リン・ヤオ(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

リン・ヤオとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、物語の舞台であるアメストリスの東側にある大国・シンの第12皇子。次期皇帝争いで優位になるべく、臣下のランファン、フーを連れて伝説の賢者の石を求めてアメストリスに入国した。主人公のエルリック兄弟、国家錬金術師のロイ・マスタングらと協力する中、アメストリス国内で暗躍するホムンクルスと遭遇。その内の1体であるグリードに取り込まれるも自我を保ち、利害の一致や相互理解を経て共闘。ホムンクルスの黒幕である「お父様」の野望を阻止するために活躍した。

リン・ヤオのプロフィール・人物像

年齢:15歳(作中の大陸歴1914年現在)
在住地:シン→アメストリス国 セントラル
担当声優:宮野真守
実写劇場版キャスト:渡邊圭祐

リン・ヤオ(鋼の錬金術師)とは、『鋼の錬金術師』の登場人物。物語の舞台であるアメストリス国の東側にある大国・シンの第12皇子である。

シンでは現皇帝が病に伏しており、次期皇帝が誰になるか部族内で激しい争いが起こっていた。その後継者争いで優位に立つべく、ヤオ族の皇子である彼は部族50万人の命運を背負い、アメストリスに赴いた。アメストリスに来た理由は皇帝が求めている「不老不死の法」を叶えるとされる「賢者の石」が存在しているからである。

臣下であるランファンとフーの3人でシンとアメストリスの間にある広大な砂漠を越え、アメストリス南部の都市・ラッシュバレーに到着。この時に物語の主人公であるエドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックに出会う。初めて会話をする中で彼らが錬金術師であること、そして錬金術によって作られている賢者の石について知っていると察した。不老不死の法が手に入ると感じたリン・ヤオは、アメストリス最大の都市・セントラルに移動するエルリック兄弟に勝手について行くことにした。

セントラルでは軍人であり優秀な錬金術師の証である国家錬金術師であるロイ・マスタングとその部下たちと接触し、本作の敵でアメストリス国土を使った謀略を主導するホムンクルスと遭遇。ホムンクルスとの戦闘の中で臣下のランファンが片腕を失うこととなるも、ホムンクルス・グラトニーの捕獲に成功。しかし、グラトニーの逆鱗に触れてしまったことでエドワードとともに彼の腹の中に食われてしまう。

エドワードの手によりグラトニーの腹から脱出後、ホムンクルスを作った存在であるお父様から渡されたホムンクルスの一人であるグリードを体内に流し込まれた。通常は人格を保持することは難しいが、「一族を守りたい」「臣下の犠牲に報いたい」という気持ちからグリードを受け入れつつも自我を保つことに成功した。リン・ヤオとグリードがともに存在している状態は「グリリン」という愛称がついている。名付けたのはエドワード・エルリックである。

しばらくはホムンクルス側として行動するが、グリードがホムンクルス側と戦闘を起こし、お父様から離反するのを見届ける。離反以降はエドワード・エルリックとともに行動することが多くなった。基本的にはグリードの人格が表に出ることが多い。ただこの離反以降はリンが主導権を握ることも増え、ホムンクルスの気配に気づきやすいリンの人格で気配を感じて戦闘をするなど協力する場面も増えている。

そしてグリードやホムンクルス一派から得た情報(お父様の野望を叶えるために仕組んでいる国家錬成陣、野望が叶う「約束の日」)をエドワードに伝え、彼自身も「約束の日」に向けて動き出す。この動きは主にお父様の欲しいものを横取りしたいというグリードの意志が強く出ている。

「約束の日」当日、中央司令部でアメストリスの長でありホムンクルス・ラースでもあるキング・ブラッドレイと戦闘。ブラッドレイに重傷を負わせてその場から逃げる程度に弱らせることができたが、この戦闘中に臣下のフーを亡くした。その後臣下を亡くした悲しみに共鳴したグリードの能力を借り、圧倒的戦果を挙げる。

