蒙驁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

蒙驁(もうごう)とは『キングダム』に登場する武将で、「白老(はくろう)」の愛称で親しまれている秦国の大将軍である。将軍として際立った実力は無いが、人望が厚く、野盗出身の桓騎(かんき)や「自らが王になる」と野望を持っているため危険人物とされる王翦(おうせん)を副官として従えている。大将軍・蒙武(もうぶ)の父であり、楽華隊(がくかたい)隊長・蒙恬(もうてん)の祖父でもある。蒙驁は山陽(さんよう)攻防戦では総大将を務め、魏国大将軍・廉頗(れんぱ)に勝利した。

蒙驁のプロフィール・人物像

生年月日:不明
血液型:不明
年齢:不明
CV:伊藤和晃

蒙驁(もうごう)とは『キングダム』に登場する武将で、白老(はくろう)の愛称で親しまれている秦国の大将軍である。将軍として際立った実力は無いため、「凡将」とも呼ばれている。人望が厚く、野盗出身の桓騎(かんき)や「自らが王になる」と野望を持っているため危険人物とされる王翦(おうせん)ら、問題児とされそうな存在を問題なく副官として従えている。大らかで優しい性格で、部下からも人気がある。武将としては危ない橋を渡らず無難なやり方を積み重ねる「凡人」だが、大柄な肉体から繰り出される一撃はとても強く、武人としての武力は一流である。将として行き詰まった時は一兵卒に扮して陣営内を徘徊する事がある。大将軍・蒙武(もうぶ)の父であり、楽華隊(がくかたい)隊長・蒙恬(もうてん)の祖父でもある。蒙驁は「山陽(さんよう)」攻防戦では総大将を務め、かつて趙国で最強の三大将軍『三大天』の一人と呼ばれ、秦国六大将軍に並ぶ伝説を持つ大将軍・廉頗(れんぱ)に勝利した。その廉頗とは同世代で、蒙驁が武将としてかけ出しだった時から何度も刃を交えてきており、蒙驁が伍長・百人将・三百人将・千人将まで出世していく各過程で戦いあってきたが、廉頗には一度も勝った事がなかった。廉頗とは蒙驁にとって、どうしても越えられなかった大きな壁であったため、いつか対戦した際のための作戦を数十年かけて練ってきていた。

蒙驁の武器・技・戦術

山陽の戦いで、本陣に突撃をしてきた廉頗を迎え撃つために構えた蒙驁の得物。この時代では一般的な馬上武器で、リーチと威力に優れており、大上段から振り下ろせば、兜ごと頭部を叩き割るほどの威力を生み出す。
一世一代の勝負と覚悟を決めて廉頗との一騎打ちに臨んだ蒙驁は、その屈強な体格を活かして実力以上の力を発揮。廉頗も驚くほどの武威を見せつけ、一時はほぼ互角の勝負を演じた。
最終的には左腕を切り落とされるも、この奮戦は無駄ではなく、信や蒙恬が駆け付ける時間を稼ぐことに成功する。

対廉頗用防御陣

40年もの間廉頗に負け続けた蒙驁が、彼に勝つために考え続けた秘策。山地に巨大な防御陣形を組み上げ、ここに廉頗の軍を誘導して分断、各個に撃破するというもの。
内部は複雑な迷路状の構造になっており、各所に罠が仕掛けられている。勘の鋭い廉頗がこれをことごとく突破することさえ計算に入れており、随時防御柵を置き換えることで、むりやり罠を仕掛けた場所へと相手を誘導することもできる。非常に巧妙かつ効果的な戦術だが、的確に運用するには高度な判断力と指揮能力が必須となる。人望と経験においては秦国屈指の武将である蒙驁らしい戦術だといえる。

