ゴブタ（転スラ）とは【徹底解説・考察まとめ】

多くの仲間を手にかけたファルムス王国を、魔王”クレイマン”が裏で操っていた事が判明した。そんなクレイマンの次なる狙いが獣王国ユーラザニアだという事に気づいたリムルは、ユーラザニアの住民たちを助けるための作戦を立てたのだった。ゴブタはその作戦に、ゴブリンライダーを率いて参加する。
クレイマンの配下との戦いが始まると、ゴブタはユーラザニアの三銃士”アルビス”の影に潜り、密かに援護活動を行う。アルビスがピンチに陥った瞬間に影から登場すると、クレイマン配下の五本指筆頭”ヤムザ”の攻撃を防いで見せ、アルビスのピンチを救った。
その後はゴブリンライダーを率いて辺りの敵を次々と撃破し、見事な活躍を見せたのだった。

武闘大会で優勝

テンペスト開国祭では、リグルの推薦で武闘大会に参加する。推薦での参加ということで、やる気のない様子を見せていたゴブタだったが、リムルの「優勝出来たら新型の釣り竿をあげる」という言葉に乗せられ、やる気満々な様子を見せるのだった。
一回戦ではAランクの冒険者”ガイ”と対戦。黒嵐星狼（テンペストスターウルフ）を召喚しようとするが、なぜかそこへランガが登場。そのままランガがガイを気絶させ、ゴブタの勝利となった。ルール上は問題ないという事で、ゴブタは二回戦へ。

二回戦では元・魔王の”カリオン”と対戦。ゴブタはすぐにランガを召喚し、協力しながらカリオンのつけていた仮面を剥ぎ取ろうとする。正体を隠して大会に参加していたカリオンは、自身の正体がバレる事を恐れて棄権。そのため、二回戦もゴブタの勝利となった。

決勝まで勝ち上がったゴブタは、勇者”マサユキ（本城正幸）”と対戦する。そこでゴブタはランガとの合体技”魔狼召喚（オレニチカラヲ）”を使用。だが、合体時の自分の力を制御することができず、ゴブタは壁に激突して自爆してしまう。しかし、マサユキが「自分の負けだ」と主張した事で、武闘大会の優勝者はゴブタとなり、結果として四天王の座と約束の釣り竿を獲得することができたのだった。

ミリムによる修行でヘルモードをクリア

ミリムは合体時のゴブタの姿を見て「かっこいい」と目を輝かせていた。しかし、ゴブタはその期待を見事に裏切ってしまい、ランガと共にミリムの特訓を受けることになる。
死んでも復活できる迷宮内に連れてこられたゴブタとランガは、ミリムによる地獄の特訓を開始。普段は子供っぽい性格をしているミリムだが、アドバイスは的確だった。戦闘の感覚を磨けと言われたゴブタは、カリオンや神官長”ミッドレイ”と”ヘルモード”と呼ばれる実践訓練を繰り返し、ボロボロになりながらもなんとかクリア。エクストラスキル”賢者”を獲得し、ミリムの弟子としても認められた。

アムラタ遺跡の調査に同行

ミリムによる修行が終わると、ゴブタはアムラタ遺跡の調査に同行する。
遺跡の防衛機構が発動すると、出現した遺跡のゴーレムをリムル配下の”シオン”、ランガと協力して粉砕。その後はランガと合体し、元・三武仙の”ラーマ”に特訓の成果を見せつけた。”三武仙”とは法皇直属近衛騎士の頂点に君臨する者たちの呼び名である。ゴブタは、そんな三武仙の1人だったラーマを圧倒。しかし、途中でラーマの目的が、現・三武仙の1人”グレンダ”の敵討ちだという事に気づいたため、殺す事はせずにグレンダが生きていることを説明しようとする。まるで聞く耳を持たないラーマにぐったりするゴブタだったが、最後はリムルがラーマにかけられた精神干渉を解除したことで和解した。

