相棒シリーズ(ドラマ・映画)のネタバレ解説まとめ

『相棒』は、テレビ朝日・東映制作の刑事ドラマシリーズ。
水谷豊演じる主人公『杉下右京』は、人材の墓場と呼ばれた「警視庁特命係」に属する警部である。
その右京が自身の下についた「相棒」と共に超人的な推理力・洞察力を駆使して活躍していく。
亀山薫(演:寺脇康文)、神戸尊(演:及川光博)、甲斐享(演:成宮寛貴)、冠城亘(演:反町隆史)と相棒は代替わりしている。

『相棒』の概要

元々は2000年に土曜ワイド劇場で「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」として単発の二時間ドラマを三回放送し、好評だったことからシリーズ物としてドラマ化が決まった。

初期の相棒『亀山薫』役の寺脇康文が降板することをきっかけに、相棒を交代していくシステムになった。
2代目『神戸尊』役を及川光博、3代目『甲斐亨』役を成宮寛貴、4代目の『冠城亘』役を反町隆史が演じている。

『相棒』のあらすじ・ストーリー

警察庁長官官房室長『小野田公顕』が外務省高官の北条邸人質篭城事件を解決するために作られた、チーム「緊急対策特命係」このチームの作戦参謀を右京がしていたが、小野田の解決を急いだ判断により犯人人質両方に犠牲者が出た。
その責任を右京が被る事になり、小野田が右京を配属させるために「特命係」を作った。

何故右京は懲戒免職にならなかったのか?というと、小野田が右京の頭脳に価値を見出しここぞという時に利用するためである。
だが、この2人の間には一定の友情とも憎しみとも取れる気持ちがあるのもドラマ内で見て取れる。

『相棒』の登場人物・キャラクター

主人公

杉下右京(すぎした うきょう)

警視庁特命係に属する本作品の主人公。
頭脳明晰で推理力は抜群、冷静さと正義の心をあわせ持つが少々コミュニケーション能力に難があり、一代目相棒の『亀山薫』が相棒になるまでに特命係に配属された何人もの部下を辞めさせてしまった。
その為、特命係は「人材の墓場」と呼ばれる事となる。

身内である警察内部からは嫌われており、現場に出て行けば「お前に捜査権は無い!」と追い返されるのが日常であるが、その推理能力故、検挙率は高く一部の人間からは内心高く評価されている節がある。

「一つ宜しいですか?」「細かい事が気になるのが僕の悪い癖!」など、ついうっかり日常でも使いたくなるキャッチーな台詞が多いのも魅力。

好きな飲み物は紅茶、デスクに常備するほどのチェス好きで、他にも落語などの幅広い分野に精通している。
花の里の店主『宮部たまき』とは元夫婦であり、離婚後も良い関係を築いている。

歴代相棒

一代目相棒:亀山薫(かめやま かおる)

本作品で「右京の相棒と言えば?」と聞いたときに一番名前が上がるのが、彼『亀山薫』である。
歴代の相棒の中でも右京ともっとも距離が近く、事件に巻き込まれ体質のムードメーカー。

元々は捜査一課に配属されていたが、ミスをしてしまい特命係に配属される事になる。
体育会系で頭は若干弱く情に脆いという右京とは逆の性格をしているため、二人の掛け合いは相棒の魅力の一つである。
初めは一課に戻りたいという気持ちで居たため右京と馴染めず、右京もまた亀山に人見知りをしてキツイ態度で接していた。
その為、薫は恋人である『奥寺美和子』に上司が嫌で辞めたいと漏らしていた。
しかし負傷した右京を背負うなどのエピソードから次第に右京と心を通わせ行き、現在最も長く右京の相棒を勤めた。

友人の死が切っ掛けとなり、自分はこのままでいいのか?という疑問を持ち始め、子供達に正義を教えるために美和子と一緒にサルウィンへ旅立っていった。

好きな飲み物は珈琲で、特命係に現在もおいてある珈琲メーカーは亀山が置いていったものだ。
利き酒が出来たり犯行に使われた食材を食べて「味が変」と言ったり、味覚が鋭いという特徴がある。

二代目相棒:神戸尊(かんべ たける)

二代目の相棒は、薫と一変してヘタレインテリキャラである『神戸尊』。
死体が怖い・貧血気味・キザ・運転が荒いなど少々イロモノな性格のため一部のファンからは大人気のキャラの1人だ。

