意外と恋多きネコ型ロボット、ドラえもんの恋のお相手まとめ(ネタバレあり)

ドラえもんと言えば頼れるのび太の保護者役。かと思いきや結構毒は吐く、のび太と一緒にいたずらもする、「ネコ」で「ロボット」なのに人間の女性アイドルに入れあげたりもします。もっとも聖人君子じゃありませんし、四六時中のび太のことを考えたりもしていられません。むしろのび太のお守りで苦労しているし恋くらいしたって許される、うん。ただお相手が多すぎる気もしますが。

ノラミャーコ(原作、『2112年ドラえもん誕生』、『ドラえもんが生まれ変わる日』)

原作

ドラえもん人生初のガールフレンド。原作でも登場しますが、原作、大山版、わさドラ版とでビジュアルが違います。まず原作版。耳をかじられてつるつる頭になったドラえもんを見て腹を抱え大笑い。そのまま「ふった」疑惑もあるなどあまり可愛い性格じゃなかったようです。

この後大笑いですよ。

大山ドラ版

『2112年ドラえもん誕生』で名前が付き、ビジュアルも性格もかなり変わりました。「ロボット養成学校」時代からの恋人のようです。原作のあの子が元とは思えないほどに、スリム&ナイススタイル。性格も、いじめられるドラえもんを助けたり、時に励ましたりと色々な意味で女を上げてます。彼女の四次元ポケットは未来や過去とつながっているそうで、「昔のお菓子」としてどら焼きの存在と味を教えてくれました。初恋の味でもあったんです。「つるつるになったドラえもんを見て大笑い」の所は同じですが、ラストで「笑いすぎてあごが外れた」ことから「あなたの気持ちが分かった。今の姿も素敵よ」とよりを戻すのでした。

ミニドラにも耳がない理由、青くなったわけなどが見られます。

わさドラ版

わさドラスペシャルで再登場。シルエットは原作寄りですが顔と性格は可愛くなってました。職業はダンサー。しかしドラえもんとの仲は過去のもの、というか彼女の中では友達状態のようです。

シャミー(『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』)

大山版『大長編ドラえもん』のラスト作品『ワンニャン時空伝』に登場。物語は原作の『野良犬イチの国』をベースとしています。3億年前に置いていった野良猫の子孫のひとりで、歌手。ドラえもんが一目ぼれして花だの何だの渡すんですが、それとは関係なしに、ちゃんと「ネコ」と認識してくれました。ネコの格好をしていたためか、単にタヌキを知らなかったのかは不明。

このウインクでノックアウト。

しかしこの子は悪役ネコジャラの手下。ネコジャラの先祖が作った「黙示録」にドラえもんや四次元ポケットのことが書いてあり、当初はハニートラップにかけるなどしてたんですが、結局は味方に…なったがため人質にもされました。舞台はのび太たちが野良犬、野良猫たちを置いて行ったあとより1000年後。隕石衝突が迫っていたため、野良犬や野良猫の子孫たちは地球を離れることに。恋も自然消滅と相成りました。

ルナ(『青い月夜のリサイタル』)

のび太のいびきから逃れるため夜空の散歩に出たドラえもんは、美しい歌声と容姿のネコ、ルナと出会います。翌日のび太から「好きな子ができたら話しかけてきなよ」と突き飛ばされて、ご対面。この子も初見でネコと認め、すぐ仲良しになってくれました。しかし二度目のデートでは何だか元気がない。「月が出てないからかな」とタケコプター、雲固めガスを使って雲に座り、曇った晩の月を眺めるふたり。「月はどこでも同じに見えるかしら」と意味深長な言葉の意味は、翌日明らかになります。

声は歌手の華原朋美さんです。

飼い主共々外国へ行くことになっていました。そこにはかつて一緒に歌っていた友達というか彼氏ネコのテラがいることも判明。「テラがまだ覚えていてくれるか分からない」不安もあって元気が出せないでいたわけです。ジャイアン、スネ夫も手伝って歌と、テラに会わせるサプライズプレゼント。その日は「幸せなことが起きるブルームーン」として。結局ドラえもんにとっては失恋に終わりましたが、それなりに満足だった様子。恋敗れて泣きはしましたけども。

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ミーア(『ドラえもんたった一日の恋』)

タレント猫にも恋をしました。一日中テレビにかじりつき、ドラえもんの自室ともいえる押し入れの中にまで、びっしりとポスターを張るほどの熱の入れよう。スペアポケットを見つけたのび太が気を利かせて「あらかじめ日記」に二人が恋に落ちるよう書き込みます。書いたことが必ず実現するこの日記ですが、誤植が多く中々ロマンチックな展開にはならず。せっかく会えたミーアちゃんは何だかツンツンしたワガママ女優といった感じでドラえもんの熱も冷めかけますが、誘拐されたことで立ち上がります。(ちなみに誘拐の原因ものび太の誤植です)

最初ドラえもんに対する見解は「へっぽこ青ダヌキ」でした。結構毒舌です。

助け出し、逃げ込んだ場所は遊園地。誘拐二人組がしつこく追ってくるため、束の間のデートのような逃亡劇を繰り広げます。ミーアちゃんがかつて拾ってくれた飼い主に会いたがっていることを知り、誘拐から遠ざける意味もあってどこでもドアを使用。しかし、遠巻きに眺めるだけに留めるのでした。「会えば別れがつらくなるし、もうスタッフたちに迷惑を掛けられない」と、プロの顔を覗かせ一緒に野比家に帰宅。のび太があらかじめ日記に(自分の手柄として)誘拐二人組の逮捕を書き込み、「チューをする」とも書いたんですが、何故かネズミに追われる展開に。「こんなチューは嫌だ!」と逃げ込んだ先で、一旦帰ったはずのミーアちゃんと再会。「色々とひどいことを言ってごめんなさい」と、お礼の意味も込めてのチューでEND。珍しく報われてます。

ベル(『ドラえもんの青い涙』)

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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