イグナイトデッキ(遊戯王)の特徴・回し方の考察まとめ

『遊戯王』のイグナイトデッキとは、「クラッシュ・オブ・リベリオン」で登場したペンデュラム召喚主体の構築だ。ペンデュラムゾーンで発動する効果を使い、独自のサーチを活かした展開が特徴。
ここではイグナイトデッキの特徴・回し方をまとめた。

遊戯王のイグナイトデッキの特徴&回し方 まとめです。

遊戯王のイグナイトデッキの特徴&まとめです。

イグナイトデッキは通常モンスターで固まっているカード群が多くそしてペンデュラムモンスターです。特にPゾーンのカードを、破壊したり魔法カード故のサーチも得意で、クリフォート・ツールの後釜になりそうなテーマでもありますね。
しかし、イグナイトを使ったデッキは日々進化しているようで魔法カードということを生かして図書館エクゾなどに活用されていたりする事も。そんなイグナイトデッキを今回は見ていきましょう!

クラッシュ・オブ・リベリオンで登場する「イグナイト」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て炎属性・戦士族で統一されており、《イグナイト・アヴェンジャー》・《イグナイト・スティンガー》以外は全て通常モンスターかつペンデュラムモンスターである。
また、ペンデュラムモンスターのペンデュラムスケールは2か7で統一されており、以下の共通したペンデュラム効果も持つ。

必須モンスターが、通常モンスターで固められているというがポイント。
実際はデッキの中でも通常モンスターの扱いなので、そのまま”予想GUY”などで引っ張ってこれますし、通常モンスターということなので”ジャスティブレイク”などの通常モンスターサポートも使えます。(使っても微妙なのが多いですが…。)
一押しは”召喚師のスキル”でしょうか。イグナイト・ライオットを引っ張ってこれます。どうもツールと用途が似ている気もしますが。なんで同じレベル5なのかも疑ってしまいますね笑
また、モチーフは武器なのでしょうか?

イグナイト の主要カード

出典: ameblo.jp

イグナイト通常モンスター達。

主に3積みしたいのは。イグナイト・キャリバー、イグナイト・イーグル、イグナイト・ライオット、イグナイト・ドラグノフ、イグナイト・マスケット、イグナイト・マグナムの6種類。
イグナイトはPゾーンに2種類置いて初めて効果が発動するので、実質多いほうが回りやすいのです。またサーチ自体が異常に優秀なのもありますが。

イグナイトのPゾーンの数値は今の所2と7なので、レベル3からレベル6のモンスターまでなら特殊召喚できます。
つまりイグナイトカードは破壊された後エクストラデッキから特殊召喚できるのを利用できるのが強みですね。

おなじみレスキューシリーズ。

レスキューシリーズはイグナイトと相性がいい。

イグナイトは通常モンスターという点でレスキューラビットとも相性がいいです。
ラビットは通常モンスターをリクルートできますし、もし破壊されてもpカードなのでそのままエクストラデッキに行きます。そのままエクシーズするというのもいいですし、上級イグナイトのカードのコストとして使うのもいいでしょう。

レスキューラビット

効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

出典: yu-gi-oh.xyz

レスキューラット 星4/地属性/獣族/攻 300/守 100 【Pスケール:青5/赤5】

「レスキューラット」のP効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):自分のPゾーンのこのカードを除外して発動できる。 自分のエクストラデッキから表側表示の同名Pモンスター2体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功したターン、 自分のエクストラデッキに表側表示のレベル5以下のPモンスターが存在する場合、 このカードをリリースして発動できる。 自分のエクストラデッキから表側表示のレベル5以下のPモンスター1体を選び、 デッキからその同名モンスター2体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、 エンドフェイズに破壊される。

同名イグナイトモンスターを出すことを意識してプレイする。

イグナイトは、Pゾーンのカートを破壊してサーチを行うデッキなので、必然的にエクストラデッキと、手札に同名カードが多く加えられるテーマですので、レスキュー系統のカードの効果が使いやすいです。レスキューラビットの場合、エクシーズモンスターを出すのが定石ですので、墓地にイグナイトカードが送られることを念頭に置きましょう。
レスキューラットの方も同じですが、同名カードをエクストラから手札に戻すだけで、もしかしたら金満な壷の方が使いやすいのかも知れません。ちなみにプレミでラットで回収できないときに置いてしまうと悲惨なことになるので注意!

