ONE 〜輝く季節へ〜(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ONE 〜輝く季節へ〜』とは、1998年にTactics(後のKey)から発売された恋愛アドベンチャーゲーム。高校生同士の恋愛を題材としており、「泣きゲー」を開拓した作品の1つとして名高い。R18のゲームとして制作された後に通常版が売り出され、2023年にはリメイク版である『ONE.』が発売された。
ごく普通の高校生だった折原浩平は、ある時から周囲の人々の記憶の中から消え始める。それが「永遠の世界」への旅立ちを意味するものだと気付いた浩平は、恋人との絆の中に己を現世に留める縁を求めていく。

『ONE 〜輝く季節へ〜』の概要

『ONE 〜輝く季節へ〜』とは、1998年にTactics(後のKey)から発売された恋愛アドベンチャーゲーム。R18のゲームとしてPC版が制作された後に、プラットフォームをPlayStationやアプリに変えた通常版が売り出され、2023年にはPCとSWITCHでリメイク作品である『ONE.』が発売された。

高校生の少年と少女が恋愛関係に至り、唐突かつ理不尽な別離を経て再会するまでを題材としており、いわゆる「泣きゲー」と呼ばれるジャンルを開拓した作品の1つとして名高い。
1990年代のサブカルチャー界隈においてはカルト的な人気を誇り、小説版やアニメ版など様々なメディアミックスを展開。本作への高い評価は、Tacticsの後身であるKeyと、メインライターである麻枝准の手腕を世に知らしめることとなった。

ごく普通の高校生だった折原浩平(おりはら こうへい)は、幼馴染の長森瑞佳(ながもり みずか)、転入生の七瀬留美(ななせ るみ)といった少女たちと親しく交流し、やがて彼女たちと惹かれ合うようになっていく。時に相手を傷つけ、時に相手の悩みと苦しみに共感して自らも涙し、互いに好意と敬意を寄せ合うようになった彼らは正式に交際を始め、結ばれる。
しかし、ある時から周囲の人々から“浩平に関する記憶”が消えていく。やがて浩平は、この事態が「永遠の世界」というかつて垣間見た不可思議な場所に自分が連れ去られようとしていることが原因だと気付くが、この時点で彼にできることは何もなかった。家族にすら忘れられてこの世界での居場所の全てを失った浩平は、恋人との絆の中に己を現世に留める縁を求めていく。

『ONE 〜輝く季節へ〜』のあらすじ・ストーリー

妹の死と永遠の世界

共働きの両親に構ってもらえないまま成長した折原浩平(おりはら こうへい)にとって、病気でずっと入院したままの妹の折原みさお(おりはら みさお)は、“なんとしても守りたい大切な家族”にして“どれほどがんばっても助けられない絶望の象徴”だった。毎日のように病院を見舞い、「きっと治る、この病院の医者に治せないなら自分が医者になってきっとみさおを助けてみせる」と妹を励まし続けた浩平だったが、みさおはついには力尽き、浩平の目の前で息を引き取る。
まだ自身も幼い浩平にとって、「大切な妹を、絶対に病気を治してみせると約束したみさおを救えなかった」という絶望は、1人で抱え込むにはあまりに大き過ぎるものだった。

みさおの葬儀の後、親族の間でどのような話し合いがあったのかは不明ながら、浩平は両親の下を離れて叔母の小坂由起子(こさか ゆきこ)に引き取られる。ふらふらと見知らぬ街を歩いていた浩平は、同い年の長森瑞佳(ながもり みずか)という少女と出会い、彼女が使った「ずっと」という言葉に激しく反応。「“ずっと”とか“永遠”なんてものはこの世に無い、だからみさおは死んだんだ」と激昂する。
瑞佳は目の前で激怒している出会ったばかりの男の子が、自分の知らない何かのせいで苦しんでいることを感じ取り、深い意図は無いまま「永遠はあるよ」と反論。それはただの言葉でしかなかったが、浩平の中に「永遠」というものへの強い興味を抱かせるには十分なものだった。

「永遠はこの世には無い。それでも“永遠がある”とすれば、それはどこにあるのだろう」
みさおを救えなかったことへの絶望、事実上両親から捨てられたという現実、そして幼い心の中に芽生えた“永遠への渇望”は、やがて彼を「永遠の世界」と呼ばれる不可思議な場所へと誘っていくこととなる。

