目暮十三(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

目暮十三(めぐれ じゅうぞう)とは『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』の作品に登場する人物で、警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係に所属する警部。白鳥任三郎警部・佐藤美和子警部補・高木渉巡査部長の直属の上司として働いている。私立探偵で主人公江戸川コナンの保護者的な人物でもある毛利小五郎の元上司。上司は松本清長警視正。アニメ、原作の両方で最初期から登場している警察関係者では代表的人物である。また、愛妻家としても有名である。

目暮十三のプロフィール・人物像

氏名:目暮十三(めぐれ じゅうぞう)
身長:不明
体重:不明
誕生日:不明
年齢:41歳(推定だが同期とされている中森警部が41歳のため)
出身:不明
家族構成:妻のみどり
CV:茶風林

名前の由来

フランスの小説家ジョルジュ・シムノンに登場する警察官『ジュール・フランソワ・アメデ・メグレ』が由来となっている。作者の青山剛昌(あおやま ごうしょう)からは「メグレ並に推理力があればコナンも苦労しないのに…」と突っ込まれている。名前の十三に関しては、劇場版第2作『14番目の標的』で13番目の標的がいなかったので目暮十三と名付けられた。

見た目

身長は不明だが、体型はかなりお腹が出ている。同期の捜査二課の中森銀三(なかもり ぎんぞう)警部には「目暮のタヌキ」と皮肉られている。劇場版第2作『14番目の標的』ではジョギング中に犯人にボウガンで腹部を撃たれ、劇場版第13作『漆黒の追跡者』では、ナイフで腹部を刺されたが、特別分厚い皮下脂肪により命に別状はなかった。服装は常に茶色のコートと帽子を着用している。帽子については頭部に傷があるため入院中も被っているが、その傷が妻みどりとの馴れ初めが関係していて冷やかされることを嫌っているために帽子を脱ぐことはない。

性格

性格は刑事という役職にふさわしく、「犯罪を許さず市民を守る」という強い正義感と使命感の持ち主である。テレビアニメ第217話と第218話『封印された目暮の秘密』では、毛利蘭(もうり らん)の親友の鈴木園子(すずき そのこ)をかばい、犯人に頭部を殴打され出血、劇場版第13作『漆黒の追跡者』では長野県警の上原由衣(うえはら ゆい)刑事を守るため腹部をナイフで刺されている。一方それが行き過ぎて、卑劣な犯罪者を前に冷静さを失うこともあり、テレビアニメ第665話『疑惑のイニシャルK』では殺人を正義の裁きと称した警察官の胸ぐらを掴み「お前は犯罪者だ、正義を語る資格はない」と一喝している。少々怒りっぽい性格も特徴的で、テレビアニメ第530話『都市伝説の正体(前編)』では部下の佐藤美和子(さとう みわこ)警部補、高木渉(たかぎ わたる)巡査部長、千葉(ちば)刑事に「このバカモンが、何年刑事をやっとるんだ。」と厳しく叱責している。しかし、部下からの人望は厚く決して失敗を部下のせいにすることはなく、最後には自分が責任を取るという一貫した姿勢だ。佐藤美和子警部補からは、お父さんのような存在として慕われている。

刑事としての失敗

警部という立場から失敗はあまり多くはないが、テレビアニメ第91話『強盗犯人入院事件』では部下の警察官が強盗団のメンバーだったことに気づかなかったり、テレビアニメ第840話『最後の贈り物』では、誤認逮捕をしてしまっている。テレビアニメ第469話『怪盗キッドと四名画』で若い頃に捜査一課の忘年会でコップが消えるマジックをやったが、佐藤刑事の父親に「どっちらけ」だったと言われていた。

推理力

お世辞にも推理力があるとは言えない。高校生探偵工藤新一(くどう しんいち)の父親でミステリー作家でもある工藤優作(くどう ゆうさく)とは20年前、新米刑事だった頃からの知り合いでもあり、難事件の度に助言を求め親子二代で事件解決に協力、その推理力を高く評価している。その高校生探偵の工藤新一が「黒ずくめの組織」の毒薬APTX4869(アポトキシンヨンハチロクキュー)により幼児化し江戸川コナンになってしまう。しかし、江戸川コナンは工藤新一の家の隣に住む発明家阿笠博士(あがさ ひろし)が発明した時計型麻酔銃や蝶ネクタイ変声機を使い、毛利小五郎を眠らせ代わりに推理を披露し事件を解決していく。初期の頃は毛利小五郎(もうり こごろう)が現場にいると「また君かね」「何でお前がここにいるんだ」などと呆れる事も少なくなかったが、江戸川コナンが毛利小五郎の代わりに推理しているということを目暮十三は知らないため、最近では毛利小五郎の推理力を頼りにしている。

苦手なもの

警部というポジションでありながら苦手なものが多い。年齢的な問題もあるが特にパソコンに弱く、テレビアニメ第308話『残された声なき証言』では、「立ち上げる(電源を入れる)」際はパソコンを持って立ち上がり、「落とす(電源を切る)」際は電源の入ったままプラグをコンセントからいきなり引き抜いてしまう。携帯電話は唯一普通に使えるが、かなりの時間を要したようである。現在ではスマートフォンに替え、テレビアニメ第865話『三毛猫の大尉』で飛行機の離陸前にスマホの電源の切り方が分からずに高木渉巡査部長が教えているシーンがある。また、芸能や芸術に関しても苦手な部分がうかがえる。テレビアニメ第249話と第250話『アイドル達の秘密』では、アイドルの沖野ヨーコが所属していた「アース・レディース」のことを聞いて「アース?なんだそりゃ?」と言い、テレビアニメ第385話と第387話『ストラディバリウスの不協和音』では一本数億円というストラディバリウスというバイオリンのことも知らなかった。また、劇場版第2作『14番目の標的』より、白鳥任三郎(しらとり にんざぶろう)警部同様、射撃の腕はあまり高くなく、一方で毛利小五郎の射撃の腕を高く評価している。

口癖

「ばかもん!」「高木!」など警部という立場上、部下を叱責する言葉が多い。また、元部下の毛利小五郎に呆れかえり「何をやっとるんだ?」「また、君かー。」などは多くの作中で見られる。少年探偵団には比較的寛容ではあるが、「また君たちか…」とこれもまた呆れかえるシーンが多く見られる。

目暮十三の来歴・活躍

初登場

毎回殺人現場に居合わせる江戸川コナンと毛利小五郎。その現場へ警察から同じく毎回のようにやってくる警部が目暮十三である。初登場はテレビアニメ第1作『ジェットコースター殺人事件』から登場している。警察関係者の中では最古参かつ最多出演である。

物語への関与

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