レオン・クロムウェル(転スラ)とは【徹底解説・考察まとめ】

レオン・クロムウェルとは『転生したらスライムだった件』に登場する十大魔王の1人。白金の剣王(プラチナムセイバー)、白金の悪魔(プラチナデビル)の異名を持つ美男子で、逸れた幼馴染”クロエ・オベール”の召喚を目的としている。元人間で元勇者の魔王という異色の経歴を持ち、主人公リムルの運命の人と言われる”シズエ・イザワ”の召喚主でもある。リムルが統治する場所から南西の方にある、地球でいうところのオーストラリア大陸よりも広い大陸を支配領域とし、そこに”黄金郷エルドラド”を建設して住処としている。

レオン・クロムウェルの概要

レオン・クロムウェルとは『転生したらスライムだった件』に登場する十大魔王(後の八星魔王)の1人で、白金の剣王(プラチナムセイバー)、白金の悪魔(プラチナデビル)の異名をもつ美男子である。幼馴染である”クロエ・オベール”と共にこの世界へ飛ばされてきたのだが、この世界に入った瞬間、クロエとは逸れてしまう。元いた世界でクロエを溺愛していたレオンは、彼女を探すための旅を始め、精霊の住処にて精霊女王”ラミリス”と出会うことになる。レオンは特定の人物を召喚してほしいとラミリスに頼み込むが、ラミリスの力をもってしてもそれは不可能であった。ラミリスから光の精霊の加護を受け、勇者として認定されるも、クロエに関する手がかりを得ることができなかったレオンは、八つ当たりとしてラミリスから炎の上位精霊”イフリート”を奪い、精霊の住処を後にする。
その後、クロエが元の世界に戻った可能性を考慮したレオンは、条件指定による不完全召喚でクロエを召喚しようと、召喚魔法を用いて異世界から子供たちを次々と召喚していく。その過程で、本作の主人公”リムル”の運命の人と言われる”シズエ・イザワ”を召喚し、イフリートを憑依させた。これをきっかけにリムルの恨みを買うことになり、魔王達の宴”ワルプルギス”では「1発殴らせろ」と言われてしまうほど、リムルを怒らせてしまう。
結局レオンは、自らの手でクロエを召喚することができなかったが、ある時、冒険者の互助会である自由組合(ギルド)の総師(グランドマスター)を務める”ユウキ・カグラザカ”からクロエの捜索を持ちかけられる。レオンはこの申し出を受け入れ、結果としてクロエはユウキにより召喚された。だが、ユウキが召喚したのは、元の世界にいたクロエではなく、レオンと共にこの世界にやってきたクロエだった。レオンと共にこの世界に来た際、クロエがレオンの前から姿を消したのは、ユウキが原因だったのである。

レオンが魔王となるのは本編から200年前。レオンの噂を聞いた当時の魔王”カザリーム”が因縁をつけてきたため、それを返り討ちにしたことで魔王と名乗るようになり、レオンは”元勇者の魔王”という異色の経歴の持ち主となった。それ以来、カザリームを慕っていた魔王”クレイマン”や謎の組織”中庸道化連”のメンバー達からちょっかいをかけられるようになる。

レオン・クロムウェルのプロフィール・人物像

CV:福山潤

長い金髪と切れ長の目、青い瞳が特徴。非常に整った顔立ちをしており、女性と見紛うほどの美男子である。
一見すると冷たく、冷酷な性格のように思われがちだが、その実責任感が非常に強く、優しい、真っ直ぐな性格の持ち主。ラミリスによると泣き虫らしく、あまり周りを頼らずになんでも自分1人で抱え込んでしまうタイプ。
自身がこの世界で統治する魔法都市”黄金郷エルドラド”にはクロエ召喚のための研究設備が整っており、拾ってきた孤児や虐げられてきた魔族が多く住まう。そのため都市には”侵入監視(サーチエネミー)”と”迎撃防御(カウンターマジック)”が常時展開されていて、住民たちが安全に暮らせるような環境が整っている。

