ふたりはプリキュア Max Heart(MH、マックスハート)のネタバレ解説まとめ

「ふたりはプリキュア Max Heart」とは東堂いづみ原作、東映アニメーション製作のアニメ作品。プリキュアシリーズの第ニ作目で、前作「ふたりはプリキュア」の二期にあたる。主人公の「美墨なぎさ」と「雪城ほのか」はプリキュアの役目を終え、普通の日常生活をしていた。しかし倒したはずの敵がまた復活してしまうのだった。新たな仲間「シャイニールミナス」を加え、プリキュアの戦いがまた始まるのであった。

概要

「ふたりはプリキュア Max Heart」(以下MH)とは、前作「ふたりはプリキュア」の続編作品である。
2005年2月6日~2006年1月29日に放送。全47話。
この作品をもって主人公「なぎさ」と「ほのか」の物語は終了となる。

クロスオーバー映画シリーズでは、プリキュアの2人とシャイニールミナスの3人で「ふたりはプリキュア Max Heart」名義で出ている。
キュアブラックとキュアホワイトは最初の主人公という事もあってか、クロスオーバー作品では一番目立つおいしい所を持って行くことが多い。
また他のプリキュアより腕力が強いという設定は特に無いのだが、オールスターズ映画ではプリキュア8人掛りで漸く止めた巨大な船を、初代の3人で軽々止めるシーンがあり、ファンからは「(肉弾戦では)初代が最強ではないか」という声がよく上がる。

第2期タイトルの名称はなかなか決まらず、締切日ぎりぎりまで考えた挙句、プロデューサーの鷲尾とシリーズディレクターの西尾が「もういっぱいいっぱい(=Max Heart)だね」と話をしたことから付けられたため、実際のストーリーとは直接関係ない。

出典: ja.wikipedia.org

雪城さなえ役の野沢雅子がブラック役の本名陽子に言った「まず10年プリキュア続けましょう」という一言は有名で、2014年2月にプリキュア10周年を迎えた。

出典: dic.nicovideo.jp

あらすじ・ストーリー

プリキュアの復活と、シャイニールミナスの誕生

前作でジャアクキングを倒したなぎさとほのかは、ベローネ学院中等部三年生になった。
なぎさはラクロス部のキャプテンに、ほのかは科学部の部長になり日々忙しく過ごしていた。
メップル達を思い出し寂しがる2人であったが、滅んだはずのドツクゾーンの化物・ザケンナーがまた現れる。
そして新たな危機を感じメップル・ミップル・ポルンが目を覚まし、2人はまたプリキュアに変身した。

光の園では、ザケンナーとの戦いで傷ついたクイーンが消滅してしまう事件が起きていた。
クイーンは「生命」、「心」、「12の意志(ハーティエル)」に分裂し、虹の園に散ったのだという。
そして時を同じくして、ドツクゾーンの四天王(闇のファイター達)もまたジャアクキングを復活させるために動き出したのだった。
四天王達はジャアクキング復活の邪魔になるクイーンと、そのクイーンを復活させようとするプリキュアを排除しようと攻撃を仕掛けてくる。
なぎさ達はクイーンの「12の意志」でハーティエルと呼ばれる12人の妖精を集め、「生命」「心」探すことになる。
最初に現れたハーティエルは、「探求」を司る妖精・シークンだった。

謎の少女(九条ひかり)は、自分の名前も自分が何処にいたのかも分からず町を徘徊していた。
アカネのいとことして同居するようになり、なぎさ達の前に何度も現れ、ポルンと出会う。
ポルンとひかりはお互いに惹かれあう存在になった。
そしてひかりは、なぎさとほのかがプリキュアに変身するのを目撃する。
これまでよりも強い敵である闇のファイターの1人・サーキュラスとザケンナーにプリキュアはピンチに陥ってしまい、ひかりはそれを側で見守るしかなかった。
そこへ危機を感じ取ったポルンがやってきて、ポルンの力とひかりが反応し合い、ひかりは「シャイニールミナス」へ変身した。
ルミナスは戦闘向きではなく、自分の身体能力を上手く扱えず三人はザケンナーから逃げながら戦い、ルミナスとプリキュアの合体必殺技「エキストリーム・ルミナリオ」を使い、ザケンナーとサーキュラスを撃退した。
そしてひかりがクイーンの「生命」だと長老は言うのだった。

シャイニールミナス

MHから登場の新キャラ・洋館の少年は、四天王たちの住処(前作の三人の闇の戦士が住んでいた洋館)に現れ、四天王たちに大事にされるのであった。
サーキュラスは少年を「あのお方」と呼び優しく接し、逆にシャイニールミナスを強く憎んだ。
サーキュラスの後に現れた同じく四天王(闇のファイター)のウラガノスとビブリスもまた、少年を慈しみ、ルミナスを憎んだ。

ひかりは出会ったハーティエル達からそれぞれ司る「意志」を学び、人間として少しずつ成長して行く。
同居するアカネやクラスメイト、ポルンやなぎさ達との絆を深めていく。
そして、屋敷の外に出た洋館の少年とひかりがついに出会ってしまう。
ひかりを見た少年は放心し、少年を見たひかりは何かを感じ取り戸惑った。
2人の邂逅を警戒していたサーキュラスは激昂しプリキュアと衝突、ビブリスが少年(と一緒にいた執事ザケンナー)を屋敷へ戻した。
少年とは一体何者なのか?2人の出会いが2人にとってどのような影響を与え合うのか?謎が謎を呼ぶのであった。