少女たちとの交流

高校生になった浩平は、幼い頃に抱いた「永遠の世界」に対する興味も忘れ、元気に楽しく青春を謳歌していた。瑞佳とはその後も幼馴染として交流を続け、何かと世話を焼かれつつ「浩平はだらしなくて心配だから早く恋人を作れ」とせっつかれていた。
2年生になったある日、浩平たちのクラスに七瀬留美(ななせ るみ)という少女が転入してくる。七瀬はその見た目の可憐さでクラスの人気者となるが、中身はかなり男勝りで体育会系だった。どういうつもりか彼女はこの本性をひたすら隠し、「完璧な乙女」」として振る舞おうとしていた。しかしふとした偶然から浩平にはすっかりバレてしまい、彼に対しては取り繕うことも諦めて素の性格で接するようになる。

年下の登校拒否児童で、浩平の計らいで彼らの教室で過ごすようになった椎名繭(しいな まゆ)。後天的な盲目と言うハンデを背負いつつ、いつも朗らかで優しい3年生川名みさき(かわな みさき)。障害で言葉がしゃべれず、常にスケッチブックを持ち歩いている元気いっぱいな1年生上月澪(こうづき みお)。浩平たちのクラスメイトで、クールで無口な里村茜(さとむら あかね)。
高校生として過ごす中で様々な少女たちと交流する浩平は、やがてその中の1人と強い絆で結ばれ、恋仲となっていく。

消えていく記憶

浩平の恋が成就する前後から、彼の周囲の人々の中から“浩平に関する記憶”が徐々に消えていく。この現象は浩平との関連性が薄い者ほど顕著だったが、やがて教師や友人、叔母の由起子までもが彼のことを忘れてしまう。
浩平はこれがかつて行きたいと願った「永遠の世界」からの干渉であることを漠然と理解するが、分かったところで止めようがないことを悟って絶望する。しかし恋仲となった少女だけは彼のことを忘れず、浩平はこの世に残った自分の最後の居場所を慈しむように、恋人を不安がらせないように、彼女とのこれまでと変わらぬ日常を取り繕う。

それでも永遠の世界からの干渉は止まらず、浩平はある日唐突に姿を消す。ここ最近浩平や周囲の者たちの様子がおかしいことに気付いていた恋人の少女は、状況から浩平の身に何が起きたのかを漠然と理解し、自分以外の誰もが“折原浩平なんて人間は最初からこの世にいなかかった”と当たり前に認識している世界の中で、彼を信じて待ち続ける。
浩平と恋人の少女が再会できるかどうかは、これまでの交流の中でどれほど強い絆を結ぶことができたかによって変わる。

個別ルート

長森瑞佳ルート

浩平と瑞佳の関係が変わったのは、ごく単純なきっかけからだった。友人に冷やかされた浩平が、冗談で瑞佳に交際を申し込んだのである。「瑞佳なら冗談だと分かってくれるだろう」と考えていた浩平だったが、瑞佳はこれを了承し、2人はクラス公認で交際を始める。
しかし浩平は「瑞佳には世話になっている、絶対に幸せになってほしい、どうして俺なんかを選ぶんだ」とこの状況への不満を溜めていく。そこには、いつも心のどこかで漠然と感じていた「いずれ自分は永遠の世界に囚われて帰ってこられなくなる」という事実に対する不安の裏返しの感情もあった。

自分に甲斐甲斐しく尽くす瑞佳に苛立ちを募らせた浩平は、「瑞佳を暗がりに誘い込み、自分だと勘違いさせたまま、彼女に憧れる男子生徒の相手をさせる」という暴挙に出る。浩平自身が耐えられなくなって途中で邪魔したことで、瑞佳は危ういところで難を逃れるも、2人の関係には決定的な亀裂が入った。
しかし、そう思っていたのは浩平だけで、瑞佳はなおも彼を抱き締める。「恋人にしてくれて嬉しかった。私は浩平じゃないとダメなんだ」と必死に訴える瑞佳に、浩平はようやく素直に向き合うことを決め、謝罪の言葉と共にずっと自身の中にあった彼女への好意を打ち明ける。

