ゴテンクス(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ゴテンクスとは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズの登場人物である。地球人と戦闘民族サイヤ人のハーフである2人の少年・孫悟天(そん ごてん)とトランクスが「フュージョン」と呼ばれる技で合体した姿。神々でさえ苦戦した魔人ブウと戦うべく誕生した戦士で、子供ながらに尋常ではない戦闘力を発揮する。一方、強いがために自信家にして生意気な一面もあり、調子に乗ることも多々ある。

超サイヤ人3のゴテンクス(左)とピッコロ(右)。

戦闘民族サイヤ人と呼ばれる異星人と地球人のハーフである孫悟天(そん ごてん)と同じくハーフで悟天の友人であるトランクスは、第24回天下一武道会に出場した。大会の途中、悟天の父悟空(ごくう)と兄の悟飯(ごはん)、トランクスの父ベジータが突如大会参加者であるシン、悟飯の戦いの師であるピッコロと共にどこかへと去る。
後を付けた悟天、トランクスは、ブウと呼ばれる魔人の存在を知り興味を覚える。シンの正体は界王神と呼ばれる神で、かつて他の界王神と共にブウと戦い、唯一生き残った存在であった。シンこと東の界王神は、悟空たちならブウを復活させようとしている魔導士バビディとその部下たちを止められると踏んでいたのだ。
悟空たちの奮闘も空しくブウは復活してしまう。ブウは圧倒的な力で悟飯に勝利。ベジータは、その場にやって来たトランクスを抱きしめ、悟天共々息子を気絶させ、2人をピッコロに託した。自爆をしてブウとの心中を図ったベジータだが、ブウは倒しきれなかった。ピッコロによって逃がされたトランクス、悟天は悟空らの友人知人と共に地球の神の神殿に運ばれた。
ブウと戦う前ベジータによって気絶させられていた悟空は、「フュージョン」と呼ばれる技のことを口にした。力と背格好が似ている2名が合体することで1人の戦士となり、力が数倍になるという。自分だけではブウに敵わないが、あの世でメタモル星人という種族に教えられたフュージョンで悟飯もしくはベジータと合体すればブウに敵うだけの力を得られると悟空は語る(悟空は悟天が生まれる前、セルという人造人間との戦いが元で亡くなっているが24時間だけ現世に戻ってきていた)。ベジータは死に、悟飯の生存も絶望視されていた。悟空もあの世に戻る時間が迫っており、もう2度と現世に戻ることはできなかった。

この時、地球の神の付き人であるミスタ―・ポポが悟天とトランクスにフュージョンをさせてはどうかと提案。悟空は、目覚めた悟天とトランクスにフュージョンの伝授を開始する。父や兄を殺されたと聞いて泣く2人に悟空は「悔しかったら仇を討てるようにフュージョンを覚えろ」と言う。初めはベジータや悟飯が殺された時に気を失っていた悟空に懐疑的な目を向けていた悟天たちだったが、バビディの魔術で世界中の人々がブウに殺される光景を見せられて悟空の修行を受けることに同意。しかし、悟空はこの世にいられるタイムリミットが来てしまった為、2人の修行をピッコロに託してあの世へと帰って行った。
修行の果て、悟天とトランクスが合体した戦士「ゴテンクス」が誕生した。ゴテンクスは子供ながら驚異的な力を発揮していたが、それでもブウには敵わなかった。超サイヤ人化した状態でのフュージョンをすれば更なる力が出せるとピッコロに言われ、悟天とトランクスは「精神と時の部屋」と呼ばれるで部屋で修行を始める。精神と時の部屋は外界と時間の流れが異なる場所で、外での1日で1年が経過する。時間がない中での修行にはうってつけであった。

ブウは先に悟空に言われていたように、自分と戦える強者がいる神殿にやってくる。ピッコロは止むを得ずブウを精神と時の部屋へ案内した。もしゴテンクスがブウを倒せずとも、出入り口を破壊してブウを閉じ込める為であった。
ゴテンクスとブウの戦いが始まる。子供の考えた技とはいえ、ゴテンクスの力はすさまじく、ブウと互角に戦うことができた。フュージョン後に超サイヤ人化できるようになっており、悟空があの世での修行の果てに習得した超サイヤ人3への変身も可能だった。
猛攻でブウを圧倒するが、バラバラにした肉片を全て焼いてもブウを倒しきることはできず、超サイヤ人化、並びにフュージョンも解けてしまう。そこに、死んだと思われていた悟飯が現れた。悟飯は界王神界で修行をし、15代前の界王神によって潜在能力を上げてもらっていた。
自分以上の力を持った悟飯を見たブウは自爆するが、死んだわけではないようだった。1時間後、ブウが戻ってくる。ブウに挑発された悟天とトランクスは再びフュージョンし、超サイヤ人3のゴテンクスになる。しかし、ブウの狙いは超サイヤ人3ゴテンクスの圧倒的なパワーとピッコロの頭脳を吸収し、悟飯と戦うことだった。目論見通り、ゴテンクスは吸収されてしまう。

