BLEACH 獄頣鳴鳴篇(20周年記念読切)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『BLEACH 獄頣鳴鳴篇(ごくいめいめいへん)』とは、久保帯人の人気作『BLEACH』20周年を記念して描かれた、同氏による読切漫画である。
『BLEACH』の物語が完結して10数年。黒崎一護は、阿散井恋次から死神たちの墓参りに参列するよう声を掛けられていた。かつての仲間たちとの再会に沸く一同だったが、そこに以前倒したはずのザエルアポロと、彼に率いられた謎の怪物たちが襲い掛かる。そのザエルアポロの口から、尸魂界の秘密に関する驚愕の真実がもたらされることとなる。

『BLEACH 獄頣鳴鳴篇』の概要

『BLEACH 獄頣鳴鳴篇』(ブリーチ ごくいめいめいへん)とは、久保帯人の人気作『BLEACH』20周年を記念して描かれた、同氏による読切漫画である。『週刊少年ジャンプ』2021年36・37号に掲載され、『NEW BREATHES FROM HELL』という副題がつけられている。
『BLEACH』とは同一の世界観の物語で、同作のキャラクターも多くが続投し、成長した姿を披露している。その上で作品世界に関する新たな真実が明かされ、ファンを大いに驚かせた。

『BLEACH』の主人公・黒崎一護(くろさき いちご)が、死神代行として力を振るってから10数年。一護は、かつての仲間の阿散井恋次(あばらい れんじ)から、死神たちの墓参り・魂葬礼祭に参列しないかと声を掛けられていた。これを承諾し、かつての仲間たちとの再会に沸く一同だったが、そこに以前倒したはずのザエルアポロと、彼に率いられた謎の怪物たちが襲い掛かる。
応戦する一護たち。各々が力を見せつける中、相対するザエルアポロの口から、尸魂界(ソウル・ソサエティ)と死神たちの秘密に関する驚愕の真実がもたらされることとなる。

『BLEACH 獄頣鳴鳴篇』のあらすじ・ストーリー

黒崎家の一人息子

黒崎一護が死神代行として力を振るい、数々の邪悪な計画を打ち破ってから10数年。一護は仲間の一人でもある井上織姫(いのうえ おりひめ)と結婚し、彼女との間に黒崎一勇(くろさき かずい)という息子を設けていた。
死神の血を引く一勇は、織姫の目を盗んで夜な夜な出掛けてはこの世をさまよう霊と語らっていた。一勇はすでに独力で霊を成仏させるほどの力を持っていたが、一護も、織姫も、息子の死神としての成長にはまだ気が付いていなかった。

魂葬礼祭への誘い

かつて一護と共に幾多の敵を打ち破った朽木ルキア。彼女は今尸魂界で暮らしており、幼馴染の阿散井恋次と結婚して阿散井苺花(あばらい いちか)という娘を設けていた。苺花は一勇と同年代のお転婆娘で、師である斑目一角(まだらめ いっかく)の手を散々に焼かせていた。
その頃尸魂界では、死神たちの実働部隊たる護廷十三隊による、「魂葬礼祭」という“悪霊である虚(ホロウ)との戦いで命を落とした、隊長格の強力な死神を葬送する”催しの準備が進められていた。今回送るのは、かつて一護も共に戦ったことのある浮竹十四郎という死神だった。このことから「礼祭に参加しないか」と恋次に声をかけられた一護は、共に戦った仲間の鎮魂のためならとこれを了承する。

謎の虚の襲撃

魂葬礼祭の当日、一護は儀式に必要な虚を捕まえるためにに現世へとやってきた恋次たちと合流する。懐かしい顔ぶれとの再会を喜びつつ、まだ来ていない死神を待っていると、突如謎の虚が一行を襲撃する。
即座に応戦する一護、そして死神たち。彼らは連携して虚を倒していくも、こっそりついてきていた苺花が近くで恐怖に竦んでいることに気付いた恋次は、娘を保護するために一時戦列を離れることとなる。

復活のザエルアポロ

苺花を安全な場所まで避難させ、一護たちに加勢するため戦場へと戻ろうとする恋次。しかしそんな彼の前に、あまりにも意外な敵が現れる。究極の進化を遂げた虚・破面(アランカル)の一体で、かつて死神たちと激闘を繰り広げたザエルアポロ。恋次たちと戦い敗れ、地獄へと叩き堕されたはずの存在だった。
身構えながら「なぜお前が生きている」と問う恋次に、ザエルアポロは自分が死んだままの状態であることを、地獄からやってきたのだということを告げる。恋次がその意味を尋ねる前に、ザエルアポロは苺花に目を付け、彼女を攻撃。恋次は娘を庇って逃げ回りながら、次第に手傷を負っていく。一護がここに割って入り、恋次に苺花を逃がすよう告げて、自身がザエルアポロの前に立ち塞がる。

