米津玄師が「ボーカロイド」ではなく「自分の声」で活動を始めた理由とは…?

ボカロ界で大人気な「ハチ」が米津玄師という名義で2013年にデビューしましたが、ボカロPだった彼がどうして自分の声だけで勝負したのか、気になったので調べてみました。

米津玄師とは?
米津 玄師(よねづ けんし)とは日本のミュージシャン、シンガーソングライター、イラストレーター、ビデオグラファーである。
1991年3月10日に徳島県で生まれた。本名は同じ。
米津 玄師は2008年に「ハチ」という名義でニコニコ動画などで活動を始める。
好きなアーティストはBUMP OF CHICKENやASIAN KUNG-FU GENERATIONであり、作曲し始めのころはオリジナル楽曲がそれらの影響を受けすぎている、納得のいくものではないという理由で投稿した作品をすべて消去することもあったという。
初期の頃はオリジナル曲を本人が歌唱していたが、2009年5月から初音ミクやGUMIを使用している。
ニコニコ動画での功績は世界を注目させるほどで、数多くの楽曲をミリオン達成させ、サイト上での総再生数は2,000万回を超える。
なぜボカロではなく米津玄師としてデビューしたのか

それまで合成音声を使用することが多かった「ハチ」ですが、どうしてボーカロイドではなく生身の声でデビューしたのか。
実は米津玄師、ニコニコ動画で活動を始める以前はバンドでの音楽活動が主だったという。
バンドで活動していた頃は「閃光ライオット」という10代限定のロックフェスに応募したこともあったが、二次審査で落とされるなどあまり光を浴びることは無かった。
そんな中ボーカロイドに出会い、遊び半分でニコニコ動画でボカロ楽曲を投稿し始めたところ反響が大きかった為、ボカロに打ち込むことが多くなり一人で作品を作ることが多くなったらしい。
「バンドで音楽がやりたかった」という想いは今でもあるが、ボーカロイドが嫌いになったから使わなくなった、というわけではないようだ。
メジャーで活動することの必要性は感じていなかった時期もあった米津玄師だが、「自分が作る音楽にちゃんと理解があって、同じ熱量で同じ方向を見てくれる人とモノを作るっていうのが一番正しい姿」という自分と同じような考えを持つ人物がメジャーにいたため、自身もメジャーシーンに進出したという。
一回自分だけでどこまでやれるのかを試したかった。ボーカロイドという一流の可愛らしいアイコンを抜きにしたところで、どこまでやれるのか。そういうことをやっていく必要があるんじゃないかなと思ったんです。
まとめ

2015年には全国ツアーを行うことが決定した米津玄師。4枚目のシングル『アンビリーバーズ』もリリースするようなので注目すべきアーティストなのは間違いないでしょう。
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