灰原哀・宮野志保(名探偵コナン)のネタバレ解説まとめ

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灰原哀とは『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』の作品に登場する人物。本名は宮野志保。犯罪組織である通称「黒の組織」の元幹部で、科学者として薬品の研究をしていた。自身の研究していた薬品「APTX4869」を服用して体が幼児化し、阿笠博士によって「灰原哀」と命名され、江戸川コナンと同じ帝丹小学校に転入し、小学生として暮らしている。

灰原哀のプロフィール

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氏名:灰原哀(幼児化してから正体を隠すために付けた名前)/シェリー(黒の組織での名前)
本名:宮野志保
身長:不明
体重:約15キロ(灰原哀としての体重)
誕生日:不明
年齢:不明
家族構成:両親(登場時から既に死亡)、姉(登場時は存命だったが初登場した話の最後に死亡している)

犯罪組織である通称「黒の組織」の元幹部。両親と姉も「黒の組織」の一員だった。
日本人で科学者であった父親と、イギリス人の母親を持つため、灰原およびその姉は日英のハーフである。
赤みがかった茶髪が特徴。

「黒の組織」に居た時は薬品である「APTX4869(あぽときしんよんはちろくきゅう)」を作っていた科学者だった。
ところが、姉である宮野明美が組織によって殺害され、その理由を組織に問いただしても返事が無く、真実を得られるまで「APTX4869」の研究を止めるという対抗手段を取ったところ組織によってガス室へ幽閉されてしまう。組織に殺されるくらいならばと、まだ試作段階であった「APTX4869」を自ら服用し自殺を図ったが、工藤新一と同様に、体が幼児化するだけにとどまる。しかし、体が小さくなったおかげで、ガス室のダストシュートから脱出することができた。

試作段階である「APTX4869」は、多くの人間に投与されており、その結果は全て薬を作り上げた灰原の元へ届いていた。その中に工藤新一の名前があったのだが、彼の死亡確認はされておらず、行方不明となっていた。
この事実と、組織が行なった工藤邸の調査で、工藤新一の襲撃直後にはあったはずのタンス内の子供服が、2度目の調査時にはすべてなくなっていたことに気づいていたこと、また、薬の試作段階におけるテストで1匹だけ、幼児化したマウスが存在していたことから、工藤新一は「APTX4869」を投与された後、死亡せずに体が幼児化したのだと予測していた。

そのため、組織から脱出した後は、自分と同じ境遇の工藤新一を頼ろうと工藤家を目指すのだが、工藤邸の隣である阿笠博士邸の前で倒れてしまい、阿笠博士に保護され、そこで灰原哀と名前を付けられたのである。

それ以降は、組織に正体が発覚してしまうのを避けるため、江戸川コナンと同じ帝丹小学校1年に転入することとなる。転入した先では江戸川コナン、小嶋元太、円谷光彦、吉田歩美と共に「少年探偵団」のメンバーとして行動を共にするようになる。

当初は少年探偵団とは距離を置いていたが、徐々に打ち解け表情や物言いも柔らかくなった。特に同性である吉田歩美からは「灰原さん」という呼ばれ方から「哀ちゃん」という呼ばれ方に変わっている。

科学者であったことから、頭の回転が早く知識量も豊富であるため、江戸川コナンの推理のサポートをするようになる。
感情的になりがちなコナンと比べて冷静沈着でリアリスト。物心つく頃には既に両親は故人であったため、頼れる肉親はたった一人の姉しかおらず、しかもその姉を亡くしたうえ、黒の組織に追われているという身の上から、自分の人生を半ば諦めたようなセリフを口にすることも多々ある。

口癖・ジョーク

インテリなためか回りくどい表現をすることも多い。
また、年相応の子供を演じているコナンとは違い、ぶりっ子を演じる時以外はほとんど素のままで話し、次第に辛辣な発言が過激さを増し、大人をタジタジにさせることも多々ある。

口癖は「バカね」「バカ…」や「なーんてね」など、主にコナンへ向かって発せられる言葉がほとんど。
本心なのか冗談なのかをはぐらかす時によく使う。

名前の由来

組織から抜け出し、阿笠に保護され正体を隠すために「灰原哀」という新たな名前を付けられた。
作中での設定としては、灰原の灰は「コーデリア・グレイ(グレイ=灰)」で、灰原哀の哀は「V・I・ウォーショースキー(I=あい)」から組み合わされたものということである(両者とも小説に登場する架空の探偵)。
また、名前の「哀」という字だが、阿笠は「愛」のほうがかわいらしいということで「愛」にしたかったが、灰原本人の希望で「哀」になった。

