青の帰り道(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『青の帰り道』とは藤井道人が監督、おかもとまりが原案を務め、2018年に公開された青春群像映画。
2008年、群馬県前橋市で高校卒業した仲良し7人グループ。歌手を夢見て上京するカナ。東京の大学へ進学しカナと暮らすキリ。浪人生活を送るタツオ。地元でアルバイトをするリョウ。できちゃった婚をするマリコとコウタ。東京で大学デビューを果たすユウキ。2008年から2018年の10年間が描かれており、実際に起こった政権交代、東日本大震災などの、日本社会の大きな出来事と共に進んでいくリアルなストーリーが魅力。

『青の帰り道』の概要

『青の帰り道』とは藤井道人が監督、おかもとまりが原案を務め、2018年に公開された群馬県前橋市と東京が舞台の青春群像映画。PG12指定。主演は「ハロー!プロジェクト」よりソロ歌手としてメジャーデビューした真野恵里菜。
藤井道人監督は1986年8月14日生まれで、東京都出身。藤井道人監督の主な作品としては『新聞記者』(2019年)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(2020年)、『ヤクザと家族 The Family』(2021年)が挙げられる。
藤井監督自ら劇場に営業してスタートした東京再上映。全国各地からリクエストが殺到し、全国25館で再上映され、動員1万人を突破した。
キャッチコピーは主題歌「たられば」の歌詞から引用されたフレーズ「もしも僕が天才だったら」。
2008年、群馬県前橋市で高校を卒業した仲良しグループのカナ、キリ、リョウ、タツオ、コウタ、マリコ、ユウキ。歌手を夢見て上京するカナ。東京の大学へと進学しカナとルームシェアするキリ。受験に失敗して浪人生活を送るタツオ。地元の建築資材会社のアルバイトをするリョウ。できちゃった婚をして地元で暮らすマリコとコウタ。東京で大学デビューを果たすユウキ。さまざまな思いを胸にそれぞれの道を歩いていく。
2008年から2018年の10年間が描かれており、実際に起こった政権交代、東日本大震災、リーマンショックなどの、日本社会を大きく揺さぶった出来事と共にストーリーは進んでいく。それと共に、SNSの中傷や引きこもり、DV、格差などさまざまな現代社会の問題にも踏み込んだ平成後期を描くリアルなストーリーが魅力。

『青の帰り道』のあらすじ・ストーリー

高校卒業

居酒屋で集合する7人

2008年夏、高校最後のタツオの(演:森永悠希)誕生日、群馬県前橋市のとある町の仲良し7人組は前橋公園夢や将来を語り合い、翌年に高校を卒業した。明るくて歌が大好きなカナ(演:真野恵里菜)は上京し、歌手を目指すことを決意。控えめなキリ(演:清水くるみ)は、家族との関係がうまくいかず、実家を出てカナとルームシェアをして東京の大学へ進学。カナの音楽仲間でギターを弾くタツオは医学部受験に失敗し、地元で浪人生活を送ることに。リョウ(演:横浜流星)は「いつかでかいことをやってやる!」と夢を抱きながら地元の建築資材会社のアルバイト。コウタ(演:戸塚純貴)もリョウと同じ建築資材会社のアルバイトとして採用された。コウタと交際していたマリコ(演:秋月三佳)も地元に残ることに。ユウキ(演:冨田佳輔)は東京の大学に合格し進学するなど、それぞれの道を歩むことを決意した。
翌年の2009年。カナが東京のライブハウスでステージに立つと聞き、7人は集合した。ライブ後居酒屋で集まった7人は久しぶりの再会でとても楽しそうだ。そんな中、マリコはコウタとの子どもを授かり、結婚することを報告した。
その夜、カナとキリの部屋に皆が泊まり熟睡する中、カナとタツオだけが起きていた。高校時代みんなで歌うビデオを観ながら、カナはタツオの作る曲が好きだと言った。そして浪人中のタツオにカナは合格祈願のお守りを渡す。
キリはカナをデビューさせるためにデモCDをスターレコードの新人募集係に送ったところ、事務所にくるように連絡があった。スターレコードの橘(演:山中崇)はカナの曲を評価しており、カナは田舎の相方と二人で作ったと説明する。
橘はカナを全国で売り出すためには付加価値が必要だと言い、高校の文化祭で着ぐるみを着て歌うカナの映像を見て方針を決めていく。
一方、建築資材会社で働くリョウとコウタ。コウタは社長に気に入られ正社員となるが、リョウはアルバイトのままだった。カナのライブから1年が過ぎた2010年、未だくすぶっている自分にリョウは嫌気がさしていた。そんなリョウは、悪い仲間の先輩から声を掛けられ、働いている建築資材会社の銅線を盗み転売する計画を持ちかけられた。「政権交代だタツオ。見返してやんぞ全員」とリョウは言って嫌がるタツオを巻き込み、銅線を盗む。強く断れず犯罪に加担してしまったタツオはひどく落ち込んだ。

