心の闇が深い!サイコスリラー・サイコホラーがテーマの洋画まとめ【スクリームほか】

世の中にはゾンビや幽霊などのホラー映画が数多く存在しているが、人間の心の闇の部分を題材とした「サイコスリラー」「サイコホラー」もまた、幽霊などとは異なったジャンルの「ホラー映画」として人気を博している。一見すると普通の穏やかな人物の凶行や、実在の殺人事件をモチーフとした映画も多い。本記事では「サイコスリラー」「サイコホラー」をテーマにしている洋画を、厳選して紹介する。

・作品の並びは公開年度の古い順です。
・暴力的な表現や残酷な描写が極めて激しい作品も含まれております。
・鑑賞は自己責任でお願いします。

※このまとめ記事は随時更新、追加しています

◾︎サイコ

原題:Psycho

製作国
アメリカ 1960年
監督
アルフレッド・ヒッチコック
脚本
ジョセフ・ステファノ
原作
ロバート・ブロック
製作
アルフレッド・ヒッチコック
音楽
バーナード・ハーマン

CAST
アンソニー・パーキンス
ジャネット・リー

アルフレッド・ヒッチコック監督によるサイコ・スリラー系のサスペンス映画で、全編がモノクロ映像である。音楽はバーナード・ハーマン。作家ロバート・ブロックがエド・ゲインの犯罪にヒントを得て執筆した小説『サイコ』が原作。

あらすじ

アリゾナ州、フェニックス。不動産屋に勤めるマリオンは、昼休みに恋人のサムと密会を重ねていた。こんな関係をずっと続けたくないとサムに言うが、サムは結婚に踏み切れないでいた。
不動産屋に戻ると、4万ドルの契約をしたいと老紳士がやってきて、現金で支払う。社長は、マリオンに週末にこんな大金を店に置けないから、銀行に預けてきて欲しいと言う。マリオンは、銀行に行くと伝えて会社を出るが、4万ドルの金を持ったまま車で持ち逃げしてしまう…。

出典: mihocinema.com

Psycho Official Trailer 1960 HD

サイコサスペンス映画の代表作。
スリラー、ホラー映画に及ぶその影響は多大で計り知れず、歴史はここから始まります。
偉大過ぎる作品です。

◾︎時計じかけのオレンジ

出典: www.amazon.co.jp

原題:A CLOCKWORK ORANGE

製作国
イギリス・アメリカ 1971年
監督・脚本・製作
スタンリー・キューブリック
音楽
ウォルター・カーロス
撮影
ジョン・オルコット
編集
ビル・バトラー

CAST
マルコム・マクダウェル
パトリック・マギー
マイケル・ベイツ

1962年発表のイギリスの小説家アンソニー・バージェスによるディストピア小説、又はそれを原作にし1971年にスタンリー・キューブリックにより映画化された。

暴力やセックスなど、欲望の限りを尽くす荒廃した自由放任と、管理された全体主義社会とのジレンマを描いた、サタイア(風刺)的作品。近未来を舞台設定にしているが、あくまでも普遍的な社会をモチーフにしており、映像化作品ではキューブリックの大胆さと繊細さによって、人間の持つ非人間性を悪の舞踊劇ともいうべき作品に昇華させている。
皮肉の利いた鮮烈なサタイアだが、一部には暴力を誘発する作品であるという見解もある。

アカデミー賞やゴールデングローブ賞などにノミネートされ、ヒューゴー賞をはじめ様々な賞を受賞している。

あらすじ

舞台は近未来のロンドン。クラシック音楽、中でもベートーヴェンをこよなく愛する15歳のアレックス・デラージ(Alex DeLarge)をリーダーとする少年4人組“ドルーグ”は、今夜もコロヴァ・ミルク・バーでドラッグ入りミルク“ミルク・プラス”を飲みながら、いつものように夜の世界の無軌道的な暴力行為“ウルトラヴァイオレンス”の計画を立てていた…。

出典: ja.m.wikipedia.org

※注 後味胸糞悪し

A Clockwork Orange (1975) Official Trailer - Stanley Kubrick Movie

初見時は胸糞悪過ぎて映画冒頭10分で鑑賞を止めました笑
しかしサイコ映画を語るなら、本作は必見です。

◾︎シャイニング

出典: www.amazon.co.jp

原題:The Shining

製作国
イギリス・アメリカ 1980年
監督
スタンリー・キューブリック
脚本
スタンリー・キューブリック
ダイアン・ジョンソン
製作
スタンリー・キューブリック
製作総指揮
ヤン・ハーラン
音楽
バルトーク・ベーラ
クシシュトフ・ペンデレツキ

CAST
ジャック・ニコルソン
シェリー・デュヴァル
ダニー・ロイド
スキャットマン・クローザース

スティーヴン・キング原作の同名小説をスタンリー・キューブリックが映画化した。

ジャケットにも採用された、この映画の象徴ともいえるジャック・ニコルソンの狂気に満ち満ちた顔を撮るためにキューブリックはわずか2秒程度のシーンを2週間かけ、190以上のテイクを費やした。
ロンドン王立大学の研究チームによると、数学的計算による世界最高のホラー映画であるという。また、1シーンにテイク132回をかけたのはギネス記録である。しかし、そのシーンはカットされた。

あらすじ

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@omomamchan5

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