敵戦車部隊を圧倒

世界の覇権を掌握しようと企む東の帝国が、テンペストへ向けて侵攻を開始。その戦いでゴブタは第一軍団長に任命され、部隊を率いて戦闘に参加する。当初はリムル配下の”ベニマル”の指示で”偽装作戦”が行われ、わざと敵に攻め込まれる形をとっていたが、リムルから「持てる力の全てで敵を叩き潰せ」という命令が下されると、共に作戦に参加していたランガと魔狼合一で合体。次々と敵戦車を爆発炎上させていく。最後は”疾風魔狼演舞（ダンスウィズウルブス）”でソニックブームを発射し、あっという間に敵軍を殲滅したのだった。

リムルに気軽な口調で接する権利を獲得

論功式では、配下たち各々がリムルから覚醒進化の褒美を与えられることに。しかしゴブタは、覚醒進化の資格を有していなかったため、代わりに”リムルに今後も気軽な口調で普通に接する権利”を与えられる。与えられた褒美に大喜びするゴブタだったが、周りからは嫉妬の声があがり、リムル配下の”シュナ”とシオンからは特に強烈な嫉妬の目を向けられてしまったのだった。

ピリオドと対峙

旧ユーラザニア・ミリム領地に蟲魔王の”ゼラヌス”の軍勢が侵攻してくると、ゴブタはリムルの命令でランガと共に援護に向かう。そこでゴブタは、ランガと共に蟲魔族（インセクター）の”ピリオド”と対峙。魔狼合一で同一化するも、相手の圧倒的な強さに苦戦する。ランガは「一旦引くべきではないか？」と提案するが、リムル配下の”カレラ”の負担を考えるとそうもいかなかった。ゴブタが知恵を絞っていると、そこへ元・魔王の”フレイ”とカリオンが助太刀に。しかし、それでも戦況が大きく変わることはなく、各々が奥の手を使ってピリオドに攻撃を仕掛けていく。ミリム配下の”オベーラ”の指揮の元、ランガと同一化したゴブタは仲間たちと協力しながらピリオドのかく乱に専念し、最後はカレラによってピリオドは倒されたのだった。

ゴブタの関連人物・キャラクター

リムル＝テンペスト

本作の主人公で、ゴブタの主。ゴブタとは立場を超えた”悪友”のような関係を築いている。
ゴブタの潜在能力にはよく驚かされており、同時に調子に乗って失敗するゴブタに悩まされてもいる。だが、そんな”愛すべきお馬鹿キャラ”のゴブタを可愛がっている様子。

リムル＝テンペスト（転スラ）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

renote.net

リムル＝テンペストとは『転生したらスライムだった件』の主人公。もともとは人間のサラリーマン「三上悟」として平凡な生活を送っていたのだが、通り魔に刺されて死亡したことで、スライムとして異世界に転生した。暴風竜ヴェルドラの加護を受け、転生時に得たスキル”大賢者”と”捕食者”を頼りに、たくさんの魔物や人間と出会う。訪れる苦難を乗り越えながら、大切な仲間たちと”みんなが笑って過ごせる豊かな国”を作っていく。

ハクロウ

ゴブタに戦闘の稽古をつけている師匠。剣術を得意とし、自身の住んでいたオーガの里でも多くの者を鍛え上げてきた手練れである。テンペストでも多くの者に稽古をつけているが、ゴブタには一目置いている為、特に厳しく当たっている。ゴブタの才能にも早い段階から気づいており、鍛えがいがありそうだとわくわくした様子を見せていた。
ゴブタには度々ジジイ呼ばわりされているが、なんだかんだで仲のよさそうな姿が描かれている。

ハクロウ（転スラ）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

renote.net

ハクロウとは『転生したらスライムだった件』に登場する、主人公リムルの配下。自身の住んでいたオーガの里をオーク軍に滅ぼされるという過去を持ち、その復讐を果たすために、リムルの配下へと加わる。復讐を果たした後は指南役として、ジュラ・テンペスト連邦国の住民たちを鍛えるという役割を担う。テンペストには欠かせない、剣鬼の異名を持つ剣の達人である。

ランガ