晴れて恋人同士となった浩平と瑞佳だったが、この頃には「永遠の世界」による干渉が深刻なレベルにまで進行していた。友人に、学校の仲間たちに、実の叔母にまで忘れられて現世での居場所を失った浩平は、まだ自分が現世に留まって居られる場所を求めて街をさまよう。最後の最後、彼は「瑞佳だけは自分を覚えていてくれた」ことを知り、いつか必ず彼女の下へと帰ることを本人の前で誓って消滅する。
それから1年。誰もその存在を知らない(憶えていない)“折原浩平”という少年こそは自分の恋人だと言い張って男子からの告白を断り続けていた瑞佳の下に、唐突にその浩平が帰ってくる。彼を信じ続けてよかったと涙する瑞佳に、浩平はかつてそうした時のように、もう1度2人の関係を始めるために、冗談のような口調で「俺の恋人になってくれ」と告げるのだった。

七瀬留美ルート

七瀬はかつて剣道少女だった。副部長として、それが部のためになると信じて厳しく指導していたが、結果として彼女は部員達から疎まれ、さらに腰を痛めて引退を余儀なくされる。自分の努力はなんだったのかと嘆く七瀬に、部長だけは「お前は間違ってたわけじゃない」と慰みの言葉をかけ、これからは自分の好きなことをして、剣道と同じくらい打ち込めるものを探すよう助言を贈った。こうして七瀬は、密かに憧れていた「可憐な女の子」を目指し、転校を機に己の言動を乙女チックに改めたのだった。
浩平が七瀬のこういった事情を把握するようになった頃、彼女はクラスの女子からのイジメを受けるようになっていた。美人で表面上は可憐な女の子を演じる七瀬は男子から注目されており、それを快く思わない一部の女子が率先して彼女を攻撃したのである。浩平や瑞佳は七瀬に助け船を出そうとするも、彼女は「ここで諦めたくない」と雄々しいことを言ってイジメグループとの和解を目指す。

しかしそんな七瀬の努力を嘲笑うかのように、イジメグループは彼女が「仲直りしよう」と差し出した手を跳ね除ける。さすがにショックを受けた七瀬は激昂するが、彼女がそれを表にしてこれまで必死で被り続けた“女の子らしい女の子”の皮をブチ壊しにする前に、浩平がイジメグループに対してブチギレる。しばらく怒鳴り散らして七瀬を庇った浩平は、きょとんとしている彼女を強引に引っ張ってその場を立ち去る。浩平のこの行為は、「私の事情も気持ちも全部知った上で、コイツは自分が泥を被る形で助けてくれた」と七瀬の中に彼への恋心を芽生えさせる。
しかしそれでも浩平の中の七瀬は「女友達」でしかなく、彼女が楽しみにしていたクリスマスにラーメン屋に連れて行くなどその思いを踏みにじるようなことを悪意無く繰り返す。「浩平にとって自分はただのの気の置けない友達でしかなく、自分の恋は独りよがりののものだったのか」と涙する七瀬を見た浩平は大いに慌て、ここでようやく七瀬が自分に寄せる好意と、自分もまた七瀬を愛しく感じていることを知る。必死に謝る浩平を、七瀬は「ちゃんと自分を女の子として扱うこと」という条件付きで許し、2人は恋人となる。

浩平がバイトして溜めた金で七瀬にドレスを贈ったり、“七瀬を女の子らしく扱う”ために2人で慣れないダンスを踊ったりと順調に交際を重ねていく2人だったが、この頃から浩平は「自分が近い内に永遠の世界に行かねばならない」ことを知る。七瀬と離れたくないと嘆く浩平だったが、彼の願いは永遠の世界の力に踏みにじられ、ある日唐突にその存在は消滅する。最後の最後、彼が七瀬に言い残したのは、「必ずまた会いに来る」という果たされる保証もない誓いだった。
デートの途中で浩平が消えたことに混乱する七瀬だったが、「瑞佳も含めて、周りの人が誰も浩平のことを憶えていない。何か異常なことが起きている。何より、今の浩平が自分に嘘をつくはずがない」と信じて彼と最後に待ち合わせした公園で待ち続ける。浩平からプレゼントされたドレス姿で、毎日公園の一角で彼を待ち続ける七瀬の姿は、周囲の人々からは奇異の目で見られた。1年もの間浩平を待ち続けた七瀬だったが、人々の嘲笑に次第に耐えられなくなっていく。綺麗だったドレスもすっかり薄汚れ、「いつまで待たせるつもりだ、これ以上はもう耐えられない」と七瀬が諦念に囚われたある日、彼女の前に唐突に浩平が現れ、息を切らせつつも「遅くなった」と謝罪の言葉を口にするのだった。

