キャプテン翼(キャプ翼)のネタバレ解説・考察まとめ

『キャプテン翼』とは、1981年より高橋陽一が週刊少年ジャンプ、週刊ヤングジャンプ、グランドジャンプで連載されたサッカー漫画およびそれを原作としたアニメ作品シリーズ。主人公大空翼がチームメイトとの友情、ライバルたちとの激闘を通して活躍・成長してゆき、主に彼のサッカー人生が描かれている。単行本のシリーズ国内発行部数は7,000万部を超え、またフランス、イタリアなどおよそ20の国・地域で出版されており、国内外を問わず人気を誇る大ヒット漫画。

各年代のドイツ代表キャプテン。テクニックとパワーを兼ね備えた万能型の選手で、「若き皇帝」の異名をとる。若林源三とともにハンブルクジュニアユースに所属し、若林の友であり最大のライバル。若林からペナルティエリア外からゴールを決めたことがある。ハンブルクからブンデスリーガの名門、バイエルン・ミュンヘンに移籍。父が有名な元サッカー選手で、バイエルンの監督を務めている。
ヘルマン・カルツ

ドイツユース代表で、のちにフル代表に選ばれる。ポジションはボランチを務めるが、ハンブルグではシュナイダーの不在時に司令塔も担う。ニックネームは「仕事師」。マークした相手から密着して離れない「ハリネズミディフェンス」が得意。若林、シュナイダーとはハンブルグユース時代からのチームメイト。常に口に爪楊枝をくわえており、本気を出すときに楊枝を吐き捨てる。だが本気を出すことは滅多になく、Jr.ユース選手権決勝の日本戦まで旧知の仲のシュナイダー、若林さえ楊枝を捨てた姿を見たことがなかった。
デューター・ミューラー

「鋼鉄の巨人」と称されるドイツユース代表、U-23ドイツ代表のGK。のちにフル代表にも選出。片手で大岩をも粉砕し、握力だけでサッカーボールを握りつぶして破裂させるほどの強靭なパワーの持ち主。専属の師匠がおり、ブンデスリーガのシュツットガルトからスカウトされるも、師匠の修行が終わるまではプロ入りを禁止されていたため、これを断ったおり、「幻のキーパー」とも呼ばれる。巨体でありながら、横の動きが速く、また至近距離でのフリーキックではボールが見えにくいという理由で壁を作らないなどGKとしての死角がない。スローインは敵ゴール前まで運ぶことができ、またキック力は顔面にボールを受けた翼が気絶してしまうほどの威力をもつ。能力の高さ、絶対的自信から対戦相手を見下す傾向がある。
ファン・ディアス

アルゼンチンJrユース代表、ユース代表、オリンピック代表およびA代表で背番号10を背負う絶対的エース。ポジションはMF。ドリブル、アクロバットなプレーなどどれをとってもピカイチで、ドライブシュートも使いこなす。貧しい家庭に生まれ、幼い頃よりビンのフタをボール代わりにしてプレーを磨く。親友のパスカルには全幅の信頼を寄せ、のちにクラブにスカウトされた際に、「パスカルも一緒に入団する」ことを条件とするほどだった。アルゼンチン代表で彼との絶妙なコンビネーションプレイを見せる。翼に強いライバル心を抱く。
アラン・パスカル

アルゼンチンユース代表、U-23アルゼンチン代表。ディアスとは幼い頃からコンビを組み、ディアスの計らいから同じチームに所属する。ディアスのサポート役。
ブライアン・クライフォート

オランダユース代表、U-23オランダ代表キャプテン。若林の右腕を負傷させるほどのシュート力を持つ。身体のひねりを使った「スパイラルターン」や「スパイラルシュート」を繰り出し、得点を狙う。オランダ代表のキャプテンを務めた兄がいたが、交通事故で亡くしている。
ジノ・ヘルナンデス

イタリアユース代表のGK。1年間まったくゴールを許していない記録を保持していたが、ドイツのカール・ハインツ・シュナイダーによる得点により記録が破られ、雪辱を誓っていた。イタリアの名門・インテルに所属しており、葵とはチームメイトとして、またよき友人として過ごした。チームメイトに苛められていた葵の実力を認めた人物で、葵を馬鹿にするチームメイトに対して注意をするなど、善良な心の持ち主。
サルバトーレ・ジェンティーレ

