ティム・マルコー(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

ティム・マルコーとは、荒川弘の漫画『鋼の錬金術師』に登場する賢者の石の研究の第一人者で、生体錬成を得意とする錬金術師。しかし人間の魂を材料とする賢者の石を生成する為の実験はほとんどが人体実験であり、それを重ねる精神的苦痛に耐えかねて軍を脱走、東部の田舎町にて身分を偽り身を隠していた。気弱で受け身な性格で、強く言われると断れない。本来は思いやりのある優しい性格で、穏やかな人物。

ティム・マルコーの概要

ティム・マルコーとは、荒川弘の漫画『鋼の錬金術師』に登場する賢者の石の研究の第一人者で、生体錬成を得意とする錬金術師である。白髪交じりの黒髪に、中肉中背、年齢は公表されていないが中年~初老程度の男性。イシュヴァール殲滅戦に従軍した過去を持ち、他にも軍にて、作中で主人公のエルリック兄弟が探し求める伝説上の物体「賢者の石」を作る研究・実験に参加していた。しかし、人間の魂を材料とする賢者の石を生成する為の実験はほとんどが人体実験であり、それを重ねる精神的苦痛に耐えかねて軍を脱走、東部の田舎町にて身分を偽り身を隠していた。イシュヴァール殲滅戦がきっかけとなり起こった東部の内乱を受けて、この町では罪滅ぼしとして町の住民らに無償で治療を施す医者「マウロ」として身分を隠し、密かに生活していた。
気弱で受け身な性格で、強く言われると断れない。本来は思いやりのある優しい性格で、穏やかな人物である。

ティム・マルコーのプロフィール・人物像

年齢:不明
テレビアニメCV:戸谷公次(2003年版) / 小室正幸(2009年版)
実写版俳優:國村隼

マルコーは本来、思いやりのある優しい性格で、穏やかな人物であった。
しかし同時に受け身な性格故に上部からの圧力や命令に逆らうことが出来ず、言われるままに賢者の石の研究、実験に参加していた。しかしある時、度重なる非道な人体実験に耐えられなくなったマルコーは研究の成果である賢者の石と、その研究の極秘情報が記された資料を持ち出し軍を逃げ出した。以降、自身が従軍したイシュヴァール殲滅戦の余波で損害を受けた田舎町に潜伏する。自身の身分を医者「マウロ」と名乗り、住民に無償で治療を施し生活していた。
そんな生活の中、偶然故郷であるリゼンブール村に帰省していたエルリック兄弟と、護衛のアームストロング少佐に遭遇。それをきっかけにホムンクルスに居場所が発見されてしまい、後に「人柱候補」兼賢者の石の生成係として中央に誘拐、監禁されてしまう。しかしその中で傷の男(スカー)と出会い、行動を共にするようになる。物語終盤ではエルリック兄弟とにも共闘し、気弱な性格ながらも意志の強さを見せ、活躍していく。

ティム・マルコーの能力

研究者としての能力

マルコーは初登場時、アームストロング少佐によって「中央の錬金術研究機関にいたかなりやり手の錬金術師」と称されている。
その他にもイシュヴァール殲滅戦の際、賢者の石の生成に成功したマルコーは上官にその成果を褒められている様子が確認出来ている。また自身も「この国の誰よりも石の作り方をよく知っている」と自負している事を鑑みると、研究者、そして錬金術師としての裁量はかなり高いことも伺える。
専門分野である賢者の石の研究に関する知識に関しては、本人の言う通りアメストリス国一の知識と技術を持ち合わせていたと考えてもおかしくはない。

ティム・マルコーの来歴・活躍

イシュヴァール殲滅戦

マルコーはイシュヴァール殲滅戦(『鋼の錬金術師』の舞台であるアメストリス国家で起こった内戦。国家の一部である地域イシュヴァールを国軍の総力をあげて殲滅した作戦であり、物語を大きく左右する出来事のひとつ。)に従軍しており、その従軍先でも生け捕りにしたイシュヴァール人を使って賢者の石を生成する実験に参加している。
実際に賢者の石の生成に成功し、その成果を軍上層部に高く評価されていることから、マルコーが腕の立つ錬金術師であることが読み取れる。しかしマルコー本人は自責の念に苛まれ苦しんでおり、その矢先に医者であるノックスと出会い、言葉を交わす。ノックスは軍医としてこの戦争に従軍していたものの、彼もまたイシュヴァール人を使った非道な人体実験への参加を余儀なくされており、マルコーに「自分は医者なのになぜ人を殺しているのか」と虚ろな目で尋ねる。
一方マルコーが完成させた賢者の石は、マルコーの手から軍上層部に渡った後、紅蓮の錬金術師ゾルフ・J・キンブリーに強奪された。キンブリーはその場に居合わせた人間を全員殺害し、その罪で監獄に収容されることになる。