椎名繭ルート

浩平たちが繭と出会ったのは、ペットのフェレット「みゅー」のお墓を作るために、彼女が勝手に高校の敷地内に入ってきたのを見咎めたのが最初だった。年齢のわりに明らかに情動の幼い繭を心配した浩平たちは、「こんな子から目を離すなんて、さすがに親に少しくらい文句を言ってやろう」と考え、彼女の家に押し掛ける。そこで彼らは、繭の今の戸籍上の母が実母ではないこと、繭が登校拒否して引きこもり同然の日々を過ごしていることを知る。
瑞佳も七瀬もすっかり繭に同情してしまい、彼女のために何かしてあげられることはないかと一行は盛り上がり、浩平の発案で“自分たちの高校で繭に学生生活を経験させる”ことが決定する。これは学校側には無許可だったが、浩平たちのクラスの担任はズボラで有名であり、「制服だけ着せて座らせておけばなんとかなるのではないか」というのが彼らの見立てだった。これは実際に成功し、繭は偽学生として様々なことを学んでいく。

これがどれだけ繭のためになったかというとぶっちゃけ大した効果はなかったが、「この人たちは自分のことを本当に心配してくれている」と彼女は浩平たちを信頼するようになる。叔母の由起子が留守がちなこともあって、繭は浩平の家にたびたび遊びに来るようになり、彼とは特に親しくなる。
浩平は「みさおかが生きていればこんな感じだったろうか」と繭を大事に扱うが、その頃には彼は永遠の世界の干渉によって誰からも忘れられ始めていた。由起子にも瑞佳にも七瀬にも忘れられて絶望する浩平だったが、必死に自分の手を引っ張って立ち直らせようとしてくれた彼を一心に慕う繭だけはその存在をはっききりと憶えていた。

何が起きているのかも分からず戸惑う繭に、浩平は「必ず帰ってくる」と約束して消滅。繭は「浩平がいなくなってしまった」と混乱し、かつて大好きだったみゅーが死んだ時のように大泣きする。それを見た繭の母は、以前は「血のつながらない娘だ」と敬遠していた彼女を抱き締める。それこそが浩平が「せめて繭のためにやれることを」と七転八倒した末に繭に残した、母娘の絆の再生だった。
1年後。再び学校に通うようになった繭は、自分で友達を作り、無事に卒業式を迎えるほどに社会復帰を果たしていた。ここに至っても繭は浩平のことを忘れておらず、「自分の晴れ姿を見てもらいたかったのに、浩平はどこに行ってしまったんだろう」と首を傾げる。卒業証書を手に学校を後にしようとする繭の前に、いなくなったはずの浩平が現れ、「晴れ姿はちゃんとと見届けたぞ」と笑うのだった。

川名みさきルート

浩平がみさきと出会ったのは、掃除をサボるために屋上に隠れていた彼女を見付け、夕焼けの美しさについて冗談を言い合ったのが最初だった。天真爛漫で、朗らかでどこかとぼけていて、美人でしかも優しくて、視覚障碍者というハンディをまるで感じさせないみさきに浩平は次第に惹かれていき、親しく交流するようになる。
そのみさきは、高校を卒業することを極端に恐れていた。みさきの実家はこの高校のすぐ近くで、彼女は子供の頃から校舎の中を遊び場にしていた。彼女が視力を失ったのも、学校の中でイタズラして科学薬品を浴びたのが原因だったが、遊び慣れた校舎の中なら構造を完璧に把握できたため動き回るのに不自由は無かったのである。