蒙驁の来歴・活躍

斉の国で生まれ、秦国で大将軍に

秦が、魏の山陽(さんよう)へ20万の大軍で進軍した時の総大将として登場した蒙豪。

蒙驁は秦国より遠く離れた斉国で生まれ武将となったが、斉国では将軍にまではなれず、息子である蒙武と共に中華各国を放浪した末に秦に流れ着いた。そこで才能を開花させ大将軍まで成り上がった。他国では将として目が出なかった蒙驁が、秦に来てようやくその能力が開花した頃には、白髪の老兵だった事から「白老」と呼ばれるようになった。その事から蒙驁は武将としては遅咲きであった事が伺える。蒙驁の特徴としては、家系は才覚に溢れた一族を輩出している事が挙げられる。息子の蒙武(もうぶ)は秦国将軍の中でも最強の武力の持ち主で、自身は中華一の武力だと自負している。孫である蒙恬(もうてん)、蒙毅(もうき)の兄弟は秦国を背負っていく名将で、蒙恬は若くして千人将になり、主人公・信のライバルとして活躍する実力の持ち主である。蒙毅も飛信隊の軍師である河了貂(かりょうてん)と秦国軍師学校を共にした有力人物として描かれている。

魏の大将軍「廉頗(れんぱ)」を破る

秦国軍の本陣に辿りついた廉頗と蒙豪による、大将軍同士の一騎打ちのシーン。

蒙驁は山陽平定戦に於いて魏国の廉頗(れんぱ)軍を破り勝利に導いている。廉頗は、元・趙国三大天の1人であり、かつては秦国六大将軍と並んで、中華全土にその名を轟かせた豪傑である。蒙驁と廉頗は、過去に幾度も戦っており、その度に廉頗が勝利してきた。過去1度も勝利した事がない相手だったが、山陽では地の利を利用し、廉頗軍の戦力を削ぎ落とす事に成功し、副官である王翦・桓騎2人の軍を活躍させる事で戦いを有利に導いた。最終的に廉頗自らが山の上に構えた蒙驁軍の総本陣へと乗りこんでくるが、山中に何重にも仕掛けを構えた要塞で廉頗率いる魏国軍を迎え撃つ。苦戦するものの山頂まで辿り着いた廉頗との一騎打ちの末、蒙驁は左腕を切られてしまうものの、副官桓騎が、魏軍総大将・白亀西(はくきさい)を打ち取った事により、山陽戦は蒙驁率いる秦軍が勝利を納めた。蒙驁は廉頗を倒す為のこの作戦を40年間考え続けてきた。

温和な性格であり、人望も厚い

兵達に独特の激に訪れた蒙驁。兵達を「息子たち」と言って心をつかむ。

表情や話し方は常に落ち着いており、温和な雰囲気を醸し出している。困った時でも、「フォッフォッフォッ」と笑い場を和ませる。部下や味方に対して激昂する事はなく、好戦的で激情型なキャラクターの武将の多い秦国武将の中では、非常に珍しい性格。常に穏やかな性格ではあるが、戦の時には兵達を奮い立たせるために蒙驁流の激を飛ばす。蒙驁流の激は兵隊達を「わが息子達よ!」と言って奮い立たせ、兵達の心をつかむ。そのため、兵達にとって蒙驁は大将軍でありながらも父のような存在である。また、蒙驁には自身の軍の副将に、危険人物で勝つ問題児とされる桓騎(かんき)と王翦(おうせん)を据えている事からも、若い優秀な才能を見抜く力が高い事が伺える。また、主人公の信の実力にもいち早く目をつけ、魏との戦では信を条件付きの臨時千人将に格上げし、信の能力を伸ばす決断をする。蒙驁には独特のクセがあり、行き詰った時、大きなプレッシャーを感じた時には、老兵に化けて夜間に陣内を徘徊する。

蒙驁の最期

蒙驁の最期のシーン。「蒙恬と信と王賁。三人で一緒に高みに登れ」と言い残す。

信の元に蒙驁危篤の知らせが入ったのは紀元前240年。信が蒙驁の孫である蒙恬(もうてん)と合流し蒙驁の元へ向かい、到着した頃には蒙驁はすでに意識がなくなっていた。気がついた蒙驁は起き上がり、蒙恬と信に「蒙恬と信と王賁。三人で一緒に高みに登れ」と最後の言葉を告げる。それは時には対立もしながら、三人それぞれがお互いを意識し、かつての秦の六大将軍がそうであったように、切磋琢磨して共に登りなさいという助言だった。そのまま蒙驁は、起き上がった状態で静かに息を引き取った。息子の蒙武は、駐屯先で敵に動きがあり戻る事はできず、それについて蒙驁は蒙武の事を「あやつらしいわい」と述べる。

蒙驁の関連人物・キャラクター

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