国土錬成陣発動の際はお父様が過ごす地下空間に移動し、お父様と戦闘。グリードの力も借りながら、神を取り入れ野望を叶えたお父様の弱体化に力を貸す。この弱体化の際に、グリードはリンの手から離れ、消滅。グリリン状態から一人のリン・ヤオに戻る。

お父様を倒した後、賢者の石を手に入れランファン、そしてフーの亡骸とともに祖国・シンに戻り、賢者の石を皇帝に献上。後継者争いに勝ち、次期皇帝となった。

なお原作で初めて登場したのが原作単行本第8巻(32話)で、原作単行本7巻までのストーリーをなぞっている2003年放送のアニメ1期には登場していない。

リン・ヤオの能力

シン国独特の“気を読む”術

リンとグリードが組んで戦闘をしている様子

シンで錬丹術や武術を学んでいる者は、大地の気の流れである「龍脈」を読み取る力を持っている。この「龍脈」は大地に限らず人の体内循環も読み取ることができる能力である。

リン・ヤオもこの気を読み取る力を持っており、人の動きを察することができる。作中では、自然に生きる人間の気の流れがわかることを逆手に取り、ホムンクルスなど「人ならざる者」の気配を読み取ることができるようになっている。作中で彼らがホムンクルスやアルフォンスを「変わった中身」と称するのは、普通の人と大きく異なる気の流れを持っているからである。

戦闘能力

シン国内で、いつ他の部族から襲撃を受けるかわからない状況だったこともあり、戦闘能力は非常に高い。体術だけでなく、刀を使った戦闘も得意である。

戦闘能力の高さは、主にホムンクルスとの戦闘で発揮されている。先述した気を読み取る力を用いて彼らの位置を正確に把握。彼らの動きを読み、先手を打った戦闘を行っていた。

ラースことキング・ブラッドレイとの戦闘に際しては、彼の眼帯のほうに動き死角を狙うなど、基本的な戦術も身についている。

リン・ヤオの来歴・活躍

アメストリス国への渡航

シンの皇帝は各部族から妾をとっており、それぞれの部族に後継者がいる。シン国内で皇帝の体調不良がささやかれるようになると、国内に50ある部族間で争いが始まった。

その中で優位に立つべく、リン・ヤオは臣下のランファン、フーと共にアメストリス国を目指す。船を使ったルートもあるが、シン国とアメストリス国の間にある砂漠の中の遺跡・クセルクセスを訪れるべく砂漠の中を突っ切るルートを選んでいる。

クセルクセスはシン国内における錬金術である「錬丹術」を伝えた偉人・西の賢者の出身地とされており、何かヒントがないか見るために訪れていた。

無事アメストリス国に到着し、南部の都市・ラッシュバレーにたどり着いた。

エルリック兄弟との出会い

エルリック兄弟に食事をおごってもらい、一言伝えるリン

ラッシュバレーに到着後、リン・ヤオは行き倒れた。行き倒れたリンを主人公であるエルリック兄弟の弟で、空の鎧に魂を定着させた存在であるアルフォンス・エルリックが拾ったことがきっかけで彼らと会話を交わすこととなった。会話の中でエルリック兄弟が錬金術師であることを知り、不老不死の法、そして賢者の石について知らないか鎌をかけた。

顔色を変えたことに気づき、ランファンとフーを呼び寄せエルリック兄弟を脅す。しかし、エルリック兄弟が脅しに屈することなく、逆にランファン、フーと戦闘に入ってしまった。出会いから戦闘に至る一連の流れで、アルフォンスの中に本来あるべき「気」の流れがないことに気づき、また兄のエドワード・エルリックが何かを知っていることを察する。

