一橋喜喜/徳川喜喜(銀魂)とは【徹底解説・考察まとめ】

一橋喜喜(ひとつばし のぶのぶ)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、江戸幕府の次期征夷大将軍の座を狙う野心家。将軍就任以降は徳川喜喜(とくがわ のぶのぶ)と名乗るようになる。
非道で冷酷、高慢で残忍な人物。政敵の徳川茂茂を排除するために様々な謀略を進め、幕府を裏で操る天導衆と結託。犠牲を厭わぬ姿勢でついに将軍となるも、そこでようやく天導衆によって国が滅びかけていること、自分に味方がいないことに気付く。以降は主人公坂田銀時たちと共に命を賭して事態の幕引きを図った。

一橋喜喜/徳川喜喜(銀魂)の概要

一橋喜喜(ひとつばし のぶのぶ)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、江戸幕府の次期征夷大将軍の座を狙う野心家。将軍就任以降は徳川喜喜(とくがわ のぶのぶ)と名乗るようになる。
天人(あまんと)と呼ばれる宇宙人たちによって地球がむりやり開国させられる中、将軍の座を求めて様々な謀略に着手。現在の将軍である徳川茂茂(とくがわ しげしげ)を排除するべく、様々な勢力を利用した。

失敗した者を次々と切り捨て、幕府を裏で操る天導衆とすら手を組み、犠牲を厭わぬ姿勢でついに将軍となる。しかしそこでようやく天導衆によって国が滅びかけていること、自分に味方がいないことに気付いて覇気を失い、傀儡として生きねばならない屈辱に耐えかねて周囲に対して横暴に振る舞うようになる。
しかしそんな中で主人公の坂田銀時(さかた ぎんとき)たちと行動を共にすることとなり、必死に国と地球を守ろうとする彼らに感銘を受ける。銀時たちは「地球の危機を乗り越えるために利用しよう」と考えて喜喜を連れ回していたに過ぎないが、途中からは自ら彼らに協力し、将軍として命を賭して事態の幕引きを図った。

一橋喜喜/徳川喜喜(銀魂)のプロフィール・人物像

CV:浪川大輔

非道で冷酷、“役に立つかどうか”でのみ人を判断し、不要と判断すれば自ら処刑するなど高慢で残忍な人物。目的のためには手段を選ばないところがあり、これについては良くも悪くも最後まで変わらなかった。
将軍の座に執着しているが、これは「将軍になれたかもしれない」という生まれや周囲の教えの影響が強く、本人は「将軍とはどのような存在か」もよく分かっていなかった。銀時の仲間である桂小太郎(かつら こたろう)や坂本辰馬(さかもと たつま)との交流の中で自身のそういった点を見詰め直し、「せめて将軍としてふさわしい役目を果たそう」と考えるようになるなど大きく成長した。

一橋喜喜/徳川喜喜(銀魂)の来歴・活躍

次期将軍の座を狙う野心家

江戸幕府の将軍職を代々務めてきた徳川家に連なる、一橋の家に生まれる。作中にて将軍がどのような形で選出されるのかは不明だが、喜喜にも将軍に就任するチャンスはあったらしく、周囲の大人たちから「本当ならあなたが将軍だったのに」と聞かされながら成長。やがて喜喜自身も「自分が将軍になれていないのは卑劣な策略によるもので、極めて理不尽なことである」と考えるようになっていく。
現在の将軍徳川茂茂(とくがわ しげしげ)の後ろ盾だった前将軍徳川定定(とくがわ さださだ)が悪政と悪行を重ねて失脚し謀殺された後、「今こそ好機」と見て茂茂の排除に乗り出す。幕府の一部でしかない一橋家に単独で状況を変えるほどの力は無かったが、幕府を裏で操る宇宙規模の秘密結社天導衆(てんどうしゅう)、高杉晋助(たかすぎ しんすけ)率いる鬼兵隊などがそれぞれの思惑から喜喜に手を貸したことで、彼の将軍就任は現実味を帯びていった。

茂茂暗殺

江戸で万事屋(よろずや)という何でも屋を営む坂田銀時(さかた ぎんとき)という男にいくつかの謀略を叩き潰された後、業を煮やした喜喜は“茂茂を暗殺する”というより直接的な方法で将軍の座を奪う計画を発動する。実際は天導衆や鬼兵隊に踊らされるままに実行したに過ぎなかったが、激しい攻防の末にこれは成功し、喜喜は晴れて第15代征夷大将軍となる。
しかし“将軍になる”という目的を達成した喜喜は、「天導衆によって国が滅びかけている」という事実と、「本当の意味で自分の味方をしてくれる者がいない」という現実に直面。同時に“将軍になる”という目的も周囲に吹き込まれたものだったことに気付き、一気に覇気を失う。

