嘘喰いの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『嘘喰い(うそぐい)』とは、『週刊ヤングジャンプ』連載の迫稔雄による漫画作品。主人公の天才ギャンブラー斑目貘と、あらゆる勝負事を取り仕切る裏の組織である倶楽部「賭郎」を中心に繰り広げられるギャンブル漫画。作中オリジナルのギャンブル・ゲーム、その中で展開される心理戦・格闘シーンが特徴。独特な世界観の中で個性的なキャラクターが発するセリフには名言も多い。

賭郎壱號立会人(いちごうたちあいにん)能輪美年(のわみとし)が梶隆臣の人間としての価値を計って、彼に放ったセリフ。

金に心を惑わされない為に金に揉まれる経験を積んでこいと、貘は梶に廃ビル脱出勝負で手にした3千万を全部ギャンブルでスッて来いと指示を出す。マンションカジノで暴力団集英組幹部の鮫丸とセブンポーカーで戦うことになった梶は逆に3千万を増やして貘を驚かせようと企んでいたが、「資金は十分にある、負けても次で取り返せばいい」と安易に多額の賭け金を放出し続けあっという間に3千万のほとんどを失う。

資金が底を尽きかけた梶は廃ビル脱出勝負で3千万と共に手に入れていた「賭郎会員権」を利用して立会人を呼び出す(賭郎会員権とはギャンブル・ゲームで相手と掛け金・ルールなどの折り合いがつかない場合に倶楽部賭郎から立会人を派遣して中立の立場で勝負を仕切ってもらうことができる権利)。立会人が一度決めたルールは絶対で従わない場合は粛清される(命を奪われる)。また賭けの代償がたとえ命であっても立会人は敗者から確実な取り立てを行う。この為立会人は素手で人の命を簡単に奪える極めて高い戦闘力を備えている。さらに会員数は48と決められており、会員権の価値は極めて高く社会的地位のある人間や権力者たちが欲しがっている。

自分の手持ち金額以上に負けた場合は不足分を立会人が確実に取り立てを行うことで鮫丸に勝負の続行を要求する。鮫丸は「自分には勝負を続ける理由はない、続けたければ賭郎の会員権を賭けろ」と要求するが、呼び出された立会人能輪は鮫丸には会員権に見合うものはなく鮫丸自身の値段も会員権と釣り合わないと突っぱねる。

その人間が将来稼ぐ金額や所有物は度外視してその人間自身の値段を決めるとして能輪が鮫丸につけた値段は100万円、ついでにと鑑定された梶の値段は100円と告げられ梶は絶望し狼狽する。

これは僕の賭け…賭けるのは僕でなければいけない… 喰らいつくんだ!!

梶隆臣が一旦中断した鮫丸とのセブンポーカー勝負に「賭郎」立会の下再び挑む際に心の中で叫んだセリフ。

賭郎立会人能輪は鮫丸と梶に値段をつけたのは善意であり身の丈に合ったギャンブルをしろということだったが、どうしても手持ち金額以上の賭けをしたいなら成人男子の命を一体200万円として賭郎が立て替えると告げる。自らの値段が100円と告げられ狼狽している梶だったが、偶然鮫丸のイカサマに気付き更には3千万を入れていたバッグのポケットから貘が秘密で忍ばせていた100万円を見つける。

会員の梶が了承するなら会員権を賭けてもいいと能輪は言っており梶には命ではなく会員権を賭けて戦う選択肢があったが、貘から譲り受けた会員権を勝手に賭けることはできないと自らの命を担保に賭郎から200万円を借りる。命を担保に賭郎から借りた200万円、さらに獏からの100万円(この時点では鮫丸には明かしていない)を元に、勝負を開始した時点の「一度や二度負けてもいい」という甘い考えを捨て絶対に勝つ、喰らいつくんだという決意の下、梶は逆襲を開始する。

梶隆臣の名言・名セリフ/名シーン・名場面

金を捨てる…金に操られるのではなく… 金を…操るんだ!!

