錦幾松(銀魂)とは【徹底解説・考察まとめ】

錦幾松(にしき いくまつ)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、江戸でラーメン店を営む未亡人。
維新志士のテロで夫の大吾を失い、彼と2人で作った味を守るために奮闘する。ある日、真選組に追われていた桂小太郎と出会い、彼もまた維新志士であることを薄々察しつつも成り行きでしばし匿う。この縁で桂と交流するようになり、桂の友人の坂田銀時からは男女の仲であることを疑われている。大手反物屋「錦屋」の創業者・錦松五郎の娘という過去を持ち、生き別れた父にずっと見守られていた。

錦幾松(銀魂)の概要

錦幾松(にしき いくまつ)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、江戸でラーメン店を営む未亡人。
幼い頃に水難事故で父を失い、母に女手1つで育てられる。やがて大吾(だいご)という青年と結婚し、彼とラーメン店を開くが、維新志士のテロで夫を失う。以降は自分だけで夫の味を守り続けていたが、大吾の弟からたびたび嫌がらせを受けては金を要求されていた。

ある時、幕府配下の治安部隊である真選組(しんせんぐみ)に追われていた桂小太郎(かつら こたろう)という男と出会い、成り行きでしばし匿う。桂もまた維新志士であることは言動から薄々察したが、窮状にある者を放っておけるほど薄情な性格ではなく、また共に過ごす内に彼が実直な人物だと判断したこともあって次第に一定の信頼を抱いていく。
桂もまた幾松に感謝し、彼女の義弟を成敗して店を守ることに貢献。怪我が癒えて去った後もたびたび幾松の店を訪れており、友人の坂田銀時(さかた ぎんとき)からは男女の仲であることを疑われている。

錦幾松(銀魂)のプロフィール・人物像

誕生日:8月25日
身長:165cm
体重:49kg

CV:浅野まゆみ

勝ち気で気風のいい、江戸っ子気質の女性。普段それを表にすることはないが、夫の死因となったテロを起こした攘夷志士を憎んでいる。
言動には容赦が無いが「目の前で倒れてる人を放っとけるほど器用じゃない」と語り、実際に桂が攘夷志士であることを薄々察しつつも手を差し伸べている。

桂との仲はあくまで「ラーメン店の主とたまに来る客」という以上のものではないが、内心ではそれなりに気に入っているのか彼の好物であるソバをメニューに加えている。桂も幾松のためとあれば恩着せがましいことはまったく言わないまま黙って仕事を引き受けており、“行きつけの店の主”という以上に大切にしている。
周囲の人間には隠しているが、大手反物屋「錦屋」の創業者である松五郎の娘。母からは「父は死んだ」と聞かされており、ずっとそれを信じていたが、実際は事故で記憶を失い別人として生きていた。後にそれを知った時は、記憶を取り戻すも今さら名乗り出ることができずにいた松五郎に、自慢のラーメンを振る舞っている。

錦幾松(銀魂)の来歴・活躍

大切な人々との離別

大手反物屋「錦屋」の創業者である錦松五郎(にしき まつごろう)の娘として生まれる。幾松が幼い頃、松五郎は川で溺れていた子供を助ける代わりに自分が溺れてしまい、行方不明となる。
この時記憶喪失となった松五郎は、流れ着いた先で別の家庭を持ってしまい、そうなってから彼を見付けた幾松の母は「これはもうどうしようもない、誰が悪いわけでもない、娘には“父親は死んだ”と伝えて自分だけで育てよう」と決意する。

かくして父は死んだと教えられながら育った幾松は、成長した後に大吾(だいご)という青年と結婚し、彼と2人でラーメン店を開く。しかし大吾は維新志士の起こしたテロによって命を落とし、幾松は若くして未亡人となる。
女手1つで自分を育ててくれた母を見てきた幾松は、自分も夫の残してくれた味を守ろうと奮起し、1人でラーメン店を守っていった。

