漂(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

漂(ひょう)とは『キングダム』に登場する少年で、同じ戦争孤児である主人公の信(しん)と共に村の長である里典(りてん)の家の下僕として育った。信と共に、天下の大将軍になる事を夢見て日々剣技の鍛錬に励んでいた。信と漂がいつもの様に野原で仕合いをしている所を目撃した秦国文官・昌文君(しょうぶんくん)は、漂が大王・嬴政(えいせい)と酷似している事に気付き、漂を「王宮に仕えよ」と言い連れて行った。その後王弟・成蟜(せいきょう)が反乱を起こした事で、漂は嬴政の代わりとなり命を落とす事となってしまった。

漂のプロフィール・人物像

生年月日:不明
血液型:不明
年齢:不明
CV:福山潤
演:吉沢亮
漂(ひょう)とは『キングダム』に登場する少年で、同じ戦争孤児である主人公の信(しん)と共に村の長である里典(りてん)の家の下僕として育った。信と共に、天下の大将軍になる事を夢見て日々剣技の鍛錬に励みその仕合数は千二百五十三戦にも及んでいた。ある日、信と漂がいつもの様に、仕事の合間に野原で仕合いをしている所を目撃した、秦国文官で、大王嬴政(えいせい)の教育係である昌文君(しょうぶんくん)は、漂が嬴政と酷似している事に目を付けた。昌文君は二人と出会った翌日、二人を下僕として使っている里典(りてん)の家を訪れ、漂に「王宮に仕えよ」と言い連れて行く。里典は自分の家から王宮に仕える者が出たと喜んだが、漂は共に鍛錬してきた信を気遣い、一晩考えた末、王宮に仕える事を決意した。後に漂は自分が影武者として抜擢された事を知るが、それでも快く嬴政に仕え、一緒に育った信の話を嬴政にしていた。漂は嬴政に対し、「大王様、私が倒れた時は信におつかまり下さい。あいつはきっと誰よりも高く翔ぶ」と進言している。その後、嬴政の弟である成蟜(せいきょう)が反乱を起こした事で、漂は嬴政と間違われ襲われる事となってしまう。成蟜一派に襲われ致命傷を負った漂は、最後の力を振り絞って信の元を訪れ、贏政が隠れている場所の地図を託した直後に命が尽きた。信はその地図と漂が持っていた剣を手に、漂が示した場所を目指す事となる。

漂の武器・技・能力

将と見劣りしない統率力を示す

追い詰められた護衛の騎馬兵達を鼓舞する姿は将そのものだった漂

王弟・成蟜が王宮でクーデターを起こした事により、影武者で大王に扮していた漂は、馬車で王宮から脱出し、秦国六大将軍・王騎(おうき)率いる王騎軍追手に追われていた。最後まで追い詰められた時、馬車から飛び出して敵兵から騎馬を奪った漂が、「諦めるな」と味方達を鼓舞しながら先頭を切って駆け抜けていった。その姿を見た護衛部隊の副将である壁(へき)は、「下僕の少年だとはとても信じられなかった、漂の姿は将そのものだった」と、後に主人公の信(しん)に説明している。結果的に大王を装った漂が囮となり、壁たちの一群は追手である王騎軍から逃れる事ができた。

信と同等の剣の実力を持つ

主人公の信(しん)と共に天下の大将軍になるという目標を掲げて幼いころから鍛錬を積み、大王・嬴政(えいせい)の教育係の昌文君(しょうぶんくん)の目に留まるまで、二人は千二百五十三戦もの激しい打ち合いを繰り返し剣の腕を磨いていた。その勝敗は五分であった。漂は志半ばで命を落としているため武将として活躍する事は無かったが、信は初出陣前後から剣士としての才覚を示し、将軍に駆け上がる力量の持ち主のため、それと同等の力があったとすると、漂も将軍級の実力者だったと想像される。

漂の来歴・活躍

主人公の信と共に下人として育った

主人公の信と共に下人として育った

漂は、主人公の信(しん)と一緒に下人として育った。戦災孤児として村の長の家である里典(りてん)の家で下僕として遣われていた所に、後から信がやってきて、二人で里典の家の離れで暮らしていた。漂は信と出会って直ぐに、「下僕は結婚相手も下僕、その子も下僕。そんな生活でいいのか?自分と一緒に剣の技を磨き、武功を上げ、大将軍になってこの生活を抜け出さないか?」と投げかける。それをきっかけに、信と漂は仕事の合間で仕合をおこない、雨の日も雪の日も日々鍛錬を積み、その数は千二百五十三戦にも及んだ。漂は仕事も真面目で料理も上手だったため、里展の家の息子である有(ゆう)からも好かれていた。それに対し、信は料理が下手だった事もあり、息子と衝突する事もあり、その都度信は「この家を襲って盗賊にでもなって暮らす」と言うが、漂が「俺たちは大将軍になるんじゃなかったのか?」といって共有する目標を定め宥めてきた。

昌文君との出会い

漂と信の仕合の最中に通りかかった昌文君

主人公の信(しん)と漂が野原で仕合いをしている所に、大王・嬴政(えいせい)の側近で教育係を務めていた昌文君(しょうぶんくん)が馬車で通りかかった。昌文君は、漂が嬴政と酷似している事に気付き、二人と出会った翌日に里展(りてん)の家に訪れ、漂を「王宮に仕えよ」と言った。事の詳細を知らない二人は突然の出来事に驚き、漂は共に鍛錬してきて実力は自分と同等である信も連れて行くように願い出たが、昌文君はそれを却下し、漂のみを連れて行くと言った。漂は即答を避け、一日時間が欲しいと言い里展を困らせたが昌文君はそれを承諾。翌日にまた来ると言って帰って行った。漂は、信に「自分は裏道を使って偉くなるためにお前と鍛錬してきたのではない。なんて事は言わないぞ、早く追いついて来い」と言い、王室で働く事を信に告げる。その夜二人は、暫く仕合ができないため、今回は二勝分の勝ちにしようと話し、最後の仕合をおこなった。どちらが勝利したのかは描かれておらず、読者の想像に委ねられる形となっている。

役割は影武者

影武者にする事が目的だったと知らされた漂

漂は王都に連れられ、自身の役割を聞かされた。その役割とは秦国大王・嬴政(えいせい)と容姿が酷似している漂が、影武者となる事だった。嬴政の教育係で、漂を連れてきた昌文君(しょうぶんくん)は、「万が一の時の為の備えだ」と説明したが、嬴政は「自分の身代わりになるという事は敵に一番に狙われ、漂に刃が向かうかもしれないという事だと」正直に伝えた。その話を聞いた漂は、「そんな大任を受ける事ができるとは夢にも思わなかった」と笑顔で答えた。毅然とした表情で「もとより全てを懸ける覚悟です」と伝えた。そのころから、漂と嬴政の関係は良好で共に信頼関係を築き、会話を重ねていく事となった。

自分が倒れた際には信を頼るよう、嬴政に伝える

自らが倒れた際は信につかまる様に提案していた漂

漂は自分が大王・嬴政(えいせい)影武者として抜擢された事を知るが、それでも快く仕え、時には一緒に育った主人公の信(しん)の話を嬴政にしていた。漂は嬴政に対し、「私が倒れた時は信におつかまり下さい。あいつはきっと誰よりも高く翔ぶ」と進言していた。後に嬴政は、信が刺客との戦いで文字通り飛翔するかのような剣技を披露した際、漂の言った「信は誰よりも高く跳ぶ」という言葉を思い出している。

嬴政の身代わりとなって命を落とす

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