ブウは、15代前の界王神の命をもらい生き返った悟空と、悪人と認定されながら特例で死後の体を与えられたベジータと戦うことになる(本来、ベジータのように多くの命を奪った者は死後魂が消される)。殺された人々は7つ集めることでどんな願いも叶えるアイテム「ドラゴンボール」によって生き返る。あらゆるものから元気と呼ばれるエネルギーを集めて気弾を作る技「元気玉(げんきだま)」が悟空によって放たれ、ブウは倒された。

『ドラゴンボール超』

神と神編

破壊神ビルス(右)に攻撃するゴテンクス。

トランクスの母ブルマの誕生パーティーに、破壊の神であるビルスが付き人の天使ウイスと共に現れる。ビルスは自分の強敵になり得る「超サイヤ人ゴッド」を探して来たという。美食家のビルスは「ベジータの友人の宇宙人」と勘違いされてパーティーに招かれ地球の料理に感激していたが、プリンを分けてもらえなかったことで怒り暴れ出す。その場にいたピッコロ、悟飯、ゴテンクス、ビルスの正体を知っていたベジータもビルスに向かって行くが、皆触れることすらできなかった。本来の目的も果たせそうもなく、怒りが収まらないビルスは「地球を破壊する」と言い出す。
銀河を管理する神であり、かつての師でもある界王(かいおう)の下で修行をし、1度ビルスと手合わせをしていた悟空がドラゴンボールで神龍(シェンロン)を呼び出し、超サイヤ人ゴッドの成り方を聞く。「5人の正しい心を持ったサイヤ人がもう1人のサイヤ人に気を注ぐ」ことで、超サイヤ人ゴッドは誕生するという。ベジータ、悟飯、悟天、トランクス、悟飯の妻ビーデルの胎内にいた赤ん坊が悟空に気を注ぎ、超サイヤ人ゴッドに変身させた。
完全に本気というわけではなかったが、ビルスは超サイヤ人ゴッドとの戦いに満足し、帰って行った。

ゴテンクスの関連人物・キャラクター

孫悟空(そん ごくう)

CV:野沢雅子

『ドラゴンボール』シリーズの主人公で、悟天の父。戦闘民族サイヤ人の生き残りだが、赤ん坊の頃地球に送り込まれた為自分の出自を知らなかった。「人造人間編」で自爆を図った人造人間セル共々爆死した。何度か地球を救っている為、その功績で死後も体を与えられあの世の達人と戦っていた模様。第24回天下一武道会出場の為、1日だけ現世に戻ってきた折に魔人ブウの復活阻止に向かうこととなる。悟天は生まれてから一度も父親に会ったことがなく、第24回天下一武道大会が初対面となる。
あの世で超サイヤ人の更なる高みである超サイヤ人3に変身できるようになっていた。ブウを倒すだけの力はあったが、今を生きる悟飯たちに地球の命運を任せる為戦闘はせず、ブウに「2日後に強い奴と戦わせてやるから、誰も殺すな」と釘を刺した。
その後、現世にとどまっていられる時間悟天とトランクスにフュージョンを伝授している。

ベジータ

CV:ほりかわりょう

トランクスの父で、サイヤ人の王子。敵として登場したが、悪の帝王と称される宇宙人フリーザや人造人間たちとの共闘を経て仲間になった。家庭を持ち、平穏に暮らすことに安らぎを覚える一方、穏やかになって行く自分や、修行を重ねても悟空との埋まらない差に歯がゆさも感じていた。悪の心を増幅させるバビディの術中に敢えてはまることで残忍な戦士に戻るが、完全に悪人に戻ったわけではなかった。ブウの復活に加担したことへの責任を取るべく悟空を気絶させ、単身でブウと戦う。戦闘の場に来ていたトランクスを抱きしめ、「ママを大事にしろよ」と自爆する。
ブウとの心中には至らなかったが、悟空がフュージョンできる相手であったベジータの死は悟天、トランクスのフュージョンのきっかけとなった。

ピッコロ

CV:古川登志夫

ナメック星人と呼ばれる異星人。悟空があの世に帰ってからは、実質的に悟天とトランクスの師匠となった。
強さと幼さゆえに言うことを聞かないゴテンクスに手を焼きつつ、ブウとの戦いを見守る。

孫悟飯(そん ごはん)

CV:野沢雅子

悟天の兄。潜在能力が父を超えていた時期もあったが、平和になってからは勉強に力を入れていた為いくらか戦力が落ちていた。ブウとの戦いで殺されたと思われたが、界王神によって助けられた。
剣に封印されていた15代前の界王神によって潜在能力を引き出される。ゴテンクス、ピッコロを吸収したブウと戦った。

チチ

CV:荘真由美(初代)→渡辺菜生子(2代目)

悟天の母。神殿でゴテンクス誕生を見守った。一度ブウに卵にされ踏み潰されたがドラゴンボールで復活している。

ブルマ

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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