高校を卒業すれば、自由に歩き回れる校舎の中にはいられなくなる。明るいみさきがそんな絶望の中にいることを知った浩平は、一生を懸けてでも彼女の力になりたいと感じている自分を自覚し、「俺と一緒に校舎の外に行こう、ずっと先輩のことを支える」と約束する。みさきはハンディのある自分が誰かの人生のお荷物になることを恐れ、恋人を作ることには消極的だったが、浩平を信じて二重の意味で学校から巣立つ覚悟を固める。
しかし、この頃から浩平は永遠の世界からの干渉により、誰からもその存在を忘れられ始めていた。それでも浩平は「先輩の力になりたい」と、みさきが目が見えないことを利用して普段通りに振る舞い続ける。勘のするどいみさきは、この時点で浩平の身に何か異変が起きていることを薄々察するが、「浩平くんが恋人の私にも何も言わないということは、何か複雑な事情があるのだろう」と様子を見守る。

そしてやってきた学校の外でのデートの日。みさきは恐怖で震えながらも浩平のサポートを受けて公園に出掛けるが、この時点で浩平の体はほぼ消滅しかけていた。「せめて今日だけは、先輩とのデートが終わるまでは」と無理を通そうとする浩平だが、運命は残酷にもデートの途中で彼の体を消滅させる。勇気を出して、自分と浩平の分のクレープを購入して戻ってきたみさきは、「自分を一生支える」と誓ってくれた浩平がどこかに消えてしまったことに愕然とするのだった。
それでもみさきは「何が起きたのか分からないけど、浩平くんが悩んでいたのはきっとこのことだったんだ」と頭を切り替え、恐怖に震え、未知の世界に慄きながらも自力で自宅へと帰還。「自分の力で外の世界を歩くことができた、浩平くんが連れ出してくれたお陰だ」と涙を流す。

卒業してから1年後、再び母校を訪れて後輩たちが卒業していくのを見届けたみさきは、懐かしさに駆られてかつて浩平と出会った校舎の屋上へと足を延ばす。そこでみさきは、不意に背後に現れた少年から“夕焼けの美しさ”についての冗談を告げられる。振り返った彼女が声の主に抱き着くと、1年ぶりに現世に帰還したその少年は、「ただいま」と笑顔で恋人を抱き締めるのだった。

上月澪ルート

ある時、浩平は学校で下級生の澪と出会う。高校生とは思えないほど小柄で、先天的に言葉をしゃべることができず、しかしそんなハンディを感じさせない明るくて元気でコロコロと表情の変わる澪に、浩平は「見ているだけでこっちまで元気にしてくれるようなヤツだ」と好印象を抱く。
その澪は、他人とのコミュニケーションにはスケッチブックを用いた筆談を使っていたが、ある時“一番大切なスケッチブック”を教室に忘れてしまう。慌ててこれを回収しようとするも、夜の学校が怖くて動けなかった澪は、たまたまその場に現れた浩平に頼み込んで一緒に来てもらうことにする。

澪の“一番大切なスケッチブック”とは、彼女が最初に使っていたもので、幼い頃に見知らぬ少年から贈られたものだった。それまで澪は自分の意志を他人にどう伝えればいいか分からず、ひたすら自分の殻に閉じ籠って生きていたが、名前を聞くこともできなかったその少年のお陰で自己表現の手段を得たのである。この経験は彼女の意識に革命的な変化をもたらし、「もっと自分のことを知ってほしい、自分の気持ちをたくさんの人に伝えたい」との想いから、澪が演劇部に入部する原動力ともなっていた。
実のところ、その少年は幼い頃の浩平だった。自分が澪と以前に会っていたこともすっかり忘れていた浩平は、自分が適当に言った言葉が彼女の人生を大きく変えたことを知って驚く。澪の側は浩平があの時の少年の成長した姿だとは気付いていなかったが、浩平は「この小さくて一生懸命な後輩を、自分の無責任な言葉に振り回されるまま走り出した女の子を、ずっと見守ってやりたい」との想いを抱いていく。

やがてやってきたクリスマス公演の日。この頃には澪さえも含めた誰からもすっかり忘れられていた浩平は、自分が間もなくこの世から消滅するだろうことを確信しながら、澪の一世一代の晴れ舞台を見守る。まったく言葉をしゃべれないながら、表情とボディランゲージだけで主役級の役を演じ切って拍手喝采を浴びる澪に、浩平は心からの祝福の言葉を送る。
見るべきものを見たと感じた浩平は、後はただ消え行くに任せようと学校の中でうずくまるが、ここに澪が現れる。彼女を怖がらせないよう言葉を選び、ただクリスマス公演を見に来た観客の1人として振る舞おうとする浩平だったが、澪は目の前にいるのが大好きな先輩で自分の恩人であることを唐突に思い出していた。存在が消え行く中、浩平は土壇場で自分の居場所を作ってくれた小さな後輩に、「必ず帰るから待っていてくれ」と必死に訴える。浩平の身に尋常ならざる異変が起きていること、それに抗う術などないことを直感しつつ、それでも澪は彼の言葉を信じ、涙を浮かべながらも笑顔でうなずく。