この経験から、エルリック兄弟についていけば不老不死に関する何かを探れると判断したリンは、兄弟について行くことを決めた。

エルリック兄弟とセントラルへ

エルリック兄弟がアメストリスの首都・セントラルに向かうため、彼らとともにセントラルに向かった。セントラル到着後に再度行き倒れ、憲兵に発見される。ここで不法入国をしたことがバレて拘留されてしまう。

事情聴取を受けている最中に、アルフォンスと同じく鎧に魂を移されている殺人犯の元死刑囚のバリー・ザ・チョッパーが留置所を襲撃。バリーは国家錬金術師のロイ・マスタング一派と組み、別件で留置所に来ていた。バリーは偶然鉢合わせたリンと会話し、彼がアメストリスの人間でないことに利用価値を感じた。

バリーの目的は、マリア・ロス中尉を留置所から逃がすこと。彼女はマスタングの親友であり、ホムンクルスに殺されたマース・ヒューズ殺人犯として虚偽の罪をかぶされていた。彼女の逃亡先としてシンは都合がよかったのだ。バリーの手により解放された彼は、マリア・ロスとともに留置所から逃亡した。その後リンは、バリーが隠れ蓑にしていたマスタング一派の1人のヴァトー・ファルマン准尉のアパートに滞在する。

バリーから不老不死について聞き出そうとするも不発。彼と同じ体であるアルフォンスを訪ね、バリーから聞いた情報を伝える。その最中にマスタング一派がホムンクルスをおびき出すための作戦が開始。現地に行きたいと話すアルフォンスとともにマスタング一派とバリー、ホムンクルスが戦闘をしている場所に向かう。

ホムンクルスとの遭遇

マスタング一派とバリー、ホムンクルスが戦闘をしている場所で、ホムンクルスのエンヴィーとグラトニーの2体に初めて会う。賢者の石を用いて複数の命を持つ彼らの中身に違和感を抱きつつ、不老不死のヒントになると判断して彼らと戦闘を続ける。

リンたちの巧みな立ち回りによって自分の思った通りに戦闘ができず、埒が明かないことにいら立ったエンヴィーが本来の姿を見せようとした瞬間、同じくホムンクルスのプライドから注意されたことによりエンヴィーとグラトニーは彼らの前から姿を消す。ただ、不老不死のヒントを得たリンは引き続き彼らを追うこととする。

アルフォンスが滞在するホテルに戻り、身の上話と同時にアルフォンスの身体の秘密について聞き出そうとする。しかしうまく情報は引き出せなかった。その時に、マリア・ロスの件で別行動をとっていたエドワードが故郷のリゼンブールからセントラルに戻ってきた。故郷で知った人体錬成の真実をより詳しく調べるべくホムンクルスの捕獲作戦について話しているところに便乗。彼らの気配を察知できることを利用して手を組もうともちかけた。

エルリック兄弟の作戦によりおびき出されたホムンクルスのラースことキング・ブラッドレイとグラトニーの気配を察知し、彼らと戦闘。この戦闘でランファンは片腕が使えなくなるほどの重傷を負い、リンは彼女を庇いながら「王の在り方」についてブラッドレイと激論を交わす。勝ち目がないと判断し、捕獲を諦めて逃走するも、ブラッドレイの「最強の目」とグラトニーの「犬並みの嗅覚」というそれぞれのホムンクルスとしての能力の前に振り切ることができずにいた。

彼らから完全に逃げ切るためにランファンは自分の腕を切り落とした。それによってブラッドレイをおびき寄せ、エルリック兄弟と国家錬金術師ばかりを狙う傷の男(スカー)との戦闘現場に現れたグラトニーを捕獲。その場に駆け付けたマスタング一派のリザ・ホークアイ中尉の車でセントラル郊外の廃屋に向かう。

