DEATH STRANDING(デス・ストランディング)のネタバレ解説まとめ

『DEATH STRANDING』とは、メタルギアシリーズの小島監督が、企画、脚本、監督を務めるゲーム作品である。
作品の魅力としては、やはり、長い沈黙を守ってきた小島監督のコナミからの独立後の初タイトルであるという点である。
ストーリーや前評判については、発売直前まで殆ど明らかにされないという戦略が取られていた。
このため、発売後の評価は、賛否が大きく分かれる結果となっている。
近未来の崩壊してしまったアメリカ合衆国が舞台である。

『DEATH STRANDING』の概要

『DEATH STRANDING』(デス・ストランディング)とは、メタルギアシリーズの小島監督が、企画、脚本、監督を務めるゲーム作品である。
対応機種は、PS4とWindowsである。Windowsは、ゲームプラットフォームのSteamまたは、EpicGamesstoreに対応している。
開発会社は、コジマプロダクションであるが、これは、以前のコナミ傘下であった小島プロダクションとは完全に別の新会社である。このため、発売元については、コジマ監督の過去作であるメタルギアシリーズの発売元であるコナミデジタルエンタテインメントから、PS4版では、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、Windows版では、505Gamesに変更になっている。
発売日は、PS4版が2019年11月8日であり、Windows版が2020年7月14日である。
『メタルギアシリーズ』で知られる小島秀夫監督の独立後初作品として、発売前から大いに注目を集めた。
発売後としては、「荷物を配達することが目的のゲーム」として、今までにない内容が注目された。また、発売時期が新型コロナウイルス流行時期と近かったため、当時のコロナウイルスの感染を避けるための人々の分断による社会変化を、予期していたかのような内容が話題となっていた。
商品戦略としては、ストーリーや前評判については、発売直前まで殆ど明らかにされないという戦略が取られていため、発売後の評価は、賛否が大きく分かれる結果となっている。
特に、『メタルギアシリーズ』のようなミリタリー色の強いものを志望していた層からは、やや落胆の声もあったようである。
受賞歴としては、2019年12月において、コンピューターゲーム業界では著名なカルフォニア州で開催された「The Game Awards」で、「Best Game Direction」と「Best Score&Music」を受賞している。

『DEATH STRANDING』のあらすじ・ストーリー

Prologue:Porter(ポーター)

主人公のサムである。

世界観としては、近未来のデス・ストランディングという現象で崩壊してしまったアメリカ合衆国が舞台で、人間は、分断された各拠点で暮らしている。
デス・ストランディングとは、死者があの世からビーチを通って、この世にやってくる現象である。
この死者とは、劇中でBTと呼ばれ、デス・ストランディングの発生以後に現れるようになり、ゲーム内ではモンスターとしてサムに襲いかかってくる。
このため、各拠点間は、ポーターと呼ばれる荷物配達人の人力配達により結ばれている。
「伝説の配達人」と呼ばれているサム・ポーター・ブリッジズ(以下サム)は、別の配達人が配達中に落としてしまったスマートドラッグを回収して届ける依頼を受けて、セントラル・ノットシティへ向かう。
スマートドラッグとは、人間の脳の機能や能力を高めたりする薬である。
セントラル・ノットシティとは、舞台となる北米大陸の最北端にあり、劇中最大の都市である。
しかし、その後依頼された死体の運搬依頼の最中にBT(幽霊のようなモンスター)と、分離破壊主義者(ディメンションズ)であるテロリストのヒッグスとに襲われてしまう。
死体を運搬しなければならない理由は、死亡した人間を焼却しないで放置した場合に、BT化してしまうことによる。
分離破壊主義者とは、「つながりは義務を要求し、個人を縛る鎖だ」という主張の元、破壊工作を行っている集団のことである。
この運搬依頼に失敗したサムは、運搬していた死体によるヴォイドアウトを引き起こし、これによりセントラル・ノットシティは、消滅してしまうのだった。
ヴォイドアウトとは、人間とBTとが接触すると起こる物理的な大爆発であり、例えば都市部で起こると、都市が壊滅するレベルの破壊力がある。ヴォイドアウトの原理は、物質である人間が、反物質であるBT内部に取り込まれることにより、対消滅による爆発が起こることである。
以後サムは、主にこのBTとディメンションズと戦いながら進んでいくことになる。

