『花の慶次』の登場人物を紹介!

『花の慶次』とは原哲夫の漫画で、隆慶一郎作の歴史小説『一夢庵風流記』を原作として描かれている。本記事では登場人物・キャラクターを画像付きで紹介していく。登場人物が多い作品なので、どんな人物がいるのか確認できる内容となっている。

石田正澄
石田三成の兄。堺奉行を勤める。肥満体型。与次郎と慶次がカルロスと堺沖で戦った時出陣した。「弟の口利きで奉行になった」というもっぱらの評判の人物。

徳川家

出典: ic.photo.mixi.jp

徳川家康

大大名でありながらも気さくで陽気な老人。原作にみられる内に冷徹な心を潜めた狡猾な「狸」という印象は薄く、秀吉の前での滑稽な舞いについては、緊張したその場の空気を和ませ、秀吉自身をも救ったという描写になっている[14]ように温厚で寛大な性格の好人物としての描写が目立つ。物語終盤になってからは秀吉亡き後の最高権力者として、冷徹な顔を露にする。

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服部半蔵

徳川家康の家臣。忍者であり、また家中では最も剣の腕が立つ。「服部半蔵」と呼ばれる者は何人もいるのだが、年代的に考えて2代目の服部正成とみられる。初登場時は忍び装束の隙間から不敵な笑みを見せ、不気味な雰囲気を持つ忍者として描かれていたが、再登場後に見せた素顔は厳格な顔つきの初老の男であった。
史実では忍者の統率者ではあるが自身は忍者ではなく、また剣ではなく槍の名手である。

松平信康
家康の長男。秀康の唯一の理解者で秀康を家康に対面させた。信長の命により切腹させられる。家康により、家中で最も剣の腕の立つ半蔵が介錯を務めた。

結城秀康
家康の次男。母親が正室の侍女であったことから実父である家康に疎まれ、幼少の頃から不遇な扱いを受けてきた。成人した後は自暴自棄になり、家来を引き連れて町を練り歩き、傍若無人な振る舞いをして憂さを晴らしている。しかし利沙が奏でる胡弓の美しい音色に心を洗われ、自身の荒みきった行いを悔い改めた。それ以後は慶次の屋敷にたびたび顔を出すようになり、彼を終生の友と感じている。複雑な生い立ちゆえに戦場に赴いた経験が無く、武人として慶次と立ち合うのが夢。関ヶ原の後、慶次との念願の一騎討ちを果たし、上杉助命の仲介役となる。

本多正信
徳川家譜代の重臣で、家康が最も信頼する6人の家臣の1人。「家康以上の狸」と評される。慶次の和平の申し込みに対し、他の者の肯定を見定めてから「結構でござる」と、まるで真っ先に賛成したかのような大声を上げた。

千家

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千利休

秀吉に仕える茶人。秀吉に従っているが、秀吉がたびたび見せる傲慢な言動に辟易もしており、秀吉本人も外見は取り繕うものの利休を嫌っているが、後に切腹させたことを気に病んでいた。慶次にも劣らぬ巨躯の持ち主であり、かつては武人として戦場に赴きその凄惨な有様を嘆いていた。慶次曰く「あれは茶人というよりいくさ人」と感嘆し、敬意を表した。慶次は後に家康と同席で茶をふるまわれるが、悠然と利休の茶を楽しんだ。

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佗助

信長の伊賀攻め際、千利休が親代わりとなり育てた戦争孤児。兄の佐助と同じく切支丹。女装しても全く違和感がない程の美少年である。好きな花は白い椿で、兄とともに家康の「友達」である。利休が家康に渡した連判状の行方を知っており、豊臣家に身を狙われている。手傷を負ったところを慶次と出会い、大騒動を起こす事になる。最後は公界衆のおばばに「摩利支天の化身」と認められて引き取られた。

佐助
侘助の兄。秀吉暗殺を謀ったが失敗。しかしこれは、連判状から秀吉の目を反らさせるための囮であり、最初から秀吉の暗殺をする気はなかった。切支丹であるため自害が出来ず護送されている時に侘助に首を斬らせた。