神戸が特命係に配属されたのは表向きは2階級降格の左遷される程の失敗をしたからであったが、実際は特命係及び杉下右京は必要かどうか調査するために派遣された人間であった。
そのため初めは右京にとって敵なのか味方なのかどちらだか分からない顔を覗かせていたが、次第に心を開いていき薫とは違うタイプの相棒として確立していった。
右京の方も初めは「君は亀山君の代わりにはなれません」と距離を取っていて、出かける時も神戸に居場所を伝えないなどツンツンしていたが、神戸がスパイを辞めて心から右京の相棒になった事で右京も神戸を認め、お互いに嫌味を言いながらも楽しそうにする場面が多々見受けられた。

そしてクローン人間を造る事件の調査の中で、右京と意見がぶつかり右京の信念を曲げる形で事件を終わらせてしまったため、罪悪感から特命係を去ろうとしていた所、拒否したら免職すると脅される形で警察庁長官官房付に移動する事になった。
移動後も右京とは交流がある。

好きな飲み物はミネラルウォーター、好きな食べ物はナポリタン。
右京同様のチェス好きである。

三代目相棒:甲斐亨(かい とおる)

三代目の相棒は、薫と神戸を足して2で割ったようなインテリ不良『甲斐亨』。
甲斐亨(かいとおる)なのであだ名は「カイト」。

父親は警察庁次長の『甲斐峯秋』で、反発心からコネを使わずに自力で警察に入った。
香港でたまたま右京と出会ったことで右京がカイトを気に入り、相棒初・右京からの指名で相棒が決まった。
その為か神戸の時とは待遇が異なり、右京は比較的カイトに優しく親戚のオジサンの様であった。
一方カイトの方は初めは右京と馴染めず、恋人の『笛吹悦子』に愚痴を言っていたが、特命に居る時の方が事件に関わり犯人を逮捕している事に気づき、次第に心を開いた。
若さ故の体力と育ちの良さも持ち合わせた文武両道のキャラクターである。

しかし、右京と出会う前そして出会ってからもずっと、法で裁けない犯罪者を痛めつけて罰する「ダークナイト」として犯行を重ねていた。
それに気づけなかった(自分の側に置いておきながら行動を正せなかった)右京も、右京を裏切った事を自覚したカイトもお互いに深く傷つき合い、右京の手でカイトを逮捕するというショッキングな最終回を迎えた。

好きな飲み物はコーラ。何故かオカルト系の事件が多く、さらに絶対音感を持っている。

四代目相棒:冠城亘(かぶらぎ わたる)

4代目の相棒は、season15の相棒である警視庁警務部付として法務省から来た『冠城亘』。
演技がかったオーバーリアクションをするなど飄々とした掴みどころの無いキャラクターである。

好奇心が強く事件解決のためには危うい賭けにも出て、事件を暇潰しとして面白がっている節がありその事を右京に叱責されている。
カイトとは逆に自ら特命に配属される事望んだ逆指名パターンであるためか、冠城の方が右京に執着している(気に入っている)描写が多い。
最初は「相棒ではなく、あくまでも同居人」と煙たがっていた右京であったが、正式に特命に配属された後は次第に心を開いているように見える。
とはいっても冠城にはまだまだ信用の置けない面もあり、歴代相棒とは違う右京への茶化した接し方などを含めて今後が楽しみなキャラクターだ。

好きな飲み物は珈琲、亀山の置いていった珈琲メーカーを使わないなど並々ならぬ拘りがある模様。

捜査一課

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

【相棒】歴代相方まとめ

『相棒』とは、2000年からテレビ朝日・東映によって制作・放送されている刑事ドラマシリーズである。 警視庁特命係は、警視庁内部の左遷先として扱われている“人材の墓場”である。そこに所属する刑事杉下右京は、どのような難事件も解決する切れ者だが、事件と見ればそれが権力の闇に隠されていようと暴き立て、捜査のためなら強引な手法も辞さない厄介な人物としても知られていた。様々な事情からそこに異動させられる刑事たちは、時に右京に反発し、時に彼の推理力に圧倒されながら、次第に息の合った“相棒”となっていく。

Read Article

NEW

半沢直樹(テレビ)のネタバレ解説まとめ

『半沢直樹(Hanzawa Naoki)』とは俳優・堺雅人主演、池井戸潤の原作小説を元にしたドラマである。2013年にシーズン1、2020年に続編としてシーズン2が放送された。メガバンクで中間管理職の立場にいる銀行員・半沢直樹が組織のなかで生まれる不正を真っ向から暴いていく姿を描く。主人公・半沢の決め台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」の台詞は、ドラマの大ヒットとともに2013年流行語大賞に選ばれた。幅広い年代の視聴者に支持され、平成の歴代1位の視聴率を記録した国民的人気ドラマである。

Read Article

目次 - Contents