桂小太郎との出会い

夫を死なせた維新志士の仲間だと薄々察しながら、幾松は傷を負っていた桂小太郎(右)を匿う。

大吾の義弟は維新志士を自称するチンピラで、たびたび幾松の店を訪れては嫌がらせをしては金を要求することを繰り返していた。幾松はこれを叱責しては追い返していたが、なかなか従わない彼女に辟易した大吾の弟は、「義姉を遊郭に売り飛ばす」ことまで考え始める。
そんな折、幾松は店の近くで傷を負って倒れていた桂小太郎(かつら こたろう)という男を保護する。桂は維新志士の重鎮の1人で、幕府配下の治安部隊真選組(しんせんぐみ)に追われて逃げ惑い、幾松の店の前で力尽きていたのだった。幾松は桂が夫を死なせた維新志士の仲間であることは薄々気づいていたが、「目の前で倒れているヤツを放っておれるほど器用じゃない」と語り、素性を詳しく聞くことも真選組に突き出すこともなく彼を治療する。

桂はこれに感謝し、怪我が癒えるまでの間幾松の店で働き始める。桂はソバ好きで、幾松のラーメンに容赦のないダメ出しを叩きつけて彼女を怒らせるといった一幕もあったものの、一緒に店を切り盛りする中で2人は相手の人柄を知り、信頼できる相手だと感じるようになっていく。
幾松が義弟の嫌がらせに困っていることを知った桂は、彼を徹底的に成敗。「2度と幾松の店に近づくな」と命じて義弟を追い払った後、桂は幾松に世話になった礼を伝えて店を去っていく。しかしその後も桂はたびたび幾松の店に食事にやってくるようになり、幾松も彼のためにメニューにソバを追加するなど、「ラーメン店の主と客」という形で交流を続けていった。桂の友人で幾松の店のことも知っている坂田銀時(さかた ぎんとき)は、「2人は男女の仲なのではないか」と疑っているが、少なくとも桂の側はこれを否定している。

父との再会

記憶を失ったまま新しい家族と共に暮らしていた松五郎だったが、ある時不意に過去の記憶を取り戻し、自分が妻子を持っていたこと、実質的にそれを捨ててしまったことを思い出す。
やがて彼は幾松が1人でラーメン店を開いていることを知り、毎年一度だけ店を訪れてはラーメンを食べていくようになった。桂に散々脅された幾松の義弟は、「幾松の店に近づかなければいい」との考えから、今度は松五郎から金を要求しようと考える。

この頃の松五郎は世捨て人となり、浮浪者として生活していたが、錦屋の方から金を引っ張り出させるというのが幾松の義弟の計画だった。桂と銀時がこの計画を食い止める一方、毎年一度だけ1人でラーメンを食べにくる客が自分の父だと知った幾松は「そんなことも知らずに、ただの客として接していた」と自分の薄情さを悔やむ。
事件が解決した後、乱闘に巻き込まれて怪我をした身で現れた松五郎に、幾松は渾身のラーメンを振る舞う。記憶を失って以降の生活も事情もある中で娘を見守ろうとする松五郎の心意気を汲み、彼を客として以上には扱わなかったが、こっそりその様を見ていた桂や銀時は「すっかり親子のようだ」と語らうのだった。

錦幾松(銀魂)の関連人物・キャラクター

桂小太郎(かつら こたろう)

江戸市中で暗躍する維新志士。何人もの部下を従える大物にして、維新志士の暴発を防ぐために睨みを利かせる重鎮である。
幾松に助けられて以来、たびたび彼女の店を訪れては食事をしたり、会合に使わせてもらったりしている。2人は共にあくまで「ラーメン店の主と客」という以上の関係ではないように振る舞っているが、桂の友人の銀時には「幾松の側はかなり心を許しているし、そもそも桂は昔から人妻が趣味だし、男女の仲なのではないか」と見えているようである。

renote.net

錦松五郎(にしき まつごろう)/武蔵っぽい人

幾松の父。大手反物屋「錦屋」の創業者だが、幾松が幼い頃に川で溺れている子供を助け、代わりに自分が溺れて流された末に記憶を失う。以降は流れ着いた先で別の家庭を持ち、それを見た幾松の母から「誰が悪いわけでもない、幾松には“父は死んだ”と教えよう」と判断される。
幾松が夫を失ってからようやく記憶を取り戻す。その頃には様々な事情から浮浪者となっており、娘を心配する一方で「今さら父だとは名乗り出せない」との想いもあり、ただの客として年に一度だけ幾松の店を訪れるようになった。

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