RCサクセション(RC Succession)の徹底解説まとめ

RCサクセション(RC Succession)とは、1970年にデビューした日本のロック・バンド。ヴォーカリストの忌野清志郎とギタリストの仲井戸麗市を中心に、数々の名曲・名盤を残してきた。現在でも多くのミュージシャンが影響を受けたバンドとして名前を挙げている。1991年に活動休止状態に入り事実上の解散。2009年5月2日、忌野清志郎の死去により、RCサクセション復活の夢は永遠に絶たれた。

1983年7月5日リリースのアルバム「OK」に収録されていた。
ライヴの定番曲となるホンキー・トンクなテイストをもつR&Bナンバー。
「子供だましのモンキービジネス よってたかって分け前をあさる まともな奴はひとりもいねえぜ」といった、事務所を始めとする業界に対する痛烈な批判が含まれた歌詞になっており、最後のヴァースでは「まともな奴はおれしかいねえぜ」と高々に宣言している。

ベイビー!逃げるんだ。

1983年11月7日リリースのシングル。
三菱自動車「MIRAGE」のCMに起用され、清志郎自身も出演しているが、ノー・ギャラだったとも言われている。「レス・ポールが重たすぎたんだろう」というフレーズにドキっとした元ロック親父がいっぱいいたはずである。
オリジナル・アルバム未収録であり、メンバーに無断でリリースされた「EPLP-2」に収録されたが、廃盤となったため、しばらくは入手困難な状態だった。2005年6月1日リリースの編集盤「GREATFUL DAYS 1981-90」に無事収録された。

自由

1984年11月23日にリリースされたアルバム「FEEL SO BAD」のオープニング曲。
怒りの塊といった歌と演奏。正当な主張だけではなく「俺は法律を破るぜ!」「責任逃れをするぜ!」といった自己中心的な主張も含めているところが面白い。「おとなしくていい子ちゃん」ではいられないのだ。
このライヴ・ヴァージョンのギター・リフを聴くとよく判るのだが、楽曲のベースとなっているのはザ・ローリング・ストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」だと思われる。

腰をふれ

タイトルからも想像できる通り、性的ニュアンスを含んだダンス・ナンバー。
事務所からの独立問題でもめていた時期であり、ライヴでは猛烈なスピードで演奏され、激しく前後に腰を振る清志郎は最後に「独立しろー!」と雄叫びを上げている。

海辺のワインディング・ロード

1985年11月21日リリースのアルバム「HEART ACE(ハートのエース)」に収録されていた。
3連によるスローなバラード。
清志郎が、ポルシェで北陸・自動車道をドライヴした時に作られた楽曲。
矢野顕子が2000年11月1日リリースのアルバム「Home Girl Journey」でカヴァーしている。

ヒッピーに捧ぐ

1976年4月21日リリースのアルバム「シングル・マン」に収録されていた。
ホリプロ時代にRCのサブ・マネージャーをしていたオオシロ氏の死を悼んだ歌。彼のあだ名が「ヒッピー」だった。清志郎はこの曲に関して後日、こう語っている。
「サブ・マネージャーやってたオオシロくんってのがいて、彼のあだ名がヒッピーだったんだよ。彼は頭もいいし、不遇時代の俺たちに対して、「オレがおまえらを有名にしてやる」なんていって、すごくいいやつだった。そしたらさ、夏に死んじゃったんだよ。ポックリ病だった。そりゃもうショックだったよ……。葬式の後にジァンジァンかどこかでライヴがあって。当時は電車で通ってたんだけど……。ちょうど新しいギターを買った頃だったんだ。中古だけど、ギブソンのハミングバード……。この歌はね、そんな彼に捧げたナンバー。確かレコーディングにはミッキー吉野がいてハモンドを弾いていたと思う。」
映像は1986年8月に日比谷野外音楽堂にて行なわれたコンサートから。
後半の清志郎の悲痛な叫びが胸を打つ。

明日なき世界

1988年8月15日リリースのアルバム「COVERS」に収録された。
映像のライヴは1988年8月14日、日比谷野外音楽堂で行われたもので、1988年12月16日リリースのアルバム「コブラの悩み(Cobra In Trouble)」にも収録されている。
オリジナルはバリー・マクガイヤー(Barry McGuire)の「EVE OF DESTRUCTION」。
日本語の詞は「受験生ブルース」で有名な高石友也が歌った日本語訳詞が元になっている。

サマータイム・ブルース~ラヴ・ミー・テンダー

「サマータイム・ブルース」「ラヴ・ミー・テンダー」ともに1988年8月15日リリースのアルバム「COVERS」に収録されており、この2曲のカップリングでのシングルも同時リリースされている。
コミカルでブラックな裏に清志郎の憤りをひしひしと感じとれるパフォーマンスになっている。
「サマータイム・ブルース」での清志郎は、多分オープン・チューニングのギターを弾いているのだろう。

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