東部の田舎町

エドワード(右)の気迫に目を見張るマルコー(左)。研究の内容について一切口を割らないつもりであったマルコーの決意が揺らぐ。

イシュヴァール殲滅戦の余波から起こった東部の内乱では、マルコーが生成し、またその生成方法を確立した賢者の石が、大量殺戮の道具として用いられた。その事実に耐えられず、マルコーは中央に存在する軍の研究機関である第五研究所から研究の成果物である賢者の石と、それに関する極秘重要資料を盗み出し行方をくらました。
そうして行方不明となっていたマルコーだが、内乱の影響を受けたアメストリス東部の田舎町にて、せめてもの罪滅ぼしとして自身の身分を医者の「マウロ」と偽り、町の住民らに無償で治療を施して生活していた。その治療には錬金術を用いており、大怪我であっても一瞬のうちに修復してしまう為に、マルコーは住民たちから非常に厚く慕われていたようであった。

ある時、傷の男(スカー)との交戦の結果、アルフォンスの鎧と自身の機械鎧(オートメイル)を大きく損傷したエドワードは、護衛のアームストロング少佐と共に故郷であるリゼンブールに住む機械鎧技師、幼馴染のウィンリィのもとへ赴く。その道中通りかかった駅にて、アームストロング少佐が偶然マルコーを発見した。
少佐に声をかけられたマルコーは、軍が自分を連れ戻しに来たと勘違いし逃走するが、町の住民への聞き込みの結果、エドワードらに自宅兼診療所の場所を突き止められてしまう。
銃を発砲するなどして抵抗したマルコーだが、アームストロング少佐によって木箱に詰められたアルフォンスを投げつけられてしまい、撃沈。落ち着きを取り戻したマルコーは、どのような経緯で軍から逃走したのか、なぜここで医者として暮らしているのか、そして自身の研究がどのようなものであったのかをエルリック兄弟とアームストロング少佐に語る。

それを聞いたエドワードは研究資料を見せて欲しいとマルコーに迫るが、マルコーはこれを拒否。賢者の石が人間の魂を使って生成されることを伏せつつ、「あれは悪魔の研究だ」「知れば地獄を見ることになる」と話すマルコーに、エドワードは「地獄ならとうに見た」と、禁忌である人体錬成の記憶を思い出す。そのエドワードの気迫に、僅かに表情を変えたかのように見えたマルコーだったが答えは変わらず、エドワードは追い返されてしまうのだった。帰路にて少佐が慰めるも、「この町から(医者マウロという)支えを奪ってまで元の体に戻っても後味が悪い」と話すエドワード。
しかし、改めてリゼンブール行きの汽車を待つエドワードを追いかけて来たマルコーは、資料を隠してある場所の書かれたメモをエドワードに手渡すのだった。

そうして診療所に戻ったマルコーだったが、エドワードを尾行していたホムンクルス・ラストに潜伏場所がばれてしまい、「エドワードに教えた資料の在り処を教えろ」と脅され、攻撃されてしまう。マルコーは応戦するも、運悪く偶然訪れた町の住民の少女を人質にとられてしまい、あえなく資料の隠し場所をラストに伝える。マルコーが研究資料を隠した場所は、中央の国立中央図書館第一分館だった。大量の蔵書に紛れこませて自身の研究資料を隠していたマルコーだったが、その資料はエドワードの手元に渡ることは無く、図書館ごとホムンクルスに焼き払われてしまうのだった。

傷の男と共に脱走

ホムンクルスに居場所が伝わってしまったものの、資料の在り処を吐いたことにより一度は見過ごされたマルコーだったが、マース・ヒューズ中佐の殉職をきっかけとしたエドワードやマスタング大佐といった中央の面子の活躍によりホムンクルスのラストが消滅。
「人柱候補」兼「賢者の石の作り手」として、マルコーはホムンクルス・エンヴィーとグラトニーによって中央にあるホムンクルスのアジトに誘拐、監禁されてしまった。
そんなマルコーにエンヴィーは、「以前のように非道な実験や研究にはもう着手したくない」と嘆くマルコーに、「拒もうが自殺を図ろうが、協力しないならこの町(マルコーが潜伏していた東部の田舎町)を地図から消す」と脅しをかけていた。