1年後。相変わらず演劇部で活躍していた澪は、帰還を果たした浩平と再会。友達のような、兄妹のような、緩くてふんわりした関係のまま、2人は恋人としての関係を改めて紡いでいくのだった。

里村茜ルート

茜は瑞佳や七瀬とはまたタイプの違う美人として校内では有名な少女だったが、誰に対しても壁を作り、近づく者がいればふいっと逃げてしまい、告白してきた何人もの男子を玉砕させたことで有名な人物でもあった。浩平はそんな茜がいつも1人で弁当を食べていることに気付き、好意というより「アイツ1人で何やってるんだろう」という好奇心で彼女に近づく。これに茜はひたすら冷淡に接していたが、そんな対応すらもおもしろがる浩平に次第に根負けし、それなりに言葉を交わすようになっていった。
茜が甘いものが好きであることに気付いた浩平は、彼女の反応が見たい一心で様々な甘味を差し入れたり、有名なワッフル屋に誘って公園に迷い込んだりする。そんな中、浩平は茜に幼馴染の少年がいたこと、子供の頃からその少年のことが好きだったこと、茜たちが中学生の頃にその少年が唐突に消えてしまったこと、そして「その少年のことは実の家族ですら憶えておらず、ただ茜だけが今も“彼は本当にこの世にいた”と主張し続けている」ことを知る。

茜が恋していたその少年は、どうしようもなく恋焦がれるも死別した女教師を追って、永遠の世界に自ら入り込んで消滅していた。せめて自分だけは彼のことを忘れまいと、茜は永遠の世界の干渉に必死で抗いながら幼馴染の記憶を保ち続けていた。彼女が老若男女様々な人々をひたすら遠ざけていたのも、「これ以上余計なことを憶えたら、幼馴染の記憶を保てなくなるかもしれない」という恐怖からの行動だった。
あまりにも痛々しい茜の姿を見た浩平は、もはや戻ることのない幼馴染を想い続ける彼女を複雑な葛藤の中で見守る。かつて幼馴染がこの世から消えたのと同じ日、「今年こそは彼が帰ってくるかもしれない」との希望を捨てられず、茜は冷たい風雨の吹く中で待ち続ける。「茜がいなくなった」という話を聞いた浩平は、茜を探して街中を駆け回り、嵐の中で倒れかけていた彼女を発見。これを家に運んで介抱し、目覚めた彼女に「お前は振られたんだ」と静かに告げる。

数日後。浩平は茜を友人としてではなく“異性として”デートに誘う。茜は浩平がどれだけ自分を心配し、大切に想ってくれているかを承知し、心からの感謝と彼への好意を感じてはいたが、「幼馴染がダメだったから浩平にします、なんてできるわけがない」と頑として誘いを拒否。それでも浩平は「来てもいいし来なくてもいい、俺はずっと待ってる」と言って勝手に待ち合わせ場所を伝えて去っていく。茜は悩みながらも自宅に戻るが、すっかり夜遅くになったところで雨が降り出したのを見て、「まさかこの時間まで、こんな天気になってまで待っているはずがないだろう」と思いつつも待ち合わせ場所に向かう。
傘を持っていなかった浩平は、そこで雨に打たれるまま茜を待ち続けていた。茜が幼馴染の少年のために費やした時間と痛みを、少しでも共有しようとするかのような浩平の行動に茜は驚き、「バカですか」と言いつつ傘を差しだす。ここに至って茜は浩平への好意を認め、彼と口づけを交わしつつ、「あなたは幼馴染のようにどこにも行かないで」と願う。