パワーアップするプリキュアと、ルルンの登場

プリキュアとルミナスの合体技「エキストリーム・ルミナリオ」が闇のファイターのリーダー・バルデスに完全に防ぎきられてしまった。
「知恵」を司るハーティエル・インテリジェンからの希望の力を手に入れられる場所があると聞き、その場所を探した結果、なぎさ達はひょうたん池へ行くことになった。
ひょうたん池とは、前作でメップルがプリズムホーピッシュを落とした場所であった。
「6つの柱に囲まれた、光り輝く大地」という言葉をヒントに、なぎさ達はその場所を捜索する。
そしてその場所をついに見つける。
しかしそこへまたもバルデスがやってきて、攻撃が通じないプリキュアはピンチに陥ってしまう。
その時、木々や大地がプリキュアに新しい力「スパークルブレス」を授け、新たな必殺技「プリキュア・マーブルスクリュー・マックス・スパーク」が使えるようになった。
パワーアップしたプリキュアの力はバルデスを上回り、バルデスを倒したのだった。
闇のファイター最強のバルデスを上回るということは、サーキュラス達もプリキュアに差をつけられてしまったということになり、敵サイドは苦戦を強いられ追い詰められていく。

腕についてるのがスパークルブレス

その後、光の園から「未来を紡ぐ光の王女」ルルンがやってきた。
ルルンはポルンに懐いており、ポルン以上に泣き虫でわがままな女の子だった。
そんなルルンに(主にポルンが)振り回されるのであったが、ルミナスがピンチになった時にルルンが不思議な力を使いルミナスを助けた。
闇のファイター達はルルンを警戒し、サーキュラスは迷子になっていたルルンを捕まえてしまう。
ルミナスがルルンを救うために奮闘するも、戦闘向きでは無いため劣勢になる。
しかしルミナスのルルンを救いたいという強い気持ちに反応し、ルルンはルミナスへ「ハーティエルブローチェ」を与えた。
ハーティエルブローチェは強力な防御アイテムであり、プリキュアの加勢もありサーキュラスは撤退した。

ハーティエルブローチェがルミナスを強力な結界で守る

31話で、倒したはずのバルデスが復活してしまう。
そして修学旅行の行き先である京都で、洋館の少年とひかりは再び出会ってしまう。
ひかりは意識を失い、少年は連れて帰られる。
少年は一体何者なのか、ひかりとはどのような関係なのか、真実の見えてこないなぎさ達は戸惑うのであった。

なぎさのラクロスの試合や藤村達とのウィンタースポーツなど、楽しい日常もつかの間、なぎさとほのかはそれぞれの部を引退する時期になる。

そして、最終話に向かい加速していく物語

ある日、ひかりが行方不明になってしまう。
光の存在自体が希薄なものとなり、これまでひかりと関わってきた人の中からひかりという存在が消えようとしていた。
そして洋館の少年も行方不明に…。
2人は謎の異空間でまたも再開、少年はひかりに自分が自分で無くなる感覚があるのだと打ち明ける。
洋館の少年の正体はジャアクキングの「生命」だったのだ。
そこにバルデスが現れ、ひかりを闇の力で覆ってしまおうとするが、ポルンとルルンの想いによってひかりだけは元の世界に戻される。
そして最後のハーティエルで「永遠」を司るエターナルンが現れ、ハーティエルを納めるアイテム・クイーンチェアレクトへと入っていった。
少年は覚醒をむかえジャアクキングの復活が始まり、プリキュアたちの最終決戦が始まった。

ブラックとホワイトの前に現れたのは闇のファイターのサーキュラス、ウラガノス、ビブリスであった。
全力でぶつかってくる闇のファイター達にプリキュアは「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス」を放ち、倒したかと思われた。
しかしウラガノス1人が全ての力を使い攻撃を受け止め、その隙を付いてサーキュラスとビブリスがブラックとホワイトの腕(スパークルブレス)を握り、ブレスを破壊した。
負けるとしてもただでは終わらせないという、三人の命を掛けた最期の執念にプリキュアは気圧される。

一方、洋館の少年はジャアクキングの本体であるバルデスと吸収されるように同化されてしまう。
クイーンの「生命」であるひかりがクイーンと同化しクイーンが復活すれば、ジャアクキングに対抗が出来る。
しかしそれは「九条ひかり」という存在がなくなるという事でもあった。
ひかりは皆の事を愛しているからクイーンになりたい、しかし皆の事を愛しているゆえに消えたくないと苦悩する。

ブレスを破壊され、力を使い果たしてしまい動くことが出来ないプリキュアの元にバルデスが現れる。
ブラックとホワイトはかつて無い程追い詰められ、手も足も出ず、一方的な戦いになってしまうのだった。
このままでは虹の園が破壊されてしまう、しかしもう体を動かすことも出来ないと、悔しくて涙を流すブラックとホワイト。
2人の倒れた近くにはベローネ学院の像が壊れており、あと少しで卒業式だったはずなのに…と、2人は世界の終わりを感じる。
メップルとミップルは、世界が滅びてしまっても一緒に居られた事を嬉しく思うと二人を励ました。

遠のく意識の中で、2人は幼き頃の記憶を見る。
幼き頃のほのかは、両親が仕事で海外へ行き、寂しくて泣いてしまう。
幼き頃のなぎさは、運動会で転んでしまい、悔しくて泣きじゃくる。

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