そんな中、マルコーは「お父様」との戦闘を経てホムンクルスのアジトを密かに探索していた傷の男と出会う。
傷の男の容貌を見て、目の前の人物が噂になっていた連続国家錬金術師殺人事件の犯人であることを理解したマルコーは、傷の男に自身の殺害を依頼する。自殺でも逃亡でも無く、他殺されたとなればマルコー本人はホムンクルス達への協力から逃げ出すことが出来る。さらに彼らが目論む計画の断念、遅延を可能にし、また自身が以前潜伏していた町の人々に危害が及ぶことも無い為だ。
マルコーは傷の男に自身が内乱にて大勢のイシュヴァール人の命を奪ったことを伝え、傷の男の憎悪を煽る。だがマルコーがイシュヴァール殲滅戦に関わっていたことを知った傷の男は、マルコーを殺さず「国軍はイシュヴァールで何をしたのか」を吐かせるのだった。

そうしてマルコーの視点から見たイシュヴァール殲滅戦のすべてを知った傷の男は、激しい怒りに苛まれながらもそれを飲み込み、マルコーに二つの事柄を依頼する。
一つは、傷の男の家族を殺害した人物であるキンブリーについて詳しく聞かせること。もう一つは、兄が残した研究所の一部の解読を手伝うこと。
それを了承したマルコーをここから出す事にした傷の男は、マルコーと共に独房に入れられていた二匹の犬型のキメラのうち一匹を使い、マルコーに人型の生物を生成させた。それにマルコーが着ていた衣服を着せて、その生物の頭部を原型を留めないように破壊、その血で「VENGEANCE(復讐)」と壁に書いた。
これによって、ホムンクルス側には「マルコーは殺された」と(一時的にであっても)思わせながら、マルコーを生かしてホムンクルスのアジトから出すことに成功したのである。

傷の男は、共に行動しているヨキとメイ・チャンのもとへマルコーを連れて行き、「利用価値がある」人物としてその経歴とともにマルコーを紹介する。直後、移動するのに「顔はこの男がティム・マルコーであるとわからない程度に崩れていた方が都合がいい」として、マルコーの顔面の表層を破壊する。そうして、マルコーは生来の顔を失いながら、傷の男と行動を共にするのであった。

エルリック兄弟と協力と北部での生活

傷の男の兄の遺した研究書がある座標を辿り、アメストリス国と北側に位置する隣国ドラクマとの国境、すなわちブリックズの近辺を訪れていた傷の男一行。それはエルリック兄弟がブリックズを訪れていたのと同じタイミングであった。
また、傷の男を追ってブリックズを訪れていたキンブリーもブリックズにてエドワード一行と合流。ここでキンブリーは、傷の男の捜索協力をエドワードに依頼する。ウィンリィを人質に取られてしまったエドワードは渋々それを了承した。
そんな中、エドワード一行は道中傷の男の捕獲に成功する。しかし傷の男と同行しているマルコーは、その存在をホムンクルスと協力関係にあるキンブリーに察知されるわけにはいかない。
そこでエドワード一行と傷の男一行は一時的な協力関係を結ぶことにし、後者はキンブリーの追手を逃れる。

またキンブリーの元部下であったジェルソ、ザンパノの2名を新しい仲間に迎え、追手を撒きつつ北部にて落ち着ける場所を探すなかで、傷の男一行は北部にある内乱を生き残ったイシュヴァール人のスラムに身を置くことになった。
その生活が落ち着いてきた頃、以前過ごした東部の町と同じように人々に無償で治療を提供して過ごすマルコーのもとへ、ホムンクルス・エンヴィーがやってくる。
キンブリーの元部下であるザンパノが、エンヴィーに現在自分たちが滞在している場所を電話で伝えたのだった。ザンパノは見返りを求めホムンクルスらにマルコーを売った、のではなく、エンヴィーを捕らえるためにマルコーらが仕掛けた罠にエンヴィーを誘い込んだのであった。

