ふたりはプリキュア(無印、ふたプリ)のネタバレ解説まとめ

「ふたりはプリキュア」とは東堂いづみ原作、東映アニメーション製作のアニメ作品。日曜朝の人気アニメプリキュアシリーズの第一作目である。主人公の「美墨なぎさ」と「雪城ほのか」は、ある日「メップル」と「ミップル」に出会い、伝説の戦士プリキュアの「キュアブラック」と「キュアホワイト」に変身する。ザケンナーと呼ばれる怪物と幹部達との戦いの日々が始まるのであった。

概要

プリキュアシリーズの第一作目。
2004年2月1日~2005年1月30日にテレビシリーズで放送。
東京アニメアワード2005年の優秀作品賞を受賞した。
2005年2月6日~2006年1月29日に第二期「ふたりはプリキュア Max Heart」を放送した。

主に幼稚園から小学校中学年までの女児を対象とした作品であるが、プロデューサー鷲尾天が企画書に書き記した「女の子だって暴れたい」という戦闘の描写には、いわゆる魔法のステッキから出る光線などは使われず、男児向けのヒーロー物に見られるような徒手格闘による肉弾戦を展開する手法をとった。玩具として商品展開されるアイテム群が劇中では直接的な武器としては使用されないほか、『美少女戦士セーラームーン』における「タキシード仮面」のような男性の助っ人が存在しないなど従来の同種作品と異なった試みがなされた。

出典: ja.wikipedia.org

作品傾向にもよるが、殆どのプリキュアシリーズで肉弾戦があり、女の子向けとは思えないような激しい戦闘シーンで大人まで魅了している。
中でも初代「ふたりはプリキュア」は群を抜いており、他シリーズで見受けられるような可愛らしい必殺技などは無い。
敵からの攻撃で壁に叩き付けられて壁が崩れるなど、当たったら痛そうな攻撃を受けているが、小さな女の子向けアニメであることから「顔に攻撃を受ける」のは禁止であり、腕でガードするなど直接顔に攻撃されないようになっている。
また同じ理由から水着も禁止で、変身後もスカートの下にはパニエやスパッツなどを着用している。
「映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち」ではキュアブラックとキュアホワイトの、「プリキュア同士で戦うシーン」があるが、一部視聴者(小さな女の子)が泣き出してしまい、その後は味方のプリキュア同士では戦わないようになった。

あらすじ・ストーリー

友達に囲まれラクロスをするなぎさと、1人で本を読む白衣を着たほのか。

主人公「美墨なぎさ」は、ラクロス部に所属するスポーツ万能でボーイッシュゆえに女の子からモテる中学2年生。
勉強は苦手であり、授業中指されるが答えられず困っていると、見かねたクラスメイトのほのかに助けられる。
流れ星の多い日、なぎさが空を眺めていると一つの星がなぎさの部屋に落ちてきた。
流れ星だと思われたそれは、携帯電話の形をした物(カードコミューンと呼ばれている)であり、中には「メップル」と名乗る謎の生き物が居た。
メップルは「ミップル」に会わせて欲しいとなぎさに頼み、なぎさはメップルの導くまま歩いていくと其処には遊園地があった。

もう1人の主人公「雪城ほのか」は、科学部に所属する優等生で容姿端麗ゆえに男の子からモテる中学2年生。
大人しめの性格であるが内気なわけではなく、分からない事を教えてくれるため薀蓄(うんちく)女王と呼ばれている。
ほのかが学校から帰宅すると、ペットであるゴールデンレトリバーの忠太郎(ちゅうたろう)が何か伝えようと吼えている事に気づき、家の庭蔵に入る。
そこには光る携帯電話のようなものがあり、中には「ミップル」と名乗る謎の生き物が居た。
ミップルは「メップル」に会わせて欲しいとほのかに頼み、ほのかはミップルの導くまま歩いていくと其処には遊園地があった。

遊園地に到着したなぎさの元に「ピーサード」と名乗る謎の男が近づいてきてメップルを渡せという。
怪しい雰囲気を感じ言い争いをしていると、そこへミップルに導かれて来たほのかが到着した。
ピーサードはほのかの持つミップルを乱暴に捕らえようとするが、なぎさとほのかの二人はこれを拒否し、メップルとミップルに誘導されるがままコミューンに変身カードを差込み伝説の戦士「プリキュア」へ変身した。
突然の変身に驚くなぎさとほのかであったが、驚異的な身体能力を持つプリキュアの力でピーサードを圧倒する。
怒ったピーサードは怪物「ザケンナー」を呼び出しプリキュアと戦わせる。
ザケンナーは遊園地の乗り物に乗り移りプリキュアの2人を襲うが、必殺技「プリキュアマーブルスクリュー」で撃退。