元勇者であることから、その強さは相当なものである。特に剣術に優れており、この世界では最強クラスと言われるほどの技量を持つ。レオンが本気を出す時は、勇者時代に使用していた神話級の剣”聖炎細剣(フレイムピラー)”と、伝説級の盾”黄金円盾(ゴールドサークル)”を使用。
武器や防具のランクには7つの階級があり、強い順から”創世級(ジェネシス)””神話級(ゴッズ)””伝説級(レジェンド)””特質級(ユニーク)””希少級(レア)””特上級(スペシャル)””一般級(ノーマル)”となる。

レオン・クロムウェルの能力

守護者(ガーディアン)

クロエを守ることこそが自分の使命だと考え、覚悟を決めたレオンは、自分の中で暴走する魔素を抑え込むことに成功し、その際に獲得したのがユニークスキル”守護者(ガーディアン)”だった。
また、書籍には登場せず、Web版にのみ登場する能力である。

純潔之王(メタトロン)

勇者の卵が孵化し真の勇者になった時に目覚めた究極能力(アルティメットスキル)で、波動や魔力など、混ざり合う全ての法則を選り分けて干渉防止を行い、純粋なエネルギーを選別する能力。相手を消滅させることも可能な、非常に強力な能力である。
自身の体や剣に霊子を展開させ、触れるものすべてを崩壊させることも可能。

光輝之王(スーリヤ)

”純潔之王”が進化したことによってあらゆる能力が大幅に上昇し、より強力に“霊子”に干渉できるようになった。

レオン・クロムウェルの必殺技

百裂砕光霊覇(ハンドレッドブレイカー)

光輝之王を駆使し、霊子崩壊(ディスインテグレーション)を複数同時に放つ。ディスインテグレーションとは、物体だけでなく魂さえも消滅させてしまう究極の神聖魔法。

百裂閉光霊檻(ハンドレッドプリズン)

相手を囲い、逃がさないようにする技。

レオン・クロムウェルの来歴・活躍

白氷宮にてギィと会談

白氷宮にてギィと会談するレオン

魔王”ギィ・クリムゾン”に呼び出されたレオンは、白氷宮でギィと会談し、クレイマンの提案により開催されることになったワルプルギスへ参加するよう求められる。理由を尋ねると、ギィと並ぶ最古の魔王”ミリム・ナーヴァ”がクレイマンの提案に賛同しているのだという。「ミリムがクレイマンのような小者の思い通りに動くわけがない、何か思惑がある」というギィにレオンも同意し、ワルプルギス参加を了承する。
その後、この世界における最強の種族”竜種”の1体”ヴェルドラ”が復活したことをギィに教えると、同じく竜種の1体”ヴェルザード”が登場。一通り嫌味の応酬を交わした後、話は本題へ。レオンは、世間ではヴェルドラの復活はクレイマンの策略によって引き起こされた争いが原因だとされていると説明した後、リムルがヴェルドラの封印を解いた可能性を指摘。もしそれが本当ならリムルは魔王に匹敵する力を有していることになると、ギィはこの話に興味を示したのだった。
また、レオンは自身の1番の目的である特定召喚の進捗について尋ねられる。だが、特定召喚の進捗は思わしくなく、邪魔者も現れたためこの実験を終了する判断を下す。そして、邪魔者の正体がリムルだったことをギィに明かし、ワルプルギスにてリムルを見極める必要があると考えるのだった。

ワルプルギスに参加

ワルプルギスにてリムルと話をするレオン

ワルプルギスに参加したレオンは、そこでリムルとの出会いを果たす。かつて自分が召喚したシズエの姿にそっくりなリムルに懐かしさを感じたレオンはリムルに声をかけるが、レオンをシズエの仇だと思っているリムルから激しい怒りをぶつけられる。レオンはリムルが何か勘違いをしていると判断し、話が聞きたいのなら招待状を送るから自分の城に来いと告げるのだった。

ラプラス達と会談

tanikana829
tanikana829
@tanikana829

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