死神たちの“真実”

一護たちが謎の虚の群れと戦っていた頃、浮遊するインクの塊のようなものが、どこかから尸魂界に流れ込むようになっていた。護廷十三隊の長である京楽春水(きょうらく しゅんすい)は、それを「地獄の燐気」だと分析し、尸魂界に伝わるとある迷信について語り始める。
死神の体は「霊子」という霊的エネルギー体で構成されており、死神が死亡すると自然と分解され、尸魂界の大地に返っていく。しかし隊長格とされるほどに強力な死神の体を構成する霊子は時間経過だけでは分解されず、これを尸魂界に返すのが魂葬礼祭だとされている。

しかし、実は隊長格にまで上り詰めるほど強い力を持つ死神の霊子は、“どうやっても分解されない”。それを強制的にそのまま地獄に叩き堕とす儀式こそ、魂葬礼祭の正体だというのだ。動揺し、本当なのかと問いただすルキアに、京楽は「今まで自分もただの迷信だと思っていたが、もしかしたらそうではなかったのかもしれない」と苦い口調で語る。

地獄からの使者

ザエルアポロもまた、一護を猛然と攻め立てながら京楽と同じことを語っていた。少年だった頃の一護が切り抜けてきた、死神たちと様々な敵との度重なる戦い。その中で散っていった多くの死神たち。ごく短い間にかつてなく強大な死神が何人も堕とされた結果、地獄の出入り口が緩み、地獄の側から人間たちの住む現世へと侵攻することが可能となったのだ。自分が今ここにいることこそがその証拠だと、ザエルアポロは高らかに宣言する。
その時、巨大な刀が唐突にザエルアポロを背後から串刺しにする。ザエルアポロはどこか恍惚とした表情でそれを受け入れ、唖然とする一護にこの刃がたった今地獄に堕とされた浮竹十四郎のものであることを告げる。

刀に串刺しにされたまま、地獄の門の向こうへと連れ去られていくザエルアポロ。「地獄からの死者の侵攻」という新たな脅威が迫っていることに、その中にかつての強敵だけでなくこれまでに命を落とした仲間たちまでもが含まれているかもしれないという事実に戦慄する一護と死神たち。
“死神を導く”とされる地獄蝶が舞う中、父がそんな事態に直面していることも知らない一勇は、無邪気に笑顔を浮かべていた。

『BLEACH 獄頣鳴鳴篇』の登場人物・キャラクター

黒崎家

黒崎一護(くろさき いちご)

『BLEACH』の主人公。高校生だった頃にルキアと出会い、自分を庇った彼女から死神としての力を借り受け、死神代行となる。実は彼自身死神の血を引いており、その力を徐々に目覚めさせつつ、数多の敵と戦いこれを打ち破っていった。若い死神たちの間では英雄視されている。
現在は翻訳家を生業としており、同級生だった井上織姫と結婚。彼女との間に長男の一勇を設ける。恋次ら死神たちとは今も交流があり、魂葬礼祭への参加も気軽に引き受けていた。

黒崎織姫(くろさき おりひめ)

『BLEACH』のヒロイン。旧姓は井上。幼くして両親と死に別れ、唯一残った実兄も失うという悲劇的な幼少時代を過ごすが、それにめげることなく努めて明るく振る舞う優しさと芯の強さを備えた少女。一護とは高校で出会い、彼の優しさや心の強さに憧れつつ、自身も魂に関する異能に覚醒。共に幾多の戦いを切り抜ける中で絆を育んでいった。
現在は一護の妻となっている。息子の一勇が親目を盗んで夜な夜な出掛けていることは薄々感づいているが、現場を押さえることができずにいる。

黒崎一勇(くろさき かずい)

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草鹿やちる(くさじし やちる)は、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊十一番隊副隊長。北流魂街79地区・草鹿に生まれ、赤子の頃に剣八に拾われる。無邪気で人懐っこい性格で、よく剣八の肩に乗っている。護廷十三隊の中でも、剣八に唯一指示を出し、わがままを言うことができる。千年血戦篇以降は消息不明となったが、明確な理由は語られていない。斬魄刀は三歩剣獣(さんぽけんじゅう)、解号は「でておいで三歩剣獣」。

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更木剣八(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

更木剣八(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

更木剣八(ざらきけんぱち)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の中でも武闘派が集まる十一番隊の隊長を務める男だ。「剣八」とはその代の最強の剣士の呼び名で、生まれたときに名前を持たなかった剣八は自分で自分に「剣八」と名付けた。名前の通り非常に好戦的で、強い者との戦いを至上の幸福としている一方で、自身が強すぎるあまりに対等に渡り合える敵がなかなか現れず、主人公の一護と出会うまで退屈しきっていた。最終章「千年血戦篇」で初代剣八の卯ノ花との戦いを通して初めて自身の斬魄刀の名前を知る。

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