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千道安

利休の息子。傲慢な性格で、父親の権威を傘に日々傍若無人な振る舞いをしている。京で慶次たちといさかいを起こすが、慶次の怒りを買い手ひどく痛めつけられる。槍持ちをさせられた上に京の案内を強いられた事を恨み、父の利休に泣き付くが「子供の喧嘩に顔を出す親が何処に居る」と一喝された。このような性格になったのは、利休の養育に問題があった事を、当人が慶次に対して告白している。

本間家

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本間左馬助

佐渡を支配する本間氏の一族で佐渡沢根城当主。佐渡に侵攻してきた上杉軍に味方するふりをして、その実、戦闘を長引かせて会津の蘆名盛隆の援軍を待っていたが、領地没収の上に越後への追放の憂き目を見た。低身長・極度の肥満体・ガマガエル呼ばわりされる風貌だが武勇はあり、慶次に脅されて泣きながら同族の高茂の城を攻めた際には最前線に立ち突撃。立ちふさがる雑兵たちを「うるせえ!」の一言ともに軽く斬り捨てている。落城後の会議で蛮頭や雪ノ丞の戦死を茶化したことで激怒した直江兼続に殴られた上に、前述の末路を迎えた。

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本間(羽茂)高茂;

本間氏の一族で佐渡羽茂城城主。三河守。反上杉の急先鋒。左馬助と通じており、河原田城に籠城して上杉軍を苦しませる。血々丸という犬を可愛がっているが、その犬とじゃれている人質の子供を張り倒したり、自分に都合の悪い報告をした部下を刺し殺すほどに残虐な性格である。額に三日月の傷がある。落城後、逃亡したが妻子と共に捕らえられ磔にされ、妻子らが先に殺されるのを見せられて泣き叫びながら処刑された。自害していれば妻子は助かったとして、高茂が小人物であることにされており、処刑を命じた上杉景勝・直江兼続を擁護する描写になっている。

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修理

本間左馬助の配下。直江兼続隊を奇襲したが慶次の朱槍に串刺しにされた。

楯藤兵太夫
本間方の兵。坂田雪之丞の相手をした。が、威勢に飲まれ錯乱した雪之丞が朱槍を振り回したのに当たり敗れる。

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兵部

高茂の側近。奸物が多い本間家にあって数少ないいくさ人。落城寸前の城内で慶次を待っていた。

真田家

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真田幸村

真田昌幸の息子。松風を欲して慶次と親しくなり、慶次は彼の初陣の時に、秀吉から拝領した名馬・野風[18]を譲った。大道寺との戦いに参戦後、伊達を小田原陣に参戦させるための交渉を任せられた慶次に同行する。秀吉に寵愛されているが、小田原の温泉において湯気で顔が見えなかったとはいえ、秀吉を「じいさん」呼ばわりしてしまい、秀吉本人と分かった瞬間は恐れおののいていた。

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猿飛佐助

幸村の友で沙霧の兄。幼少の頃から幸村と修行をしていた。真田荘が北条忍軍に襲われ沙霧が失明したので出家していたが、沙霧が幸村への慕情にけりをつけ、佐助に配慮して出家の道を選んだため、伊達との交渉に赴いた幸村に同行する。本作中では幸村と同年代として描かれるが、架空の人物であり、他の創作物の描写では幸村より若い。

源爺
佐助、沙霧とともに真田忍軍の生き残り。慶次と佐助が座談しているとき、天井から慶次の杯に毒を垂らしたが、ことごとくかわされた。正確に慶次の実力を見抜いた。

三好清海
幸村の家臣。破壊活動に従事していた忍び。生来、髪がないがそのことに触れられると烈火の如く怒る。小田原の役に従軍する。佐助同様に架空の人物であり、原作小説では登場しない。

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真田昌幸

幸村の父。秀吉に北条氏による名胡桃城奪取を知らせる。老獪で狡猾な人物であり、秀吉との駆け引きは慶次らに「サルとタヌキの化かし合い」と評された。景勝、利家とともに小田原の役に出陣する。

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