傷の男、ジェルソ、ザンパノにメイとアルフォンスの全員で連携した戦闘は優勢に思えたものの、本来の巨大な姿に戻ったエンヴィーに捕らえられてしまうマルコー。
そこで中央に残っていた自身の部下すら、賢者の石の材料にされてしまっていた事実を聞かされる。マルコーは「私は多くの人を犠牲にして賢者の石を作った…」「そうとも。この国の誰よりも石の作り方をよく知っている」「作り方を知っているという事は、壊し方も知っているという事だ!!」と叫び、エンヴィーの巨体全体を巡るほどの攻撃を仕掛け、彼の中の賢者の石を破壊したのだった。
そうして負傷したものの生き残ったマルコー。傷の男に言われるまま不老不死の手掛かりとなるであろう弱体化したエンヴィーを持ち帰るメイの帰国を見送るものの、彼女が帰国していないことを人づてに知り、彼女を捜索する。その先で出くわしたアルフォンスとハインケルに加勢した事で、マルコーは彼らの窮地を救ったのだった。

最終決戦後、賢者の石と想いをマスタングに託す

マスタングに賢者の石を差し出すマルコー。物語中盤に破壊された顔面の皮膚は、元に戻すことは無くずっとそのままである。

お父様との最終決戦の結果、視力を失ったマスタング大佐のもとを訪れるマルコーの手にはハインケルから渡された賢者の石がひとつ。
マルコーは、「この石でマスタングが視力を取り戻す代わりに、新たなイシュヴァール政策、すなわちイシュヴァール閉鎖地区の解放および各スラムにいるイシュヴァール人を聖地に帰す事、そして自分がそこで医者として暮らす事」を要求した。マスタング大佐はその要求を飲み込んだ。
そのうえで、「その前に私より先にその石を必要としている者がいる。私はその者の後だ」と話す。これは作中にホムンクルス・ラストとの戦闘で下半身不随になったマスタング大佐の部下、ジャン・ハボックのことであった。
かくしてその後、准将に昇進したマスタングが新たなイシュヴァール政策に乗り出した事が本編中のラジオ放送で語られている。このことから、ジャン・ハボックの治療が無事に行われたことと、マスタング大佐の視力が取り戻されたことが伺える。
またテレビアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』最終話のエンディングでは、ジャン・ハボックが親友のハイマンス・ブレダや東方司令部において同僚であったレベッカ・カタリナと並んでいる写真を確認する事ができる。背景である店の壁や窓の配置から、ハボックが下半身不随を乗り越え、自分の足で立っていることが伺える。

ティム・マルコーの関連人物・キャラクター

傷の男(スカー)

michi6pant7
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@michi6pant7

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「鋼の錬金術師」の版権イラストまとめ!アニメ雑誌に掲載された画像などを紹介!【ハガレン】

『鋼の錬金術師』の版権イラストをまとめてみました。アニメ雑誌や映画のポスターなどで公開された画像を紹介しています。主人公のエドワード・エルリックはもちろん、弟のアルフォンスや、国家錬金術師のロイ・マスタングなどが描かれているものも多いです。

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日本の傑作SFマンガ年代別まとめ!【ネタバレ注意】

日本の傑作SFマンガ年代別まとめ!【ネタバレ注意】

SFと言えば海外のイメージが強いですが、日本にもSFの傑作はたくさんあります。『鉄腕アトム』や『ドラえもん』から始まり、時代が変わってもSFマンガ人気は衰えを知りません。ここでは国民的人気を誇る日本のSFマンガを、雑誌に掲載された年代別に紹介!あらすじもまとめているので、まだ読んでいない人は要注意です。

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2次元の最強イケメンは誰だ!?カッコいい男性キャラクターの画像をまとめて紹介!

2次元の最強イケメンは誰だ!?カッコいい男性キャラクターの画像をまとめて紹介!

アニメ・漫画に登場するイケメン男性キャラクターの画像をまとめてみました。『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック、『HUNTER×HUNTER』のキルア=ゾルディックなど、人気者ばかり!SNSに投稿されたファンの感想なども紹介しているので、2次元のイケメンが好きな方はぜひ最後までチェックしてみてください。

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コミック実写化に対する関係者のコメントまとめ【鋼の錬金術師など】

コミック実写化に対する関係者のコメントまとめ【鋼の錬金術師など】

制作発表のたびに批判やバッシングが巻き起こるのが、人気漫画の実写化。ここでは、「鋼の錬金術師」や「銀魂」などの人気作品の実写化にあたって、作者や実写化作品のキャストが発表したコメントをまとめています。原作ファンの反応も交えながら、気になるコメント内容を紹介していきます。

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