梶隆臣が鮫丸からセブンポーカーで初めて勝った際に心で叫んだセリフ。

絶対に勝つ、喰らいつくんだという強い意志の元に梶はついに鮫丸から初勝利を挙げる。自分の力で初めて勝利を挙げた梶はギャンブルで今まで味わったことのない高揚感を感じ、さらに勝ち続ける為には金に自分が操られるのではなく自分が金を操るんだとギャンブルの極意に気付く。

勢いに乗った梶は巧みな駆け引きで鮫丸の口から自分が負けた場合は賭け金の6倍を支払うという条件を引き出し、更には勝負の中で自分が鮫丸のイカサマに気付いていることを鮫丸だけに暗に示す。イカサマが発覚すれば賭郎に始末されることになる鮫丸は梶に行動を完全にコントロールされ、賭け金を上乗せした上で降りるしかなかった。この勝利で梶はついに鮫丸から3千万を取り戻す。作中では語られていないが、勝利した後の梶の値段は100円よりは上がったと思われる。

伽羅の名言・名セリフ/名シーン・名場面

強い事…それは常に…最良とは限らない…か…「だがそれは 中途半端に強い奴の場合だ 真に強ければ それが最良だ!!」

伽羅が犯罪組織アイデアルの幹部ビリー・クレイブ(通称カラカル)、賭郎立会人・夜行丈一(やこうじょういち)との三つ巴の戦いの中で叫んだセリフ。

再び貘の仲間となった伽羅は濡れ衣を着せられ警察から追われる梶隆臣とアイデアルから追われる武器商人カールを護衛しながら地下道を進む途中でカラカル、夜行と遭遇する。この3人はそれぞれが敵対しており、三つ巴の格闘戦が始まる。三者の実力は拮抗しているが、伽羅が一番手強いと判断したカラカルと夜行は伽羅を集中攻撃する。窮地に追い込まれた伽羅の脳裏にかつて貘が自分にかけた「強いことが最良とは限らない」の言葉が浮かぶ。

だが伽羅は底力を発揮しカラカルと夜行の2人に同時に反撃し状況を立て直す。伽羅にとっては相手が2人がかりで来ようが、実力以上の力を発揮しようが自分にそれ以上の強さがあればいいのである。マルコに敗北を喫してもなお伽羅の信念に揺るぎはなく、その信念を貫く為に己を磨き更なる強さを手に入れていることが伺える。

「お前はそのコーヒーで 賭郎を潰すつもりかぁ!? なるほど考えてみればいい手口だ!! 俺にも教えろっ その殺人コーヒーの淹れ方を」

伽羅が夜行妃古壱の淹れたコーヒーを「まずい」と吐き捨て、動揺する夜行にさらに追い撃ちで放ったセリフ。

夜行は裏の世界では立会人・取立人共に完璧に行う賭郎屈指の実力者で、表の世界ではカフェのオーナーを務めているが、自分では自信を持って淹れていたコーヒーを伽羅にまずいと侮辱される。さらに伽羅は何人もの立会人が夜行の淹れたそのまずいコーヒーを断れずに飲み続けてノイローゼになっていると毒づく。この後伽羅と夜行はどちらが美味いコーヒーを淹れるか対決するが、判定をした武器商人カールに「どちらも不味すぎる」と酷評される(伽羅のコーヒーは梶隆臣が細工をして不味くなった模様)。

シリアスな絵柄・展開の中にこうしたシュールなギャグ要素が散りばめられているのも「嘘喰い」の魅力の一つである。

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AKB48グループ・坂道シリーズのスキャンダルまとめ

AKB48グループ・坂道シリーズのスキャンダルまとめ

AKB48グループ・坂道シリーズは、秋元康がプロデュースする女性アイドルグループ・AKB48および姉妹グループ、坂道シリーズのことである。恋愛禁止を掲げるアイドルグループとしても有名であるが、スキャンダルや騒動が後を絶えない。ついにはグループに在籍しながら結婚宣言を行ったメンバーも現れ、世間を騒がせている。

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