Episode 1:Bridget(ブリジット)

物語のキーを握るブリジットである。

ヴォイドアウトからからくも生き残ったサムは、かつて所属していた組織であるブリッジズのデッドマンから、キャピタル・ノットシティにモルヒネを届ける依頼を受けて隔離病棟へ向かう。
ブリッジズとは、アメリカを再建するために結成された組織である。本作におけるアメリカ合衆国(US)は、既にデス・ストランディングにより瓦解しており、ブリッジズのメンバーは、新たにアメリカ都市連合(UCA)として再建しようとしている。
隔離病棟では、アメリカ合衆国(US)最後の大統領で、アメリカ都市連合(UCA)の初代大統領でもあるブリジットが待っていた。すでに手の施しようのない末期癌の状態にあったブリジットは、サムにアメリカの再建を託すとそのまま息絶える。
ブリッジズは、サムにブリジットの遺体をひそかに焼却してほしいと依頼する。これは、ブリッジズがブリジットの死去を公にしたくなかったためである。
サムは、BTの妨害を受けつつも、ブリジットの遺体を焼却所まで運ぶと、無事焼却することに成功するのだった。
キャピタル・ノットシティに戻ったサムは、ブリジットの娘のアメリとカイラル通信で面会する。アメリは、かつてアメリカ西海岸までカイラル通信をつなぐための先遣隊として旅立ったが、西海岸の都市でテロリストに身柄を拘束されていたのだった。
カイラル通信とは、死後の世界への通り道であるビーチを経由した通信で、大容量をゼロ時間で送受信することができる。
サムは、アメリから「アメリカ」を再建するためにカイラル通信で東海岸から西海岸をつなぐことを依頼される。迷ったサムだったが、義理の姉でもあるアメリを助けることに目的を見出し、西海岸にあるエッジ・ノットシティを目指して、BTを検知する装備品のBB(ルー)と二人で旅立つことを決意する。
決意を新たにしたサムは、ブリッジズのダイハードマンから、スマート・ドラッグを届ける依頼を受けてK2西中継ステーションへ向かう。

Episode 2:Amelie(アメリ)

本章の主要キャラのアメリである。

K2西中継センターへたどり着いたサムは、レアメタル素材を届けたり、ポストを建築する等の依頼をこなしながら、キャピタル・ノットシティと、K2西中継センターとをカイラル通信をつないでカイラル・プリンターを起動させることに成功する。
カイラル・プリンターとは、カイラル結晶により、食料をはじめとして、大抵のものを印刷することができる3Dプリンターのことであり、作中世界のような流通が途絶えている世界では、非常に重要なものである。
カイラル結晶とは、カイラル通信や、カイラルプリンターで使用されている素材で、ビーチからBTにより持ち込まれたものである。

Episode 3:Fragile(フラジャイル)

本章の主要キャラのフラジャイルである。

エッジ・ノットシティへの旅を続けるサムは、カイラル通信をつなげながらクレーター湖を超えるためにレイク・ノットシティを目指す。しかし、サムがBTの出現しないはずのレイク・ノットシティにたどり着いた瞬間、ヒッグスとBTの襲撃を受けてしまう。
ヒッグスとは、分離破壊主義者というテロリストのリーダーだった。黄金の仮面を身に着けており、自由にBTを操ったり、テレポートをしたり、自由に雨を降らせるの能力を持つ。
サムは、辛くもBTとヒッグスとを撃退し、BTが撃退されたことにより出港可能になったフラジャイル社の船に乗って、クレーター湖を渡りレイク・ノットシティへ渡ることに成功する。また、サムは、ヒッグスを倒すことと引き換えに、以後、テレポートによるフラジャイルのサポートを受けられるようになる。
フラジャイルとは、フラジャイル社のリーダーである女性である。高いレベルの能力者であり、ビーチを利用したテレポート能力を持つ。
能力者とは、ビーチに関する能力を有するものであり、BTの感知、フラジャイルのようなビーチを利用したテレポート等があげられる。