しかし、その浩平もまた永遠の世界からの干渉を受けており、その存在は周囲の者たちの中から少しずつ消えていた。浩平は「茜のためにも絶対に消えるわけにはいかない」と足掻くが、永遠の世界の力に抗う術などどこにもなく、やがて茜にもこの事実を悟られることとなる。浩平までも自分を残して世界から消えようとしていることを知った茜は、平静を装いつつ「あなたのことを忘れます」と宣言する。幼馴染の時のような苦しみを2度と味わいたくない、その苦しみを救ってくれた浩平から与えられるなんて耐えられない。泣き叫びながらそう訴える茜を見た浩平は、ただ力なく「ごめんな」とだけ言い残して去っていく。
その後浩平は友人たちにも教師にも忘れられて学校に通えなくなり、由起子からも忘れられて家にもいられなくなり、食べ物も手に入れられないまま野宿を繰り返す。飢えに苦しみながら迎えた3月24日の自身の誕生日、雨降る中で茜との思い出がたくさん残った公園を訪れる。そこには「浩平のことを忘れる」と宣言したはずの茜が立ち尽くしており、努めて平静を保ちながら「大嫌いなクラスメイトの話を聞いてほしい」と言い出す。大嫌いなはずなのに、忘れようとしたのに、どうしても忘れられないと苦悩と共に訴える茜は、浩平のために用意したという誕生日プレゼントを彼に贈る。これを受け取った瞬間、浩平はこの世から完全に消滅し、茜は彼の名を口にしながら泣き崩れる。

幼馴染の件で嫌というほど苦しんだのに、もうあんな苦しみは耐えられないとと思っていたのに、浩平のことは忘れると言ったはずなのに、茜はそれからも公園で浩平を待ち続ける。ある日、彼女は友人が「最近見ていないけど、アイツはどうしているだろう」と唐突に浩平の存在を口にするのを聞いて、まさかとは思いつつ思い出の公園に急ぐ。
そこには果たして浩平の姿があり、どこか気まずそうに茜に戻ってきた旨を告げる。茜は1年前に渡しそびれた誕生日プレゼントを浩平に渡し、彼の帰還を喜ぶのだった。

『ONE 〜輝く季節へ〜』のゲームシステム

本作はオーソドックスかつ極めてシンプルな恋愛アドベンチャーであり、物語を追っていく中で時折表示される選択肢を選んでゲームを進めていく。
これらの選択肢で一定以上の好感度を稼いだ少女がいれば、個別ルートに突入する。個別ルートは基本的に一本道だが、その中でもいくつか好感度を稼げるポイントが存在する。

これは「最終的に浩平が永遠の世界から帰ってこられるかどうか」が、恋人となった少女との好感度の高さによって決定するためで、個別ルートに入ったからといって油断できない仕組みになっている。里村茜の場合は特に難易度が高く、個別ルートに入る前から一見なんの関係もなさそうな必須のフラグが存在している。
好感度が足りていない場合、恋人となった少女たちが“浩平を信じて一歩を踏み出した”その直後に彼は永遠の世界に連れ去られ、別離したまま物語は終わる。高感度が足りていた場合は、1年後に浩平が恋人の下へと帰還。これをきっかけに彼を忘れていた者たちの記憶も回復し、浩平は再び現世でごく普通の人間として、自分を信じ続けてくれた恋人と共に人生を歩んでいく。

YAMAKUZIRA
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@YAMAKUZIRA

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Kanon(カノン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Kanon(カノン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Kanon』(カノン)とは、1999年にKeyから発売された恋愛アドベンチャーゲーム。感動的なストーリーを特徴とした「泣きゲー」の代表格として名高く、小説、マンガ、アニメと様々なメディアミックスを果たしている。 高校生の相沢祐一は、7年ぶりに従姉妹の水瀬名雪が暮らす北国の街を訪れる。子供の頃は毎年のように遊びに来ていたこの街での記憶をなぜか忘れていた祐一は、月宮あゆを始めとする同年代の少女たちと出会い、やがて恋仲となっていく。そんな彼らを待ち受けていたのは、残酷な運命と天使が呼ぶ奇跡だった。

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Angel Beats!(エンジェル ビーツ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

Angel Beats!(エンジェル ビーツ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「Angel Beats!」は、P.A.WORKS制作によるテレビアニメ作品。 主人公「音無結弦」が目覚めると、そこは死後の世界だった。そこで出会った「仲村ゆり」に理不尽な人生を強いた神への復讐を目的とする「死んだ世界戦線」へと誘われる。音無は戦線の一員として、「天使」と呼ばれる少女と戦いを繰り広げる日々が始まる。 青春コメディ要素もありながら、人生に言及する重みのある名言を多く残す。

