿古哉(CV:寺島 拓篤)が歌唱している『I miss youの3メートル』

歌詞の切なさ、物語が進むにつれこの歌に込められた錦史郎から熱史に寄せられた思いなどを感じることができると言った点が人気を集めている。
また、歌唱を担当している3名の声優の人気も理由のひとつである。

第2期『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!』エンディング

第2期のエンディングは、『あなたは遥か一等星』
歌うのは別府 月彦(CV:河本 啓佑)、別府 日彦(CV:村上 喜紀)によるVEPPer

物語が進むにつれ明らかになる、別府兄弟が強羅に向けた思いを垣間見ることができる楽曲となっている。

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