カナの芸能界デビュー

「無添加カナコ」としてデビューするカナ

カナは大きなニンジンの被り物を被り、野菜ジュースのCMキャラクター「無添加カナコ」として歌手デビューを果たした。キリは大学をやめ、カナを支えるためマネージャーとして働くことを決意。そしてキリは大きな一歩だと言い、カナにお揃いのマグカップをプレゼントした。カップには「夢が将来を作る」という意味の言葉が書かれていた。
野菜ジュースのCMが話題となりテレビ出演も増えてきたカナ。しかし、呼ばれるのはニンジンの被り物を被り、お笑い芸人と街中を歩くというバラエティ番組ばかり。歌で勝負することができないカナは仕事をこなしつつもひどく落ち込んでいた。
2011年、大学3年生となったユウキは就職活動目前の時期に一度地元へと帰った。東日本大震災から数ヶ月経った時で、「日本が大変な時に俺だけ就職活動なんてしてていいのかな?」とユウキは思い悩む。
また男の子が産まれ、子育て奮闘中のマリコとコウタは忙しく付き合いが悪くなっていった。
一方、キリが街中で男にしつこく声を掛けられていたところ、見知らぬ男性が追い払ってくれた。彼はセイジ(演:淵上泰史)と名乗り、アート系のカメラマンだと言う。キリは母親との不仲や、自分の存在意義に悩んでいることを打ち明けると、セイジは共感して泣いてくれた。そんなセイジに惚れたキリは、カナとのルームシェアを解消してセイジと同棲することにした。
一方、受験に失敗し続けていたタツオは、ついに受験勉強をやめて引きこもってしまう。コウタがタツオに前橋公園で飲もうと連絡するが、タツオの父、シゲオ(演:平田満)に邪魔され行くことができず、さらに落ち込んでいく。
また、銅線の窃盗を繰り返すリョウは転売で儲けたお金で豪遊していた。

タツオの死

セイジから殴られた後、優しい言葉をかけられるキリ

2012年、リョウは銅線窃盗の犯行現場の写真を撮られ、建築資材会社をクビになった。工場長はリョウのことをずっと疑っており、証拠を掴もうとカメラを仕掛けていたのだ。クビになったリョウは東京へと行き、カナの部屋に泊めてもらう。「私が自分のライブハウスを持っていたら、毎日ライブをするのに」と愚痴を言うカナに、リョウは「俺がライブハウスぐらい買ってやる!」と豪語した。
そしてリョウは東京の先輩を頼り働くこととなる。バーのような見た目だが、実は裏では電話詐欺が行われている事務所だった。電話口で巧みに台本を読むリョウを先輩は評価し、大金を渡した。リョウは詐欺グループとして働き、カナが思いっきり自分の歌を歌えるライブハウスを買おうと決意する。
一方キリは、セイジと同棲して幸せ生活を送っていたのも束の間、セイジが無断でキリの通帳からお金を下ろしていることに気づく。キリは内緒で新しい口座を作るが、部屋を漁ったセイジはそのことに気づき、キリに暴力を振るった。それからDVを受ける日々が始まるが、殴った後に優しい言葉を掛けてくるセイジにキリは離れられないでいた。
一方カナは歌で勝負できず、相変わらずニンジンの被り物を被ってバラエティ番組に出ている日々。収録のスタンバイ中、タツオから電話が掛かってくる。タツオは以前カナが作った詩に曲をつけたと言い、もっと自分がしたい曲をやった方がいいよと言った。自分が一番苦しんでいる部分を突かれたカナはタツオを冷たく突き放した。何年も浪人生活を送りいっぱいいっぱいだったタツオはカナの冷たい態度がとどめとなり、自ら命を絶った。最期にタツオは高校3年生の誕生日、前橋公園でみんなが祝ってくれたことを思い出すのだった。
タツオの葬儀で再び集まった6人は感情がぶつかりあい、タツオが死んだのは誰のせいかと口論を始めた。そしてタツオの父から「お願いですから帰ってください」と言われてしまう。
その後、高校時代に撮影した7人の写真が拡散され、SNSでカナの中傷が始まった。一緒に音楽をやろうというパートナーを裏切り、自分だけ売れて自殺に追い込んだというひどい書き込みだった。

