大人気ラブコメ漫画「ニセコイ」について徹底まとめ

「週刊少年ジャンプ」に連載され、人気を博したラブコメ漫画「ニセコイ」についてまとめました。あらすじやキャラクターのプロフィール、名シーンだけでなく、2014年に放送されたテレビアニメの内容もあわせて紹介していきます!

出典: seiga.nicovideo.jp

4巻第32話から登場する楽の許嫁で、千棘・小咲同様に鍵を持つ三人目の少女。警視総監の娘で過保護に育った。サイドやバックは短く襟足が長いため、一見ショートヘアにも見える栗色のロングヘア[注 19]となっており花の形をした髪飾りを付けている。誕生日は3月3日。身長は151cm。体重は41kg。

幼い頃に楽と共に過ごしたことがあり、彼のことを「楽様」と呼び、好意を寄せている。ちなみに当時楽からは「マリー」と呼ばれていたが、現在は名字で呼ばれている。普段は「私(わたくし)は〜ですわ」といったお嬢様風の口調だが、感情が高ぶった時などは九州弁が出る。楽のクラスに転入し1年C組のクラスメイトになる。凡矢理高校の女子生徒の制服とは異なるセーラー服を着用している。

中学時代は女子中で、その性格故にクラスメイトからひどいいじめを受けていたが、いじめの首謀者(現在は友人)の御影および、いじめに加担してきた同級生達を制裁して以来、裏で学校を牛耳る存在になったという壮絶な過去を持つ。
日頃から楽に対して積極的で人目を気にせず積極的にアプローチをしているが、立場が逆転すると狼狽する。また、千棘とは犬猿の仲であり、何かといじわるをしようとしたり蹴られたり、小競り合いになることが多い。集同様に周囲の反応を面白がって行動する一面を持つ。また、父から社会勉強するよう、ファミレスでアルバイトを始めてから、職場のアイドル的存在となっている。

鶫 誠士郎(つぐみ せいしろう)

2巻第14話から登場するビーハイブの構成員。千棘とは幼少期の頃から付き合いがあり「お嬢」と呼んでいる。紺色のショートヘアで右目下に泣きボクロがある。当初(集・るり・キョーコちゃん以外からは)千棘に付き従う少年と思われていたが、実は女の子。幼少の時にクロードに拾われ、ビーハイブ内でもトップのヒットマンとして英才教育を受けていた。かつての通り名は「黒虎(ブラックタイガー)」。誕生日は7月30日(千棘と初めて会った日で、千棘が決めた)。身長は162cm。体重は48kg。

クロードの命により、楽と千棘を別れさせるのを試みるが失敗し、その際に女性であることが明るみに出る。ちなみに「誠士郎」という名は偽名ではなく、クロードが彼女を男と思い込んで日本の辞典から名付けたため(所有物から日本人だと判断できたらしい)、本名である。なお、当のクロードは現在でも誠士郎が女性だと気付いていない。また、それ以外にも彼からの指示でビーハイブの備品の管理を任されることがあるが、毎回碌な目に遭っていない[注。

楽に対しては当初は上記の目的により敵視していたが、彼の優しさや気遣いに触れ、次第に好意を寄せるようになる。その一方で妄想癖があり、度々自分と楽のことを頭に浮かべては顔を真っ赤にしている。また、ポーラとの「楽の唇を先に奪った方が勝ち」というルールでの決闘では「あいつ(楽)の唇を誰かに奪われたくない」という想いから覚醒し、蹴りの一発でコンクリートの柱を粉砕するなど桁違いの実力を見せた。

小野寺 春(おのでら はる)

出典: f.hatena.ne.jp

9巻第75話から登場する小咲の妹。姉とそっくりな顔立ちで、アシンメトリーに長い黒髪を紫色のシュシュで束ねてサイドポニーにしている。1年生で楽達より一つ下の学年。背は小咲より低め。
以前は女子中に通っていて寮生活だったが、後に凡矢理高校に入学してくる。そのため男が苦手で、思い込みが激しいところがある。非常に方向音痴(自覚無し)で、何度も楽に迷惑をかけている。