こうして、クラスメイトでありながら大した接点も無く、正反対の存在であったなぎさとほのかは、伝説の戦士プリキュアになったのだった。

左がキュアブラック、右がキュアホワイト。

なぎさ達の住む人間界の事を「虹の園」と言い、妖精達の住む世界を「光の園」、闇の住人が住む世界を「ドツクゾーン」という。
光の園は光のクイーンが治め、ドツクゾーンはジャアクキングが治めている。
この二つの世界は光と闇の関係であり、クイーンとジャアクキングの力は通常は拮抗している。
ジャアクキングは「すべてを食い尽くす力」を持っており、全ての世界と生命を無に帰す事を目的にしている。
しかし「すべてを食い尽くす力」は自身にも及び、ジャアクキングの体を蝕んだ。
そのため「すべてを食い尽す力」を制御する「すべてを生みだす力」を持つ7つの「プリズムストーン」を求め、光の園を襲う。
光の園は破壊され、7つの石の内5つはジャアクキングに奪われてしまう。
残り2つは選ばれし勇者・メップルと、希望の姫君・ミップルが持って逃げていった。
ミップルはメップルより1日早く虹の園へ来たが、光の園の1日と虹の園の1日には100年の差があった。
ミップルは若かりし頃のほのかの祖母・雪城さなえに拾われ、雪城家の倉庫で長い間眠ってた。
メップルが虹の園へやって来た事でミップルの目が覚め、ジャアクキングも動き出し、全てが始まったのだった。
ジャアクキングは石を持つメップル・ミップルを守るプリキュアを倒すために、「ダークファイブ」というドツクゾーンの幹部を送り込む。
プリキュアとは、「光の戦士」と呼ばれ光の園のピンチを救う伝説の救世主である。
7つの石を集め、光の園を復活させることがプリキュアの使命であった。
7つの石は「プリズムホーピッシュ」という器に納め、ホーピッシュは番人・ウィズダムが守っている。

なぎさとほのかは、日常生活を事あるごとにザケンナーに邪魔され、それを倒す日々が続く。
そしてついに1人目のダークファイブ・ピーサード、2人目のダークファイブ・ゲキドラーゴを倒した。
次いで、3人目のダークファイブ・ポイズニー、4人目のダークファイブ・キリヤ(ポイズニーの弟)5人目のダークファイブ・イルクーボが現れる。

キリヤは、なぎさとほのかの通うベローネ学園に転校生として潜入し、その端麗な容姿で2人を翻弄しようとする。
イケメンに弱いなぎさはキリヤにカッコイイと言う気持ちを抱いたが、恋愛に疎いほのかはキリヤに対してノーリアクションで、むしろキリヤのほうがほのかに一目惚れをしてしまったのだった。
キリヤはほのかと接触する事で人間を知り、このままドツクゾーン側に居てもいいのかと悩み始める。
しかしそうとは知らず、姉・ポイズニーがプリキュアによって倒されてしまう。
キリヤはほのかに自分がダークファイブである事を打ち明け、戦いを申し込んだ。
キリヤと知り、いつものように戦えないプリキュア(特にホワイト)であったが、説得の末、キリヤは自身が所持していたプリズムストーンをプリキュア(ホワイトの手に)託し、闇へ還った。
闇から生まれたキリヤが闇を裏切る事は許されなかったのだ。

その後、プリキュアは最後の幹部にして幹部最強であるイルクーボと戦い、持っていた石を奪われてしまう。
イルクーボは自身でも石を一つ所持しており、イルクーボの手によって7つの石が揃ってしまった。
しかし、その余りにも膨大な力にイルクーボは自滅した。
なぎさ達が7つの石を「プリズムホーピッシュ」に入れると大きな虹が現れ、妖精・ポルンが現れる。
なぎさ達はポルンと共に虹を渡り、光の園へと行った。
そこで光のクイーンと対面し、7つの石を納めようとするが、そこへイルクーボが現れ、キュアブラックとキュアホワイトをドツクゾーンへと連れ去ってしまう。
プリキュアはドツクゾーンでパワーアップしたイルクーボと戦う。
しかしイルクーボは、プリズムストーンが壊れるのではと恐れたジャアクキングによって突然消滅させられてしまったのだった。
そしてプリキュアはジャアクキングと戦う事になった。
そこへ光のクイーンが現れプリキュアに力を貸し、三人の力でジャアクキングを倒した。

戦いは終わり、メップルとミップルとは光の園へ残るため涙ながらにお別れをし、なぎさとほのかは普通の日常に帰ってきた。
しかし平和な日々もつかの間、メップルとミップルはポルンを連れてなぎさとほのかの元へ戻ってきたのだった。