イタリアユース代表。イタリアの名門・ユベントス所属。ポジションはDF。「イタリアの新星」。葵をサルと罵り、彼に一度も抜かさせず徹底的に叩き潰した実力者。葵を馬鹿にしてはいるものの、彼のことを気にしており、ビデオ研究までしているほど彼の実力を認めている。
エル・シド・ピエール
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目次 - Contents
- 『キャプテン翼』の概要
- 『キャプテン翼』のあらすじ・ストーリー
- 「キャプテン翼」(1981年~1988年)
- 小学生編
- 中学生編
- ジュニアユース編
- エピローグ
- 「キャプテン翼 ワールドユース編」(1994-1997年)
- 太陽王子 葵の章
- サッカーサイボーグ サンターナの章
- アジアユース選手権の章
- ワールドユースの章
- 「キャプテン翼 ROAD TO 2002」(2001-2004年)
- 「キャプテン翼 GOLDEN-23」(2005-2008年)
- 「キャプテン翼 海外激闘編 IN CLCIO 日いづる国のジョカトーレ」(2009年)
- 「キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA」(2010-2012年)
- 「キャプテン翼 ライジングサン」(2014年-)
- 『キャプテン翼』の登場人物・キャラクター
- 大空翼(おおぞら つばさ)
- 岬太郎(みさき たろう)
- 若林源三(わかばやし げんぞう)
- 日向小次郎(ひゅうが こじろう)
- 沢田タケシ(さわだ たけし)
- 若島津健(わかしまづ けん)
- 葵新伍(あおい しんご)
- 石崎了(いしざき りょう)
- 松山光(まつやま ひかる)
- 三杉淳(みすぎ じゅん)
- 立花正夫 / 立花和夫(たちばな まさお / たちばな かずお)
- 次藤洋(じとう ひろし)
- 早田誠(そうだ まこと)
- 井沢守(いざわ まもる)
- 来生哲兵(きすぎ てっぺい)
- 滝一(たき はじめ)
- 森崎有三(もりさき ゆうぞう)
- 浦辺反次(うらべ はんじ)
- 新田瞬(にった しゅん)
- ロベルト本郷(ろべると ほんごう)
- 中沢早苗(なかざわ さなえ)
- 吉良耕三(きら こうぞう)
- 賀茂港(がもう みなと)
- 見上辰夫(みかみ たつお)
- 片桐宗政(かたぎり むねまさ)
- 大空広大(おおぞら こうだい)
- 大空奈津子(おおぞら なつこ)
- 城山正(しろやま ただし)
- 古尾谷猛(ふるおや たけし)
- 赤嶺真紀(あかみね まき)
- 岬一郎(みさき いちろう)
- 井出保(いで たもつ)
- ナトゥレーザ
- リバウール
- カルロス・サンターナ
- ラドゥンガ
- ぺぺ
- カール・ハインツ・シュナイダー
- ヘルマン・カルツ
- デューター・ミューラー
- ファン・ディアス
- アラン・パスカル
- ブライアン・クライフォート
- ジノ・ヘルナンデス
- サルバトーレ・ジェンティーレ
- エル・シド・ピエール
- ステファン・レヴィン
- リカルド・エスパダス
- 火野竜馬(ひの りょうま)
- ラモン・ビクトリーノ
- 肖俊光(しょうしゅんこう)
- マーク・オワイラン
- ボバング
- ミカエル
- 『キャプテン翼』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 翼・岬のゴールデンコンビ誕生
- 大空翼の告白
- ライバル現る
- 翼がいなくても
- ボールはトモダチ。怖くないよ。(大空 翼)
- サッカーは強い者が勝つんじゃないんだ。サッカーは…勝った者が強いんだ!!(カール・ハインツ・シュナイダー)
- だいじょうぶだ。ボクの心臓はまだこわれちゃいないんだ。(三杉 淳)
- 才能のないやつは努力するしかないんだ!(松山 光)
- 『キャプテン翼』の用語
- オーバーヘッドキック
- ツインシュート
- ドライブシュート
- フライングドライブシュート
- スカイウイングシュート
- スカイダイブシュート
- タイガーショット
- 雷獣シュート
- 顔面ブロック
- 直角フェイント
- イーグルショット
- スカイラブハリケーン
- カミソリシュート
- 隼シュート
- ファイヤーショット
- サンターナターン
- 反動蹴速迅砲(はんどうしゅうそくじんほう)
- レヴィンシュート
- オーロラフェイント
- リバウールターン
- 鳥かご
- オフサイド・トラップ
- ジャパニーズゾーンプレス
- 『キャプテン翼』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 主人公・大空翼にはモデルがいた
- 作者である高橋陽一はサッカーのルールをあまり分かってなかった
- キャプテン翼は異様に交通事故の多い漫画だった
- とにかく「なにィ!」の台詞が多い
- TVアニメ版『キャプテン翼』
- 第1作『キャプテン翼』(1983年-1986年)
- OP(オープニング):沖田浩之、小粥よう子『燃えてヒーロー』(第1話 - 第87話)
- OP(オープニング):竹本孝之『燃えてヒーロー'85』(第88話 - 最終話)
- ED(エンディング):沖田浩之『冬のライオン』(第1話 - 第49話)
- ED(エンディング):キャプテン翼応援団『翼よ走れ! -キャプテン翼応援歌-』(第50話 - 第110話)
- ED(エンディング):小粥よう子『明日に向かってシュート』(第111話 - 最終話)
- 第2作『キャプテン翼J』(1994年-1995年)
- OP(オープニング):FACE FREE『Fighting!』
- ED(エンディング):山崎亜弥子『男だろっ!』
- 第3作『キャプテン翼』(2001年-2002年)
- OP(オープニング):DA PUMP『Dragon Screamer』(第1話 - 第35話)
- OP(オープニング):今井絵理子『Our Relation』(第36話 - 第52話)
- ED(エンディング):MAX『Feel so right』(第1話 - 第13話)
- ED(エンディング):ロンドンブーツ1号2号『勝』(第14話 - 第26話)
- ED(エンディング):榎本温子『Keep on going』(第27話 - 第39話)
- ED(エンディング):DASEIN『BREAK OFF!!』(第40話 - 第52話)
- 第4作『キャプテン翼』(2018年-)
- OP(オープニング):ジャニーズWEST『スタートダッシュ!』
- ED(エンディング):三瓶由布子、鈴村健一『燃えてヒーロー』