原作者である青山剛昌は後に「哀」はアイリーン・アドラーから取ったと述べている。

好物はピーナッツバターとブルーベリージャムのサンドイッチ

二枚の食パンのそれぞれの片面にピーナッツバターおよびジェリー(ジャム)を塗り、二枚を合わせてサンドイッチにしたもの。アメリカやイギリスなどの子供たちの軽食としてポピュラーなメニュー。
このエピソードはOVAで明かされた。灰原は幼少期をアメリカで過ごしていたため、アメリカの子供が手軽に食べられるこのサンドイッチが今でも食べたくなるのだと語っている。

比護隆佑選手のファン

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比護隆佑は作中に登場するサッカーチーム「ビッグ大阪」の選手。
元は兄弟である遠藤陸央が所属していた「ノワール東京」というチームに所属していた。しかし、比護がノワール東京へ入団した途端、遠藤を戦力外通告し、比護を釣るための餌であるということが分かってから、遠藤をコーチとして拾ってくれた「ビッグ大阪」に入団した。

ノワールとはフランス語で「黒」を示すこと、また兄弟を理由に「黒」のチームから抜け出したことから、比護のファンになる。
灰原自身はハットトリックは知っててもイエローカードの累積警告を知らないなど、サッカーにあまり詳しいわけではないが、比護の出場する試合を少年探偵団と共に応援に行くなどしている。

APTX4869とは

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APTX4869(あぽときしんよんはちろくきゅう)とは、黒の組織において灰原が開発していた薬品のことである。
元は彼女の両親が研究、開発を進めていたのだが両親が亡くなった時に同時にこの薬品のデータはほぼ全て焼失した。

灰原は、両親の研究を受け継ぐ形で、僅かに焼け残った薬品のデータをかき集め、薬としてこれを作り上げた。しかし、完成した薬品は試作段階で完全な物にはなっておらず、灰原が組織を逃げ出したことからこの薬の開発は現在滞っている。

この薬品は、何らかの目的のために作られたのだが、マウスへ行ったテストの結果から、ほぼ全てのマウスが死に至ったうえ、体内に毒物を一切残さない完璧な毒薬としての用途が見いだされ、開発者である灰原へ無断でこの薬品が殺人の用途として使われた。なお、この薬品の当初の目的については未だ明かされておらず、謎の多い薬品である。
ちなみに、マウスへの実験段階で体が幼児化したマウスが現れたこともあったのだが、試作段階の薬品を無断で使用していたことへの反発から、灰原はこの事実を組織には伝えなかった。

APTX4869の研究

灰原を保護している阿笠が科学者であることから、灰原は阿笠邸でAPTX4869及びその解毒薬の研究をするようになった。
これは、コナンが組織を潰すことに成功しても、元の姿に戻る解毒薬を作ることのできる科学者がいないため。

阿笠に手伝ってもらったりして何回か解毒薬の試作品を作り上げている。
主にコナンを「被験者」と称して試作した解毒薬を投与、一時的に元の姿に戻った時間を記録したりしている。

初登場

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アニメ:「File129 黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」(2時間スペシャル)
漫画(原作):第18巻 File6「転校生は…」

突然やってきた転入生、灰原哀という少女が実は黒の組織でシェリーというコードネームをつけられていたということが発覚した。
しかも、コナン、つまり工藤新一が幼児化するきっかけになったAPTX4869を開発した張本人ということも同時に発覚する。
しかも、灰原を保護、かくまっている阿笠博士はこの事実を知っていた。コナンは危機感のない阿笠へ激怒しつつも、灰原への警戒を怠らないよう注意する。

このエピソードの最後で「10億円強奪事件」の犯人の一人で、コナンの目の前で死んでいったヒロタマサミという女性が、本当は宮野明美という女性で、灰原、つまり宮野志保の実の姉であることが明かされた。

家族構成

宮野 厚司(みやの あつし)

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宮野明美・志保(灰原哀)姉妹の父でありエレーナの夫。研究所の火災により妻・エレーナとともに焼死したとされている。
阿笠とは同じ科学者同士であることから、発明品の発表会で何度か顔を合わせていたため顔見知りで、阿笠は厚司のことを「自分の発明品を気に入ってくれた、気さくで感じのいい人」と語っている。しかし、灰原には「学会を追い出されたマッドサイエンティスト」と言われている。
マンガ・アニメにも名前が登場したのみで、セリフはなく、コードネームや人柄、顔かたちなどの見た目は一切不明のままである。

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