新しく仲間になったポルン。我がままでなぎさ達を困らす。

倒したと思われたジャアクキングは、虹の園に自身の分身として三つの種を放っていた。
その種から生まれた3人は普通の人間として日常生活をこなしていた。
そして台風の力を吸収してジュナが、火山の力を吸収してレギーネが、雷の力を吸収してベルゼイ・ガートルードが目覚め、「三人の闇の戦士」が誕生した。
三人の闇の戦士はジャアクキングの復活を企むのであった。

三人の闇の戦士は、プリズムホーピッシュの番人・ウィズダムを捕らえるが、ウィズダムは寸前にプリズムストーンの力をポルンの体に隠した。
ポルンの体内にあるプリズムストーンは、ポルンのプリキュアを思う気持ちに反応し、プリキュアに新たな力「レインボーブレス」を与えた。
レインボーブレスの力でパワーアップしたプリキュアは「プリキュア・マーブル・スクリュー」のよりもさらに強力な「プリキュア・レインボー・ストーム」を習得する。

腕につけてるのが「レインボーブレス」

三人の戦士たちによってジャアクキングは復活してしまった。
なぎさ達はまたプリキュアとして戦う日々が続いて行くが、闇の三戦士達に異変が起こる。
「すべてを食いつくす力」が自身の身にも及びはじめ、このままでは自分達に自由は無い、何のために生きているのかと思い始め、三人はジャアクキングを裏切る決意をした。
プリキュア、ジャアクキング、そして第三勢力の三人の戦士という構図になる。
闇の三戦士は、自分達のためにプリズムストーンをポルンの体から奪い取った。
プリズムストーンを奪われたプリキュアは、自分達の住む虹の園や、そこに住む大切な人達を守るために最後の戦いを挑む決意をする。
闇の三戦士とプリキュアたちはドツクゾーンへと向かった。
闇の三戦士はジャアクキングを倒すためにプリズムストーンを体内に吸収しようとするが、力が大きすぎて耐えられず、三人は合体して一つになった。
ジャアクキングと闇の三戦士の激しい戦いに巻き込まれたプリキュアを、消えたはずの「キリヤ」が救う。
キリヤは闇へ還ったあと光と闇の間で彷徨っていたが、世界の異変を感じプリキュアに協力を決意したのだった。

そしてプリキュアと闇の三戦士とジャアクキングの三つ巴の戦いが始まる。
ポルンは強い気持ちによってプリズムストーン無しの状態で再びプリキュアにパワーを送る。
キリヤの援助があり、プリキュアはそのパワーを無事受け取ることが出来た。
プリキュアが優勢になったと思われたが、ジャアクキングは三人の戦士をプリズムストーンごと強制的に体内に取り込んでしまった。
ジャアクキングからの自由を願っていた三人であったが、主導権はやはりジャアクキングにあったのだった。
そしてプリキュアとジャアクキングの一騎打ちになり、戦いの場所は虹の園に移る。
激しい戦いの末、プリキュアの「プリキュア・レインボーストーム」によってジャアクキングは滅びた。
戦いを見守っていたキリヤは「自分の居場所をみつけた」と言い残し消えていった。

全てが終わり、無事プリズムストーンを回収し、光の園は復活した。
なぎさとほのかはプリキュアの役割を終えた。
そしてメップルとミップルもまたその役割を終え、永遠の眠りについた。
また光の園にピンチが訪れた時まで目覚める事はないのだという。
光の園で別れた時はすぐに戻ってきた2匹であったが、これで本当にお別れだったのだ。

眠りに付いたメップルとミップルを見守る2人。

季節は4月になり、ベローネ学園では卒業式をした。
2年生であるなぎさとほのかは、これから3年生へとなるのだった。

帰り道、ほのかはキリヤに良く似た男の子を見かける。
彼が別人だったのか、或いは生まれ変わりだったのかは定かでは無い。

美墨 なぎさ(みすみ なぎさ)

CV:本名陽子

本作の主人公。ベローネ学院女子中等部の2年生。
勉強が不得意で、大食い。ラクロス部のエース。口癖は「ありえな~い!」
好物はチョコレートとたこ焼きで、ラクロス部のOG・アカネがたこ焼き屋台によく足を運んでいる。

友達が多く、明るくてボーイッシュで、スポーツ万能のため学校の女子達からラブレターを貰うほどモテモテである。
その反面乙女チックな面もあり、先輩・藤村に恋をし、奥手で初心な所が多々垣間見える。
強い正義感を持っている。

マンション住まいで、両親と弟の4人暮らしをしている。
パートナー妖精のメップルとはいつも喧嘩をしているが、お互いにツンデレ。

キャラデザや性格や設定など、殆ど全てのところでほのかと逆の設定になっている。

キュアブラック

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@keeper

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