姉である小咲を非常に慕っており、それ故楽の根も葉も無い黒い噂やハプニングが切っ掛けで、楽に対し強い警戒心を抱いて敵視している。その上自業自得にも拘らず、そのアクシデントをあからさまに楽のせいにするなどかなり理不尽な一面がみられる。姉の小咲とは違い気の強い性格で、楽に暴言を吐いたり暴力を振るうことがある。一方で楽と似たような趣向の持ち主でもある。

また、入学初日に不良に絡まれている所を楽に助けられその時に彼が落としたペンダントを助けてくれた「王子様」の物と勘違いし、彼女が所持していたが、今は預けるという形で楽に返している。その「王子様」に恋をしているが、何の気なく親切にしている楽が「王子様」ではないのかと疑うこともある。10巻の登場人物紹介でシスコンと明言された。

ポーラ・マッコイ

出典: seiga.nicovideo.jp

ビーハイブの在米の構成員でヒットマン。銀髪にヘアバンドをしたアメリカ人の少女。楽達より年下。夏でも、常に赤くて長いマフラーを巻いている。身長は春よりも小さい。

通り名は「白牙(ホワイトファング)」。誠士郎と同じく孤児で、ビーハイブに拾われる形でギャングの世界に入った。努力家で、誠士郎と任務で会うまでは他のヒットマンの中でもトップの実力の持ち主だったが、誠士郎によるとその実力とプライドの高い性格故に同期メンバーの中でもやや孤立気味だったという。誠士郎には対抗意識を持っているが、本心では彼女を慕っており、自分に何も言わずに日本へ任務に向かったことや高熱で倒れた際には泣きじゃくっていた。また誠士郎とは対照的に貧乳で本人もそれを気にしている。楽に対しても再会してからは彼のいうことには素直に従う等心を開いている描写がある。

初登場は7巻第54話。後に溜まった休暇を使い凡矢理高校に入学(9巻第75話)。誠士郎の楽への想いには気付いており、彼女を楽とくっつけるためにいろいろと画策している。また、春のクラスメートであり、当初は彼女に対して冷たく接していたが、少しずつ心を開きはじめる。日本に在住の間は誠士郎の家に居候している。身分は偽造しているらしい。

宮本 るり(みやもと るり)

小咲の中学からの親友で、眼鏡を掛けた小柄な少女。水泳部所属。身長は140cm。
赤茶っぽい長髪をポニーテールにしており、眼鏡をかけている。 普段は冷めた性格であり、男っ気も全くないほどさばさばしているが、人付き合いが悪いわけではなく色々な行事に小咲や楽達と参加している。千棘と同様に極度の暴力癖があり、度々セクハラ発言をする集に制裁を加えることが多く、楽に対しても鉄拳やセクハラと誤解される場面では恐い視線を向けたり、解読不能な悪口を言うことがある。小咲も作中で暴力を振るわれたことがある。特に集に対してはその軽い言動を嫌っており邪険に扱う事が多いが、曽祖父の吉三(後述)とのやり取り以降、少し見直すようになる。

視力は極端に悪く、眼鏡がない状態だと人やモノの判別や集への暴力以外の行動が困難になる。千棘同様、痩せの大食い。
小咲と楽が両思いだと知っており、2人をくっつけるためにたびたび強引な手段に出ることもある。
集とは違い、当初は楽と千棘がニセコイ関係をしている理由までは知らなかった。
成績はかなり良く、高校受験の手助けを小咲にした。また、中学三年時点で行きたい大学は既に決まっているらしい。水泳でいくつもの賞を取り、名門校からの誘いも来るなど運動能力も高く、2年時には個人の自由形で全国大会出場を決めている。

舞子 集(まいこ しゅう)

いちごちゃん(・∞・)
いちごちゃん(・∞・)
@ichigo_chan

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