どん底の日々

リョウがいるバーで酒に溺れるカナ

タツオの死と中傷にカナは立ち直れず、リョウの働くバーで酒に溺れていた。そしてその様子を週刊誌に撮られてしまい、「無添加カナ泥酔。」という記事が載り仕事も干されてしまう。
そんな中クスリにまで手を出そうとするカナをリョウは叱りつけた。「自分のことなんだから何をしても自由でしょ!」と叫ぶカナに「じゃあ、なんで俺の目があるのを知ってて、ここで飲むんだ」とリョウは怒鳴り返した。
一方DVされながらもセイジと別れられずにいたキリ。ある日、セイジが結婚詐欺師として逮捕され、あっけなく離れることとなる。セイジと初めて出会った日、しつこくキリにつきまとっていた男も実はセイジの差し金だったのだ。
ショックを受けたキリはカナのもとへとやってくる。しかしセイジが結婚詐欺師だと聞き、カナは大笑いした。そして、自分が不幸になったのはキリのせいだと言い、カナはキリを部屋から追い出した。
一方、ユウキは保険会社に就職したものの、ノルマに追われて先輩から罵倒される毎日。羽振りのいいリョウに保険勧誘するなど、みじめな日々を送っていた。
ある日、酒に溺れ喉を壊してしまったカナがふとテレビをつけると、所属していた事務所のアイドルグループが映っていた。そのアイドルグループが歌っていた曲は、なんとカナとタツオが作り、デモテープとして事務所に送ったあの曲だったのだ。カナは事務所に行き抗議するが、橘はすっとぼけてカナを追い返してしまう。
一方、行くあてもなく、地元に戻ったキリ。キリの母親、冴子(演:工藤夕貴)は「夢破れたってわけですか」と言いつつも、キリを迎え入れた。そしてキリは地元のスーパーでアルバイトを始める。

それぞれの道

タツオのお墓参りで地元の田園地帯を歩く6人

ある日、キリはタツオの父と話す機会を持った。「私がいるとみんなが不幸になる。私なんていない方がいいんだ」と言うキリ。そんなキリにタツオの父は、キリの母は昔キリが難しい手術を受けた時の費用を今も払い続けていることを明かした。キリの母は表立って愛情を表現できないだけで、自分はしっかり愛されていたことをキリは知る。
その後、キリは母が働くスナックを訪れ、二人は夜の商店街を歩いた。自分がダサすぎると言うキリに、母は「5年間も頑張ってきたんじゃん、東京で。自信持ちな」と言った。
そしてキリはタツオの父の了承を得てタツオの部屋へと入った。キリは机の上に東京行きの切符があることに気づく。さらに机の上にあったパソコンを立ち上げると、デスクトップに「カナへ」と書かれたフォルダを見つける。そこにはカナの作った詩にタツオが曲をつけてアレンジした曲のデータが残っていた。曲名は「青の帰り道」とあった。
それを聴いているとカナから携帯にメッセージが届き、「私たちはこれからも友達だよね」とあった。キリはカナに連絡するが繋がらない。絶望したカナは、自宅で手首を切って自殺を図っていたのだ。キリと同じメッセージはリョウにも届いており、あわててカナの家に駆けつけたリョウのおかげでカナは一命をとりとめ、病院のベッドで意識を取り戻した。
付き添っていたリョウは、目覚めたカナにタツオの机に東京行きに切符が残されていたことを告げた。そしてキリから送られてきた「青の帰り道」の曲を聞かせ、その曲を聴いたカナは泣き崩れてしまう。
その後カナとキリは仲直りし、事務所を辞め、再び歌手になることを目指す。リョウはカナが所属していた事務所に乗り込み橘を殴りつけ逮捕されてしまった。
それからしばらく経った2018年、タツオの命日に6人は再び集まり、お墓参りに向かった。田園地帯が広がる道を歩く中、自転車に乗った高校生たちの集団とすれ違う。6人はそれぞれ高校生だった頃の自分を重ね思い出すのだった。

『青の帰り道』の登場人物・キャラクター

主要人物

カナ(演:真野恵里菜)

歌が大好きで、高校時代はタツオが作曲した曲を歌っていた。高校卒業後、歌手を目指して上京してキリとルームシェアをする。芸能事務所に所属し「無添加カナコ」としてデビューするが、自分のやりたいことがやれず思い悩む。タツオの死後、ヤケになって酒に溺れるが、リョウやキリに助けられ再び歌手を目指すこととなる。

キリ(演:清水くるみ)

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