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CLANNADの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

CLANNADの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『CLANNAD』とは、ゲームブランドKeyが製作した恋愛アドベンチャーゲーム。これを原作にアニメやコミックも制作されている。家族というテーマを通して人と人との絆を描いており、ありふれた学園生活から始まる、人と町の物語である。物語を併して複雑に描かれゆく人の物語から、ネットでは”CLANNADは人生”といわれている。絆や家族の物語を描く作中には、人々の心に響く数多くの名言・名セリフ、名シーン、名場面が登場している。

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違いはここだ!「一番くじ」と「プライズ」の違いまとめ

違いはここだ!「一番くじ」と「プライズ」の違いまとめ

アニメやゲームのキャラクターグッズといえば、「一番くじ」や「プライズ」などがあげられますよね。しかしながら実際、どれだけクオリティや種類などが異なるのか明確なのです。同じフィギュアやぬいぐるみでも、「一番くじ」には500円〜800円払ってでも手に入れたいもの、「プレイズ」には数千円を投資しようともゲットしたいものと、必見です。

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アニメ『Charlotte(シャーロット)』とkey様の魅力は第4話を見れば全て理解できる件

アニメ『Charlotte(シャーロット)』とkey様の魅力は第4話を見れば全て理解できる件

2015年7月〜から、株式会社ビジュアルアーツkey様のアニメ『Charlotte』が放送されてます。そんなkey様の魅力的な作品として、『リトルバスターズ』や『クラナド』などがあります。今回の『シャーロット』にも、そういったkey様の魅力が如実に表されている回がありますーーそう!それは第4話です!そのポイントをまとめてみました。

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【リトルバスターズ!】KEY(麻枝准)作品の厳選壁紙画像まとめ【Angel Beats!】

【リトルバスターズ!】KEY(麻枝准)作品の厳選壁紙画像まとめ【Angel Beats!】

麻枝准といえば、ゲームのシナリオライターや脚本家、音楽プロデューサーとして知られる人物。過去に『リトルバスターズ!』や『Angel Beats!』などのヒット作を生み出してきました。人気の高さからアニメ化されたものもあります。この記事では、そんな麻枝准による作品の壁紙画像をまとめました。

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【あつ森】アニメ・漫画キャラの制服を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】

【あつ森】アニメ・漫画キャラの制服を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】

大人気ゲームシリーズ「どうぶつの森」のニンテンドーSwitch専用ソフト『あつまれ どうぶつの森』では、服やタイルを自由にデザインして作る「マイデザイン」という機能があり、人気を博している。特に人気漫画などに出てくる服を再現したマイデザインはたびたびネット上で大きな話題になっている。Switchオンラインで公開されているマイデザインは自由に使うことができるので、大好きなあのキャラになりきることも可能だ。ここでは様々な人気アニメ、漫画の制服を再現したマイデザインを紹介する。

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涙腺崩壊必至!?泣けると話題のアニメ作品まとめ【あの花、クラナドほか】

涙腺崩壊必至!?泣けると話題のアニメ作品まとめ【あの花、クラナドほか】

泣きたいときに思いっきり涙を流して気持ちをリフレッシュさせる「涙活」。膨大な数のアニメの中には「涙活」にぴったりな、「泣ける」作品がたくさん存在している。本記事では特にSNS上で評価が高かった「泣ける」アニメ作品を、簡単なあらすじや登場人物・キャラクター、メディア展開情報などを含めてまとめて紹介する。

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【CLANNAD】京都アニメーション(京アニ)の女性キャラクター限定壁紙まとめ【涼宮ハルヒの憂鬱】

【CLANNAD】京都アニメーション(京アニ)の女性キャラクター限定壁紙まとめ【涼宮ハルヒの憂鬱】

京都アニメーション(京アニ)といえば、『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』など、数々のヒット作を生み出してきましたよね。萌え要素たっぷりの可愛い女の子がたくさん登場することで知られており、オタクの心をくすぐっています。この記事では、そんな京アニ作品から女性の登場人物・キャラクターに限定した壁紙画像をまとめました。毎日こんなに可愛い子の姿が拝めるなんて、最高すぎる…。

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