主なイグナイトデッキを回す上で知っておきたいこと。

もう片方の自分のPゾーンに「イグナイト」カードが存在する場合に発動できる。
自分のPゾーンのカードを全て破壊し…という効果を考える。

イグナイトが片方のPゾーンに存在するときそのままPゾーンのカードを破壊し、そのまま効果を発動できるテーマですが、このイグナイトのテーマで注目すべきは
・Pカードなので破壊されてもエクストラデッキに行く。
・Pゾーンの制約もそこまで無いこと。
・魔法カードでなおかつサーチが効きやすいテーマである事。
この3つが挙げられます。とくに3つ目の魔法という部分に注目すると面白いものがあるかもしれません。

なので、王立魔法図書館との相性もよさげです。

効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻 0/守2000
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大3つまで)。
(2):このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。

イグナイトカードは主に魔法として発動するタイプのデッキなので、イグナイトカードをPにセットし、、サーチなどで手3札に送ったカードをセットするとそのまま1枚引けるという事が可能になります。

そのままとの相性がいい。カードをサーチし、発動できるのが全て魔法カードだから”王立魔法図書館”との相性が噛み合っている。

場に王立魔法図書館が存在するとき。
1 イグナイト・マグナム などのイグナイトカードを左右のPゾーンにカードを配置。この時点で魔力カウンターが2つ乗る。
2 イグナイトカードの効果を発動。そのままPゾーンのカードを破壊し、イグナイトカードを配置。この時点でカウンターが3つなので、図書館の効果で1枚ドロー。
また、そのまま召喚師のスキルを使い、イグナイト・キャリバーをサーチしセットするとまた魔法カウンターが3つ溜まりドローという事が出来るのです。

イグナイト デッキの回し方

現在イグナイトカードはキーカードで回せる分でも現状満足できる効果が多いです。
《イグナイト・イーグル》
《イグナイト・ドラグノフ》
《イグナイト・マグナム》
《イグナイト・マスケット》
《イグナイト・キャリバー》
《イグナイト・ライオット》
《イグナイト・アヴェンジャー》
《イグナイト・スティンガー》
魔法 《イグナイト・バースト》
フィールド魔法 《イグニッションP》
特にイグナイトのテーマカードでは、イグナイトのカードを破壊するという点が非常に強いのでいかに多くのイグナイトを回収できるかという事にあるかと思います。エクストラデッキに行ったイグナイトは後にペンデュラム召喚が出来るのでいいところで破壊・サーチ効果を使わずに召喚することが重要です。
その時に出来る限り回収できる・相性がいいカードを並べるというのが一番いい方法なのかもしれませんね。

イグナイトの多くは通常モンスター。

”イグナイト”カードテーマの多くは通常モンスターで構成されていますから、”予想GUY”などでサーチが行えます。
また、レベル6以上の通常モンスター”イグナイト・キャリバー”がいるのでこれも召喚師のスキルでサーチ出来ます。なんだかんだでデッキ圧縮が出来る事が重要なテーマなのか早急に欲しいカードをサーチしたいデッキにはちょうどいいテーマになる可能性がありますね。
特にエクゾディアなどの特殊条件カードや、3体並べるならイグナイト以外も特殊召喚・アドバンス召喚できるのでオシリスなども出せます笑

また、エクシーズ召喚も出来るので散々まわしたイグナイトキャリバーなどでランク4・6のカードも出せます。

ビートバーン構築に変更可能。

(1)の効果でモンスターゾーンのイグナイトを破壊する場合3枚を同時に破壊するため、《キックファイア》にカウンターを一気に3つ置く事ができる。
永続罠であるため即効性はないが3000の効果ダメージは十分引導火力になり得る。
《火霊術-「紅」》と合わせて【ビートバーン】寄りの構築にするのもいいだろう。

出典: yugioh-wiki.net

イグナイト 効果上級モンスター

《イグナイト・スティンガー》
効果モンスター
星8/炎属性/戦士族/攻2800/守2300
(1):自分フィールドの「イグナイト」カード3枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの
「イグナイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻し、
相手フィールドのモンスター1体を選んで持ち主のデッキの一番下に戻す。

出典: yugioh-wiki.net

このイグナイトがおそらくイグナイトで能力が優秀なので、”エースモンスター”的な位置なのでしょう。
こちらのイグナイトカードはモンスターをデッキボトムに送るという効果を持っています。

イグナイト・アヴェンジャー 効果モンスター
星7/炎属性/戦士族/攻2600/守1800
(1):自分フィールドの「イグナイト」カード3枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの
「イグナイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻し、
相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで持ち主のデッキの一番下に戻す。

イグナイトの中でも効果持ちでなおかつPカードでは無いカードなのですが、自分フィールド上のイグナイトカードを3枚破壊して、手札から特殊召喚出来るカードです。
このカードの効果で優秀なのは、フィールド上のカードなのでペンデュラム召喚したカードを破壊できる点。これにより、いちいち破壊されたカードを気にせずに後半は戦えるようになります。
また、相手フィールド上の魔法・罠をデッキボトムに送る効果も優秀。フリーチェーンの伏せカードでなければそのままアドを稼げます。

renote.net

Kaena
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