廃屋でエルリック兄弟と再会。同時に廃屋に案内してくれたロイ・マスタングと初めて直接会う。そしてキング・ブラッドレイがホムンクルスの可能性があることを兄弟やマスタングらに伝える。同時にグラトニーをどう扱うかでもめていると、「(ホムンクルスである)ラストを殺した」というマスタングの言葉に反応してグラトニーが暴走。その暴走の果てにエドワードやエンヴィーと一緒にグラトニーに食べられて彼の腹の中でしばらく過ごすこととなってしまった。

グラトニーの腹の中は二度と現世とつながることができない空間であることが明かされ、自暴自棄になり、本来を姿となったエンヴィーと戦闘。その戦闘の中でエドワードがこの空間から脱出する方法を編み出すと、それに便乗して現世に戻ることができた。

お父様との遭遇と「グリリン」化

グリードの魂を受け入れた状態のリン

グラトニーの腹の中から現世に戻ったとき、お父様がいる地下空間に出ることになった。お父様の中に大国1つ分にも匹敵する無数の人間の命が蠢いているのを感じ、驚愕。彼の態度に恐怖を抱く。お父様と他のホムンクルスとの戦闘の中で、リンの戦闘能力の高さに感心したお父様の手により、リンの体をベースにしたホムンクルス・グリード(2代目)が生まれた。

ホムンクルスはお父様が作り出した賢者の石を核に活動を行っている。その情報をエドワードから得ていたこともあり、「ホムンクルスを受け入れることで不老不死の手がかりを手に入れられるのでは」と画策。エドワードが止めに入るも拒み、グリードを受け入れることにした。

既にいる人間をベースにホムンクルスと作ると、通常元の人格は消えてしまう。しかし、リンは部族や臣下への強い思いが勝り、自我を保つことに成功している。こうしてホムンクルス・グリード(2代目)となったのだ。

身体の主導権はグリードではあるものの、リン本人がいなくなったわけではない。普段はグリードの行動に対して口出しをせず、主導権をとれるタイミングでランファンらへの伝言を託すなど、その時にできることを行っている。ただ、彼の信条に反する行動をしたときはグリードを揺さぶることもあった。

一方でグリードは、隙あれば身体の主導権を取り戻そうと虎視眈々と狙うリンを面白いと評価している。

リンとグリードが共存しているこの状態を、エドワードは「グリリン」と名付けている。

ホムンクルス一派からの離反

グリードのかつての仲間であるビドーがセントラルにあるお父様の地下空間に忍び込んできた。初代グリードの記憶がなくなっていたため彼を侵入者と判断し手にかけた際、初代グリードの記憶が頭をよぎった。「自分に仲間がいたのか」と錯乱しているグリードに対し、リンは「魂でつながっている仲間をなぜ殺したのか」と叱責した。ビドーをはじめ昔のグリードの仲間たちを殺したブラッドレイがいる中央司令部を襲撃し、そのままホムンクルス一派から離れる。その後、混乱したことに乗じてリンが身体の主導権を握る。

グラトニー捕獲で使ったセントラル郊外の廃屋に潜伏。同じ廃屋にいたエドワードと合成獣の実験体であり元軍人のダリウス・ハインケルと出会う。物語の主人公であるエドワードがお父様の野望を叶える日であり、物語の終盤突入の合図である「約束の日」を知ったのは、このタイミングでリンの口から伝えられたからである。

この約束の日を伝えた以降、身体の主導権は再度グリードに移った。

この離反以降はプライドに操られているアルフォンスを見抜く、ホムンクルスの気配がわかる能力を使いグラトニーとの戦闘で有利に動くなど、要所ごとに身体の主導権を握っている。

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コミック実写化に対する関係者のコメントまとめ【鋼の錬金術師など】

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制作発表のたびに批判やバッシングが巻き起こるのが、人気漫画の実写化。ここでは、「鋼の錬金術師」や「銀魂」などの人気作品の実写化にあたって、作者や実写化作品のキャストが発表したコメントをまとめています。原作ファンの反応も交えながら、気になるコメント内容を紹介していきます。

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