プライドの高さから素直にそれらを認められず、周囲に当たり散らすことを繰り返す中、銀時やその友人である桂小太郎(かつら こたろう)といった攘夷戦争の英雄たちとトラブルになる。散々にコケにされ、屈辱に震える喜喜は、宇宙艦隊まで率いて銀時たちを追うも、彼らの奇策と自身の人望の無さから敗北。囚われの身となってしまう。

最後の将軍

自分を将軍だと認め、国を救うために共に戦ってくれた坂本たちに後を託し、喜喜は息を引き取る。

この頃、天導衆は虚(うつろ)という男に乗っ取られ、彼の策略によって地球は消滅の危機を迎えつつあった。それを止めるために奮闘していた銀時たちは、「仮にも将軍だし、何かの役に立つだろう」と喜喜を生かしたまま捕虜とする。
虜囚として1人の時間を過ごす中で、自分が名ばかりの将軍だったことを痛感する喜喜だったが、彼らの乗る快援隊(かいえんたい)の艦が天人のハッキングを受けてしまう。銀時の友人で快援隊の長でもある坂本辰馬(さかもと たつま)と共に制御を取り戻すために艦内を走り回ることとなった喜喜は、坂本の自由闊達な精神と怨敵であるはずの自分の命までをも守ろうとする姿勢に感化され、「このような者たちまで地球のために体を張っているのに、自分は何をしてきたのか」との後悔に苛まれる。

艦の制御を取り戻した後、喜喜は「自分は名ばかりの将軍だったが、国に危機が迫っているなら、その立場を全うして民を守らなければならない」と考え、銀時たちに協力。天導衆に唆される形で地球への全面攻撃を開始しようとしていたアルタナ解放軍との和平交渉に臨む。
体を張った交渉でこれに成功するも、アルタナ解放軍の一部が反乱。「ここまで来て、あれほどの犠牲を払って、今さら“仲良くしよう”なんてできるわけがない」と暴れる彼らを、自らも銃を取って制圧し、説得し、どうにか事態を収拾する。しかし「ならば我らはなんのために仲間を犠牲にして戦ってきたのか」と納得できない敵兵の放った銃弾に撃ち抜かれ、「撃った者を許してやってくれ、何も間違ったことは言っていない」と言い残して死亡。地球を救うという大役を果たしたその顔には、「最後の最後にようやく将軍らしいことができた」という喜びと安堵が浮かんでいた。

一橋喜喜/徳川喜喜(銀魂)の関連人物・キャラクター

徳川茂茂(とくがわ しげしげ)

第14代征夷大将軍。温厚で誠実、聡明で公平な人物。将軍が天導衆の傀儡でないことをよくよく承知しており、その体制を変えるために様々な準備を進めていた。
喜喜からすると最大の政敵。自ら指示して暗殺させるも、自身が将軍となってからは「天導衆の支配に抗った偉大な先人」として相応の敬意を抱くようになった。それでも「そんな男を殺させたのだから、きっと恨まれているに違いない」との引け目を感じていたが、幻影か幽霊か、喜喜が死の直前に見た茂茂は「よくぞ国を守った」と言わんばかりに優しく微笑んでいた。

renote.net

坂本辰馬(さかもと たつま)

宇宙を股にかける商社「快援隊」の社長。かつて攘夷戦争で活躍した英雄で、銀時とはその頃からの友人である。
自由奔放な性格で、快援隊の艦が天人のハッキングを受けて操縦不能になった時は、その独特の発想力で次々と危機を打開。その闊達な精神と“名君茂茂を謀殺した悪党”であるはずの自分をも守ろうとする姿勢は、喜喜に大きな影響を与えた。

renote.net

徳川そよ(とくがわ そよ)/そよ姫

茂茂の妹。天真爛漫で世間知らずだが、兄がどれほどのものを背負って生きてきたかは重々承知しており、その死後は彼の後を継いで天導衆との戦いに身を投じる。
そよからすると喜喜は“兄の仇”に他ならないが、映像通信で対面した際、彼が死をも覚悟して国を救おうとしていることを見て取ると「生きて帰らなければ許さない」との言葉をかけた。

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