死柄木弔/志村転弧(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

死柄木弔/志村転弧は『僕のヒーローアカデミア』に登場する敵(ヴィラン)。序盤は敵連合のリーダーとして登場する。その後、異能(個性)の開放を目的に据えている異能解放軍との抗争を経て、合体、組織名を超常開放戦線と変え、最高指導者となる。祖母に七代目ワンフォーオール継承者志村菜奈を持つが、幼少期のある出来事からヒーロー達を酷く嫌っている。個性は五指で触れたものを粉々にする「崩壊」。後に、直接触れていないものにも効果の範囲を広げた。さらにドクター/殻木球大による手術の結果、複数の個性を持つようになった。

・全面戦争とその後

超常開放戦線内部に潜んでいたプロヒーロー“ホークス”により大規模な襲撃計画が露呈。ドクターの研究室がある蛇腔総合病院と開放戦線の根城である群訝山荘を同時に制圧するというヒーロー陣営の掃討作戦から始まる敵陣営とヒーロー陣営の全面的な戦闘。死柄木は当初、ドクターの研究室にて複数個性の定着のため眠っていた。ヒーローの活躍により死んだかに思われたが、電流によって起きる。定着率74%と不完全ではあったが市街地に甚大な被害をもたらした。その後はワンフォーオール奪取のため緑谷を追う。エンデヴァーを始めとするプロヒーロー達と互角以上に渡り合うが、終盤オールフォーワンに意識を乗っ取られてしまい、そのまま逃走。その後脳無を引き連れタルタロスに侵入、多くの敵を脱獄させる。

死柄木弔/志村転弧の関連人物・キャラクター

オールフォーワン

社会が個性に追いついていなかった超常黎明期と呼ばれる時代に一早く勢力を広げ、悪の支配者となった人物である。個性は他者から個性を奪い、与える個性「オールフォーワン」である。オールマイトや緑谷出久の「ワンフォーオール」の元となった個性であり、オールフォーワン自身はワンフォーオールに強く固執している。自身もワンフォーオールの他に複数の個性を持っており、それらを掛け合わせて同時に使用することができる。また、幼少期の死柄木を拾って自身の後継として育て、敵連合を裏で導いていた。しかし、神野事件以降は監獄“タルタロス”に収容されている。ちなみに、緑谷とオールマイトに対して、死柄木とオールフォーワンが師弟関係として対比になっている。

リ・デストロ/四ツ橋力也

表の顔はサポート企業デトラネット代表取締役社長だが、裏の顔は異能解放軍最高指導者。父の四ツ橋主税は過去に“デストロ”として解放主義者を集め、異能解放軍を結成。当時の解放軍は数年の拮抗の末敗北、解散。その後、解放軍は力也やその他解放主義者の手で復活。泥花市街戦再臨祭では死柄木と戦うが、デストロの意思を見出す。以降は敵連合と合体、組織名を超常解放戦線と改め、最高指導者の地位を死柄木に譲る。個性はストレス。ストレスを溜め込むことによって自身が強化され、ストレスを吐き出すことで攻撃も出来る。全面戦争時は常闇踏影の必殺技“黒影「終焉」“と張り合う程の力を見せる。

志村弧太郎

死柄木弔/志村転弧の父親であり、ワンフォーオール7代目継承者志村菜奈の息子。幼い頃に母である菜奈と離別しており、ヒーローに対して憎悪を抱いている。そのため息子にもヒーローに憧れることを否定し、度々行き過ぎた教育方法を採っていた。しかし、全ては家族の幸せを弧太郎なりに考えた結果の行動であり一概に悪と位置付けることもできない。

死柄木弔/志村転弧の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「全部オールマイトだ」

林間合宿の前の買い出しに来た緑谷とショッピングモールで接触した時に放った一言。保栖事件の中でステインに世間の注目を持っていかれた死柄木は、自分とステインとの違いを探していた。緑谷と会話した死柄木は自分とステインの違いを「信念の有無」であると結論付け、自らの信念はオールマイトを殺害することだと再認識する。この再認識によって死柄木は更なる成長を遂げ、林間合宿襲撃事件の爆轟誘拐に繋がる。

「こんなものも全て要らない」

泥花市街戦再臨祭時、リ・デストロとの交戦時の発言。このセリフを言いながら自身についていた家族の手を握り潰し、破壊する。死柄木は家族の手を身に着けることで無意識下に自分の個性を制御していた。しかし過去の記憶を取り戻したことで、自分の原点を思い出す。その結果、直接触れていないものまで崩壊させるという本来の死柄木自身の個性を取り戻した。そしてリ・デストロに勝利し、敵連合と異能解放軍が合併した「超常解放戦線」を結成、ヒーローとの全面戦争へと繋がる。

死柄木弔/志村転弧の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

モデルは作者のデビュー作の主人公“テンコ”

単行本23巻にて判明。死柄木弔/志村転弧の能力やその過去、人物像などは作者・堀越浩平のデビュー作『テンコ』の主人公“テンコ”がモデルになっている。理由は作者の集大成の作品として始めたのが僕のヒーローアカデミアという作品であるからだと語っている。

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