黒崎真咲(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

黒崎真咲(くろさき まさき)とは、久保帯人の漫画『BLEACH』の主人公、黒崎一護(くろさき いちご)の母で、作中では既に故人となっている。最終章『千年血戦篇』では、真咲が純血の滅却師(クインシー)であったことが判明する。護廷十三隊で隊長を務めていた一心と現世で出会い、藍染惣右介(あいぜん そうすけ)の実験に巻き込まれて命の危機に瀕し、一心に救われる。それから一心と現世で結婚し、一護たちが生まれた。しかしユーハバッハに滅却師の力を奪われたことで虚(ホロウ)に殺されてしまった。

黒崎真咲のプロフィール・人物像

黒崎真咲(くろさき まさき)とは、久保帯人の漫画『BLEACH』の主人公、黒崎一護(くろさき いちご)の母で、作中では既に故人となっている。おおらかで優しく天真爛漫、家族を包み込む太陽のような女性だった。
最終章『千年血戦篇』では、真咲が純血の滅却師(クインシー)であったことが判明する。護廷十三隊で隊長を務めていた一心と現世で出会い、藍染惣右介(あいぜん そうすけ)の実験に巻き込まれて命の危機に瀕し、一心に救われる。それから一心と現世で結婚し、一護たちが生まれた。しかし滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」の皇帝・ユーハバッハに滅却師の力を奪われたことで虚(ホロウ)に殺されてしまった。

黒崎真咲の能力:純潔の滅却師(クインシー)

藍染惣右介(あいぜん そうすけ)が作り出した改造虚(ホロウ)を討伐する真咲(左)。

真咲は現世にはほとんど残っていない純血の滅却師(クインシー)だった。滅却師の血を残すため、同じ純血の滅却師であるいとこの石田竜弦(いしだ りゅうげん、後の雨竜の父)と婚約していた。
しかし魂に虚(ホロウ)が混ざったために純血の滅却師ではなくなってしまい、それが後の悲劇につながった。

黒崎真咲の来歴・活躍

一心との出会い

一心が真咲(上)との思い出を語る場面。

純血の滅却師であった黒崎真咲は、いとこの石田竜弦(いしだ りゅうげん、後の石田雨竜の父)と婚約関係にあった。真咲と竜弦は仲が良かったが、滅却師の血統を守るための環境は真咲にとって窮屈なものだった。
護廷十三隊十番隊の隊長であった一心が藍染惣右介(あいぜん そうすけ)の作り出した改造虚(ホロウ)と戦闘になったとき、同じ町内にいた真咲はそれを感じ取った。竜弦の制止を振り切って屋敷を飛び出した真咲は窮地に陥っていた一心を助け、虚を討伐する。しかし討伐の間際に虚に噛みつかれてしまい、軽傷を負った。死神と滅却師という決して相いれない立場同士であったが、真咲と一心は惹かれあうのだった。
後日、真咲は虚に噛みつかれた傷が原因で意識を失い、生死の境を彷徨う。藍染が作り出した特殊な虚の影響で、虚に対する抗体を持たない滅却師である真咲の魂魄が虚化しかけているのだった。目を覚まさない真咲の前で手をこまねいている一心と竜弦の前に浦原喜助(うらはら きすけ)が現れ、真咲を救う方法を提示する。それは、「虚化を抑える力を持った者が彼女の側で生き続けること」だった。人間である竜弦にそのような力はないため、必然的に一心が選択を迫られる。死神としての地位や経歴を一切捨て、浦原が作った特殊な義骸(死神が現世で肉体を得るための道具)に入り、真咲の側で生きることでしか真咲は救えない。一心は躊躇うことなく義骸に入り、真咲は一命をとりとめた。
魂魄に虚が混ざったことで真咲は純血の滅却師でなくなり、竜弦との婚約は解消された。一心は自分が死神でなくなった理由を真咲に話さなかったが、真咲はだいたいの事情を察していた。やがてふたりは結婚し、一護や遊子、夏梨が生まれた。『BLEACH』の主人公である一護は、死神と滅却師の間に生まれた子どもだったのだ。

真咲の死の真相

滅却師の力を失ってなお、一護を守ろうとする真咲。

一護が幼い頃、滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」の皇帝・ユーハバッハが純血でない滅却師の粛清を行った。純血ではない滅却師は滅却師としての力を奪われ、虚と戦うことができなくなってしまった。真咲は本来強い滅却師だったので、魂に虚が混ざってしまったとしても並みの虚になら負けない女性だった。しかしユーハバッハに力を奪われた直後、虚に襲撃され、一護を庇って命を落とした。『千年血戦篇』のラスボス・ユーハバッハは一護の母の仇でもあるのだ。
ちなみに、後に一護の仲間となる石田雨竜(いしだ うりゅう)の母も純血ではない滅却師だったため、ユーハバッハに力を奪われた。体が弱かった母はそのまま体調を崩して亡くなってしまった。

黒崎真咲の関連人物・キャラクター

黒崎一心(くろさき いっしん)

真咲の夫。もとは護廷十三隊で隊長を務めていた死神で、旧姓は「志波(しば)」だった。斬魄刀は「剡月(えんげつ)」。
現世で真咲に出会い、真咲の命を助けるために現世に留まって死神の力や地位を捨てることになった。その後、真咲と一心は結婚し、一護たちが生まれた。

renote.net

黒崎一護(くろさき いちご)

『BLEACH』の主人公で、真咲と一心の第一子。生まれつき霊感が強く、高校生の時に朽木ルキア(くちき ルキア)と出会って死神になったが、もともと父から死神の力を、母から滅却師の力を受け継いでいた。
最終章『千年血戦篇』では滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が使う、死神の卍解を奪うアイテム「メダリオン」の影響を受けなかったが、これは母から受け継いだ滅却師の血のためであった。

renote.net

黒崎遊子(くろさき ゆず)

真咲と一心の娘で、双子の姉。真咲の亡き後は家事を引き受け、黒崎家を取り仕切っている。
母に似た栗色の髪と優しい顔つきの少女。性格も母に似ておっとりしているが、芯の強いしっかり者だ。

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