Episode 4:Unger(アンガー)

本章の主要キャラのクリフである。

一方サムは、配達の出発時に、装備品のBBとスーツのケーブルを介して接続すると、その直後に必ず奇妙な回想を見ていた。奇妙な回想は、BBの記憶でクリフと呼ばれる男が頻繁に出てくる。
サムは、サウス・ノットシティに向かう途中で、大嵐(スーパーセル)に巻き込まれ、銃弾の飛び交う謎の戦場に放り込まれてしまう。
ブリッジズのサポートを受けることもできず、仕方なくその戦場を戦いながらさまようサムは、やがてBBをよこせと迫るクリフと遭遇して困惑する。そしてサムは、なぜクリフがBBを欲するのか理由がわからないないまま、襲ってくるクリフと戦闘になる。
どうにか勝利を収めたサムは、異空間から帰還することができるのだった。

Episode 5:Mama(ママー)

本章の主要キャラのママーである。

サウス・ノットシティに到着したサムは、ブリッジズの装備開発メンバーであるママーと接触する。サムが先に進むためには、Qpidに大嵐の抑制機能を実装する必要があったためである。
Qpidは、ブリッジズからの配給品の装備であり、カイラル通信を接続するのに使用する機能を備える。
しかし、ママーは、BTである自分の赤ちゃんと臍帯でつながっているため、研究施設を離れられない状態だった。通常であれば、BTと接触すればヴォイドアウトが起こるはずであるが、ヴォイドアウトの発生しない理由は、この時点では謎である。
ママーは、サムに臍帯の切断を依頼する。サムは、臍帯の切断に成功し、ママーの赤ちゃんは、ビーチへと帰っていった。
その後サムは、ママーからもう一人のQpidの技術者で、マウンテン・ノットシティにいるママーの双子の妹であるロックネの所まで自分を運ぶ依頼を受ける。
ちなみに、ママーの赤ちゃんは、ロックネの卵子から生まれたものであり、いわゆる代理出産されたものなのだが、出産時のテロによる事故でBT化している。
サムがママーをマウンテン・ノットシティまで送り届けると、ママーは、Qpidの改良をロックネに託して死んでしまう。ママーは、赤ちゃんを出産した時点で既に死んでおり、BTであった自分の赤ちゃんと臍帯で接続されていたことにより生き長らえていたのだが、サムを先に進めるために命を捨てる覚悟でサムに臍帯の切断を依頼していたのだった。
ロックネは、Qpidの改良をし、姉の代わりにブリッジズへ加入した。

Episode 6:Deadman(デッドマン)

本章の主要キャラのデッドマンである。

マウンテン・ノットシティからのカイラル通信を更に西へつなげるために、サムは、ロボット工学者や医者等のプレッパーズの依頼をこなしていくことになる。
本来であれば、マウンテン・ノットシティから西へは、ミドル・ノットシティとカイラル通信を接続する計画であったのだが、ミドル・ノットシティは、テロにより消滅していたため、その代わりにブレッパーズたちの拠点を利用しなければならなないためである。
ブレッパーズとは、本作で登場するノットシティ以外のシェルターに住む者たちである。基本的に個人ないし家族単位で住んでいる。
そんな中、BBの調子がおかしくなり、サムは、BBをデッドマンに預けることになる。 BBは、無事に復調するが、その受け取りに行った先で、サムとデッドマンとは、再び大嵐に巻き込まれ、前回とは別の戦場に放り込まれてしまう。

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